奈良の寺院

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奈良市[編集 | ソースを編集]

東大寺[編集 | ソースを編集]

  1. 大仏
    • これしか無いと地方の人は思っているらしい。
    • 2回も火災に巻き込まれたので現在は土台、体、頭でそれぞれ作られた時代が異なっている。
  2. 御水取りが有名。わざわざ若狭小浜の遠敷地区から送ってもらっているらしい。
    • 近年デジカメやスマホカメラの普及で、本来見られる筈の幻想的なファイアーアートが無様なことになっている。
    • お水取りが終わると関西人は本格的な春の到来を実感する。ただお水取りの頃はいつも寒いような気がする…。
    • お水取りが行われる二月堂はよく知られているが、実は三月堂も存在する。
      • もっと小さい四月堂もある。
  3. 現在はクイズで有名になっている高校を創設した。
  4. 大阪万博のパビリオンを譲ってもらう予定だったが断念した。
    • 七重塔型だったパビリオン(古河館)最上部にあった相輪だけ大仏殿近くに保存されている。
  5. 興福寺国宝館を意識してか、東大寺ミュージアムを作った。
    • さすが東大寺だけあって優品は多いが、それでも国宝館に比べると少し落ちると思う。
    • 常設展というわけではないのに、展示替えを全然しない。展示期間無期限とか始めてみたわ。
  6. 南大門の金剛力士像は阿形と吽形の配置が一般的な寺と反対。
  7. 寺域は広いが…境内に墓地は無いし葬儀も行わない。仏教を学ぶ場所である!という位置づけのため。仏教の総合大学的なところと思えばよかろうかと。
  8. 毎年5月2日に行われる聖武天皇祭は、GW中なのも相まってたくさんの観光客が集まる一大イベント。
    • 式衆・稚児の練り行列に、舞楽の披露などは、神仏習合を強く感じる光景。
    • 天皇殿と本坊経庫は、基本的にこの日しか公開されない。
  9. 三月堂のすぐそばにある手向山八幡宮は東大寺の鎮守社。
  10. 実は生駒市に、法楽寺という東大寺別院がある。

興福寺[編集 | ソースを編集]

東金堂と五重塔
  1. 【注意】鹿の放牧実施中【危険】
    • 季節によって安全な時期とか危険な時期があるらしい。
    • 公衆トイレもトイレットペーパーが食われるので、要閉扉。シカたがないね。
  2. 南円堂と五重塔と…… 上げりゃキリがない。
    • マジメに全部回ったはずでも、絶対1個か2個は見落としている。
    • 期間限定公開が多いのも落とし穴。
    • 三重塔が境内の片隅のひっそりとした所にあるせいかあまり人が来ない。
      • 北円堂と仮金堂はゴールデンウィークと文化の日前後に公開。それ以外の施設も、現在進行中の工事費を捻出するためか、臨時に特別公開されるので下調べ必須。
    • 子院として、菩提院大御堂が近くに存在するが、境内に立ち入る人は殆どいない。
      • どの門も閉扉されていて、入っちゃいけないオーラが漂う。
        • 実は鹿の侵入対策で閉扉してるだけなので、勝手に扉を開けて中を散策できる。
        • まぁ、入りづらいのは、暗い由緒のせいもある。
      • 専用の御朱印は中金堂近くの授与所で貰えるが、サンプルには載っていない。完全に裏メニュー扱い。
    • 南円堂の内部は毎年10月17日のみ公開される。
  3. 廃仏毀釈のせいで塀などが無くなり動線が分かりにくくなった。
  4. 国宝館は年中無休で、いつでも奈良時代の名品が見られるのが嬉しい。
    • 多くの人のお目当ては当然阿修羅像だが、それ以外にも名品揃いなのでちゃんと見ましょう。最初の考古遺物は飛ばしてもいいけど。
    • 康慶(運慶の父)の代表作・法相六祖像のうち2体は、すぐ近くの奈良国立博物館にのなら仏像館に常設展示されている。なら仏像館は常設とは思えないくらい仏像が充実しているので、時間に余裕があれば是非どうぞ。
    • 食堂のご本尊だった、おっきな千手観音像も、ぜひ拝んどきましょう。
  5. 奈良公園は元々ここの境内だった。
  6. かつては他の寺や神社としょっちゅう抗争していた。
  7. 2018年に悲願だった中金堂の再建を果たした。
    • あぁ、次は回廊と中門の再建だ…。
    • その外観は、平城宮跡に復元された第1次大極殿とそっくり。
      • 初代中金堂も、平城宮の大極殿を基にデザインされたらしい。
  8. 東大寺や春日大社と異なり、近鉄奈良駅のすぐ近くにある。

薬師寺[編集 | ソースを編集]

  1. 薬師如来がウンタラカンタラ……
    • 70年代まで長らく安置されていたのは雨漏りのする粗末なお堂だったらしい。
      • 東塔は奈良時代からあるものの、建物の多くは長い間に焼失するなどしてなくなり、昭和になってから再建されたもの。
  2. 五重塔が有名。
    • 奈良時代からある塔と昭和になって再建された塔の2本がある。
    • 五重塔ではない。三重塔に裳階がついている。東塔と言うのが一般的。再建された方は西塔。
    • 近鉄橿原線車内から見える
      • 塔をバックに走る近鉄電車の写真をよく見かける。
  3. 人の苗字でもある。
    • 大分県に多い苗字らしい。
    • それ、寺の噂ではなく、名字の噂なんじゃありませんかね。

唐招提寺[編集 | ソースを編集]

  1. 平成の今、教科書にまで載るようになった奈良時代の美談誕生の地。
  2. 鑑真さんのお寺。
    • そのせいで、唐風のあまり見慣れない造形の仏像が多数ある。
    • 鑑真さんのお墓も境内にある。
      • お墓に至る林道は、一面濃い苔に覆われていて、とっても幻想的。
    • なお、鑑真は境内の伽藍が完成する前に没している。
  3. 幾度の戦火を免れたので、奈良時代の建築物が多く現存する貴重なお寺。
      • 特徴的な造りの金堂は創建時に新築され、その北側にある講堂は平城京内にあった東朝集殿を移築・改造したもの。
  4. 境内に鎮守社の水鏡天神社があって、ここか管理している。
    • しかし、唐招提寺の境内からは扉で封鎖されていて、直接参拝できないようになっている。
      • お参りするには山門を出て、東にある秋篠川側から参道に入る必要がある。
  5. 近鉄橿原線の線路沿いにあるのだが、林で覆われているので、車窓からは全く見えない。
    • 最寄り駅は西ノ京だが、それなりの距離を歩く。

正暦寺[編集 | ソースを編集]

  1. 清酒発祥の地。
  2. 紅葉と桜が美しい。
  3. ちょうど円成寺から小山を越えたところにある。ハイキングコースとしてもそこそこ知られていたりする。

円照寺[編集 | ソースを編集]

  1. 謎多き寺。
  2. 山村御殿の別名がある。皇族の女性がここへ入ったんだったかでついたらしい。
  3. 普段は一般公開されていないので拝観できない。
  4. 三島由紀夫の「豊饒の海」に出てくる月修寺は、このお寺をモデルにしている。

新薬師寺[編集 | ソースを編集]

  1. 「新」とつくが、最近出来たというわけではなく奈良時代の官立寺院だったりする。
    • 比較対象となる寺飛鳥時代建立だからね
    • この「新」は「新しい」ではなく「霊験新たか」という意味で、新薬師寺と飛鳥から西ノ京に移転した薬師寺とはまったく関係がない。
  2. 塑像十二神将立像とかいうのがすごいらしい。すごいんだけど、誰が造ったかとか、造るよう指示したかなどその背景はさっぱり歴史の闇の中。神、いや神将のみぞ知る。
  3. 波夷羅(はいら)のみ昭和6年に補作されたものでそれ以外は全て国宝に指定されている
    • 日本彫刻史では珍しい、激しい動きをもった神将像の傑作。「静」の仏像の傑作である、近くの東大寺戒壇院の四天王像とは対照的。
  4. 木造薬師如来坐像とか言うのがある。奈良時代のシルクロード文化の賜物らしい。
    • 奈良から平安時代の過渡期に作られた仏像。定朝が登場するまでの平安時代前半は、時々凄く個性的な顔立ちの仏像が見られるが、ここのはその走り。
  5. 境内には、反乱を起こした藤原広嗣を鎮魂する神社がある。
    • その南都鏡神社は、新薬師寺の鎮守社でもあり、広嗣公の御霊神社でもある。
  6. 創建時、立派な金堂や東西両塔がある、おっきな寺だった。
    • しかし、いくつもの天災や平家の南都侵攻に遭って、ほとんどの建造物が失われてしまった。
    • 現在の本堂は、元々別の用途で使われていた建物。

西大寺[編集 | ソースを編集]

  1. 真言律宗の総本山。真言宗とは関係ない。
    • 宝山寺は大本山で、西大寺は総本山。ややこしいわ!
  2. 孝謙天皇弓削道鏡が、聖武天皇よりも自分のほうが格上であることを示そうとして、張り合いでつけた名前らしい。
    • 鹿がおらん時点で勝負は東大寺圧勝でええんとちゃうの?
    • 一度は位置的に東大寺の子分みたいな興福寺の支配下に居ったらしいし……
  3. 寺の名前そのものよりも近鉄の駅の方が有名な気が…。
    • それでも大茶盛式は有名。
    • それは鉄オタに限ってのことだと思料。一般人なら奈良に西大寺があることを知る人は多い。(ただし、東大寺との対比という観点でのネーミングインパクトによるところが大きいが。)
      • 一般人とやらは「大和西大寺駅と言う名前なんだから、近くに西大寺があるんだろうな~」程度の認識だと思う(久宝寺駅って名前だから、久宝寺が存在していると最近まで思い込んでた私
      • 近鉄奈良・京橿沿線と阪神沿線の一般peopleにとっては、西大寺といわれたら駅名が先に出てくるだろう。
  4. 岡山にも同名の寺があるが無関係。
  5. 西へ進むと鎮守社の「八幡神社」がある。
  6. ここにある行基菩薩坐像は、廃仏毀釈で荒廃してた時の喜光寺から譲られたもの。

般若寺[編集 | ソースを編集]

  1. コスモスが見もの。十三重石塔と一緒に写真に移すと絵になる。
  2. 実は、東大寺や興福寺、薬師寺などよりも歴史が古い。
  3. 護良親王が隠れたという経本入れがあるらしい。
  4. 近くにかつての奈良少年刑務所があった。
    • 宿泊施設にリニューアルされる予定。

法華寺[編集 | ソースを編集]

  1. 実は新興宗教(光明宗(平成11年設立))の寺。
    • とはいえ、奈良時代には国分尼寺の総元締だったらしい。
  2. 実は藤原不比等邸跡地だったりする。
  3. 鐘楼がちょっと洒落ている。豊臣秀頼が関ヶ原の役後建てたとかなんとか。
    • 要は戦国のタヌキおやじが豊臣家の2代目のボンボンたぶらかして金使わせた一連の流れのうちの1つ。使わす方も使わす方やけど、使う方も大概やわ。
  4. 光明皇后がモデルとされる観音像があるらしい。

霊山寺[編集 | ソースを編集]

御本堂
  1. 富雄の辺にあるバラ園の有名な寺。
    • 京大農学部監修で世界のバラを集めてるそうな。見といて損はない。
    • バラで知られているのに、何故か「関西花の寺」には加入していない。
  2. HPに載っている「様々なサービス」…… 「寺なのか、ここは?」と言いたくなる。
    • 永代供養付き大霊園は分かるとしても、冷え性や肩こりに効能のある薬湯だの、大ゴルフ練習場だの……
  3. 鐘楼、本堂、鎮守社殿、三重塔。鎌倉時代に造られた重文や国宝物件も結構あるが、上の胡散臭い物の数々が、そういう物のありがたみを消してくれている気もする。
    • とはいえ指定されるからには、やはりそれだけの価値があるわけで…… まあ、バラも込みで500円やし、損は無いです。
  4. でっかい鳥居があちこちにあるので、間違って神社に来てしまったのかと一瞬錯覚してしまう。

白毫寺[編集 | ソースを編集]

  1. 関西花の寺二十五霊場の18番札所。
    • 参道の両脇に植わった萩が名物、という理由で指定されたとか。
  2. 一番の名物は奈良三名椿の1つ、五色椿。奈良県の指定天然記念物にもなっている。
  3. ここから見渡せる景色がとてもよい。
    • 天気がよければ六甲山まで見えるらしい。

弘仁寺[編集 | ソースを編集]

  1. 一応奈良市内だがちょっと行けば天理市という、奈良市の端っこに立地。
  2. 虚空蔵山という小山の中にある落ち着いた感じの寺。
    • 来る客といえば山の辺の道を歩くウォーカーくらいなもん。なので本当に静か。
  3. 木造明星菩薩立像というのがあるらしい。ただし、今は奈良国立博物館に寄託されていてここでは見ることができないとか。
    • なんでもこの寺のある虚空蔵山はかつて星が落ちてきたことがある神聖な土地らしい。それで寺を建てたのが空海さん。

円成寺[編集 | ソースを編集]

  1. ならまちから柳生街道をえっちらおっちら登っていき、石切峠からさらに柳生方面へ進むこと約3km、国道369号線と合流してすぐのところにあるお寺。
    • 大凡このあたりからが柳生の里。
  2. 山号が忍辱山と書く。読まれへん。
    • 「にんにくせん」と読むが、音だけ聞くと臭そう。
  3. 多宝塔の御本尊は国宝大日如来像。
    • 運慶が青年期に創ったそうで、この時期の運慶の作品の中でも特に評価が高い仏像の1つ。
  4. 庭園がこれまたなかなか……
    • 隠れ里にある浄土風庭園という異名を取る。

福智院[編集 | ソースを編集]

  1. 御朱印や御朱印帳に描かれる、お地蔵様と観音様のゆるキャラがかわいい。
  2. 和歌山の高野山に同名の宿坊があるが多分無関係。

元興寺[編集 | ソースを編集]

  1. ならまちを代表するお寺。
  2. 建造物の屋根瓦の一部に、飛鳥時代のものが使われている。
  3. ひっそりとした所にある塔跡と小塔院
  4. かつてはもっと境内が広かったらしい。
    • そのため、寺からかなり離れた場所に元興寺町がある。

喜光寺[編集 | ソースを編集]

  1. かつては菅原寺とも言われた、行基が開基して同地で亡くなったお寺。
    • 聖武天皇の行幸の際に、ご本尊が不思議な光を放ち、それを天皇は喜び「喜光寺」という名前を贈った。
  2. 昔は興福寺、今は薬師寺の末寺。
  3. 本堂は「試みの大仏殿」とも呼ばれ、その設計は東大寺大仏殿の基になっている。
    • 寺院では珍しく、本堂内部が撮影可能。
  4. 明治の廃仏毀釈によって荒廃しまくり、会津八一の歌にも詠まれるほどの惨状だったのに、現在では綺麗に整備されている。
  5. 鎮守社は菅原天満宮
  6. すぐそばを、阪奈道路(奈良県道1号奈良生駒線)が通っている。
    • 境内から見える光景がコンクリート高架というのは、なかなかエキセントリックである。
  7. 奈良大学が、大和郡山市の額安寺から広目天と多聞天の立像を購入して、修理と調査をしていたら、喜光寺のものと判った。
    • どうも廃仏毀釈の際に、額安寺へ譲られたらしい。
      • 2019年、150年ぶりに四天王が揃って「さとがえり公開」される。
  8. 西大寺に安置されている行基菩薩坐像は、元々ここの所有物だった。
    • 平成になってから、唐招提寺の行基菩薩坐像を複製し、行基堂を建造してそこに安置している。

海龍王寺[編集 | ソースを編集]

  1. 遣唐使が出発前に、道中の無事を祈願していたお寺。
    • 初代住職で遣唐使だった玄昉が、復路の航海で暴風雨に遭遇したので海龍王経を唱えたら、種子島へ漂着して辛うじて帰国できたことにちなむ。
  2. カッコいい名前のお寺だが、創建当初は「隅寺」などと呼ばれていた。
    • 藤原不比等の邸宅(のちに娘の光明皇后の皇后宮)の北東の隅っこにあったから。
      • なので法華寺と、めちゃくちゃ近い。
      • 海龍王寺の前身は土師氏の建てた「土師寺」で、土師氏が藤原不比等へ土地を寄進した時に、そのまま残されたのが由緒。
      • 平城京の条坊制整備の時に、東二坊大路がこの付近を迂回して一条南大路と交わっているのだが、これは不比等が土師寺を壊して道路を通すのを拒否したため。
  3. 般若心経の写経発祥の寺院。
    • 全国の寺院にある般若心経の見本は、ここに納められた「隅寺心経」の原本を基に作られている。
  4. 参拝に来たみうらじゅんと一青窈の絵馬が展示してある。
    • 仏像マニアの「はな」も、お気に入りの寺院のひとつにしてるんだとか。

秋篠寺[編集 | ソースを編集]

  1. 秋篠宮殿下の宮号の由来として有名。
  2. 毎年6月6日に秘仏・大元帥明王が御開帳になる。
    • 御朱印もこの日だけしか貰えない。
  3. 国宝技芸天像は頭部は奈良時代、体部は鎌倉時代の補作

帯解寺[編集 | ソースを編集]

  1. 皇室の安産祈願御用達のお寺。

北和・西和[編集 | ソースを編集]

法隆寺[編集 | ソースを編集]

  • 斑鳩町
    駅から歩く?せいぜい頑張れよ。
  1. 法隆寺が奈良市内にあると思っている観光客がいる。
    • 法隆寺駅から歩ける範囲にあると思っている観光客はもっといる。(連絡バスの通る道はかなり狭い)
      • 無理をすれば歩いて行けます。自分も駅から法隆寺まで歩きました。
        • 地下鉄の1駅か2駅分くらいの距離で、徒歩20分ほど。まあ、歩いてもおかしいというほどの距離ではない。
        • 歩道があるとはいえ、大型のバスなどがガンガン通るので少し怖い。
        • 俺も遠足で駅から歩いた事がある。
      • もう、いっそ、近鉄奈良駅から歩いてもらったら?(暴論)
        • でも、あながち悪くはないと思うんだよね。平城宮跡、唐招提寺、薬師寺、郡山の街、中宮寺、法起寺と歩いて行くコースって。
    • ちなみにその法隆寺は近鉄優位の奈良県内では珍しくJRの方が便利な観光地。
      • 昔は近鉄にも法隆寺駅があった。
  2. 拝観料は全館共通券が1000円と少しお高い。
    • ただ、それだけに広く見応えは十分。出来れば夢殿が開いている、春か秋に行くのがベター。
    • 今は1500円にまで値上げされた…。
  3. 正岡子規のおかげで門前の飲食店や土産物店はどこも柿関連の商品を置いている。
    • とある店の「柿うどん」はなぜか注文から出てくるまで妙に時間がかかることがあるので急ぐ時は注意。

法輪寺[編集 | ソースを編集]

  • 斑鳩町
  1. 公共交通機関で行くにはやたらと不便な位置にある。
    • そのおかげであまり混んでいない。
  2. 飛鳥時代にできた三重塔があったが戦時中に落雷で焼失。
    • 残っていればここも世界遺産に登録されていたはず。
  3. 境内の看板に書かれた沿革の中身が日本語版と英語版でけっこう違う。

法起寺[編集 | ソースを編集]

  • 斑鳩町
  1. 現在の公式な読みは「ほうきじ」だが「ほっきじ」と読む人も多い。
  2. この寺の塔は飛鳥時代のオリジナルなので無事世界遺産に登録された。
  3. 年始に行った際境内の松の木の根元が松ぼっくりで埋め尽くされていた。
  4. 庫裡らしき建物がちょっと見てすぐ分かるくらい傾いている。

信貴山朝護孫子寺[編集 | ソースを編集]

  1. 阪神が優勝争いしている時は参拝者が多いとか。(張り子の虎で有名なので)
    • 実際、球団自体も偶に祈祷をお願いするとか。
    • 通称・トラ寺。
      • 境内には虎柄の丸ポストがあり、上には白い虎のオブジェまで載っている。
  2. 伝承では聖徳太子が開祖とされている。
  3. 本尊は12年に1回、寅年にしか公開されないらしい。

宝山寺[編集 | ソースを編集]

本堂
重要文化財の獅子閣
  1. 生駒の聖天さんでお馴染み。
    • 商売繁盛の神様を祀ると言われているが、厳密に言うとこちらは神社ではなくお寺なわけで……
      • 境内に鳥居があるが、神仏習合の名残り。
        • 元々は麓にあったものだが、再開発で昭和50年代にここに移転した。生駒ケーブルの鳥居前駅の駅名はその名残り。
          • これが宝山寺の一の鳥居だったが、移転により二の鳥居の方が麓に近い場所にあることになった。
  2. 崖下を無理やり開いて御堂を建てたような感じ。本堂に覆いかぶさってきそうな後ろの崖が、そのイメージに拍車をかけている。
    • 崖の岩壁に納められた弥勒菩薩像が、外国人に人気らしい。何処で調べたんですかね。
  3. 生駒山の中腹にあるため、そこらじゅう階段だらけ。階段だらけの参道が春になると桜のトンネルと化す。
    • そんな、参道沿いに旅館街があるが、よく見ると「18歳未満お断り」という札が小さく掛けてあったりする所がある。聖天さんの門前で男が昇天できるというわけか……
    • 精進落しをしていく参拝客目当てに創られた、ディープスポットで宝山寺新地という名前もついている。ただ、オバハンばっかりで精進落としってのもなあ……
  4. 生駒トンネル建設の恩人。
    • 近鉄の赤字補填をしてくれたこともある。
  5. 商売繁盛にご利益があるはずなのに門前町には空き店舗が目につく。
    • かつてここは遊郭だったらしい…。
  6. 実は宝山寺駅より一つ上の梅屋敷駅で降りたほうが近くてきつくないらしい。
    • とは言え、乗り換えが必要な上運賃も跳ね上がり本数も半減するので…。
  7. この寺の建物で唯一の重要文化財は明治時代に建てられた洋館。
    • 獅子閣。外から見たら洋館だが、内部に入ると和室があったりして和洋折衷。

竹林寺[編集 | ソースを編集]

  • 生駒市
  1. 行基の墓がある由緒正しき御寺だが、明治以降廃寺となっていたらしい。
    • 「そんな状態で墓が維持されていたというのは、ある意味ですごい事やと思うよ。」と思ったが、行ってみるとそんな考えは失せた。
      • というのも、この墓は単なるミニ方墳だったから。そりゃ、盛土を維持するだけなら、言うほどのもんじゃないわな。
  2. 分骨された忍性菩薩のお墓もある。
    • 元々は質素な墓だったが、近年になって立派なお墓が別に造られて、そっちへ移された。

松尾寺[編集 | ソースを編集]

  1. バラで有名。
  2. 実は敷地内に電波塔を持っている。ただし奈良テレビの分だけ。
  3. 矢田寺から山道をほぼ真南へ行くとここに行き着く。
  4. 日本最古の厄除け霊場とされている。
    • 日本書紀の編集を担当していた舎人親王が、42歳の厄除けと日本書紀の完成を祈願して建立したのが始まり。
  5. 半紙に「厄攘」と書いた染筆を奉納することで厄除けになるんだとか。
    • 「厄攘(やくじょう)」とは「厄を盗む」という意味で、参拝者はお寺に厄を盗んで貰う、という考え。
  6. 境内に鎮守社の松尾山神社がある。
  7. 山の上にあるので、お参りするならマイカー必須。
    • 公共交通機関でも行けなくはないが、最寄りのバス停「松尾寺口」からでも、坂道を2㎞以上歩くことになる。

矢田寺[編集 | ソースを編集]

  • 大和郡山市
  1. 紫陽花
    • 紫陽花の時期のみ拝観料は400円。それ以外の時期は無料。とはいえ、400円でとんでもない量の紫陽花を見られるのならありがたい話。
    • 関西では三室戸寺と並んで紫陽花の名所とされていて、毎年新聞に載る。
    • 辛島美登里さんのデビュー曲「雨の日」はこの紫陽花を見に来たことをきっかけに作られた曲です。
  2. 実は、紫陽花以外も宜しいもんです。さくら、ツツジ、紅葉……
    • 境内一体のみならず、裏山にも植わっているのが美しさに拍車をかけているが、全景を写せるポイントがないのが残念。
    • 沙羅双樹なんかも結構綺麗なんだが、沙羅双樹は紫陽花の時期のため、拝観料は頂戴します。
  3. 数多くのお地蔵様を祀っているのだが、その内の一体の口に味噌を塗ると、その味噌が旨くなるらしい。

東明寺[編集 | ソースを編集]

  • 大和郡山市
  1. 拝観料が300円の無名の寺。
    • さすがに建物の中には入れないものの、その周りなら普通にハイキングコースが走ってる。
  2. 舎人親王が開基らしい。重文もんが結構あるらしい。そんな風には見えん。

長岳寺[編集 | ソースを編集]

  1. 山の辺の古刹
  2. かきつばた、あじさい、もみじ、やぶつばき
    • 四季折々の美しい花々が、これまた全体の雰囲気に調和。

中和・東和吉野[編集 | ソースを編集]

百済寺[編集 | ソースを編集]

百済寺三重塔
  1. 兎に角行きにくい。一応駐車場あるけど……
  2. 兎に角何もない。他に見るべき場所が近くには……
  3. 三重塔だけ見て帰ってください。

久米寺[編集 | ソースを編集]

  1. 日本版アフガン航空相撲と言われた久米仙人が創建したといわれている。でもホンマは聖徳太子の子供で影の薄いなんとか言う奴が建てたとか。
  2. 御室仁和寺が移築した多宝塔が味があって良い。
  3. 久米仙人祭りという祭りがある。何やるかと思えば、ただのスカートめくりだったりする。
  4. かつて駅名で存在したこともある。今の橿原神宮前駅の前身。

称念寺[編集 | ソースを編集]

  • 橿原市
  1. 今井町の中心となったお寺。当たり前だが浄土真宗。
  2. 明治天皇の行在所となったらしい。当時の行幸目的は橿原神宮だったそうな。久米寺のほうが近ない?

南法華寺[編集 | ソースを編集]

  1. 通称が壷阪寺。因みに、壺阪というのは山号に因む。
  2. 人形浄瑠璃の壺坂霊験記という話でそこそこ有名?
    • 盲目の旦那とその女房の間の泣ける美談だが、夫婦なんて実際はこんないいもんじゃないんだよな。

岡寺[編集 | ソースを編集]

  1. 日本最大の仏像が有るらしい。但し、塑像の中ではという条件付き。
    • この仏像に使った土。日本と唐、インドの物を混ぜたものらしい。インドて誰が持ってきてん。
  2. 石楠花の株がめっさ多い。2000で下らんのと違う?
  3. 仁王門が洒落とる。
  4. 正式名称は「龍蓋寺(りゅうがいじ)」。仁王門前の石柱は「岡寺」、仁王門上部の銘鈑には「龍蓋寺」と書かれている。

長谷寺[編集 | ソースを編集]

  1. 牡丹の寺
    • 偶に近鉄のポスターに使われる。以前、檀れいだったか竹下景子だったかがこの時期にここへ行ってるポスターがあった。
  2. 建造物も素晴らしい物が多い。その中でも本堂と登廊が際立っている。
    • 本堂は東大寺大仏殿、金峰山寺蔵王堂に次ぐ規模らしい。三代将軍家光が外様の金で再建してこんなことになっちまったらしい。
    • 五重塔も何気に見応えある。
      • 戦後の日本で初めて建てられた五重塔だが、クオリティが高いので「昭和の名塔」と言われる。
  3. 伊勢本街道からちょっと脇に逸れた初瀬の街の最奥部にある。
    • というわけで、ここもお伊勢参りの途中による人が多かったらしい。
  4. この寺のことを詠んだ和歌が3回も掛詞をやってる件。
    • 和歌において掛詞を3回以上使っている物のほとんどが無意味な言葉遊びの31文字に過ぎない中、これは一応意味が通っている。
  5. 多種多様な花を植えているので、「一年中花が咲いている」ということになっている。
    • 実際は綺麗に咲き乱れる時期は決まっているので、あまり期待しないように。
  6. 仁王門の手前にある手水屋の亀は、頭の一部が割れていて少しグロい姿をしてる。
  7. 初瀬川沿いにある法起院は、長谷寺のお坊さんであり、西国三十三所を創始した徳道上人の霊廟。
    • 西国三十三所の番外礼所でもあるので、そういうのが好きな人はお参りするように。
    • 境内に葉書の木が生えていて、目につく葉っぱの裏には、拝観者の願い事がびっちり書かれている。
  8. 最寄り駅は近鉄大阪線長谷寺駅だが、ここから徒歩で向かおうとしたら結構時間がかかる。
    • しかも坂道や階段が多い。
  9. 紋章が西武鉄道のCIにそっくり。

平等寺[編集 | ソースを編集]

  • 桜井市
  1. 大神神社の元神宮寺。
    • 明治の廃仏毀釈で廃寺にされたが、約100年後に再興。

室生寺[編集 | ソースを編集]

  1. 山号が宀一山。書きやすいけど読めねえよ。
    • 山号が4画。縁起が良くないと思う……
  2. 女人高野と呼ばれているが、無論坊さんは男。
    • 開基も役行者らしい。もっとも、有力視される異説があるが……
  3. 室生口大野から歩いて行くと、峠越えを経てのどかな山里がある。これが室生寺のあるエリアなのだが、「ザ・日本の里山」という感じ。
  4. 五重塔が一番歴史あるもので、これは奈良時代のもの。その他も概ね鎌倉期までに完成しており歴史的価値が高くもれなく国宝認定。
    • 2000年ごろに台風で倒れた杉により破損した。

大野寺[編集 | ソースを編集]

  1. 2本の枝垂れ桜が有名。
    • この2本品種が違うらしく、例年5日ほど開花がズレる。
  2. 室生寺の子分。
    • ここも開基は役行者。こっちには今のところ有力視される異説はない。
  3. 宇陀川沿いにある古寺であるが、川の対岸の磨崖仏が圧巻。
    • 裏ネタを言うと川の反対側からカメラを向けると枝垂れ桜の木の全景も写った写真が撮れる。

大澤寺[編集 | ソースを編集]

  1. 五条の山奥のよう分からん所にぽつんとある古刹。
  2. 結構きれいな池あるみたいで……
  3. 紅葉もなかなかのもんみたいで……

転法輪寺[編集 | ソースを編集]

転法輪寺
  1. 葛木神社のお隣さん。
    • 金剛山頂の事務所はここにおいてある。
  2. 櫟の木でできた五重塔がある。
    • もっとも、常人の目で見たら単に、一本の比較的新しい木を植えているだけにしか見えないのだが、それにイチイの五重塔などという名前をつけている……
  3. 葛城修験道の大本山。
    • 当然、修験道である以上、神道的なものと関わり合いがあるのだが、、この寺自身も元々、葛木神社と渾然一体となっていたらしい。