バ漢字読み方辞典

  • 読み方が難しい漢字・熟語やどっちにも読める、読み方が二通り以上ある熟語・訓読みを集める。
    • 種類別に分けて投稿してください。

読み方が難しい漢字・熟語編集

  1. 海豚(いるか)
  2. 海星(ひとで)
  3. 烏賊(いか)
  4. 河豚(ふぐ)
  5. 七五三縄(しめなわ)
    • 注連縄?(読み同じ)
  6. 土竜(もぐら)
  7. 御御御付け(おみおつけ)
    • 御御御汁(おみおつけ)とか
  8. 蒲公英(たんぽぽ)
  9. 仙人掌(さぼてん)
    • 覇王樹とも書くそうです。
    • 「覇王樹」なんかかっこいいな。
      • 某ラスボスを思い出した。…サボテンダーよりも先に。
  10. 蔓延る(はびこる)
  11. 背黄青鸚哥(せきせいいんこ)
  12. 鸚鵡(おうむ)
    • なんか某カルト教が頭に浮かんでくるのは私だけ?
  13. 美人局(つつもたせ)
    • 美人の放送局アナウンサーのことではない
      • 美人ばっかり集めた放送局のことでもない
  14. 枸櫞酸(クエンさん)
  15. 秘露(ペルー)
  16. 十七夜(かなき)
    • 十六夜(いざよい)は有名なのにこっちはマイナー。
      • 十六夜日記のおかげですな。
        • 最近だとこのおかげでもある
  17. 落機(ロッキー)山脈
    • 飛行機が墜落する山脈・・・?
  18. 人鳥(ペンギン)
  19. 燐寸(まっち)近藤真彦ではナイ。
  20. 顰蹙(ひんしゅく)
  21. 蘿蔔(すずしろ)
  22. 微唾む(まどろむ)
  23. 御御籤(おみくじ)
  24. 彁(読み方不明)
    • 代表的な幽霊文字。
  25. 膃肭臍(オットセイ)
    • 本来は×××××の部分だけを意味する言葉。
  26. 土瀝青(アスファルト)
  27. 赫拉克勒斯大甲虫(ヘラクレスオオカブト)
  28. 相殺(そうさい)
    • あまりにも間違えられるんで今では「そうさつ」でOK。
      • いや、だめだろ…。
  29. 口羊(めえ)
    • 咩(ビ)
  30. 閄(門人)(ものかげからきゅうにとびだしてひとをおどろかせるときにはっするこえ)
  31. 砉(ほねとかわとがはなれるおと)
    • そのとき、僕の砉が聞こえた。というかどういう音?
  32. 砅(いしをふんでみずをわたる)
    • 彼らは砅。石と水は分かったけど・・・。
  33. 噠(ことばがただしくない)
    • 今の若者は噠のでダメだ。字だけ見ると者って読めるのだが・・・言葉が正しくない。
  34. 禡(うまのまつり)
    • 今そっちで禡をやってるよ。馬の祭?
  35. 柯柯阿(カカオ)
    • 鰹節(オカカ)
  36. 未曾有(みぞう)
    • 決して「みぞうゆ」ではない。
      • あの人の場合は「みぞうゆう」だって。
  37. 蘆薈(アロエ)
    • まあまあ読まれる方。漢方では音読みで「ろかい」
  38. 釦(ボタン)
  39. 哩(マイル)
  40. 案山子(かかし)
  41. 無花果(いちじく)
    • ちなみに韓国語では「무화과」(ムファグァ)、つまりは漢字表記をそのまま「むかか」と音読みしているのと同じである。
  42. 万年青(おもと)
  43. 共役(きょうやく)
    • 一見なんでもなさそうだが、使役、兵役等の類推からか「きょうえき」と誤読しがちな数学用語(共役複素数など)。
    • 数学教師が共役を正しく読むのを見て国語教師が、あいつは漢字の読み方を知らないな、などと思ったりする。
    • しかしその数学教師は、使役を「しやく」と読んだりする。
    • 実は、「役」を後ろにつけて「○○やく」と読ませる熟語は、配役とか重役など、結構あったりする。しかもこれらは何故かほとんど誤読されない。
  44. 杜若(かきつばた)
  45. 怨嗟(えんさ)
    • 「怨」は、「おん」と読むのが普通だが(怨念、怨霊など)、この場合はなぜか「えん」と読む。なので誤読が多い。
  46. 百日紅(さるすべり)
  47. 十八番(おはこ)
  48. 抽斗(ひきだし)
    • もちろん「引き出し」でも構わない。
  49. 香具師(やし)
    • ちなみに普通に「こうぐし」とも読む。
    • かつては「奴」という意味のネットスラングとして使われていた時期もあったが、すでに死語と化している模様。
  50. 百舌鳥(もず)
    • 「香具師」同様、「なぜ漢字3文字なのに読みは2文字」と悩むこと暫し。
  51. 銓衡(せんこう)
    • 「選考」という代用字ならなんということはないが、「銓」が常用漢字でないこともあって、本来の用字を読める人は今は少ない。官庁は「せんこう」とカナ書きすることもある。
  52. 兎に角(とにかく)

どっちにも取れる熟語・訓読み編集

  • 固有名詞はキリがないので除きます。

どっちが正しいか不明編集

  1. 世論(せろん/よろん)
  2. 盛り土(もりど/もりつち)
    • 対義語は「切り土」だろうけど、こちらは「きりど」がほとんど。「きりつち」とは聞かない。
  3. 真砂土(まさど/まさつち)
  4. 1筆、2筆(ひとふで、ふたふで/いっぴつ、にひつ)
    • 田畑や土地区画の単位としての「筆」
    • 筆境だと「ふでざかい」な気がする。
  5. 斜杭(しゃくい/ななめくい)
    • 杭を垂直ではなく45°など斜めに打つやり方。
    • 同じ研究室で教授と助教授で読み方が違うとか、すごく適当。
  6. 礼拝(れいはい/らいはい)
    • 宗派(教派)によって呼び方が異なるんだっけ。
  7. 続柄(ぞくがら/つづきがら)
  8. 二重(にじゅう/ふたえ)
    • 「ふたえ」はまぶたくらいしか聞かないなぁ。「読みによって意味が違う」に含まれる?
    • 羽「二重」団子なめんなよ!!by都民
  9. 金色(きんいろ/こんじき)
  10. 黄金(こがね/おうごん)
  11. 眼鏡(めがね/がんきょう)
    • 後者は普通に生活しているとあまり聞かないが、視力検査と運転免許更新の時などの各種書類でよく使われている。
  12. 昼間(ひるま/ちゅうかん)
    • 後者は普通に生活しているとあまり聞かないが、「昼間人口」とか堅い表現の時には使う。
    • 「夜」に対しては「ひるま」、「夜間」にたいしては「ちゅうかん」。
    • 「ひるま」は午後の日の出ている時間、「ちゅうかん」というと日の出ている時間のうち午前中も含んでいるような気もする、「昼間人口」の使い方を考えると。
  13. 施策(しさく/せさく)
    • 同じパターンのものに施工・施行(ともに(しこう/せこう))がある。
  14. 思惑(しわく/おもわく)
    • 厳密には意味が違う気がするけれどもよくわからない。どっちかが当て字だった気もする。
  15. 北国(きたぐに/ほっこく)
  16. 柴犬(しばいぬ/しばけん)
  17. 生者(せいしゃ/しょうじゃ)
  18. 聖者(せいじゃ/しょうじゃ)
  19. 酒蔵(さかぐら/しゅぞう)
  20. 豚汁(とんじる/ぶたじる)
    • 関西(少なくとも大阪)や東京では「とんじる」と言っていたが、北海道では「ぶたじる」だった。
      • 大阪では「ぶたじる」 ちゃうの?
        • 間の生まれ育ちで、つい、こないだまで15年近く在住だったけど、どっちでも、豚汁言うてたと思います。でも、もしかしたら、地域差やのうて世代間ギャップかもしれへん。
        • 色々、気になって、調べてみたら、たしかにNHKの調査とウィキペディア情報では、関西では「ぶたじる」らしい。ただ、某ネットニュースのアンケートでは「とんじる」が多数と出てた。どっちが正しいのだろか。詳細情報希望。
  21. 労組(ろうそ/ろうくみ)
    • 労働組合の略称なんだから、「ろうくみ」になりそうなもんだが、「ろうそ」と呼ばれていることの方が多い気がする。
    • 「ろうぐみ」と読むことも有る気がする。
    • 信組(しんそ/しんくみ)も似たようなもんか。
  22. 白樺(しらかば/しらかんば)
  23. 茶道(ちゃどう/さどう)
    • 流派によって 呼び方が違うらしい。
  24. 蹲踞(そんきょ/そんこ)
  25. 私事(しじ/わたくしごと)
  26. 竹林(ちくりん/たけばやし)
  27. 県境(けんきょう/けんざかい)
  28. 草原(そうげん/くさはら)
  29. 名主(みょうしゅ/なぬし)
  30. 何故(なぜ/なにゆえ)
  31. 経緯(けいい/いきさつ)
    • 厳密には「けいい」に「経度と緯度」という地理用語としての意味も含まれるが、それ以外の一般的な使われ方はほぼ同じ。
    • 「事の経緯」などと書いてあると、本当にどっちで読んでいいのかわからないことがある。
  32. 両端(りょうたん/りょうはし)
  33. 洞穴(どうけつ/ほらあな)
    • 「○○洞穴」というような固有の名称の場合は「どうけつ」がほとんどと思われる。
  34. 故郷(こきょう/ふるさと)
  35. 下段(かだん/げだん)
    • 「げだん」は鉄道界(寝台列車)限定?
  36. 側面(そくめん/がわめん)
  37. 目途(もくと/めど)
    • 後者の読みとしては、目処、もある。
    • 前者の読みは、使う人はよく使うが使わない人は全然使わない。
  38. 閏年(うるうどし/じゅんねん)

前者が正しいが後者もOK編集

  1. 重複(ちょうふく/じゅうふく)
    • 「捲土重来」も「ちょうらい」が正だが、「じゅうらい」も許されてる。
  2. 代替(だいたい/だいがえ)
    • 本当は「だいがえ」なら「代替え」と送り仮名が要るのだろうが、許容されてる。
  3. 随一(ずいいち/ずいいつ)
  4. 唯一(ゆいいつ/ゆいつ)
  5. 出生(しゅっしょう/しゅっせい)
  6. 双児(そうじ/ふたご)
    • 後者を使う場合、一般的には双子と書く場合が多いが、病院などでは双児と書く。
  7. 再度(さいど/ふたたび)
    • 後者については変換できる場合と変換できない場合がある。
      • 以降、三度(さんど/みたび)、四度(よんど/よたび)、五度(ごど/ごたび)、、と増えていくことができるが、「たび」と読むのは「みたび」くらいまでが普通か。
  8. 茶の湯(さのゆ/ちゃのゆ)
  9. 幕内(まくのうち/まくうち)
    • 前者の食い過ぎには気をつけねば。さもないと相撲取りになってしまう。もっとも後者の域まで達すればなかなかだけど。
  10. 追従(ついしょう/ついじゅう)
    • 前者はおべっかの意味で、後者はついていくの意味で 棲み分けが確立している?
  11. 早急(さっきゅう/そうきゅう)
  12. 馬刺(ばさし/うまさし)
    • 往々にして訓読みのものは、送り仮名をつけると区別できることが多いが、いくら足掻いてもこれだけは読み方を区別できない。
  13. 梅雨(つゆ/ばいう)
    • 「梅雨前線」とか言う時は「ばいう」と読む。
  14. 縦覧(じゅうらん/しょうらん)
    • 読み方もさることながら、閲覧との区別も難しい。
  15. 粗利益(あらりえき/そりえき)
  16. 荘厳(しょうごん/そうごん)
  17. 奥義(おうぎ/おくぎ)
    • 後者は湯桶読みになることや「義」と「技」の混用を招くおそれを嫌ってあまり使われないが、一応は正当扱い。
    • なお、キリスト教にて「教義の本質」という意味でこれを用いる場合は必ず後者を取る。

前者が正しいが区別のために違う読みを使う編集

  1. 市立(しりつ/いちりつ)
  2. 私立(しりつ/わたくしりつ)
  3. 化学(かがく/ばけがく)
    • 一方で科学(かがく)は、化学との区別のために別の読み方をされることはほとんどない。あえて言うなら「しながく」かも知れないがそんなの聞いたことがない。どうしても口頭で区別したい場合は「さいえんすのかがく」とかの言い方がされる。
  4. 首長(しゅちょう/くびちょう)
    • 前者には「民選の自治体の長」のほかに、アラブ首長国連邦など「イスラム圏の族長」の意味があるので、区別するため「くびちょう」を用いるケースが多い。
      • 首長竜(くびながりゅう)という読みもある。
  5. 権原(けんげん/けんばら)
    • 権限(けんげん)との区別のため。権限の方には別の読み方はたぶんない。そもそも権原なんて法律関係者ぐらいしか使わないので、一般人としては「けんげん」=「権限」で問題ないのであろう。
  6. 光学(こうがく/ひかりがく)
    • 工学(こうがく)との区別のため。対して工学には、光学との区別のための別の読み方はなく、「えんじにありんぐのこうがく」とでも言うしかない。
  7. 監事(かんじ/さらかんじ、さらのかんじ、さらかん)
    • さら、というのは「監」の下部分の「皿」のこと。
  8. 幹事(かんじ/みきかんじ)
  9. 荒天(こうてん/あれてん)
    • ときどき、好天を知っていても荒天を知らない人がいて、そういう人が「荒天時は中止」というアナウンスを聞くと???になってしまう。
    • そんなこともあって好況の反対は荒況とは言わずに不況としかいわないのであろうか。
  10. 買春(ばいしゅん/かいしゅん)
    • 売る側の「売春」と真逆の意味の同音異義語となってしまっているため、買う側については訓読みを当てて区別している。

意味が違う編集

  1. 心中(しんじゅう/しんちゅう)
  2. 人気(にんき/ひとけ)
  3. 最中(さいちゅう/もなか)
  4. 市場(いちば/しじょう)
    • 「しじょう」の方では卸売市場とか、「いちば」に近い意味に思える言葉もあるが、「いちば」では「しじょう」の意味には使わない。
  5. 大家(おおや/たいか)
  6. 十分(じゅうぶん/じっぷん・じゅっぷん)
    • 「じゅうぶん」の方を充分と書くようにすれば区別がつくのに。
    • 同様に一分(いちぶん/いっぷん)等がある。
      • 前者は『武士の一分』などで利用。
  7. 相殺(そうさい/そうさつ)
    • え、意味違うの?
      • お金的には、前者限定でお願いします。
        • ほほう。しらんかった。何に関してもチャラになるものは「そうさい」と呼んでたからまぁ間違いではないか。
  8. 一日(いちにち/ついたち)
    • ついたちは「朔日」と書けば区別できる?
  9. 今日(きょう/こんにち)
    • 昨日(きのう/さくじつ)は意味同じ。
  10. 上手(うわて/かみて/じょうず)
    • 「下」も同様。
    • 読みを3つも上げてくるとは、あなた、相当上手ですな。
  11. 菖蒲(あやめ/しょうぶ)
    • 葉っぱは似ているが、実はぜんぜん違うらしい。
      • 「あやめ」はアヤメ科で、「しょうぶ」はサトイモ科らしい。因みに、花菖蒲(はなしょうぶ)はアヤメ科アヤメ属で「あやめ」とは物凄く近いらしい。
  12. 臭い(におい/くさい)
    • これ、文脈からでも判断できない場合があって困ることがある。
    • 「臭い臭いがする。」とか書かれるとホント困る。
      • この文脈なら読み方は「くさいにおい」しかありえないけどね。ぱっとみ、あれ?ってなるなぁ。
        • 対をなすのが「芳香」「香り」「匂い」
  13. 人間(にんげん/じんかん)
    • 「じんかん」は「人間に光りあれ」って全国水平社の言葉くらいでしか見かけないなぁ。
      • 人間(じんかん)到る処青山(せいざん)あり。もっともこれは、「じんかん」と読ませつつも意味的には「にんげん」だったりする。
  14. 人形(にんぎょう/ひとがた)
  15. 大手(おおて/おおで)
  16. 御社(おんしゃ/おやしろ)
  17. 自然(しぜん/じねん)
  18. 里長(さとおさ/りちょう)
  19. 御前(おまえ/ごぜん)
    • 元々は同じ意味だった。ただし「おまえ」ではなく「おんまえ」という読みだった。
      • 余談ながら「おんまえ」という読み方は京都の「御前通(おんまえどおり)」に残っている。
      • 今でも、様の前に出る時は、「おんまえ」と言わなくちゃ。
  20. 出所(でどころ/しゅっしょ)
    • 正直後者はあまり使いたくない言葉か。
  21. 国人(くにびと/こくじん/こくにん)
    • どれも意味が微妙に違うらしい。
  22. 出来(でき/しゅったい or しゅつらい)
  23. 無性(むせい/むしょう)
  24. 有為(うい/ゆうい)
  25. 一足(いっそく/ひとあし)
    • 前者は、靴・靴下などでおなじみ。後者は猪木さんの言葉に出てくる。
  26. 人足(にんそく/ひとあし)
    • 後者には人の往来の意味がある。けど、滅多に使わんわな。
  27. 一脚(いっきゃく/ひとあし)
  28. 仮名(かな/かめい)
    • ページタイトルにしているのに忘れていた…
  29. 真面目(まじめ/しんめんもく/しんめんぼく)
    • 後者は2つは面目(めんもく/めんぼく)と同じような意味。
      • 「面目が立つ」だと「めんもく」、「面目ない」だと「めんぼく」な気がする。「めんもく」がただしくて「めんぼく」は音便的になまったような感じですけど。
  30. 受領(じゅりょう/ずりょう)
    • 後者は日本史限定。現地に赴いた国司。
  31. 競馬(けいば/くらべうま/きそいうま)
    • 「けいば」は公営ギャンブル、「くらべうま/きそいうま」は日本の宮中行事として行う古式競馬を指す。
  32. 一石(いっせき/いっこく)
    • 「一石を投じる」という時は前者、石高を示す場合は後者を用いる。
  33. 文書(ぶんしょ/もんじょ)
    • 古文書の場合は「もんじょ」と読む。
  34. 何分(なんぷん/なにぶん)
  35. 一目(いちもく/ひとめ)
    • 厳密には「ひとめ」が「いちもく」に含まれる、かと思われる。「一目瞭然」の「いちもく」は「ひとめ」と同じだが、「一目置く」は元々囲碁用語で、「ひとめ」が持つ視覚的意味は無い。
  36. 自重(じじゅう/じちょう)
    • 前者は(特に貨物ファン)が、後者はねらーがよく使う。
  37. 古本(ふるほん/こほん)
    • 「ふるほん」は中古屋で売っている誰かが読んだ本、「こほん」は古い書物を指す。
  38. 人事(じんじ/ひとごと)
    • 「ひとごと」と読む場合は「他人事」と表記することもある。
  39. 利益(りえき/りやく)
    • 後者は仏教用語であり、一般には「ご」を付けて「ごりやく」と読む。
  40. 工夫(くふう/こうふ)
  41. 人工(じんこう/にんく)
    • 後者は作業を行うのに工数が何人日(にんにち:人数×日数)かかるかを指す。…変換できなかったけど。
  42. 紅葉(こうよう/もみじ)
  43. 寒気(かんき/さむけ)
    • 「寒気が流れ込む」という場合は前者、「寒気がする」という場合は後者になる。
  44. 如何(いかが/いかん)
    • 「如何なものかと思う」は前者、「如何ともしがたい」は後者。
  45. 色紙(しきし/いろがみ)
    • 寄せ書きやサインは前者、折り紙にするのは後者。
  46. 問屋(とんや/といや)
    • 後者はもはや死語と言ってよいかも知れない。
  47. 白金(はっきん/しろがね)
    • 前者は「プラチナ(Pt)」、後者は「銀(Ag)」の意味。
    • 「ホワイトゴールド」を意味する場合は「白色金」と書くのが正しいらしい。
  48. 生物(せいぶつ/いきもの/なまもの)
    • 最初の2つは同じだが、3つめは全然違う意味。
    • 生菓子の注意書きに「生物ですのでお早めにお召し上がり下さい」と書いてあって、この菓子には生きた白魚かドジョウが入っていて、踊り食いをしろと言われてるのか思った。
  49. 大人気(だいにんき/おとなげ)
    • 2つ目の意味が異なるので2番の「人気」とは別に追加。
    • 「大人気無い」と書かれて「『だいにんきない』…って何?」と首を傾げた者も少なくないだろう。
  50. 相対(そうたい/あいたい)
    • 後者は実は熟語ではなく、「対する」という動詞の頭に「相(あい)」という副詞を付けた形。「相(あい)」は訓読み。
  51. 円形(えんけい/えんぎょう)
    • 後者は硬貨になる前の丸い板のこと。
  52. 1月中(いちがつちゅう/いちがつなか)
    • 「1月のうち、1月いっぱい」を指すのか、「1月中旬・なかば」を指すのか読み方で大きく違う。もちろん他の月でも同様。
    • うっかりメールや議事録等にこう書いてしまうと、「あれ、1月20日だけどどうなった?(1月半ば過ぎたぞ?)」「あと1週間でできますよ♪(1月いっぱいだからまだ大丈夫)」「はぁ?いつまでかかっとるんじゃ(怒)」なんてやりとりが怒りかねない。要注意。
  53. 分別(ふんべつ/ぶんべつ)
    • 「分別がつかない」という時は前者、「ゴミの分別」という時は後者になる。
  54. 青魚(あおざかな/あおうお)
    • 前者はイワシやサバやサンマなどの所謂「光り物」の魚一般、後者はコイ目コイ科ソウギョ亜科に属する中国原産の淡水魚の固有種名。
  55. 呪い(のろい/まじない)
    • 前者がネガティブで後者がポジティブな意味合いが強いが、本質では同じとも言える。例として、ライバルのいる状況で恋愛成就の"まじない"を掛けて上手くいけば、相手にとっては成就できない"のろい"となってしまう。その逆もしかり。
    • ちなみに丁寧表現の「お呪い」は決して「おのろい」とは読まないし、「お祝い」の誤植でもないので注意。
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