「地名の由来」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
>○×
編集の要約なし
>住之公園
24行目: 24行目:
#大宮:寺社のあったところ。
#大宮:寺社のあったところ。
#狭山:狭は小さいの意味で「小高い山」の意味。
#狭山:狭は小さいの意味で「小高い山」の意味。
#玉造:勾玉を作ってた場所という意味。
#古市:古くから市場が開かれていた場所。
#*これと逆の意味があるのが「今市」。


==北海道==
==北海道==

2013年6月22日 (土) 11:27時点における版

地名の由来を集める。奇説珍説、少数意見も大歓迎。

地名の由来 目次
北海道 青森
秋田 岩手
山形 宮城

島根 鳥取

福井

新潟 福島
佐賀 福岡 広島 岡山
長野 群馬 栃木
長崎
大分


埼玉
宮崎 愛媛 香川
山梨 東京
鹿児島 高知 徳島 和歌山 愛知 静岡 神奈川
沖縄

全般

  • 全国的にありがちな地名。
  1. 駒ヶ岳:雪解けの跡が馬の形。
  2. 飯盛山:山の形がご飯を盛った形。
  3. 久保:窪地。
  4. 八幡:八幡さんをお祭りしていた。読みは「はちまん」「やわた」どちらも。
  5. 住吉:海の神・住吉さんを祀った神社があった。漁師町・港町に多し。
  6. 泊:港。風待ちとかしてたとこ?
  7. 今津:港のうち新しく出来たところ。
  8. 新宿:宿場町で新しく出来たところとか、増えたところ。
  9. 追分:街道の分岐点。
  10. 見附:宿場町とかで見張り所があったとこ。
  11. 三日市、四日市 等々:3日・13日・23日に市場が開かれたところ。
  12. 一宮:その国の一宮があったところ。二宮、三宮、四宮も同様。
  13. 国府:その国の国府があったところ。「こくふ」以外に「こう」と読む場合も。難読地名扱いされるが、実は「こう」もあっちこっちある。
    • 「府中」を地名にするところとの差は不明。
  14. 鍛冶町:鍛冶やさんが住んでたところ。馬場町、鉄砲町、大工町などと共に城下街に多し。
  15. 丹生:古代の赤色の塗料の原料となる丹がとれた。
  16. 佐野:狭い野原だから狭野。良い字を選んで佐野。大阪府泉佐野はそれ。多分 栃木の佐野市も、和歌山県新宮の佐野も。
  17. 大和:元々は大和王権に由来だが、全国にある大和はおおむね合併の際に「大いに和する」のような意味で付けられたケースが多い。
  18. 大宮:寺社のあったところ。
  19. 狭山:狭は小さいの意味で「小高い山」の意味。
  20. 玉造:勾玉を作ってた場所という意味。
  21. 古市:古くから市場が開かれていた場所。
    • これと逆の意味があるのが「今市」。

北海道

  1. 北村(現岩見沢市)……開拓した北村さんの姓から。「北村」村ではなく「北村」。
  2. 富良野市、上富良野町、中富良野町、南富良野町……字面はステキだがアイヌ語で「臭い匂いがする所」。
    • となると、和訳されていたら「草津」になっていたのだろうか。

福島

  1. 北塩原村…「北山、大塩、檜原」3村の合併。観光客はみな檜原に用がある。
  2. 熱塩加納村(現喜多方市)…熱塩村+加納村。そのまんま
  3. 会津若松市…元は若松市。先にできたのに福岡県若松市に名前を奪われた。
  4. 大玉村…大山村+玉井村。
  5. 平田村…小平村+蓬田村。こちらは両方ケツをあわせた。
  6. 白沢村(現本宮市)…白糠村+和木沢村。本宮市になった後はこの旧々村名を使うので白沢は名実ともに消滅。
  7. いわき市…岩城氏の城下町の平市や磐城市といった磐城国にある石城郡内の市町村が合併した。
  8. 喜多方市…会津の北の方→北方→喜多方。
  9. 西郷村…白河市の西にある郷。
  10. 勿来市(現いわき市)…こっち来んな!!
  11. 伊達町(現伊達市)…東北本線伊達駅から。

茨城

  1. 大野村(現・鹿嶋市)は大同村の「大」と、中野村の「野」を採ってつけられた村の名だった。
  2. 伊奈町(現つくばみらい市):関東郡代伊奈忠治から。埼玉県伊奈町の由来である忠次は忠治の父。

埼玉

  1. 伊奈町:関東郡代伊奈忠次から。茨城県伊奈町(現つくばみらい市)の由来である忠治は忠次の次男。
  2. 東松山市:松山町と近隣の村が合併、市制施行の際に「松山市」が既に愛媛県に存在したため、(愛媛に対し)東の松山ということで命名。
  3. 和光市:大和町が市制施行の際に一般公募で決定。
    • 市内在住の和光さんが投票したとかしないとか・・・
  4. ふじみ野市:東武東上線ふじみ野駅から。
    • ちなみにふじみ野駅の由来は駅が富士見市にあるから。
  5. 志木市:かつて存在した志木郷から命名。
    • その後志木郷は和光市白子だったことが判明。
  6. 北本市:北本という宿場が存在したというのはガセ。
    • 正しい由来は以下のとおり
      • 鴻巣の宿場が従来より北の市宿新田に移された際にそれまでの鴻巣宿を元の鴻巣ということで本鴻巣(元鴻巣)と名乗る。
      • その後元の宿場から本宿村(元宿村)を称するようになった。なお江戸時代の表記は曖昧で両方とも使われたらしい。
      • 明治に入り同じ北足立郡の元宿村と区別するために北を冠して北本宿村に改められた。
      • その後町制施行の際に長すぎるという理由で宿の文字を取り北本町に変更。
  7. 八潮市:八條村+八幡村+潮止村の合成。

千葉

  1. 初富、二和、三咲、豊四季、五香、六実、七栄、八街、九美上、十倉、十余一、十余二、十余三は、開墾された順番に縁起の良い字を組み合わせて作られた地名。

東京

  1. 大田区は、「大森と蒲田」⇒「大田」で名づけられた。
    • 平成の大合併じゃこのパターンは総スカン食らってたけど、いずれ慣れるか。
  2. 国立市は、国立一橋大学が移転したことで名づけれらた。
    • いや。国分寺と立川の間だから国立の名が付いた気がする。
      • ↑が正解。中央線の国分寺と立川の真ん中に駅を造ったため、頭文字を取って「国立」。
  3. 佃:徳川家康が江戸に入る際、現在の大阪市西淀川区佃の漁民が移り住んだことでついた地名。
  4. 中野区は、「中野と野方」⇒「中野」で名づけられた。こじ付けっぽいが・・・

神奈川

  1. 川崎:東京から見て川(多摩川)を渡った先にあるからではなく、多摩川の先(末端)、東京湾に注ぐ河口付近にある土地という事で川崎らしい。
    • 元々川崎は海近く・多摩川近くの宿場町だし、わかりやすい地名なんだが、今の行政区分じゃ山の方まで川崎市だもんなぁ。
  2. 小田原」という地名は「小由留木(こゆるぎ)」の誤読からといわれている。よく考えるとヒドい。

長野

  1. 豊科町(現・安曇野市)
    • 鳥羽、吉野、新田、成相が合併し、その頭文字をくっつけた。
    • 信州には「更級(さらしな)」とかあるから全く違和感無い。
  2. 読書(よみかき 南木曽町) 与川・三留野・柿其の頭文字。
    • 嫌われがちな合成地名ではよくできた部類だと思う。

新潟

  1. 関川村:川の名前ではなく合成名(関谷村+女川村)。
    • さらに関谷村は関村、七箇谷村、九箇谷村の合併による合成。女川村も女川村と川北村の合併なので合成かも。

静岡

  1. 静岡市:元々は「駿府(駿河府中)」で、府中にしようとしたけど「天皇への「不忠」とはけしからん!」という理由で却下された。で、代わりに賤機(しずはた)山から紆余曲折を経て?「静岡」と命名された。
    • とりあえず「賤しい」なんて感じを使う方向はナシで、という事だと思ふ。

京都

  1. 亀岡市:明治政府にココと紛らわしいから改名しろ」と言われて、「山」が「岡」になった。

大阪

  1. 大阪狭山市:狭山町が市制施行の際、埼玉県狭山市と被るのを避けるため「河内狭山市」としようとしたが、市制のコンセプトが「脱・河内」だったので、わざわざ「河内」をつけるのはおかしいという事で「大阪」をつけた。
  2. 鳥取(阪南市):むか~し昔、朝廷に美しい鳥が飛んできた。ある人が帝に命ぜられてその鳥を追いかけて追いかけて、ついに捕まえたところが今の鳥取県の地名に。捕まえた人が住んでいたところがここ和泉国鳥取。
  3. 梅田:元々湿地帯だった所に土を入れて田畑にしたところから「埋田」となり、それが「梅田」に変わった。
  4. 鴻池新田:江戸時代に大和川の付け替えでできた土地に大坂の豪商鴻池善右衛門により新田開発が行われたので、彼の名字をとって「鴻池新田」と名付けられた。
  5. 河内山本:これも大和川付け替えによる新田開発に由来する地名。新田開発に関わった「山中」「本山」の頭文字をとった。
  6. 瓢箪山:近くにある古墳が「瓢箪山」と呼ばれていたから。
  7. 道頓堀:安井道頓さんが掘った堀。
  8. 堺:摂津・和泉の境。
  9. 岸和田:楠氏の一族、和田さんがいた。あっちこっちにいた和田さんのうち、海っぺりにいたので岸の和田。
  10. 水間:近木(こぎ)川に秬谷(きびたに)川が合流するところなので水間。ありがち。
  11. 熊取:熊が捕まえた説もあるが、熊野詣での時の通り道だからという説も。あれ?でも熊野街道は熊取よりも海側を迂回しているけど…
  12. 犬鳴山:犬が鳴いたから。
    • 猟師が鹿狙ってたら犬が突然鳴き出して鹿が逃げた。腹を立てて犬の首を撥ねたら首が飛んでいって頭上で猟師を狙ってた大蛇に噛みついた。だから犬は吠えてたのか、ってことで猟師は出家した、という説話。
  13. お菊山:大坂の陣の折、お菊さんが大阪方に味方して密書を和歌山から持って行く際に男装するため髪を切ったところ。
  14. 河内:元々大和川の流れも淀川に合流するもので、文字通り川の内の土地。
  15. 和泉:お寺に泉が湧いていたから。
    • の、割に和泉地方は瀬戸内気候で有名な湧き水もないし、ため池まみれである。
  16. 淡路:大宰府に左遷される菅原道真が淡路島と勘違いしたことから。
  17. 淀屋橋:江戸時代の豪商淀屋によって架橋された橋。

兵庫

  1. 淡路:阿波へ行く道。甲斐路、信濃路、大和路とかとおんなじイメージ。
    • 国創り神話では一番始めにできていたのに、他の国にちなむ地名とは少し不憫。

和歌山

  1. 紀伊:木の国。関西では1文字のものは音を延ばすので、「木ぃ」とか「目ぇ」とか。いや、多分本当は律令国の漢字は2文字に揃えることにしたからだと思うけど。

広島

  1. 広島市:広島城を築城した毛利輝元の先祖にあたる大江広元の「広」と普請奉行を務めた福島元長の「島」を合わせた。
    • またはデルタ地帯で一番広い島に城を築いたから。
  2. 廿日市市:かつて毎月二十日に市が開かれていたことにちなむ。
    • 近年になって市役所の近くでまた市が開かれるようになった。

大分

  1. 昔、天皇が「とても広いから、大きい田→碩田(おおきた)」と名付けたといわれているが、大分平野はそんなに大きくない。
    • 現在は「多い田→碩田」説が有力らしい。
      • そう言えば、大関千代大海関が碩田中学校出身だった。