ページ「もしあの人が24時間テレビのチャリティーマラソンに挑戦したら」と「高度情報処理技術者試験」の間の差分

(ページ間の差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
1行目: 1行目:
{{Pathnav|もしあの人があの番組に出演したら|name=24時間テレビチャリティーのマラソン}}
{{Pathnav|試験|パソコン検定|情報処理技術者試験}}
『24時間テレビ 愛は地球を救う』の24時間チャリティーマラソンにあの人やあの団体が挑戦したらどれくらいの距離を走り、どんな挑戦になるのかを妄想してみる。
{{Pathnav|試験|資格試験|資格試験/技術系|情報処理技術者試験}}
*五十音順で。
;注意点
#24時間ぎりぎりで完走できるであろうことを前提とした妄想とする。
#(チャリティーマラソンということになっているので)''ギャラの話は禁句とする''。


== 青山学院大学陸上部 ==
== 試験区分一覧 ==
#リレーになる。
*ネットワークスペシャリスト試験(旧・テクニカルエンジニア試験ネットワーク部門、オンライン情報処理技術者試験)
#箱根駅伝とはルートを変えなければならない。
*データベーススペシャリスト試験(旧・テクニカルエンジニア試験データベース部門)
#*もし同じであれば、2015年の箱根駅伝は10時間49分であり、13時間ほど余らせてしまう。
*エンベデッドシステムスペシャリスト試験旧・テクニカルエンジニア試験エンベデッドシステム部門、マイコン応用システムエンジニア試験)
#*新潟から東京?
*情報処理安全確保支援士試験(旧・情報セキュリティスペシャリスト試験、テクニカルエンジニア試験情報セキュリティ部門)
#*大阪から東京?
*システムアーキテクト試験(旧・アプリケーションエンジニア試験、特種情報処理技術者試験)
<!--ルートの提案はこれより上にどうぞ。-->
*プロジェクトマネージャ試験
#ユニホームやたすきは箱根駅伝で使っているものと同じ。
*ITストラテジスト試験(旧・システムアナリスト試験)
#采配は原晋監督が執る。
*ITサービスマネージャ試験(旧・テクニカルエンジニア試験システム管理部門、システム運用管理エンジニア試験)
*システム監査技術者試験(旧・情報処理システム監査技術者試験)


==石川佳彦==
=== 過去の試験区分 ===
#2017年の24時間マラソン世界チャンピオン。記録にチャレンジの意味合いも込めて300kmに設定。
*情報セキュリティアドミニストレータ試験
*上級システムアドミニストレータ試験
*プロダクションエンジニア試験


==ウーマンラッシュアワー==
== 高度情報処理技術者試験の噂 ==
# 「AKBINGO!」 の司会なのでAKB48から何らかのプレッシャーを背負わされる。
#応用情報技術者試験の更に上の階級で、高度情報処理技術者試験というのもある。一つの区分では無く、複数の区分の総称である。
#*もしゴールできなかったらAKBにバカにされる。
#*主に技術の専門家向けの区分と、管理職向けの区分がある。
#**後者は論文試験もあり、難易度が非常に高い。
#***論文が課される区分:システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ、ITストラテジスト(旧システムアナリスト)、ITサービスマネージャ(旧システム運用管理エンジニア)、システム監査技術者
#*高度の各区分は原則として、4月と10月のどちらか年1回しか実施されない。(基本情報などは年2回実施)
#**セキュリティスペシャリスト以外の区分は2019年以前と2020年度以降で4月と10月が入れ替わった。
#*ちなみに基本情報と応用情報の差よりも、応用情報と高度の差の方が遥かに大きいらしい。
#*高度情報処理技術者試験の各区分は専門分野に特化した試験であり、出題範囲は応用情報までと比べて狭いが、その分、モノ凄く深い内容まで突っ込まれる。
#*後述のセキュリティスペシャリストを除いて、どの区分も受験者は少ない。特に組み込みシステムみたいな特殊な分野だと尚更。
#午前1、午前2、午後1、午後2の4部構成である。
#*時々、午前1で不合格になってしまう人を見かける。出題内容自体は浅いが範囲がとても広いため。厳密には専門分野の知識を測定するのは午前2以降となる。
#*午前1で落ちるのはマジで勿体ないので絶対に避けるべき。ただし午前1は科目合格(免除)制度もあるため、午前1だけ受けて途中で帰る、なんて作戦もアリ。
#**応用情報の合格者も高度の午前1が免除される特典がある。
#**午前1の免除制度の有効期間は2年間である。期限が切れてしまったら、もう一度午前1から受験しなおさなければならない。
#*午前1が共通知識を問うマークシート、午前2がそれぞれの区分の専門分野の知識を問うマークシート、午後1がそれぞれの専門分野に関する応用力を問う記述式、午後2が「午後1よりさらに大規模な記述式」または「論述式」という感じ。
#意外にもアルゴリズムに特化した高度区分は現在は存在しない。
#*昔はプロダクションエンジニアという区分があったが、21世紀に入る前に廃止された。
#かつてはユーザー向けの高度区分も存在した。情報セキュリティアドミニストレータ(セキュアド)と上級システムアドミニストレータ(上級シスアド)だ。
#*セキュアドは難易度を大幅に下げて、情報セキュリティマネジメント(セキュマネ)として事実上復活している。
#*上級シスアドは論文課題があったため、ユーザー向けとは思えないくらい非常に難易度の高い試験だったとか。
#かつては一部の区分(システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者、上級シスアド)がスキルレベル5に指定されていたが、現在はスキルレベル4に統一されている。
#専門学校生でネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリストに合格できる奴はほとんどが通信制大学とのダブルスクールをしている奴。2年制の専門学校なら学年トップでも応用情報かセキュリティスペシャリストが関の山である。
#高度試験のいずれかの区分(支援士を含む)に合格すると、技術士国家試験・情報工学部門の第一次試験の専門科目が免除される。
#*また、セキュリティアドミニストレータ以外の高度試験の各区分の合格者は、社会保険労務士(社労士)試験の受験資格を得ることもできる。
#*また、弁理士試験の論文式筆記試験(選択科目)の免除の対象資格でもある。
#2001年(平成13年)春から2008年(平成20年)秋までは、論文がない区分(今のスペシャリスト系)とシステム管理の区分(今のITサービスマネージャ試験)は'''テクニカルエンジニア'''と呼ばれていた。
#受験者の得意分野にもよるが、一般的に合格難易度はストラテジスト(アナリスト)≧監査>プロマネ>アーキテクト(アプリケーション)≒サビマネ(運用管理)>(論文の壁)>ネットワーク≧データベース≒エンベデッド>セキュリティと言われている。
#*大雑把に言うと、「論文試験>スペシャリスト系試験(旧テクニカルエンジニア)」。ただし受験者の中にはバリバリの文系出身で文章を書くのが得意な人もおり、その場合は論文よりテクニカル系の試験のほうが難しく感じる場合もある。
#*しかしセキュリティスペシャリスト(今の情報処理安全確保支援士)が一番簡単なのは満場一致だろう。
#[[基本情報技術者試験|基本情報]]や応用情報に合格した後、高度まで目指すかベンダー資格(オラクルマスター、シスコ認定資格など)に切り替えるかは結構迷う人も多いと思う。
#ネットワークスペシャリスト、システムアーキテクト、システム監査技術者のいずれかの合格者は、職業訓練指導員(職業訓練施設の先生になるために必要な免許)の情報処理科の試験の受験資格を得ることができる。
#*このうちシステムアーキテクトまたはシステム監査技術者の合格者に関しては、「系基礎学科」と「専攻学科」が免除される。
#レベルが低い区分から順番に受験しなければならないというルールは無いため、[[基本情報技術者試験|基本情報]]や応用情報を飛ばしていきなり高度試験を受けても構わない。
#学歴による受験の制限は無いため、小・中学生でも受験できる。
#*しかし実際には、スペシャリスト系の区分はともかく、論文系の区分は高卒や専卒の合格者はほとんどおらず、ほぼ全員が大卒以上の学歴である。
#受験者および合格者はIT産業が盛んな太平洋ベルト地帯に集中しており、それ以外の地域では少ない。
#基本情報や応用情報は学生のうちに取得してしまう人も少なくないが、高度試験になると有資格者が一気に減るため、学生のうちに取れたら就職活動の際は大きなアドバンテージになる。


==関東学連選抜==
== 各試験区分の噂 ==
#他校とのコミュニケーションが重要になってくる。
=== ネットワークスペシャリスト試験 ===
#開催年の箱根駅伝のメンバーにさらに何人か追加。
#昔はオンライン情報処理技術者試験と呼ばれていた。高度の中では比較的歴史の長い区分である。
#前の青山学院大学陸上部と同じくらい、数百キロは走ることになりそう。
#業界ではしばしばネスペと略される。
#*テクニカルエンジニア時代はテクネと呼ばれることもあった。
#覚えることがとても多いため、しばしば「論文課題が無い区分としては最難関」と言われる。
#*実際、ネットワークセキュリティに関する問題は、情報処理安全確保支援士試験のそれより難易度が高いそうだ。
#テクニカルエンジニア時代は1ランク下のソフトウェア開発技術者を飛ばしてテクネを受験する人も少なくなかったとか。
#*インフラ系のエンジニアの場合、アルゴリズムやSQLが苦手だとソフ開にはなかなか合格できないため、ソフ開を飛ばした方が対策しやすかったと言われている。
#インフラ系のエンジニアなら電気通信主任技術者や工事担任者と並び取っておきたい資格の一つ。
#*シスコシステムズの認定資格もね。
#試験の略号はNWで、英語名称は'''N'''et'''w'''ork Specialist Examinationである。


==坂上忍==
=== データベーススペシャリスト試験 ===
*チャリティーマラソン予測では一位になっていましたが…。
#高度区分の一つ、データベーススペシャリスト試験は技術的な知識よりも国語力の勝負と言われることが多い。
#多分、有吉ゼミでチャリティーマラソンの特訓を放送するか?
#民間資格のオラクルマスターとは出題傾向が異なるため、オラクル持ちでも合格するのは簡単ではない。
#これで本当の愛が分かる…のか?
#*でも実務で役に立つのはオラクルマスターの方だと思う。
#24時間テレビの放送終了後の『行列のできる法律相談所』でやはり毒舌攻撃するかも。
#2019年(平成31年)度春期の午後2に出題されたパン屋の問題がかなりの強敵であったことで有名。
#オラクルマスターと違って飛び級受験が認められているから、時々、基本情報や応用情報を飛ばしてデータベーススペシャリスト試験に挑戦する人もいる。
#ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の津崎平匡はこの試験に合格しているという設定である。
#*アニメ『ハイスクール・フリート』(はいふり)の納沙幸子ちゃんもね。
#*そのため、逃げ恥の放送直後にこの試験の受験者数が大幅に増加するという珍現象も発生した。もっとも、データベースエンジニアの需要が高まったのもあるが…。
#国家試験なので、[[パソコン検定#ORACLE MASTER|オラクルマスター]]のような特定のデータベース製品に特有の機能やSQLは出題されない。
#試験の略号はDBで、英語名称は'''D'''ata'''b'''ase Specialist Examinationである。


== 大泉洋 ==
=== エンベデッドシステムスペシャリスト試験 ===
#組み込みシステムに特化した区分で、おそらく情報処理技術者試験の中で最もマイナーな区分。
#*受験者数は情報処理技術者試験の全区分の中で最も少ない。
#*他の区分のテキストはあっても、エンベデッドのテキストは売っていないなんて本屋も多いのでは?
#情報処理技術者試験としては珍しく、電子回路や電気の知識が要求される区分。
#*そのため、受験者のほとんどは大学の工学部や高等専門学校(高専)、工業高校などの出身者である。
#*モータの知識も必要だったりする。そのため、高校レベルの物理学、数学の知識も使う。
#出題テーマが非常に幅広く、ドローンや自動車の自動運転システムなどの他、観光案内用ロボットやコインパーキングなどがテーマになったこともある。
#昔はマイコン応用システムエンジニア試験と呼ばれていた。
#試験の略号はESで、英語名称は'''E'''mbedded '''S'''ystems Specialist Examinationである。


# 北海道からホンダスーパーカブで走行。武道館にたどり着けなかったら、罰ゲームで四国88ヶ所をカブで巡る。
=== 情報処理安全確保支援士試験 ===
# ぼやくのは間違いない。
#情報処理安全確保支援士は情報処理技術者の中で唯一の登録制の国家資格(免許)。
#*元々は情報セキュリティスペシャリスト試験という高度の区分の一つだった。高度の中で唯一、年2回実施されていたということで人気が高かった。
#*資格の維持費が高い割に独占業務が少ない、更新制度がある、などの理由で、試験に合格しても登録しない人も多いらしい。
#応用情報に合格した人が次に受ける試験は、ほとんどの場合これ。
#*他のスペシャリスト区分に比べて覚えることが少ない上に、年2回試験が実施されることから、高度の中では最も簡単と言われることが多い。しかしそれでも基本情報や応用情報と比べるとだいぶ難易度は高め。
#*2年制の専門学校だと学年トップでもこの試験に合格するのが関の山。他のレベル4の試験はダブルスクールをしているような奴じゃなければほぼ受からない。
#**うちの専門学校(2年制)でセキュリティスペシャリストまで取った人のうちの1人は地元の国立大学を中退して専門学校に入学してきた。やはり基礎学力が高い人は資格試験にも強いのだろう。
#情報セキュリティスペシャリスト試験の前身はテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験。この頃は年1回しか実施されなかった上に問題の難易度も支援士やセキスペ時代より高かった。
#*当時はテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)がエンジニア向けのセキュリティの試験、情報セキュリティアドミニストレータがユーザー向けのセキュリティの試験と言われていた。
#*テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験は2006年(平成18年)春から2008年春まで合計3回実施されていた。過去に実施された情報処理技術者試験の全ての区分の中で最も実施期間が短く、回数も少なかった区分である。
#**英語名称はInformation Security Engineer Examination。しかし何故か略号は'''SV'''である。Vは何処から出てきたんだ…。
#高度試験の中で最も簡単な区分なので、しばしばレベル3.5の試験と揶揄される。
#高度の中で唯一、セキュアプログラミングに関する問題が出題される。出題されるのはC++、Java、ECMAScriptのいずれかで、基本情報と違って受験者が自分の好きな言語を選ぶことができない。
#*ただしセキュアプログラミングの問題自体は(記述式であることを除けば)基本情報のアルゴリズムやプログラミングの問題より簡単らしい。
#*昔はPerlが出題されることもあった。
#*幸いにも選択問題であるため、回避することも可能。むしろ未経験者は手を出さない方が無難。
#情報セキュリティマネジメント試験と名前が似ているが、難易度は全く比較にならない。
#試験の略号はSCで、英語名称はRegistered Information '''S'''e'''c'''urity Specialist Examinationである。
#*Registeredは「登録された」という意味。登録制の資格に変更されてから追加された。
#*また、これとは別に、資格の略称としてRISS('''R'''egistered '''I'''nformation '''S'''ecurity '''S'''pecialist)が使われることもある。
#2020年(令和2年)度、ついに有資格者の人口が2万人を超えた。
#*あくまで試験合格者数ではなく支援士名簿に登録した人の人数である。
#ネスペなどに比べて内容はやや浅いが、高度試験にしては出題範囲は広めで、データベースやマネジメント・監査などの知識も要求される。


==高橋尚子==
=== システムアーキテクト試験 ===
#歴代最長距離となるのは間違いない。220㎞から240㎞ぐらい走ることになりそう。
#1993年までは特種情報処理技術者試験、1994年から2008年まではアプリケーションエンジニア試験と呼ばれていた。
#実は高度の中で最古の区分である。
#昔は受験資格に年齢制限(25歳以上)があった。これは他の論文区分も同じである(区分によっては27歳以上)。
#*現在は年齢制限は存在しない。しかしそれでも実務経験のない学生や、経験の浅い若手社員が合格するのはほぼ不可能。
#特種、アプリケーション時代は午前、午後1、午後2の3部構成だった。2001年から2008年までは午前はシステムアナリスト試験やプロジェクトマネージャ試験との共通問題が出題されていた。
#*ソフトウェア開発技術者試験の合格者はアナリスト、プロマネ、アプリケーションの午前が2年間免除される特典があった。
#論文系の区分の中で最も簡単なので、受験者はこの区分が論文系で最初に挑戦する区分となる場合が多い。
#アーキテクトとは設計者という意味。その名の通り、主に開発・設計部門のリーダーが受験する。
#試験の略号はSAで、英語名称は'''S'''ystems '''A'''rchitect Examinationである。
#*アプリケーションエンジニア時代は'''A'''pplication Systems '''E'''ngineer Examination(略号AE)だった。
#*特種情報処理技術者試験時代の英語名称はSystems Engineer Examinationだった。当時の二種と一種がプログラマー向けの資格だったのに対し、特種がシステムエンジニアの資格だったからである。


==中野浩一==
=== プロジェクトマネージャ試験 ===
#チャリティーマラソン史上初の”自転車による挑戦”となる。
#1994年から試験が実施されているが、一度も試験名称が変更されていない区分である。
#*高校までは陸上部だったので普通に自分の足で走るかもしれない。
#2008年まではスキルレベル5だった。
#*それかみやぞんみたいに24時間トライアスロンか。
#*ヒエラルキー的にはシステムアーキテクト(旧アプリケーションエンジニア)よりは格上、ITストラテジスト(旧システムアナリスト)よりはやや格下という位置付けである。
#宮城県気仙沼市か岩手県陸前高田市のどちらかからスタート。東日本大震災の津波被害地を巡りながら武道館を目指す。
#その名の通り、プロジェクトマネジメントに特化した試験である。ITストラテジスト同様、技術要素は控えめ。
#試験の略号はPMで、英語名称は'''P'''roject '''M'''anager Examinationである。


==猫ひろし==
=== ITストラテジスト試験 ===
#歴代最長距離はほぼ確実。300kmぐらいになるかもしれない。
#その名の通り、ストラテジの専門家のための試験である。
#「番組史上初の外国人ランナー」だが、誰もそのことに気付かない。
#*技術的な要素が控えめな代わりに、経営戦略や企業活動についてかなり深い知識が要求される。
#昔はシステムアナリスト試験と呼ばれていた。
#一般的には情報処理系の最難関資格といわれる。
#*しかしそうでもないという人もいる。文系の人にとってはネットワークや組み込みなどのスペシャリスト系試験の方が難しいらしい。
#*正直、技術士の情報工学部門の方が難しいと思う。
#IT資格の最難関と言われることが多いが、システムアナリスト時代と比べるとだいぶ難易度は下がっている。
#*合格率もアナリスト時代は1桁台だったが、ITストラテジストになってからは10%を超える。
#この試験の合格者は、厚生労働大臣によって高度な専門知識を持つ労働者であると認められる。IT系の資格ではITストラテジスト(旧システムアナリスト)と技術士だけが高度専門職扱いである。
#*すなわち、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士、医師、一級建築士、技術士、博士号、アクチュアリーなどと同じ扱いになる。
#試験の略号はSTで、英語名称はInformation Technology '''St'''rategist Examinationである。
#*システムアナリスト時代はSystems '''An'''alyst Examinationで、略号はANだった。


==乃木坂46==
=== ITサービスマネージャ試験 ===
#実現できるならメンバー全員によるリレー。
#昔はシステム運用管理エンジニア試験と呼ばれていた。
#*距離は100キロメートル、それを得意不得意で若干調整するが1人あたりは約2キロメートルになる。
#*テクニカルエンジニア時代は論文系で唯一、テクニカルエンジニアを名乗っていた区分だった。
#**秋元真夏は運動音痴だから1キロメートルにして、残りの1キロメートルは星野みなみなど陸上部経験者に走らせる、みたいな感じになる。
#試験の略号はSMで、英語名称はInformation Technology '''S'''ervice '''M'''anager Examinationである。
#***仮に1人2キロだとしても、約8キロ余ってしまう。この場合上手い具合で調整を行う。
#*システム運用管理エンジニア時代は'''S'''ystems Operation '''M'''anagement Engineer Examination、テクニカルエンジニア時代は'''S'''ystems '''M'''anagement Engineer Examinationだったが、略号はSMのまま変わっていない。
#*深夜帯は18歳未満を走らせないよう、全員の走力が重要になる。
#論文系の区分ではあるが、合格しても中小企業診断士試験の科目免除の対象にはならない。(ただし弁理士試験の科目免除の対象にはなっている。)
#*ゴールは全員で手を繋ぎ、横1列になりゴール。
#**中央にアンカーを入れる。
#***徳さんは絶対号泣しそう。
#*トップバッターやアンカーが注目される傾向にある。ここでテレビ出演頻度の低い人を起用し、顔を売る作戦もアリ。
#発表やトレーニングシーンの紹介は 「NOGIBINGO!」 で行われる。
#実況は蛯原哲アナではなくイジリー岡田。
#リレーで交代することもあり、土曜21時からのドラマ内でもCM前にリレーの様子を交えたり、放送中にワイプでリレーの様子を映したりするだろう。
#*バトンタッチ時にはドラマを一時中断の上画面いっぱいにバトンタッチの瞬間を映し出す。


===秋元真夏===
=== システム監査技術者試験 ===
#芸能リポーターの誰かが 「史上最悪のマラソンになる」 と予言しそう。
#前身の試験まで遡れば1986年(昭和61年)から実施されており、高度試験の中でも歴史のある区分である。
#*その理由として、体育が苦手だったことが挙げられる。
#2000年(平成12年)までは年齢制限があり、27歳になるまで受験することができなかった。
#**よってマラソンに登場する1~2年ほど前からトレーニングをはじめていそう。
#*今では年齢制限こそ撤廃されたものの、実務経験をもとにした論文を書かなくてはならないため、学生の合格はほぼ不可能である。
#***この模様は 「NOGIBINGO!」 で随時紹介。
#しばしばITストラテジスト試験と並び最難関の区分と称される。かつてはスキルレベル5指定だった。
#試験の略号はAUで、英語名称はSystems '''Au'''ditor Examinationである。
#*Auditorは「監査人」という意味。


===伊藤理々杏===
== 過去の試験区分 ==
#年齢の関係で実現できるのは2021年以降。
=== 情報セキュリティアドミニストレータ試験 ===
#2021年より前だったら乃木坂46全員によるリレーになる。
#通称'''セキュアド'''。平成13年(2001年)秋から平成20年(2008年)秋まで実施されていた。
#*この場合伊藤は土曜22時までに走り終わり、日曜日は朝5時からでないと走らせることができない。
#ユーザー向けのセキュリティの試験である。
#**よって前のランナー、そして伊藤の走力が重要になる。
#*エンジニア向けのセキュリティの試験である春実施のテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)の対極にあたる存在だった。
#*トップバッターとアンカーは大注目になるだろう。この順番に伊藤を走らせて顔を売る作戦もアリ。
#*ポジション的には今の情報セキュリティマネジメント試験(セキュマネ)の前身にあたる試験だったが、難易度はセキュアドの方が遥かに高かったと言われている。
#とりあえずブルゾンちえみと同じ90kmは走るだろう。
#**セキュマネは年2回実施で午後はマークシート方式。一方、セキュアドは年1回実施で午後が記述式(しかも午後は2分割)だったため。
#捉え方により顔を売る作戦とも考えられる。もちろんこれも大いにアリ。
#略号はSUで、英語名称はInformation Systems '''S'''ec'''u'''rity Administrator Examination。
#*初期は略号SSだったが、テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)が登場したから略号が変更された。
#当時、高度試験の中では最も簡単と言われていた。


===岩本蓮加===
=== 上級システムアドミニストレータ試験 ===
#年齢の関係で実現できるのは2022年以降。
#通称'''上級シスアド'''。平成8年(1996年)秋から平成20年(2008年)秋まで実施されていた。
#捉え方により顔を売る作戦とも考えられる。もちろんこれも大いにアリ。
#ユーザー向けの区分とは思えないほど難易度は高く、エンジニア向けの[[基本情報技術者試験]]やソフトウェア開発技術者試験(今の応用情報の前身)よりも遥かに難関だった。
#乃木坂46の最年少メンバーとして何らかのプレッシャーを背負わされる。
#ユーザー向けの区分の中で唯一スキルレベル5に指定されており、システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者と肩を並べる存在だった。
#こちらもとりあえずブルゾンちえみと同じ90kmは走るだろう。
#*論文課題もあった。
#*しかし合格しても中小企業診断士試験の科目免除制度は使えなかった。(弁理士試験の科目免除制度は使えた。)
#試験の略号はSDで、英語名称は'''S'''enior Systems A'''d'''ministrator Examination。
#試験区分としては廃止されたが、出題範囲の一部はITストラテジスト試験(旧・システムアナリスト試験)に吸収されている。


===星野みなみ===
== 関連項目 ==
#チャリティーマラソン史上初のアイドル。
*[[情報処理技術者試験]]
#この年のパーソナリティには乃木坂46も加わっている。
#最後は乃木坂メンバーが星野を抱きしめるのは言うまでもない。
#陸上部経験者で若いから100kmといったところか。


==羽鳥慎一==
== 外部リンク ==
#チャリティーマラソン史上初のアナウンサーとなる。
*[https://www.ipa.go.jp/index.html 独立行政法人情報処理推進機構]
#司会者はやはり桝太一か。
#*この場合は辻岡義堂を出演させるのもアリ。
#応援のためにファンキーモンキーベイベーが一夜限りの復活とかありそう。<!--FMBの曲のMVに羽鳥アナが出演していたため。その縁で局アナ時代に紅白にもゲスト出演-->


==東国原英夫==
{{資格試験・検定試験}}
#師匠ビートたけしが24時間テレビ嫌いを公言しているので実現は厳しいか?
{{デフォルトソート:こうとしようほうしよりきしゆつしやしけん}}
#やるとすれば距離は150kmぐらい?
[[Category:情報処理技術者試験]]
 
==増田明美==
#マラソン界からでは最も実現の可能性が高いかもしれない。
#走行距離は160kmくらいか。
 
==みちょぱ==
#走りながらインスタ映えする風景を探しそう。
#*そして走りながらインスタグラムにアップロードする。
#インスタ映えのこともあるから走行距離は80kmぐらいだろう。
 
==宮根誠司==
#ミヤネ屋でチャリティーマラソンの特訓を放送する。
#言うまでなくフジテレビの夜中のニュース番組は出演しない。
#*もしくは走っていた姿のまま出演とか。
 
==森脇健児==
#走行距離は200km超えるか?
#これに集中するためオールスター感謝祭のミニマラソンは引退。
#スタート前やゴール後に「武道館ドリーム」を連呼しそう。
 
==山下健二郎<!--三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE-->==
#特訓の模様は火曜ZIP!で放送。
#*特訓には元陸上部の妻・朝比奈彩も付き添う。
#放送中は三代目の曲が多く歌われる。
#ゴールで所ジョージも待っているかもしれない。
 
==りゅうちぇる==
#発表は、[[行列のできる法律相談所ファン|行列のできる法律相談所]]で行う。
#*特訓の様子は、毎週紹介。
#(発表の後に限るが)他局でも、トーク番組等でそのことをしゃべりまくる。
#頭に巻いたバンダナは、汗でベトベトに。
#ゴール前数キロで、応援歌として、コブクロ『ここにしか咲かない花』が流れる。
#ゴールしたときには、ぺこと抱き合うのは言うまでもない。
#距離は100~120kmぐらい。
 
{{もしあの人があの番組に出演したら}}
[[カテゴリ:もしも借箱/テレビ番組|あのひとかあいはちきゆうをすくうのちやりていまらそん]]

2021年11月14日 (日) 09:15時点における版

試験区分一覧

  • ネットワークスペシャリスト試験(旧・テクニカルエンジニア試験ネットワーク部門、オンライン情報処理技術者試験)
  • データベーススペシャリスト試験(旧・テクニカルエンジニア試験データベース部門)
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験旧・テクニカルエンジニア試験エンベデッドシステム部門、マイコン応用システムエンジニア試験)
  • 情報処理安全確保支援士試験(旧・情報セキュリティスペシャリスト試験、テクニカルエンジニア試験情報セキュリティ部門)
  • システムアーキテクト試験(旧・アプリケーションエンジニア試験、特種情報処理技術者試験)
  • プロジェクトマネージャ試験
  • ITストラテジスト試験(旧・システムアナリスト試験)
  • ITサービスマネージャ試験(旧・テクニカルエンジニア試験システム管理部門、システム運用管理エンジニア試験)
  • システム監査技術者試験(旧・情報処理システム監査技術者試験)

過去の試験区分

  • 情報セキュリティアドミニストレータ試験
  • 上級システムアドミニストレータ試験
  • プロダクションエンジニア試験

高度情報処理技術者試験の噂

  1. 応用情報技術者試験の更に上の階級で、高度情報処理技術者試験というのもある。一つの区分では無く、複数の区分の総称である。
    • 主に技術の専門家向けの区分と、管理職向けの区分がある。
      • 後者は論文試験もあり、難易度が非常に高い。
        • 論文が課される区分:システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ、ITストラテジスト(旧システムアナリスト)、ITサービスマネージャ(旧システム運用管理エンジニア)、システム監査技術者
    • 高度の各区分は原則として、4月と10月のどちらか年1回しか実施されない。(基本情報などは年2回実施)
      • セキュリティスペシャリスト以外の区分は2019年以前と2020年度以降で4月と10月が入れ替わった。
    • ちなみに基本情報と応用情報の差よりも、応用情報と高度の差の方が遥かに大きいらしい。
    • 高度情報処理技術者試験の各区分は専門分野に特化した試験であり、出題範囲は応用情報までと比べて狭いが、その分、モノ凄く深い内容まで突っ込まれる。
    • 後述のセキュリティスペシャリストを除いて、どの区分も受験者は少ない。特に組み込みシステムみたいな特殊な分野だと尚更。
  2. 午前1、午前2、午後1、午後2の4部構成である。
    • 時々、午前1で不合格になってしまう人を見かける。出題内容自体は浅いが範囲がとても広いため。厳密には専門分野の知識を測定するのは午前2以降となる。
    • 午前1で落ちるのはマジで勿体ないので絶対に避けるべき。ただし午前1は科目合格(免除)制度もあるため、午前1だけ受けて途中で帰る、なんて作戦もアリ。
      • 応用情報の合格者も高度の午前1が免除される特典がある。
      • 午前1の免除制度の有効期間は2年間である。期限が切れてしまったら、もう一度午前1から受験しなおさなければならない。
    • 午前1が共通知識を問うマークシート、午前2がそれぞれの区分の専門分野の知識を問うマークシート、午後1がそれぞれの専門分野に関する応用力を問う記述式、午後2が「午後1よりさらに大規模な記述式」または「論述式」という感じ。
  3. 意外にもアルゴリズムに特化した高度区分は現在は存在しない。
    • 昔はプロダクションエンジニアという区分があったが、21世紀に入る前に廃止された。
  4. かつてはユーザー向けの高度区分も存在した。情報セキュリティアドミニストレータ(セキュアド)と上級システムアドミニストレータ(上級シスアド)だ。
    • セキュアドは難易度を大幅に下げて、情報セキュリティマネジメント(セキュマネ)として事実上復活している。
    • 上級シスアドは論文課題があったため、ユーザー向けとは思えないくらい非常に難易度の高い試験だったとか。
  5. かつては一部の区分(システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者、上級シスアド)がスキルレベル5に指定されていたが、現在はスキルレベル4に統一されている。
  6. 専門学校生でネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリストに合格できる奴はほとんどが通信制大学とのダブルスクールをしている奴。2年制の専門学校なら学年トップでも応用情報かセキュリティスペシャリストが関の山である。
  7. 高度試験のいずれかの区分(支援士を含む)に合格すると、技術士国家試験・情報工学部門の第一次試験の専門科目が免除される。
    • また、セキュリティアドミニストレータ以外の高度試験の各区分の合格者は、社会保険労務士(社労士)試験の受験資格を得ることもできる。
    • また、弁理士試験の論文式筆記試験(選択科目)の免除の対象資格でもある。
  8. 2001年(平成13年)春から2008年(平成20年)秋までは、論文がない区分(今のスペシャリスト系)とシステム管理の区分(今のITサービスマネージャ試験)はテクニカルエンジニアと呼ばれていた。
  9. 受験者の得意分野にもよるが、一般的に合格難易度はストラテジスト(アナリスト)≧監査>プロマネ>アーキテクト(アプリケーション)≒サビマネ(運用管理)>(論文の壁)>ネットワーク≧データベース≒エンベデッド>セキュリティと言われている。
    • 大雑把に言うと、「論文試験>スペシャリスト系試験(旧テクニカルエンジニア)」。ただし受験者の中にはバリバリの文系出身で文章を書くのが得意な人もおり、その場合は論文よりテクニカル系の試験のほうが難しく感じる場合もある。
    • しかしセキュリティスペシャリスト(今の情報処理安全確保支援士)が一番簡単なのは満場一致だろう。
  10. 基本情報や応用情報に合格した後、高度まで目指すかベンダー資格(オラクルマスター、シスコ認定資格など)に切り替えるかは結構迷う人も多いと思う。
  11. ネットワークスペシャリスト、システムアーキテクト、システム監査技術者のいずれかの合格者は、職業訓練指導員(職業訓練施設の先生になるために必要な免許)の情報処理科の試験の受験資格を得ることができる。
    • このうちシステムアーキテクトまたはシステム監査技術者の合格者に関しては、「系基礎学科」と「専攻学科」が免除される。
  12. レベルが低い区分から順番に受験しなければならないというルールは無いため、基本情報や応用情報を飛ばしていきなり高度試験を受けても構わない。
  13. 学歴による受験の制限は無いため、小・中学生でも受験できる。
    • しかし実際には、スペシャリスト系の区分はともかく、論文系の区分は高卒や専卒の合格者はほとんどおらず、ほぼ全員が大卒以上の学歴である。
  14. 受験者および合格者はIT産業が盛んな太平洋ベルト地帯に集中しており、それ以外の地域では少ない。
  15. 基本情報や応用情報は学生のうちに取得してしまう人も少なくないが、高度試験になると有資格者が一気に減るため、学生のうちに取れたら就職活動の際は大きなアドバンテージになる。

各試験区分の噂

ネットワークスペシャリスト試験

  1. 昔はオンライン情報処理技術者試験と呼ばれていた。高度の中では比較的歴史の長い区分である。
  2. 業界ではしばしばネスペと略される。
    • テクニカルエンジニア時代はテクネと呼ばれることもあった。
  3. 覚えることがとても多いため、しばしば「論文課題が無い区分としては最難関」と言われる。
    • 実際、ネットワークセキュリティに関する問題は、情報処理安全確保支援士試験のそれより難易度が高いそうだ。
  4. テクニカルエンジニア時代は1ランク下のソフトウェア開発技術者を飛ばしてテクネを受験する人も少なくなかったとか。
    • インフラ系のエンジニアの場合、アルゴリズムやSQLが苦手だとソフ開にはなかなか合格できないため、ソフ開を飛ばした方が対策しやすかったと言われている。
  5. インフラ系のエンジニアなら電気通信主任技術者や工事担任者と並び取っておきたい資格の一つ。
    • シスコシステムズの認定資格もね。
  6. 試験の略号はNWで、英語名称はNetwork Specialist Examinationである。

データベーススペシャリスト試験

  1. 高度区分の一つ、データベーススペシャリスト試験は技術的な知識よりも国語力の勝負と言われることが多い。
  2. 民間資格のオラクルマスターとは出題傾向が異なるため、オラクル持ちでも合格するのは簡単ではない。
    • でも実務で役に立つのはオラクルマスターの方だと思う。
  3. 2019年(平成31年)度春期の午後2に出題されたパン屋の問題がかなりの強敵であったことで有名。
  4. オラクルマスターと違って飛び級受験が認められているから、時々、基本情報や応用情報を飛ばしてデータベーススペシャリスト試験に挑戦する人もいる。
  5. ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の津崎平匡はこの試験に合格しているという設定である。
    • アニメ『ハイスクール・フリート』(はいふり)の納沙幸子ちゃんもね。
    • そのため、逃げ恥の放送直後にこの試験の受験者数が大幅に増加するという珍現象も発生した。もっとも、データベースエンジニアの需要が高まったのもあるが…。
  6. 国家試験なので、オラクルマスターのような特定のデータベース製品に特有の機能やSQLは出題されない。
  7. 試験の略号はDBで、英語名称はDatabase Specialist Examinationである。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

  1. 組み込みシステムに特化した区分で、おそらく情報処理技術者試験の中で最もマイナーな区分。
    • 受験者数は情報処理技術者試験の全区分の中で最も少ない。
    • 他の区分のテキストはあっても、エンベデッドのテキストは売っていないなんて本屋も多いのでは?
  2. 情報処理技術者試験としては珍しく、電子回路や電気の知識が要求される区分。
    • そのため、受験者のほとんどは大学の工学部や高等専門学校(高専)、工業高校などの出身者である。
    • モータの知識も必要だったりする。そのため、高校レベルの物理学、数学の知識も使う。
  3. 出題テーマが非常に幅広く、ドローンや自動車の自動運転システムなどの他、観光案内用ロボットやコインパーキングなどがテーマになったこともある。
  4. 昔はマイコン応用システムエンジニア試験と呼ばれていた。
  5. 試験の略号はESで、英語名称はEmbedded Systems Specialist Examinationである。

情報処理安全確保支援士試験

  1. 情報処理安全確保支援士は情報処理技術者の中で唯一の登録制の国家資格(免許)。
    • 元々は情報セキュリティスペシャリスト試験という高度の区分の一つだった。高度の中で唯一、年2回実施されていたということで人気が高かった。
    • 資格の維持費が高い割に独占業務が少ない、更新制度がある、などの理由で、試験に合格しても登録しない人も多いらしい。
  2. 応用情報に合格した人が次に受ける試験は、ほとんどの場合これ。
    • 他のスペシャリスト区分に比べて覚えることが少ない上に、年2回試験が実施されることから、高度の中では最も簡単と言われることが多い。しかしそれでも基本情報や応用情報と比べるとだいぶ難易度は高め。
    • 2年制の専門学校だと学年トップでもこの試験に合格するのが関の山。他のレベル4の試験はダブルスクールをしているような奴じゃなければほぼ受からない。
      • うちの専門学校(2年制)でセキュリティスペシャリストまで取った人のうちの1人は地元の国立大学を中退して専門学校に入学してきた。やはり基礎学力が高い人は資格試験にも強いのだろう。
  3. 情報セキュリティスペシャリスト試験の前身はテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験。この頃は年1回しか実施されなかった上に問題の難易度も支援士やセキスペ時代より高かった。
    • 当時はテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)がエンジニア向けのセキュリティの試験、情報セキュリティアドミニストレータがユーザー向けのセキュリティの試験と言われていた。
    • テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験は2006年(平成18年)春から2008年春まで合計3回実施されていた。過去に実施された情報処理技術者試験の全ての区分の中で最も実施期間が短く、回数も少なかった区分である。
      • 英語名称はInformation Security Engineer Examination。しかし何故か略号はSVである。Vは何処から出てきたんだ…。
  4. 高度試験の中で最も簡単な区分なので、しばしばレベル3.5の試験と揶揄される。
  5. 高度の中で唯一、セキュアプログラミングに関する問題が出題される。出題されるのはC++、Java、ECMAScriptのいずれかで、基本情報と違って受験者が自分の好きな言語を選ぶことができない。
    • ただしセキュアプログラミングの問題自体は(記述式であることを除けば)基本情報のアルゴリズムやプログラミングの問題より簡単らしい。
    • 昔はPerlが出題されることもあった。
    • 幸いにも選択問題であるため、回避することも可能。むしろ未経験者は手を出さない方が無難。
  6. 情報セキュリティマネジメント試験と名前が似ているが、難易度は全く比較にならない。
  7. 試験の略号はSCで、英語名称はRegistered Information Security Specialist Examinationである。
    • Registeredは「登録された」という意味。登録制の資格に変更されてから追加された。
    • また、これとは別に、資格の略称としてRISS(Registered Information Security Specialist)が使われることもある。
  8. 2020年(令和2年)度、ついに有資格者の人口が2万人を超えた。
    • あくまで試験合格者数ではなく支援士名簿に登録した人の人数である。
  9. ネスペなどに比べて内容はやや浅いが、高度試験にしては出題範囲は広めで、データベースやマネジメント・監査などの知識も要求される。

システムアーキテクト試験

  1. 1993年までは特種情報処理技術者試験、1994年から2008年まではアプリケーションエンジニア試験と呼ばれていた。
  2. 実は高度の中で最古の区分である。
  3. 昔は受験資格に年齢制限(25歳以上)があった。これは他の論文区分も同じである(区分によっては27歳以上)。
    • 現在は年齢制限は存在しない。しかしそれでも実務経験のない学生や、経験の浅い若手社員が合格するのはほぼ不可能。
  4. 特種、アプリケーション時代は午前、午後1、午後2の3部構成だった。2001年から2008年までは午前はシステムアナリスト試験やプロジェクトマネージャ試験との共通問題が出題されていた。
    • ソフトウェア開発技術者試験の合格者はアナリスト、プロマネ、アプリケーションの午前が2年間免除される特典があった。
  5. 論文系の区分の中で最も簡単なので、受験者はこの区分が論文系で最初に挑戦する区分となる場合が多い。
  6. アーキテクトとは設計者という意味。その名の通り、主に開発・設計部門のリーダーが受験する。
  7. 試験の略号はSAで、英語名称はSystems Architect Examinationである。
    • アプリケーションエンジニア時代はApplication Systems Engineer Examination(略号AE)だった。
    • 特種情報処理技術者試験時代の英語名称はSystems Engineer Examinationだった。当時の二種と一種がプログラマー向けの資格だったのに対し、特種がシステムエンジニアの資格だったからである。

プロジェクトマネージャ試験

  1. 1994年から試験が実施されているが、一度も試験名称が変更されていない区分である。
  2. 2008年まではスキルレベル5だった。
    • ヒエラルキー的にはシステムアーキテクト(旧アプリケーションエンジニア)よりは格上、ITストラテジスト(旧システムアナリスト)よりはやや格下という位置付けである。
  3. その名の通り、プロジェクトマネジメントに特化した試験である。ITストラテジスト同様、技術要素は控えめ。
  4. 試験の略号はPMで、英語名称はProject Manager Examinationである。

ITストラテジスト試験

  1. その名の通り、ストラテジの専門家のための試験である。
    • 技術的な要素が控えめな代わりに、経営戦略や企業活動についてかなり深い知識が要求される。
  2. 昔はシステムアナリスト試験と呼ばれていた。
  3. 一般的には情報処理系の最難関資格といわれる。
    • しかしそうでもないという人もいる。文系の人にとってはネットワークや組み込みなどのスペシャリスト系試験の方が難しいらしい。
    • 正直、技術士の情報工学部門の方が難しいと思う。
  4. IT資格の最難関と言われることが多いが、システムアナリスト時代と比べるとだいぶ難易度は下がっている。
    • 合格率もアナリスト時代は1桁台だったが、ITストラテジストになってからは10%を超える。
  5. この試験の合格者は、厚生労働大臣によって高度な専門知識を持つ労働者であると認められる。IT系の資格ではITストラテジスト(旧システムアナリスト)と技術士だけが高度専門職扱いである。
    • すなわち、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士、医師、一級建築士、技術士、博士号、アクチュアリーなどと同じ扱いになる。
  6. 試験の略号はSTで、英語名称はInformation Technology Strategist Examinationである。
    • システムアナリスト時代はSystems Analyst Examinationで、略号はANだった。

ITサービスマネージャ試験

  1. 昔はシステム運用管理エンジニア試験と呼ばれていた。
    • テクニカルエンジニア時代は論文系で唯一、テクニカルエンジニアを名乗っていた区分だった。
  2. 試験の略号はSMで、英語名称はInformation Technology Service Manager Examinationである。
    • システム運用管理エンジニア時代はSystems Operation Management Engineer Examination、テクニカルエンジニア時代はSystems Management Engineer Examinationだったが、略号はSMのまま変わっていない。
  3. 論文系の区分ではあるが、合格しても中小企業診断士試験の科目免除の対象にはならない。(ただし弁理士試験の科目免除の対象にはなっている。)

システム監査技術者試験

  1. 前身の試験まで遡れば1986年(昭和61年)から実施されており、高度試験の中でも歴史のある区分である。
  2. 2000年(平成12年)までは年齢制限があり、27歳になるまで受験することができなかった。
    • 今では年齢制限こそ撤廃されたものの、実務経験をもとにした論文を書かなくてはならないため、学生の合格はほぼ不可能である。
  3. しばしばITストラテジスト試験と並び最難関の区分と称される。かつてはスキルレベル5指定だった。
  4. 試験の略号はAUで、英語名称はSystems Auditor Examinationである。
    • Auditorは「監査人」という意味。

過去の試験区分

情報セキュリティアドミニストレータ試験

  1. 通称セキュアド。平成13年(2001年)秋から平成20年(2008年)秋まで実施されていた。
  2. ユーザー向けのセキュリティの試験である。
    • エンジニア向けのセキュリティの試験である春実施のテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)の対極にあたる存在だった。
    • ポジション的には今の情報セキュリティマネジメント試験(セキュマネ)の前身にあたる試験だったが、難易度はセキュアドの方が遥かに高かったと言われている。
      • セキュマネは年2回実施で午後はマークシート方式。一方、セキュアドは年1回実施で午後が記述式(しかも午後は2分割)だったため。
  3. 略号はSUで、英語名称はInformation Systems Security Administrator Examination。
    • 初期は略号SSだったが、テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)が登場したから略号が変更された。
  4. 当時、高度試験の中では最も簡単と言われていた。

上級システムアドミニストレータ試験

  1. 通称上級シスアド。平成8年(1996年)秋から平成20年(2008年)秋まで実施されていた。
  2. ユーザー向けの区分とは思えないほど難易度は高く、エンジニア向けの基本情報技術者試験やソフトウェア開発技術者試験(今の応用情報の前身)よりも遥かに難関だった。
  3. ユーザー向けの区分の中で唯一スキルレベル5に指定されており、システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者と肩を並べる存在だった。
    • 論文課題もあった。
    • しかし合格しても中小企業診断士試験の科目免除制度は使えなかった。(弁理士試験の科目免除制度は使えた。)
  4. 試験の略号はSDで、英語名称はSenior Systems Administrator Examination。
  5. 試験区分としては廃止されたが、出題範囲の一部はITストラテジスト試験(旧・システムアナリスト試験)に吸収されている。

関連項目

外部リンク

資格試験検定試験
資格試験 技術系 | 医療・福祉・衛生系 | 食品系 | 法学・経済・不動産系 | 交通系

電験 | 危険物取扱者 | 衛生管理者 | 宅建 | FP検定 | 司法試験 | 税理士試験
キャリコン | 管理栄養士 | 公認会計士 | 運転免許証(種類別)
証券外務員 | アクチュアリー | AFP・CFP

情報処理技術者試験(IPA) ITパスポート | セキュマネ | 基本(出題内容|分野別) | 応用 | 高度
簿記検定 日商簿記(社会的評価)
パソコン検定(パソコン検定/公的試験) MOS | オラクルマスター | Cisco
英語検定 実用英検 | TOEIC
偽モノの特徴 偽情報処理技術者試験 | 偽日商簿記
もしwiki もし情報処理技術者試験が○○だったら

もし日商簿記検定が○○だったら
もし運転免許証が○○だったら

ベタの法則 オススメと言われる資格の法則
バカの法則 取る意味がない資格の法則
ざんねんなモノ事典 IT系|技術系|法律・会計・金融系|医療・衛生・食品系|語学・教育・教養系
関連項目 似たモノ同士

新・日本三大○○
ベタな職業高校の法則工業商業