近鉄の車両/形式別

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主な形式[編集 | ソースを編集]

独立項目[編集 | ソースを編集]

汎用型[編集 | ソースを編集]

  • 大阪線・名古屋線・奈良線の全てに所属する車両はこちらへ。

1020・1220・1230系[編集 | ソースを編集]

名古屋から神戸まで股にかけている
  1. 台車・ワンマン仕様などの差で1230・1233・1252系・・・と形式が多岐に分かれるが今ひとつ理解できない。
    • ホントに。そこまで分けて何か意味があるのだろうか。。。
  2. VVVF装置は日立製。
    • 当初は乗務員扉と1番前の側扉の間にVVVFマークがあったが、いつしかなくなった。今も残るのは1420系のみ。
      • 1422系や南大阪線の6400系にもあった。
    • 発車する時にE231系1000番台墜落インバータのような音がする(南大阪線の6400系も同様)。因みに向こうも日立製。
  3. 名古屋線所属車両にはワンマン運転のため運賃箱がついている車両もあるらしい。
    • しかもそれが大阪線に乗り入れたこともある。
  4. 東は名古屋・南は賢島・西は阪神三宮までが運用範囲に入る。ある意味すごい車両。
    • さらに京都にも乗り入れる。まさに関西の主要都市を全て網羅する存在。
      • でも関西1のターミナルには入らない(どころか北区にすら入らない)。
      • これかな?
      • むしろ阪神本線の野田~大物を21m対応車に改造すれば阪神の臨特(大阪梅田~甲子園)・区特(青木→大阪梅田)・急行(大阪梅田~西宮or尼崎)に使えるから間合い運用とはいえ大阪梅田へ入れるようになる。
        • 当然ながら福井県、岐阜県、滋賀県、和歌山県、徳島県には一切入らない。
        • 大阪梅田駅の可動式ホーム柵が近鉄車両に対応していない。
    • 愛知県民だが、阪神三宮でこの車両を見たときは違和感あった。
  5. 1251F~1257Fは実は2代目。正確には旧1200系(後に1000系)に1251・1351号車が存在したので1251Fに関しては3代目。
    • 旧1250系は1420系に改番された。
  6. 1233系からは全線標準車体というが、どこがどう変わったのかよくわからない。
    • 車体裾をよく見るとその違いがよく分かる。
    • 大まかに見ると標準車体は平成世代でそうでない方が昭和世代(1230系だけが例外)。
    • 車内に入ると天井が異なる。標準車体の方は蛍光灯や中央のラインデリアが連続タイプになっている。
      • 実はこの形態は5200系の方が先に採用している。
  7. 大阪・名古屋線系と奈良線系の双方に配置されているが、その間を転属した車両は今のところ存在しない。
    • 現在のところ1020系は奈良線系のみの配置。
  8. 正確には1230系は2編成のみ。
    • 当初1220系1224F・1225Fとして計画されていたものを、製造途中で設計変更したもの。そのため車体は1220系と同一。
  9. 1220・1230系が2両固定編成で1020系が4・6両編成。
  10. 1233系が奈良線に初めて新製投入された時は生駒線に集中的に運用されていた。
    • 連結器高さが奈良線の他車と異なっていたため。当時は奈良線車両の連結器高さは大阪・名古屋線よりも低かった(奈良線:800mm 大阪・名古屋線880mm)。1233系は大阪・名古屋線仕様で登場しその後奈良線の連結器高さは大阪・名古屋線と同じ高さに揃えられた。
    • 1233系登場時、電気連結器のカバーに黄色い文字で「880」と書かれていた。
  11. 1026Fはもともと4両編成だったが、1030Fの中間車(サ1180 - モ1080)を改番(サ1196 - モ1096)し、編成に組み込んで6両編成になった。
    • 1030Fの残りの先頭車(モ1030 - ク1130)は1277Fに改番(モ1277 - ク1377)された。
    • 6620系の母線引き通し改造に伴い、余ったパンタグラフをそれぞれの電動車取り付けた。
  12. 2018年、車内にLCDがついた編成が登場。
    • 1237F(VE37)と1238F(VE38)の2編成。これで日本の大手私鉄全てがLCD付き通勤車を保有することになった。
    • シングルアーム式パンタグラフに交換された編成や、LEDヘッドライトに交換された編成も出てきた。
      • なお、パンタグラフとライトの交換は同時に行われるわけじゃないので、各編成で形態がバラバラ。
    • 2020年、大阪線所属の1260Fの行き先幕がフルカラーLEDになった。
      • VC53とVC57もフルカラーLEDになってるw
    • 同年には名古屋線にもLCDがついた車両が現れた(VC42とVC47)。
      • VC43にも翌年についたw
    • なぜか、阪神直通対応車には設置されない。
      • なんば線の構造上、LCDを使用できない可能性あり。せっかくリニューアルした直通先の9000系もわざわざLEDに交換してるくらい。
  13. 車齢と見た目に反して、電磁直通ブレーキ。
    • それでも阪神に乗り入れている。阪神はこれより古い8000系でも電気指令式ブレーキなのに。
  14. 2022年に入って生駒線ワンマン運転対応車両の制御装置のソフトが変更され、加速時の音が変わった。
    • 京都線普通にも頻繁に運用されている。
    • 京王8000系や西武6000系などに似た、日立後期GTOあるあるの音になった。
      • 関西では南海1000系で聞くことができる。
  15. 2025年頃から、大規模リニューアルが行われ、内装を新車並みに改装する他、LCDの設置、VVVFのIGBT化、ブレーキの電気指令式への変更などが予定されている。
    違和感ありあり
    • 更新したらしたでこいつみたいなイカツイ顔にならなきゃいいのだが…
      • いや、やっても1201系や18200系みたいな前照灯・標識灯のLED化くらいでしょ。
      • ところが、こいつの派生の1620系に顔面をいじられた更新車が出現、こいつ並みに叩かれている。これからも増えるのだろうか。
        • 8月、ついに出現。
    • 前述のシングルアームパンタ化も行うと思う。
    • だが、いざ出場してみると、LCDが設置されないどころか、既存のLED表示を撤去されたり、ドアチャイムが無くなったりと、一部劣化した要素もある。
      • 2023年12月に名古屋線の1231Fに車内LCDが取り付けられ、ようやく完全な形となった。
        • トップがまさか志摩線や山田・鳥羽線などでワンマン運用されるローカル用とは意外…。
    • 側窓もUVカットガラスに交換された。
    • 2024年に登場する新型通勤車両の実験台とみることもできる。
      • ある意味2000年代初頭に行われた阪急5000系のリニューアルと立ち位置が似ている。こちらも施工当時は阪急は新造車が途絶えていたがこのリニューアル車で内装の変更が試行され数年後に晴れて新造車両が投入された。
  16. 2022年に奈良線の1027Fが「ならしかトレイン」というラッピング車になった。外観はもちろんのこと、内装も鹿をイメージしている。
    • 好評だったのか、2023年には2本目として1029Fにもラッピングが行われた。
  17. 1220系と1249系、および奈良線所属の1233系については単独運用が一切行われず、入出庫の際も伴車を添えて行われる。
    • 車体更新後もこれに変化はない。
    • 奈良線所属車に、車側カメラがついた編成が出始めた。

5800系[編集 | ソースを編集]

阪神尼崎駅に乗り入れる
ヒストリートレイン
  1. 閑散時はクロス・混雑時はロングシートに転換できる画期的な車両。愛称はL/Cカー
    • 今や似たような車両が東武やJR東日本にも登場している。
      • 西武や京王にまで登場。関東民鉄の多くは有料座席運用を意識したものであるが、元祖たる近鉄では特急網が充実しているため、飽くまで長距離一般列車のサービス補完の役目に留まっている。
      • 試作車も含めて真の元祖L/Cカーは国鉄クハ79929だとか。
    • その割に外観は一般通勤車両と変わらない。
      • 車内から見ると判るけども、妻面の窓の大きさが変更されている。妻面窓は縮小し、逆に貫通扉窓が拡大されているので、印象が結構変わっている。
      • 見た目は従来と変わんないものの、車内設備が評価され、1998年ローレル賞を受賞した。
    • 座席モケットは今は他車と同じ赤色だが、登場時は薄紫色だった。2610・2800系改造車も同様。
  2. 大阪・名古屋線用には奈良線用と異なりトイレが付いている。
  3. 阪神に乗り入れる時はロングシートにすることになっていたが、実際はクロスシートで乗り入れることもある。
    • 阪神戦の帰りにこいつに当たると痛い目に遭う。ただでさえあそこから帰るのキツいのに…
      • 京都、橿原線運用は終日全てロングシート運用(5820系)も同様。
    • 平日はロング、土休日はクロス状態で乗り入れるらしい。
  4. 実は1両だけ大阪線から奈良線に転用された車両がある。
    • トイレのある車両と入れ替えたため
  5. 名古屋線は5812Fより後の新製車両の投入が途絶えている。
  6. VVVF装置は三菱製。
  7. 2014年4月に奈良線100周年記念のヒストリートレインが運転開始。大阪電気軌道開業時のデボ1形の復刻塗装が施されたがあれはどう見ても阪急に見える…。
    • もし高速神戸や新開地に乗り入れてきたら乗客が間違うかも…。
      • 神戸三宮駅のホームドアが近鉄車両に対応していないので、幻に終わりました…。
    • 2014年7月、阪急5100系が阪神尼崎車庫に回送されてきたのに伴いついに阪急電車との並びが実現した。
    • この車両を学園前で見ると、阪急夙川にでも来た気分になる。
      • 同様に、瓢箪山で見た時の気分は六甲、西大寺で見た時の気分は淡路。
      • 但し色調は阪急と比べてくすんでいる。むしろ国鉄の旧型客車に近い。
      • 奈良線~阪神で主に運用に入っているが、たまに京都線でも運用されるので、運が良ければ京都駅でも見ることができる。
    • 他に2020~2022年に5803Fが海遊館トレインとして運行された。
      • ついでに言うと、海遊館は現在近鉄の子会社が運営している。
      • 海遊館ラッピングは解除されたが、今度は5801Fが志摩スペイン村の全面ラッピング車となっている。
        • 部分ラッピング車なら9020系にも存在する。
    • 乗り入れ先の阪神1000系と同様ラッピング車に起用されることも多い。過去には帝塚山大学のラッピング車も存在していた。
      • 上記の志摩スペイン村ラッピング車だが神戸三宮寄り先頭車の5801号車は前面から見るとかつての帝塚山大学ラッピング車と似ている。
  8. 吊革は近鉄の他の車両と異なり三角形。
    • 5820系も同様。
  9. 車齢と見た目に反して、電磁直通ブレーキ。
  10. 本系列もおそらく車体更新の対象。ただしトイレの洋式化・バリアフリー化の如何や、経年の浅さ、半導体不足などによりまだ先のことと思われる。

5820系[編集 | ソースを編集]

大阪線所属車両
  1. 言わずと知れた「シリーズ21」。
  2. 閑散時はクロス・混雑時はロングシートに転換できる画期的な車両。愛称はL/Cカー
    • 今や似たような車両が東武やJR東日本にも登場している。
      • 西武や京王にまで登場。関東民鉄の多くは有料座席運用を意識したものであるが、元祖たる近鉄では特急網が充実しているため、飽くまで長距離一般列車のサービス補完の役目に留まっている。
      • 試作車も含めて真の元祖L/Cカーは国鉄クハ79929だとか。
        • 某スプーン版管理者の名前の由来でもある。
    • その割に外観は一般通勤車両と変わらない。
  3. 大阪・名古屋線用には奈良線用と異なりトイレが付いている。
    • あれ、名古屋線にシリーズ21あったっけ…?
  4. VVVF装置は形式区別なく三菱製と日立製が混在。
  5. 阪神に乗り入れる時はロングシートにすることになっていたが、実際はクロスシートで乗り入れることもある。
    • 阪神戦の帰りにこいつに当たると痛い目に遭う。ただでさえあそこから帰るのキツいのに…
  6. 大阪線所属車両は何故か旧国名が表示されない。(少なくとも河内国分はそう)まぁ、前は旧国名が書いてないのはザラだったけど…今はこいつだけ?
  7. 2610系の置き換え目的で5820系を再増備するとの噂も。まだ信ぴょう性は低いが是非やってほしい(出るとしたら名古屋線と同じ4両版L/Cカーか?)。
    • 結局その計画は白紙になったとか…
  8. 座席が硬い。尻痛21と揶揄される。5800系とは大違い。
    • JR西に“友達”あり。321系。勝るとも劣らないクオリティの低い座席に掛け心地。吐き気を催すには十分過ぎるほどである。
      • 321系とは同じ近畿車輛製ということもあり車内の雰囲気も似ている。
      • 逆に1020系や1233系は座面が低くふかふかで、ソファーのような座り心地。
  9. ミャクミャク号の餌食になってしまったが、どう見てもリゾート21

新形式通勤車両[編集 | ソースを編集]

・2024年以降に導入される予定の通勤車両の噂です。形式が判明したら、項目の書き換えを願います。

  1. 2008年以来16年ぶりの新型通勤電車。
  2. L/Cカー。形式は5830系あたりか?
    • あるいは8810系の続きで8830系、9200系の続きとして9400系という可能性も否定しない。
      • でもL/Cカーやからやっぱり形式は5000番台を付与するんとちゃうかな?
        • 空き番を考えると「5000系」か「5220系(もうシリーズ21じゃなさそうだが)」というのも有りかと思う。
  3. 車体はアルミ製と思われる。赤色基調の塗装が復活。
  4. 4両編成なので、京橿線普通での運用がメインかと思われる。
    • 昼は京橿普通、朝夕は8連で近鉄完結の阪奈快急・急行・準急と言ったところだろう。
  5. 電気連結器は付いているみたいだが、ブレーキ読み替え装置は付いているのだろうか?
    • 4両で奈良線系統から導入するという事なので、シリーズ21のように在来の車両との連結は考慮してると思う。
  6. 大きい荷物を持っている人向けの1人がけシートが備えられる。結構斬新。
    • 福岡市にも採用された。
  7. 阪神には入らないらしい。
  8. 今のところの投入予定路線が奈良線系統だけなんで、「奈良線・京都線用」の項目に入れたが、そのうち「汎用型」の項目に入る日は来るのだろうか?
    • 一応中日新聞では名古屋線投入の報道があったぞ。
      • 中日かよ…あそこは天気予報以外フェイクニュースしか書かないので…
    • 導入系統が不明瞭なため一端汎用型に移動しました。形式が分かってからそれぞれの系統に移動しましょう。
  9. デザインを担当したのはJR西日本の「銀河」と同じ川西康之氏。
  10. 2022年に五位堂検修車庫で開催された「きんてつ鉄道まつり」の模型運転会では一足早くこれがデビューを飾った。
    • その少し前に在来車にこの系列の塗装を施す試験塗装が行われた。
      • おそらく、GTO-VVVF車のB更新では、この塗装への変更も行われるであろう。
        • 更新車は結局塗装変更なしだった。
    • 模型を見ると集中式冷房装置になっていた。模型通りであれば近鉄では初採用。
  11. 化粧板とLCDが阪急化している。
    • 最近の電車の中では豪華な方なのはいいんだけど、その代わり運賃を大幅に値上げしている。値上げするくらいなら、名鉄の9Rみたいな簡素な新車でよかったのに…
    • でも予算が尽きて9820系みたいにロングシートバージョンの車両が出ないか心配でもある。
      • むしろL/C仕様よりロングシートのほうが望ましい線区もそこそこあるためロングシートバージョンも出るべきである。
  12. 80000系「ひのとり」にて1C2Mの制御方式を採用していることを踏まえると、この新車において0.5M方式を採用し3両編成を組成することも可能な設計となりかねない。
    • JR東海の313系やJR東日本のE131系でも同様の事例は存在。
    • 南大阪線(と、可能性は低いが名古屋線)は、3両編成が必要になる区間が存在するので、3両編成の新車が入ってもおかしくない。
      • 田原本線も入れてあげて。ついでに南大阪線の場合は「5両編成」とする手もワンチャン……?
  13. あと半年でデビューなのに、量産先行車が出てくるどころか、形式名が不明なまま。

南大阪線用[編集 | ソースを編集]

6020系[編集 | ソースを編集]

ラビットカー塗装
  1. 南大阪線通勤車両の主力車両。全部で99両が製造された。
    • 大阪線2410系、名古屋線1810系の南大阪線バージョン。
  2. 前期型と後期型では制御装置搭載車両とMG・CP搭載車両が逆になっている。
  3. 一部車両が養老鉄道に移籍した。
  4. 2012年、6051Fがラビットカー塗装に復刻された。
    • ただ6020系自体はラビットカー塗装で営業運転したことがない。
    • いわゆる塗装だけラビットカーのクソタイプ。
  5. 末尾が20系なのでシリーズ21の一つ、というわけではない。

6200系[編集 | ソースを編集]

6201F
  1. 大阪線2800系の南大阪線バージョン。
    • 南大阪線では初の通勤冷房車でもある。
  2. 性能面では6020系後期車両とほぼ同一。
  3. 一部の車両のコンプレッサーが旧式で、「コトコトコト」という音を発する。
    • D-3-FR
      • HS-10への換装により2019年9月に消滅してしまった。
  4. 観光特急列車の種車になり形式も16200系になるとのこと。
    • 愛称を青の交響曲<シンフォニー>ニュースで見ただけだが、とても元通勤車両に思えん。改造にいくらかかったが知らんが、そんな金があるんなら新しい通勤車両を入れて欲しい…
  5. 同じ南河内を走る南海6200系とは登場年が同じ(74年)。

6400・6620系[編集 | ソースを編集]

吉野・飛鳥ラッピング車
  1. 1220系の南大阪線バージョン。
    • ただし製造時期は6400系のほうが先。
      • 1986年に製造された1次車は登場時同時期に製造された3200系1次車と同様側面の窓周りの赤い部分が上下に広かった。
  2. VVVF装置は日立製。
  3. 6413系からは全線標準車体というが、どこがどう変わったのかよくわからない。
    • 車体裾をよく見るとその違いがよく分かる。
  4. 6400系が2両固定編成で6620系が4両編成。
    • 2連の6400系の一部はワンマン化され、6432系に区別されている。南大阪線系列のワンマン運転は全てこれで賄われている。
      • 形式は6432系だが、実際には6422号車など形式よりも若い番号の車両も存在する。
        • ワンマン化の際にワンマン運転時に限り京都市営地下鉄烏丸線や能勢電などと同じドアブザーが鳴るようになった。
          • リニューアルの際にドアチャイムが付きブザー+チャイムの京阪13000系みたいな雰囲気になった。
  5. ソフト変更前の音が聞きたいなら、堺筋線に乗ろう。似たような音が聞ける。
  6. 奈良・京都線の3200系と同時期の登場で、車体もアルミ製だが、他の車両と連結することから前面はこれまでの界磁チョッパ車と同じ形状となった。
    • しかしこれが長く近鉄VVVF通勤車の標準スタイルとなった。
    • 3200系はリニューアルが行われたが、こちらはまだ未施工。
  7. 車齢と見た目に反して、電磁直通ブレーキ。
  8. このグループからも、シングルアームパンタになった車両が出た。
    • さらに、IGBT-VVVF化が行われた編成も出た。
  9. ついにこの番台からも、A更新車が登場。何気に南大阪線通勤車で初のフルカラーLEDとなった。
    • とうとう、A更新と上記の機器更新の両方が施行された編成が出た模様。
      • 南大阪線でLCDが設置されるのは、このMi05が初めて。(遅すぎる)
    • Mi03からの施工なのがやや謎。Mi01とMi02に施工されず、そのまま早期廃車・解体となることだけは避けてほしいものである。
      • まあ万が一そうなったとしても、一応再就職してくれると思うけど…

6600系[編集 | ソースを編集]

  1. 南大阪線用の界磁チョッパ車。
  2. 名古屋線用の1200系の南大阪線バージョン。
  3. 9000系が名古屋線に転属した結果、大阪地区で見られる唯一の2連の界磁チョッパ制御車となった。
    • 大阪地区の鉄道全般でみても、界磁チョッパ2連はほかに阪急7300系くらいしかいない。
      • 近江鉄道300形「関西で界磁チョッパ2連だったらうちをわすれんといて」
      • 阪急7000系2連「俺も界磁チョッパ車やねんけど(…泣)」
  4. 界磁チョッパ制御装置は日立製。
  5. 83年登場だがわずか4編成8両しかない。

6820系[編集 | ソースを編集]

開運号
  1. 言わずと知れた「シリーズ21」。
  2. 9020系の南大阪線バージョン。
  3. VVVF装置は日立製。
  4. 正月の「開運号」などの行楽シーズンの臨時列車には同系列のみの2連×2本を連結した4連で運用に入ることがある。
  5. 2002年に2連×2本が入ったが、その後10年以上に渡って新たな増備はない。
  6. 転落防止幌が他のシリーズ21とは違い段違い式。
  7. この形式から、河内長野行きの電車では「河内長野」と省略せず表示されるようになった。
  8. 9020系2連と同じくワンマン運転対応にはなっていない。
  9. 2編成とも、シングルアームパンタグラフ。
  10. 座席が硬い。尻痛21と揶揄される。6620系とは大違い。

けいはんな線用[編集 | ソースを編集]

7000系[編集 | ソースを編集]

近鉄の通勤車両としては異色の存在
  1. 東大阪線(現けいはんな線)開業と同時に登場。
  2. 近鉄最初の第三軌条集電方式の車両。
  3. 塗装は他の近鉄通勤車両と全く異なる白地にオレンジとブルーの帯。
    • オレンジは生駒山から昇る朝日を、ブルーは大阪湾の海を表しているらしい。
    • この塗装が「アーバンライナー」の21000系に影響を与えたらしい。
  4. 鉄道車両では初めて通産省(現経産省)のグッドデザイン賞を受賞した。
  5. 同時期に登場した北大阪急行電鉄8000系と何かと比較される。
  6. 試作車両の4両は子会社の東大阪生駒電鉄(後に近鉄本体に吸収合併)により製造された。VVVF車両としての登場は近鉄1420系よりも僅かに早かった。
    • この車両(7102・7602)のみ乗務員室扉の高さが低いのが特徴。
    • 現7102号車は製造時は7103号車で、量産車登場に伴い7102号車に改番された。
  7. リニューアルにより外観では7020系との区別がつきにくくなった。
    • 但し座席は7020系と比べて柔らかく、車内の蛍光灯にはカバーがついている。
    • リニューアルはけいはんな線のスピードアップやワンマン化に伴う改造工事と合わせて行われたが、大阪市営地下鉄20系と異なりVVVF制御装置はソフトの改修だけで済ませた。
      • 2013年になって7108Fのうち7208のインバータがIGBT使用の新品に交換された。
        • 日立製ハイブリッドSiCVVVFの実験台だという噂だが…
        • 2022年現在7107Fと7108F、7106Fのうち7206号車のVVVFがIGBTの新品に更新されている。VVVFの更新は近鉄では珍しい。
    • リニューアル前の車内は白い壁面にオレンジの座席と近鉄車両では異彩を放っていたが、リニューアル後は他の近鉄通勤車の内装に近くなった。
      • 化粧板がグレー系で蛍光灯もカバー付きのためか、トンネル内や夜間は暗く感じる。
    • リニューアルで行先表示機もLED式となり、側面にも追加された。
      • 当初は3色LEDだったが、フルカラーLEDに変更された車両もある。
  8. ドアチャイムの音は他の近鉄車両とは異なり、大阪市営地下鉄と同じ音がする。
    • ついでに言うと電鈴も近鉄仕様の単打式「チン、チン」じゃなくて大交仕様の連打式「ジリン、ジリン」。(奈良線の阪神乗り入れ対応車は近鉄仕様と阪神仕様両方搭載)
  9. 末尾が奇数の編成はVVVF制御装置が三菱製、偶数の編成は日立製である。
    • 7101F~7108Fが登場した後に増備された編成の制御装置が日立製だったため、7108Fの次は7110Fとなり、7109Fは欠番となっている。
    • 三菱製の制御装置の車両はリニューアルの時に加減速時に発するモーターの音が変わった。
  10. スピードアップのおかげで95km走行時は第三軌条も相まってかなりの爆音を上げながら走行する。
    • 大阪メトロ20系よりはまし。こちらは台車も高速対応になっているようである。
  11. デビュー時には「スーパー・エレクトロニック・コミューター」という愛称が与えられていたとか…。
  12. 東大阪線の開通は1986年10月1日だが、実はそれに先立ち9月23日から地下鉄中央線内で営業運転に入っていた。
  13. 2025年に相直相手である地下鉄中央線沿線の夢洲で万博の開催が決まったが、その時まで生き残ってるかどうか…。
    • 大阪メトロの方はこれと同世代の20系を40000系に置き換えることが決定されている。
      • 400系になりました。
    • 最近の近鉄のトレンドである「車齢60年」に当てはめると生き残る計算になる。(2025年時点で41歳。普通なら引退時だけど…)
    • 阪急「別に相手が置き換えたからって、自分まで置き換えんでええやん。ゴオオオオオオ(3300系が爆走する音)」
    • メトロ車の置き換えが完了すると近鉄車の方が見劣りするのは確かだろう。
    • 2023年に2割近い運賃の大幅値上げをすることからもわかるように、近鉄に新車を入れる金がないことは確かである…。
  14. 中央線でのATO導入に伴い、近鉄で初めてワンハンドルマスコンを搭載した編成が出た。
    • これで、大手私鉄でワンハンドルマスコンを採用した実績がないのは南海と阪神のみになった。南海はなにわ筋線向けの車両で採用する可能性が見込まれるが、阪神が採用することはないだろうな。
      • 阪神に関しては、阪急7000系が能勢電向け改造するために通っているので、走行実績だけはある。
    • 同時にブレーキ装置も改修され、緩解音が変わっている。上記のVVVF更新とは別に行われている。

7020系[編集 | ソースを編集]

見た目は7000系と変わらない
  1. けいはんな線の学研奈良登美ヶ丘延伸に伴い登場。
  2. いわば「シリーズ21」のけいはんな線版。
    • 但し車体は鋼製。
      • 卵型断面のためか、本線の通勤車両がアルミ車体になったにも関わらず鋼製車体となった。
  3. 外観は7000系とほとんど同じだが、車内はかなり異なる。
    • 具体的には座席がバケットシートで固いほか、蛍光灯にカバーがないなど、全体に安っぽい仕様になっている。
      • 妻面(貫通扉含む)の窓ガラスの横幅が縮小されている点も、7000系と車内の雰囲気が違う要因。
        • 貫通引戸のガラスはシリーズ21とは異なり下方に拡大されていない。
      • 但しシリーズ21と異なり、らくらくコーナーは設置されていない。
    • 7000系が登場してから20年ほど後に登場したが、同じデザインを引き継ぐあたり7000系のデザインの完成度の高さがわかる。
      • ただ単に、車両設計の費用をケチりたかっただけでは…?
      • けいはんな線車両のイメージを統一する必要もあるだろう。
  4. 制御装置は三菱IGBT-VVVFで、阪神1000系などと似たような音がする。
    • モーター出力は高速運転に対応するためか7000系(140kw)よりもやや大きい145kw。
  5. 2020年現在、近鉄の最新型車両(2004年デビュー)。
    • 特急車以外ではね。
      • だが年式ではシリーズ21増備車のほうが新しい。
  6. 座席が硬い。尻痛21と揶揄される。7000系とは大違い。

事業用[編集 | ソースを編集]

モワ24[編集 | ソースを編集]

はかるくん
  1. 近鉄の電気検測車で、通称「はかるくん」。
    • 近鉄版の「ドクターイエロー」。
  2. 大阪線2410系2411Fが種車。
    • 初期のラビットカーより前照灯が寄っている。
  3. カラーリングが阪神電車の新赤胴車とそっくりである。
    • いや、向こうよりは黄色い。向こうはジャイアンツカラーだがこっちはタイガースカラー。むしろ伊勢志摩ライナーの黄色とそっくり。
  4. けいはんな線を除くすべての標準軌路線で検測が可能。
    • ただし、クワ25は狭軌用台車に交換することで、南大阪線や養老鉄道線での検測が可能。
    • ちなみに狭軌路線での併給車両は、南大阪線では6200系6211Fと6219F、養老鉄道線では610系613Fと614Fである。
      • 以前の併給車両の6221Fは「青の交響曲<シンフォニー>」に改造されたので、代わりに6211Fが選ばれた。
    • 但し阪神乗り入れには対応していない。

モト75[編集 | ソースを編集]

  1. 表向きは奈良電のデハボ1000の車両を流用して作った車両だが、改造に改造を重ねた結果全く別の車両になってしまった。
    • すべての部品が入れ替わったのものは同じものなのかは古い時代から論争が続いている。
    • 哲学上ではテセウスの船にあたるようである。
      • その表現、京阪1000系の項目でも見たけど、テセウスの船にあたる電車を各地で探してみると結構面白いなあ。
  2. 7020系電車を五位堂まで運ぶことが多い。
    • なので大阪市交通局形密着連結器がついている。

モト90[編集 | ソースを編集]

綱引きのイベントに使われるモト97
  1. 南大阪線の車両を五位堂まで運ぶためにモト75と同じ要領で魔改造されて今日に至る車両。これでも元は保線用貨物車。
    • 97と98が該当。
  2. 日本の私鉄向けの電動貨車としては一番大きい。(全長20880mm 最大幅2646mm)
    • これも97と98が該当。
  3. 一方、養老鉄道線の車両を塩浜まで運ぶために改造され、さらに車体幅の狭い車両に交換されて今日に至る車両。97と98と同様にこれでも元は保線用貨物車。
    • 94と96が該当。

団体用[編集 | ソースを編集]

15200系・15400系[編集 | ソースを編集]

近鉄12000系電車

20000系[編集 | ソースを編集]

リニューアル後は阪急カラー?に
  1. 「楽」という用途不明の車両がある。
    • 団体専用の車両。かつての「あおぞら」号の後継。
      • あおぞら号は、20100系以降は退役した特急車両(18200系→12200系)が就任している。「楽」は豪華版団体専用車。
      • あおぞらというネーミングはJR北海道の特急の名前に似ている。
    • 広く言えば、最後に製造されたビスタカー。
      • 実はしまかぜもビスタカーの仲間という
    • 「楽」の文字は榊莫山の筆
      • ところで、その人生きてるの?
        • 2010年10月3日に亡くなりました。
      • よかいち、よかいち
    • せっかくだから、これをビスタカーIV世にすればいい。
      • 確かに、団体列車にしか走らないのはもったいない。
        • 楽の座席は全席非リクライニングシート(固定クロス転換クロス)なんですけど・・・
          • だから近鉄としては特急車よりは格下という扱い。
            • そのためか、独立した洗面所が存在しない。
      • ビスタIVは実質的にしまかぜの50000系が引き継ぐこととなった。
  2. 沿線の人でも乗ったことがない人が多い。
  3. 先頭車がダブルデッカー、中間車がハイデッカー。
    • ハイデッカーは長らく特急車では登場しなかったが、50000系「しまかぜ」と80000系「ひのとり」のプレミアムシート車で日の目を見た。
  4. 実は貫通扉が付いている。
    • 長いこと使用されなかったが、2013年に15200系と連結して「異種連結列車」として運転された時に使用された。
    • 今思うと、シリーズ21の顔は、20000系が基になってるんだろうなぁ。
      • 塗装デザインも。こちらは23000系「伊勢志摩ライナー」にも引き継がれた。
  5. 意外なことに、生駒線に入線したことがある。
  6. 2020年にリニューアルされたが、塗装が阪急そっくり。
    • リニューアルにより榊莫山氏の「楽」の文字はなくなった。
    • 車内は座席が少なくなり、代わりに固定式のテーブルが付いた。また前面の展望スペースと先頭車の階下部分はフリースペースとなった。
    • モバイル機器の充電コンセントも付いた。
  7. 2021年大晦日~22年元日の終夜運転では大阪難波~奈良の臨時快速急行(事前予約不要)に運用されることになった。
    • 案の定と言うか深夜なのに鉄オタで大混雑…。大阪難波発2本目は整理券を出すほどの大盛況。「楽」ではなく「苦」だったらしい…。
    • 2022年5月上旬の土休日には大阪上本町~賢島の臨時列車に起用されたが、運賃+400円で乗ることができた。
  8. 阪神乗り入れには対応していない。
  9. 前照灯は近鉄唯一のリトラクタブルタイプだったが、リニューアルでなくなった。
    • 他社を見ても京成の先代スカイライナーことAE100形くらいしか見当たらない。
      • 余談ながらこちらも本系列と同じ1990年に登場した。
  10. 車齢と見た目に反して、電磁直通ブレーキ。
    • しかも、同世代の通勤車と異なり、まさかの抵抗制御。
    • 性能面では12200系や30000系と同じで、特急車両との連結も可能。

過去の車両[編集 | ソースを編集]

20100系[編集 | ソースを編集]

  1. 民鉄では珍しい学童列車運用専用の電車。しかもオール2階建て。
    • 厳密には中間車は制御装置等を搭載する関係でハイデッカーになっている。
    • 当時は国鉄にもこんな用途の電車が多く存在した辺り、時代を感じさせる。
      • 実は標準軌の車両としては初めての波動用電車。
  2. 通称初代「あおぞら号」。
  3. 当時としては致し方なかったのだろうが、非冷房。
    • その代わり外気より2℃ほど冷たい風を出す冷風装置があった。
  4. 晩年には臨時の快速急行に運用されたこともある。
  5. 通勤列車として運用することを考慮したため、ギヤ比は通勤車と同じだった。

400系[編集 | ソースを編集]

  1. 奈良線の小型車両は最終的に本系列と600系に整理された。
  2. 多くの車両は1970年代までに廃車になったが、奈良電時代の昭和30年代に車体更新された409-309のみは昭和末期まで残った。
    • 前面は湘南型だが、800系とは全く異なり、どことなく遠州鉄道の車両と雰囲気が似ていた。
    • 最後は生駒線で運用されていた。

680系[編集 | ソースを編集]

  1. 元奈良電の車両を近鉄合併後に有料特急用に改造したもの。
    • これが京都線では最初の特急車だった。
  2. 後に一般用に格下げされたものの、塗装を変えた以外はそのままで、冷房付き・クロスシート装備だった。
    • 晩年は志摩線で運用されていた。
    • 末期にごく短期間だけ白とマルーンレッドの現行カラーに近いツートンカラーが見られた。
  3. 新車ではなく一般車を特急車に格上げ改造したものだったが、何を血迷ったのか50年以上経過した後に同じようなことをやった。時代は繰り返す、というか。
  4. 予備車として683系というのもあったが、こちらは非冷房で吊り掛け駆動のままであるなど明らかに見劣りがした。
    • 種車には戦前製の車両も存在していた。
    • このうち1両(683号車)は後に鮮魚列車用に改造され、2250系などと連結されて平成初期まで活躍していた。
      • 実はこれが元奈良電車両としては最後まで活躍した。

800系[編集 | ソースを編集]

  1. かつて奈良線を走っていた湘南形の前面スタイルを持つ車両。
    • 前面窓は国鉄EH10形電気機関車のように少しくぼんでいた。
  2. 一部が伊賀線に転用されたが、860系に置き換えられすぐに廃車となった。
  3. 後に近鉄標準となるマルーンレッドの塗装や1段下降窓はこの車両が初めて採用した。
    • 窓下に細い銀帯があった(820系も)。
  4. 京都線で脱線したことがある。
  5. これを置き換えた3200系は、800系のデザインを引き継いでいるような気がする。

820系[編集 | ソースを編集]

近鉄820系改め伊賀鉄道860系
  1. 800系をベースに前面貫通型、両開き扉にした車両。800系とは異なり2両固定編成だった。
    • 車内はもちろんロングシートだったが、窓下の銀帯といい2扉であることと言い一般の通勤車よりは格上に見えた。
    • 南海の22000系と立ち位置が似ている。向こうも1つ前の21000系は湘南型の前面に4両固定だったし。18m車体の2両固定であることが幸いして積極的に支線に転用されたことも。転用先の支線が本体から経営分離された点も同じ。
  2. 奈良線大型化後は京都・橿原線→生駒・田原本線とたらい回しされた挙句、860系に改造されて伊賀線に転属した。
    • 伊賀線は狭軌のため台車と主電動機は6800系から転用。余った標準軌用の主電動機は1000系の高性能化に流用された。
  3. 伊賀線が分社化されて伊賀鉄道になった後も暫く活躍し、2012年に元東急の200系に置き換えられて引退した。正に50年以上も走り続けたことになる。
  4. 実は京阪の線路を走ったことがある。
  5. 客用扉の幅はワイドドア車以外では異例の1450mm。

900系[編集 | ソースを編集]

  1. 奈良線系統では最初の20m級の大型車両。
    • 車体幅に関しては大阪・名古屋線用車両よりも広くなり、以後これが奈良線の標準となった。他路線がこの車体幅になるのは1980年代のVVVF車の時代になってから。
      • 細かいことを言えば、名古屋線に関してはVVVF車導入前に京都線から1010系が転入しており、これが初のワイドボディ車。
  2. 登場当初は生駒トンネルの改良が完了していなかったため、瓢箪山以西の平坦線で運用されていた。
  3. 同時期製造の1480・1600系が非冷房で廃車されたのとは対照的に、1980年代後半になって冷房改造と車体更新が行われた。
    • それが幸いして後に製造された8000系初期車両よりも遅くまで活躍できた。
  4. 奇数編成と偶数編成とではMcとTcの向きが互いに逆になっている。
    • 同様のケースは阪神7861形や南海6000系にも見られる。
      • 元々Mc-Tc-Mcの3両だったのをTcを1両増備して2両×2本にしたため。
        • そのため、一見8000系初期車の2両固定と似ているが連結面の貫通路は狭幅である。
  5. 引退直前にクリームに青帯という登場当時の塗装に復刻された。
  6. 当系列を8000系に編入する計画があったが、実現しなかった。
    • 8000系のトップナンバーが8021Fなのはそのため。
  7. 引退直前にクリームに青帯の登場当時の塗装に復刻された。

3000系[編集 | ソースを編集]

高安車庫で留置されていた頃
  1. 近鉄唯一のステンレスカー。
    • 東急車輌以外で初めて作られたオールステンレス車両。もちろん近畿車輛が独自の技術で製造を行った。
    • 東急車両が特許を持っててそれに触れないように苦労して造ったらしい。
  2. 京都市営地下鉄烏丸線への乗り入れを前提に設計されたが、結局乗り入れは実現せず製造も1編成で終わった。
  3. 近鉄では新枢軸の技術を詰め込んだ車両だった。
    • 電機子チョッパ・電気指令式ブレーキ・デスク型の運転台・オールステンレス車体を採用。
      • 電機子チョッパ制御装置は三菱製。
    • 電気指令式ブレーキとデスク型運転台は後に他形式との併結の関係で標準的なものに改造された。
  4. 角張った車体スタイルはその後の近鉄通勤車両に影響を与えたとみることができる。
  5. 一応奈良線に入線可能だそうだが、原則として京都・橿原線で運用されている。
  6. 2012年3月現在高安車庫で休車中。このまま引退か?
    • 晩年は故障しまくって、電機子チョッパ制御が災いして予備部品の在庫も尽きてしまい、そのまま…。
      • 南海にも似たような車両がいたが、こちらは抵抗制御に改造されて現役。
        • 阪急7190系(2200系時代は電機子チョッパだった)も忘れずに。
      • そのため8000系の廃車発生品を流用して界磁位相制御車に改造することも検討されたが、車体の状態が悪かったために実現しなかった。
  7. 6月上旬にク3501を残して、3両が高安車庫にて解体された。
    • 1両だけ残ったが保存フラグか?
    • Wikipediaにこのことを書くと無条件に差し戻しされるらしい。
    • その残った1両も、後日まさかの乗務員室付近を残して解体されカットモデル状態に…
      • 五位堂か近畿車輌で保存なのかな?
        • 2012年のきんてつ鉄道まつりで高安車庫で一般公開されました。
  8. 銀色の近鉄ということから「銀鉄」と呼んだ。
  9. コルゲートと前面の茶色1色から近鉄っぽさよりもアメリカなどの海外が走らせてそうなイメージ。
  10. 実は3000番台は大阪線2200・2250系の中間車に3200・3300番台を使用されていた。

6800系[編集 | ソースを編集]

  1. ラビットカーの通称でも知られる、高加減速度通勤電車。
    • 登場当時は専用塗装とヘッドマークが取り付けられていた。
      • 最近になって(別形式でも)それがリバイバルされている。
      • 側面にはウサギを模したシンボルマークもあったがこれをデザインしたのは岡本太郎。
    • しかしこの車両もまた、通勤需要の増大と共に付随車連結で自慢の高加減速度は失われた。
  2. 以後の近鉄通勤車のスタイルの基礎を築き上げたと言っても過言ではない。
  3. 現在は養老鉄道で、改番の上で僅かに生き残っている。
    • 台車と主電動機は伊賀線の860系にも流用された。
    • 養老鉄道でもラビットカー塗装に復刻されている。
  4. ほとんどの車両は非冷房のまま廃車されたが、増結用のモ6850形だけは冷房改造された。
    • 但し自車では冷房用電源を持たなかったため、併結相手の6200系から供給されていた。
    • 養老鉄道に譲渡されたのは全てこのグループ。
  5. 初期の車両は2つの前照灯の間隔が狭かった。
    • 当初は前照灯が1つの予定だったのを急遽2つにしたためらしい。

6000系[編集 | ソースを編集]

  1. 6800系をベースに、モーター出力を135kwに増強した車両で、当初は6900系と呼ばれた。
    • 6001F~6007Fが該当する(旧6901F~6907F)。
  2. 6800系のラビットカーに対し、新ラビットカーと呼ばれたこともあり、もちろん塗色とシンボルマークも6800系と同一だった。
  3. 6009F以降は台車が車体直結式空気ばね台車になった。
  4. 一部車両が養老鉄道に移籍した。

近畿日本鉄道
路線/奈良線系列(京都線/けいはんな線)
大阪線系列(山田線系列)・名古屋線系列
南大阪線系列勝手に新路線
車両形式別特急型大阪線・名古屋線用
奈良線・京都線用勝手に開発
列車種別特急(名阪)球団 偽モノの特徴