ベタな入学試験の法則

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全般[編集 | ソースを編集]

  1. 休み時間とかに問題集とか見ている。
    • 無駄な抵抗かと思いきや極稀に直前に見た所が問題に出る事もある。
      • 暗記科目は直前の悪あがきがそれなりに通用する。
    • ライバルにプレッシャーをかける為なのか、意味も無く英字新聞などを読む者もいる。
    • トイレに受験生が殺到する。
      • 女子の方が酷い。男子は列が長くてもスムーズ。
  2. たまに受験票とか忘れる奴がいる。
    • 学歴超偏重社会の隣の国じゃ、忘れた受験票を届ける為に救急車や消防車まで出動する騒ぎにまでなる。
    • 一応、再発行所は会場内にある。
  3. 大学や有名な私立高校・中学だと地方会場とかが設けられる。
    • たいてい寮制のとこ。
    • 地方会場前でも本学同様の試験なのか、本学がメインで地方がサブなのかは学校次第。
  4. 中学や高校時代のほぼ全て(場合によっては小学から)の期間をこれの対策に費やす者も多い。
    • 高校にやっと受かったらすぐに「次は大学受験だ」と言われて、喜んでいる暇が無い
      • 学習塾では高等部の講師が「売り込み」に来る。3月の時点で。
  5. 朝日新聞がよく出典になる。
    • 最近は鷲田清一さんの名を問題文の最後の括弧(出典を書くところ)にやたら見かけるような気がする(過去問・問題集など)。
    • 入試シーズンになると朝日新聞の購読者数は一時的に増える気がする。(by新聞配達経験者)
    • その為か、受験対策と称して天声人語の書き写しをする学校もある。
    • 朝日新聞は反日的で売国的だけど入試が終るまでは仕方なかったので定期購読していたけど、入試が終ったあとは朝日新聞をやめて東京新聞に変えた。うちでは近所の安いスーパーの広告が必要なので、何らかの新聞は取りたいらしい。
  6. 試験会場の入口では色々な人が応援していてカオス。
    • 学校の先生とか塾の先生とか。
    • 大学受験では不動産会社も多い。
    • なぜか青黄赤の三色旗を振っている集団もいる。
    • 鉛筆・カイロやちょっとしたお菓子を一緒にくれたりもするので、とりあえずもらっておく。
      • 貰いすぎると帰りに苦労する。
      • 医学部がある大学の試験会場前で、直前確認用の参考書を配っているのを見た事がある。
    • 予備校関係者が露骨に宣伝している。
      • ポケットティッシュの裏には、激励のメッセージとアドバイス。
    • 高校の場合、携帯電話の勧誘もある。
  7. 試験終了後は予備校が解答速報を配っている。
    • 基本的には1限目の科目のみ。
    • 何故か年によっている時といない時がある大学もある。
    • 現役生を落胆させて翌日の成績を悪くし、浪人させるため。まさに工作員。
  8. 何故か出願は簡易書留でないと受け付けてくれない。
    • 直接受付に持っていくことを認めている学校もある。
    • 願書の〆切が「必着」の場合、願書が間に合わないと検定料だけとられて受験できないという悲劇に陥る。
      • 高校受験の場合、私立校は学校で出願日を決めてそこを受ける奴で一斉に遠足気分で出願しに行く。公立校は学校でまとめてポイっと出願。
    • 何故か…って簡易書留じゃないと不安なんだけど。
      • 多分、より手厚い「一般書留」では何故いけないのか、という意味だと思う。「簡易」という語に不安で仕方がないと思っても不思議ではないだろう。
        • ちなみに手厚さの違いは「追跡が細かくなる」「補償額が倍の10万円までになる」くらいのため、こういった書類においては簡易書留で十分だと考えられる。
      • 逆に「普通郵便じゃだめなのか?」って意味じゃなくて?
      • こういう書類は、郵便でないと送っちゃいけない。信書に当たるから。
  9. 地域でトップの公立高校の入試には地元の報道陣が集う。
    • 有力な私立の入試にも集う。
  10. 帰り道に勉強する人はほとんどいない。例えまだ受験する所があったとしても・・・。

試験前日[編集 | ソースを編集]

  1. 学校では生徒が早いうちに追い出される。
    • 部活動も禁止。
    • 会場設営に駆り出される。
    • ちなみに入学試験当日、現役の学生(主に部活・サークル所属者)は休校を利用して旅行に行ったり…
    • 一部の生徒、または学生に、試験監督手伝いとしてお呼びがかかる場合がある。
      • ほぼ私立限定だと思われる。
  2. 受験生は猛勉強。
    • 会場までの行き方や受験票を再確認。
      • 会場の下見。学校側が前日の下見を推奨することも(試験場案内や注意事項を掲示するので)
        • 会場の下見は前日ではなく、もっと前にやる。そして、行きたい大学の生徒食堂でご飯を食べ、行きたい大学の御手洗で大便をする(運をつけるため)。
    • 併願校の試験日が連続していると、後半はだれてくる。
    • 本番に支障をきたさないように前日はさっさと寝る。夜遅くまで粘れるのは前々日まで。
      • 前日は軽い調整に留めるのは特に受験に限ったことでは無かったりする…のをだいぶ後になって知る。
        • 受験の前日は体調を整えるためにスーパー銭湯(日帰り温泉)に行き、夜は早めに寝たけど合格した。
    • 前日の夜、緊張して夜中まで眠れないこともある。

面接[編集 | ソースを編集]

  1. 面接官と受験者が1対1だったり3対1だったり集団だったりと方式は様々。
    • 保護者も受験生と一緒に入室して受けるケースがある。多くは私立の幼稚園や小学校で行われることが多いが、まれに高校でも実施されることあり。
      • 本当に稀だけど、大学入試でもあったりする。
        • 大学入試でも面接があったけど、内容は「本学を志望する理由、出願した学科を志望する理由、大学で勉強したいこと、将来の夢」など極めて基本的なことであり、むしろ面接委員は受験生がタバコ臭くないかとか、耳たぶにピアス用の穴が開いていないかとか、タトゥーはしていないかとかをチェックし、DQNを排除することが面接の本当の目的なのではないかと思われる。
        • とくに推薦入試で行われることが多い。実際、高校の担任の先生が、ある短期大学の指定校推薦入試を受験する生徒に対して、面接で尊敬する人は誰ですか」と聞かれたら「母です」と答えるように指導していた。
    • 面接官を代えて複数回実施されたり、個人面接と集団面接が両方実施されたりもする。
  2. 面接官となった先生は、皆が同じような事を言うのに飽き飽きしているらしい。特に形式的に行う事になっている場合。
  3. 「面接の評価が最低の場合、学科試験の成績に関わらず不合格とする」という予告にビビる受験生。
  4. 受験生は一所懸命「ヨイショしまくりの志望理由」を披露する。
    • 本当にその大学に魅力を感じ、そこに入学したいなら別だが、大半の受験生の本音は「偏差値が高いから」か「ここなら入れると思うから」のどちらかである。
  5. 面接の厳しさも学校によって様々。
    • 受験生の回答に対して容赦なく突っ込みを入れてくる学校もあればほとんど雑談だけで終わってしまう学校もある。
      • 雑談だけで終わるところは上にもあるように「形式的にやってるだけ」のところである。
    • 医学部では「おかしなことをやりそうな気配がないかどうかチェックする」という目的があるとか。
      • なので、学校によっては「その気配あり」とみなされるか、よほど非常識なことでもしない限り面接で差がつくことはないところも。
  6. 基本的に、まともなコミュニケーションがとれて且つ思想・態度に問題がなければこれで落とされることはない。
  7. 学科・選考の教員全員相手で面接官と受験者が20対1になることも。

集団討論[編集 | ソースを編集]

  1. テーマは身近な問題から社会問題など幅広い。

書類審査[編集 | ソースを編集]

  1. 専門学校とかで多い入試形態。
  2. 内申書とか志望理由書とかで判断する。
    • 内申は特に大きなウェイトを占める。
      • 内申点目当てに、露骨に教師に媚びる者も…
      • 内申のせいで高校のランクを落とさなければならない人も多いだろう。
    • 内申書は調査書という事もある。

学力試験[編集 | ソースを編集]

  1. レベル、形式など様々でバラエティーに富んでいる。
  2. 大学入試だと文系でも理系でも入試科目に英語はたいてい入っている。
    • 「外国語」としてフランス語やドイツ語が選択可能な所も…。試験用紙の配布で試験官が苦労するけど。
      • 今のセンター試験もこれから実施される新テストでも、英語ではヒアリングが課されるけど(しかも、新テストでは英語は200点満点のなかでヒアリングは百点なので50%もヒアリングが占められている)、仏語、独語、朝鮮語、中国語ではヒアリングは全く課されないので、英語のヒアリングはどうしても苦手だけど別の語学を学ぶことはできるという奴は一向に値するかもしれない。
  3. 次の日に新聞に入試の解答が載っている。
    • 高校の場合はその日の夕方に解答速報がテレビで流れる(地元の学習塾がスポンサー)。
      • 受験生の中には「自己採点の為に見る」派か「怖いから見ない」派に分かれる。
        • センター試験の場合、国公立大学受験者は(2日目の朝はともかくその翌朝は)リサーチのために見ざるを得ない。
        • 「本番の入試を自己採点したって意味無いでしょ」派もいる。
  4. 時々ひねくれた悪問が受験生を苦しめる。
    • ひどい場合は教授のメモ帳状態になっていることもある。
    • こういった悪問に限って選択肢に不備が見つかったので全員正答扱いになる。
      • 過去問においても出版社によって正答が異なる場合がある。
      • 択一式でなくても「条件が足りなくて解答不能」「複数の解釈ができてしまう」という事態が生じることがある。
    • 大学入試の場合は、悪問は有名難関私大文系で多い。それだけをネタにする本が出版されている本があるほど。
    • 中学入試等では、こういう問題が平○教育学院等に出たりする。
  5. 時計を忘れると悲惨なことになる。
  6. 問題冊子が配られてから試験が始まるまで数分間待たされる。
    • 試験用紙回収も同様。おかげで休憩時間が書類上より短い。
  7. 出願時に提出した顔写真と照合される。
    • 試験中に実施される場合、いちいち顔を上げるのが煩わしい。
  8. 試験開始前に氏名と受験番号を記入する学校と試験が始まってから記入する学校がある。
    • 試験終了10分前または5分前に記入の有無・誤りを確認するよう指示される。試験が終了した後にももう一度確認させる。
      • こんだけやってもやっぱり忘れる人がいるらしい。
  9. 試験開始直後、あるいは数分後に訂正の連絡が入る。
    • 「訂正があるので前の黒板をご覧ください」と言われて見てみたら、単なる漢字の変換ミス。んなもん言われなくてもミスだとわかるわ。こういうのも訂正しておかないと後で揉めたりするのだろうか。
      • 訂正されないと問題に瑕疵が残ったままになって、結構不安になると思うけど。変換ミス自体は、言われなくても分かるものだとしても。
        • 入試の勉強をしていて瑕疵を「かし」って読める人はどれだけいるんだろうか?
  10. 試験終了後に問題冊子を持って帰れる学校と回収される学校がある。
    • 前者の場合、受験生の間で試験問題に関する情報交換が活発に行われ、予備校も早いうちに解答速報を出す。
    • 後者の場合、数日間は受験生同士でのやりとりがあるが、時が経つにつれて記憶が皆あやふやになって沈静化する。
      • 予備校もダンマリ。・・・かと思いきや、受験生の報告を元に解答速報を作るところもある。
        • この手の予備校は、実は裏でこっそり持ち出している…という噂が流れる。
          • 大手の予備校は、大学に直接問い合わせてお金を払って問題をもらっています。
  11. 最初の科目の試験が終わった時点で自暴自棄になる奴がいる。
  12. 試験終了前の退出が認められていても、実際に退出する人は稀。
    • 退出する奴に限って満点に近い点数をとる。
  13. 国公立や難関私大は難度の高い問題を6割解ければ合格できる。
  14. 中堅は比較的優しい問題を8割解けないと合格できない。
    • 問題自体は簡単なので予備校の出す偏差値は低くなるが、侮っていると痛い目に遭う。
      • 比較的難関の国立に受かる実力があるのに、滑り止めにするつもりで受けた中堅私立に落ちるというのはありうる話。国立と私立とでは出題傾向が違うので、偏差値だけ見て対策を怠ると痛い目に遭うという例。
  15. 選択問題の使わない問題用の回答用紙も回収される。
    • 大きく「×」を書くよう指示される。
  16. 学習内容を先行するような問題が出る。
  17. 1教科150分とかがザラにある。
    • 美大の実技試験だと5〜6時間とかザラにあったりする。
  18. ごくまれに、持参品に答が書かれている。
    • 「試験会場にカバーが付いた消しゴムや格言が書かれた鉛筆を持ち込めない。」というルールは、その現象が発生する確率を下げるために存在するらしい。
  19. 英語でヒアリングが課されている場合、音源の前に座れる受験生はほかの人よりも音がでかくて聞きやすいので有利であると思われる。そのため、私は席が自由な英検®を受験した際に、早めに会場に行って音源の真ん前の席をゲットして英検®に合格した♬
  20. 大学院入試の場合は大学の講義内容の既習範囲が丸ごと出ることがほとんど。

小論文[編集 | ソースを編集]

  1. 時事問題がテーマになる。
    • なので、ニュースを毎日チェックしてネタ集め。
  2. 中学受験だと単独で課される事は少ない。
    • 単独で課される場合は学力試験の日程が終わった後に行われる。
  3. 主張そのものより説得力の有無を評価される。
  4. 中身より構成が大事だと指導される。
    • 「背景・前提の提示→主張→理由・具体例→予想される反論→それに反論→もう一度主張」がベタ。
  5. 「○○について述べよ」とだけ言われる場合、「○○」についての知識が無かったら白紙で提出するハメになる。
  6. 課題文や統計を提示される場合、何も書けないということは無いが、やはり周辺知識をどれだけ持っているかが小論文の質を左右する。
    • また、与えられた資料の要約が必須とされる。
  7. 普段から語彙を蓄えておくことが欠かせない。
    • 一つの事柄に対する表現の幅が広いと字数調整に役立つ。長めに言い換えて字数を稼ぐとか、短めに言い換えて節約するとか。
      • また、漢字に自信が無くて簡潔な熟語が書けないときにごまかすことができる。本当に最後の手段だけど。
    • 四字熟語や慣用句をさりげなく挿入することで日本語能力をアピールできる。ただ奇を衒いすぎると下心が透けた痛々しい論文になる
  8. 字数や試験時間は学校によって異なる。
    • 「60分で600字」のペースが標準的だと思われる。
      • 「60分で800字」だと結構きつい。
  9. 「小論文」といいつつ実態は「現代文」という学校もある。
    • 要約しか求められなかったり、あるいは客観的な読解問題が出たりする。
  10. 学科試験における英作文が事実上の小論文だったりする。

合格発表[編集 | ソースを編集]

  1. 志望校の構内で発表。
    • 郵便で合否通知が届く
      • 書留とかエクスパックが多い。
      • 合格通知の場合、気の利いた郵便局の配達員が「おめでとうございます」とか言ってくれたり・・・。
        • 速達便でポストにポイなんて所も…
          • 私も内心ではあまり行きたくない某併願校に合格した際ににやにやしながら「おめでとうございます♫」って言われたので、複雑な気持ちになった。
      • たとえ書留が送られても直接張り出される合格発表を見に行く。
      • 大学によって即日届くか遅れて届くかが違うのでなかなかハラハラする。
      • たまに「会場での発表→ネット」より郵便の方が早く着くってこともある。
    • インターネット上で発表。
    • 専用の番号に電話する。自動音声で合否が発表される。
    • オンラインや郵送「だけ」で合格発表を行い、構内で合格発表を張り出さない学校も出てきた。
  2. 合格者の受験番号が一斉に張り出される。
    • 張り出された瞬間、歓声や悲鳴が聞こえてくる。
      • 私は「あ、受かってた」って思って、特に歓声を上げたりはしなかったが、やっと糞詰まんない受験勉強が終ってゲームや鉄道とかをやりまくれると思うとうれしかった。
        • 私の場合、併願校の入試が終わった後に親から第一志望校合格を告げられた。車に戻った時、嬉しい気持ちが高ぶった(遠い目)。
  3. 大学ではアメフト部が傍に控えている。
    • そして合格者を胴上げ。
      • 落語家某氏は受けてもいない大学の合格発表に胴上げだけをしに行ったらしい。
  4. 塾・予備校ごとに「合格おめでとう!」の横断幕とともに記念撮影。
    • で、その後塾・予備校には「○○大学○名合格」とかいう横断幕が掲げられる。
  5. テレビのニュースでは番号見つけて喜んでいる様子や合格して友達同士が抱き合って喜んでいる様子とかが流れる。
  6. 卒業アルバムに写真が掲載されていることもある。
    • まさかここから始まるとは、撮られているとは思わなかったと驚く。
  7. 新聞に合格者名が掲載される。
    • 知ってる人が受かったか落ちたか探してみる。
    • 合格者欄の下に予備校の広告が載っている。
      • 名前がないのを確認してガックリうなだれると、丁度視線に入るよう計算されている。
    • 現在では、個人情報保護の流れで掲載しない新聞も増えている。
  8. 補欠合格者が発表される場合、補欠になった人は繰上げを待って祈る日々が始まる。
  9. 補欠合格者が発表されない場合、「不合格=補欠」状態になり、入学式の日まで淡い期待を捨てきれない。
  10. 二次試験が課される場合、一次試験合格の段階では素直に喜べない
    • 二次試験で補欠にも入らず不合格にされると、一次で落ちる以上に精神的ダメージが大きい。
      • 二次試験が面接の場合、(面接のときだけでも)髪の毛の色が真っ黒でタトゥーやピアスをしないで、よほどのDQNでない限りまず落ちないと思ったので素直によろこび、二次試験は特に準備をしていなかったけど合格した。
    • 要するに単なるチェックポイント通過にすぎない。
    • 英検もそんな感じだった。
  11. 併願校の入試の間に第一志望の結果発表がある場合、併願の入試に集中できない事も(経験者は語る)。
    • それが2回あった俺お疲れ!

関連項目[編集 | ソースを編集]