政党
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- 世界にある現在や過去の政党等についてのページです。
全般[編集 | ソースを編集]
- 同じような名前の政党が複数の国にあったりする
- 中には完全に同じ名前のものもある
- 同じ名前なのに政治的立場が全然違ったりもする
- 同じ名前かつ政治的立場も似ているのに、対立していることもある。
- 中には完全に同じ名前のものもある
- 違う国にある似た立場の政党同士で国際組織を作ることがある
- 自由主義インターナショナルとか、社会主義インターナショナルとか
世界各国の政党[編集 | ソースを編集]
アジア[編集 | ソースを編集]
日本[編集 | ソースを編集]
中華人民共和国[編集 | ソースを編集]
- 中国共産党
- 世界最大規模の政党
- 党員数はドイツの総人口より多い。
- よく「中国軍」というが、中華人民共和国の国軍ではなく中国共産党の党軍
- 中華民国時代に内戦に勝利して中華人民共和国を建国した為、政党は意外と古い
- いろんな意味で大国である中国を、ひとまとめにする。
- 良くも悪くも、国民党支配だったら現代中国はここまでまとまっていなかった…はず。
- 中国の歴史イコール、この党の歴史なのかもしれない。
- ただし俗に言う「中国4000年の歴史」全体に対してこの党が存在した期間はそんなに長いわけはない。
- 他の政党も存在するものの、衛星政党であり政権は取れない。というか国のルール的に取りようもない。
- …というか、最初から共産党と協力(という名のぺこぺこ)が規定されている。
- 共産主義政党なのだが市場経済にも力を入れはじめ、今となっては何主義の政党なんだかわかんなくなってる。
- ぶっちゃけ共産主義というのがお題目と化してる部分すらある。
- 今では資本家も入党できる。
- かつてはいわゆる人民服を着用するのが党主席の基本服装だったが、現在ではスーツを着用することが多い。
- 今では「礼服」扱いになっているらしく、抗日祭典では着ている。
- 日本では日中双方から「民族衣装」という扱いになっている。
- 党の旗にあしらわれている鎌の柄が明らかに短すぎる。
- この政党を「中共」と略すのは問題表現ではないらしい。
- 人民日報でもこの表記を見たことがある。
- 中国国民党革命委員会
- 大陸に残った国民党容共左派の残党。
- 現在では衛星政党に成り下がってしまった。
- 著名なメンバーとしては宋慶齢(孫文未亡人)がいた。
- 妹の宋美齢は夫の蒋介石と共に台湾に渡ったので、袂を分かったことになる。
- 台湾民主自治同盟
- かつての「台湾共産党」が、大陸に亡命してできたもの。
- 「民主」「自治」と言っているが、中共の衛星政党ということで中身はお察し。
- 台湾に香港のような一国二制度を導入することを主張しているらしいが…
台湾[編集 | ソースを編集]
- 中国国民党
- 中華民国の保守政党。三民主義
- 大陸時代から台湾移転後にかけての中華民国の独裁政党でもある
- 民主化後は二大政党の一つ
- 大陸時代から台湾移転後にかけての中華民国の独裁政党でもある
- この政党の内戦敗北で中華民国は台湾に移転することとなった
- 中国共産党が「中共」ならこっちは「国府」。
- 「大陸反攻」今いずこ。
- 軍事力を見る限りアメリカ軍と一緒に全面戦争でもしない限り無理だろうね。
- 公式スローガンとしては李登輝時代に取り下げている。
- 実は中国大陸にも残党が残っている。衛星政党だが。
- なぜか日本語版の公式HPもある。
- 英語圏でも「Kuomintang」と音訳する慣習がある。
- 民主進歩党
- 民主化以前から非合法下で結党された政党
- 民主化以降は二大政党として政権も担当した
- 中華民国を改め「台湾」という国にしようという台湾独立派
- かつて与党の時に、「中華○○」と名のつくもの(中華郵政等)を「台湾○○」に変えたが国民党政権になりまた戻された。しかし、中正国際空港は桃園国際空港になった。
- 党是は「台湾独立」。
- 党旗の真ん中に台湾島のシルエットが入っている。
- 政治的立場はリベラルなのに親日反中というだけで日本のネトウヨに好かれている。
- ネトウヨだけじゃない。日本の保守層。
- ある意味ねじれ現象である。
- 自民党の友党は中国国民党なのに…。
- ↑の通り、古来からの保守派は国民党を支持している。
- ネトウヨだけじゃない。日本の保守層。
- 党内には多くの派閥が存在する。
- 2016年、日本にも同じ名前の政党ができたが、ちょっと複雑な心境。
- 天才IT大臣ことオードリー・タン(唐鳳)はここの所属という訳ではない。無所属。
韓国[編集 | ソースを編集]
- セヌリ党
- つい最近まで「ハンナラ党」だったのだが、いつの間にかこの名前に改名していた。
- ついでにイメージカラーも青から赤に変わった。
- 中国語では「新世界党」と意訳される。
- 「自由韓国党」を経て、現在は「国民の力」になった。
- 2020年の選挙のときだけ未来統合党という名前だったが、惨敗したのですぐに改名した。そして国民の力として政権交代に成功。
- 韓国は選挙に惨敗すると党名が変わることが多い。
- 元党代表のイジュンソクが離党して新党を作った。
- イジュンソクは非常に若く最大野党の代表になったことが日本語メインストリームメディアでも大々的に報じられたが、非常にミソジニーが強かったので、むしろ離党して国民の力に女性支持者が増えた。
- 2020年の選挙のときだけ未来統合党という名前だったが、惨敗したのですぐに改名した。そして国民の力として政権交代に成功。
- 保守政党なのに、イメージカラーが赤。
- アメリカ共和党と同じ。
- 主な大統領:李明博、朴槿恵、ユンソクヨル(漢字忘れたw)
- 共に民主党
- もうちょっとましな日本語訳はなかったのか?
- 日本語訳ではなく原語の段階でこの党名なので訳の問題ではない
- この政党の前身には「新千年民主党」や「開かれたウリ党」というものもある。
- 全体的に韓国の政党名はクセが強い。
- 革新系の政党では珍しく(?)、イメージカラーが青。
- アメリカ民主党と同じ。
- 主な大統領:金大中、盧武鉉、文在寅。
- イジェミョン派とイナギョン派の対立が激しくなり、イナギョンが離党して新党を結成した。
- 国民の党
- 2016年に第三極候補者として人気を博したアンチョルス(安哲秀)中心に作られた政党。
- 一時期はハンナラ党系の政党と民主党系の政党の二大政党政治を脅かすのではないかと言われた。
- 理念は中道主義。イメージカラーはグリーン。
- 人気がある頃は、民主党が毎回圧倒的な得票率で圧勝する全羅道に地盤を持っており、全羅道の民主党一強を脅かしていた。
- カリスマ的人気があった安哲秀が休養したことと、若い男性に支持を得ていた「正しい政党」と合併し「正しい未来党」になったことで、女性支持者や進歩よりの支持者を失い低迷した。
- 2020年、正しい未来党の内紛による崩壊後、安哲秀が復帰してふたたび国民の党を再建した。イメージカラーはオレンジ。ロゴはリップルやハンドスピナーに似ている。
- それなりの支持を集めるが、第三極として二大政党を脅かすほどの勢力にはなれず、選挙では苦しい結果が続いた。
- しかし大接戦となった2022年の大統領選挙では、当選圏には及ばないもののここの支持率が地味に伸びていた。
- そんななか安哲秀が選挙直前に尹錫悦支持を表明した。接戦だったためこれで第三極待望層がユンに流れたことが選挙の決定打だったといえる。
- その後国民の力に合併した。
- 未来に向けた前進4.0
- ムン・ジェイン政権に抗議して女性ながら髪を丸刈りにしたこともある李彦周(イ・オンジュ)が創立した政党。
- 李彦周はかつて国民の党に属しており、アンチョルスを支持していたが、アンチョルスより保守色が強いこともあり批判をはじめ、正しい未来党の崩壊時にこの新党を立ち上げた。
- ロゴは太極旗と八卦をデジタルっぽくリデザインしたおしゃrな感じ。
- 日本の北海道4.0牛乳のパッケージと少しデザインが似ている。
- しかしこちらはバージョン4.0の意味であることに対し、北海道牛乳は乳脂肪分が4.0%以上という意味である。3.7牛乳というのもあるがこれも乳脂肪分で、別にバージョンが低いわけではない。
- 日本の北海道4.0牛乳のパッケージと少しデザインが似ている。
- 前進というのはマクロン大統領の共和国前進にちなんだ名前らしい。
- しかし、その共和国前進は支持率が低下しており、また名前も変わってしまった…
- 結局はわずか一ヶ月で未来統合党(現在は国民の力)と合併してしまった。
- 李彦周の釜山市長選も予備選で惨敗してしまった…
- 正義党
- 民主党より左の左翼・革新政党。韓国でいう進歩政党。韓国の民主党系政党はそれほど左翼な感じではなかった(ここ数年はそうでもないが)ため、一般的に「中道政党」「民主党系政党」と分類される。ハンナラ党の系譜の保守政党と民主党系政党の中間は「第三地帯政党」と呼ばれる。
- 2024年の選挙前にはいろいろあってたくさん分派ができて出ていってしまった。そのかわり緑色党(韓国の緑の党は泡沫政党だが…)と共同し緑色正義党として選挙に挑む。
- 共に民主連合、祖国革新党ともに左派色を強めていることもあり世論調査によると政党投票意向は苦戦しているが、比例で議席を確保できる可能性もある。
- 比例議席確保した場合、「比例循環制」を行う予定。日本で話題になったれいわローテーションのようなもの。
- 共に民主連合、祖国革新党ともに左派色を強めていることもあり世論調査によると政党投票意向は苦戦しているが、比例で議席を確保できる可能性もある。
北朝鮮[編集 | ソースを編集]
- 朝鮮労働党
- 北朝鮮の独裁政党
- かつての東欧をコテコテに再現したような政党でもある
- さらに個人崇拝もあるのでかなり異様
- かつての東欧をコテコテに再現したような政党でもある
- 先軍政治で軍に実権が行きつつあるが、軍自体が党のもの
- 金正日時代には一度も党大会が開かれなかった。
- この政党に入れるかどうかで北朝鮮人民の人生は大きく変わる。
- 党員は食衣住など生活の様々な面で優遇措置を受けることができる。
- 1960年代くらいまでずっと粛清に明け暮れていた。
- とりあえず、労働者のことを考えてくれる党ではない。
シンガポール[編集 | ソースを編集]
- 人民行動党
- シンガポールの歴史はこの党なくして語れない。
- そもそもこの政党の候補者が落選した選挙区の住民があからさまに冷遇されるという時点で・・・。
- シンガポール分離以前からある政党のためマレーシアにも残党がいる。
- 小選挙区とゲリマンダリング、野党の批判を名誉毀損として罰金をとるなどの形で強権的な支配を続けていたが、最近窮地に立たされつつある。
- リーシェンロンの弟が離反して野党にいったり、得票率が60%近くまで落ちた。
- この党は同性愛を禁止していたがリーシェンロンのおいが海外で同性結婚をあげた。
- 北朝鮮ばりの三代世襲を行うという噂があったが、とりあえずリーシェンロン引退後の首相は血縁のないひとになった。
インド[編集 | ソースを編集]
- インド国民会議
- 民主主義国で最大の政党
- さらに政策の幅もかなり広い包括政党
- 民主社会主義から新自由主義までてんでバラバラ
- インドの自民党と見ても間違いではない。
- 冷戦時代は、日本の自民党・イタリアのキリスト教民主党と並んで一党優位の典型的な例として語られていた。
- 最近は万年野党となっており、一党優位から万年野党への転落事例としてメキシコのPRIやトルコのCHP、台湾の国民党と比較されることも多い。
- インド系と縁の深いインド国外の政党がこの党にあやかって「○○会議」と名乗ることもよくある。
- 掌(手の平を向けた右手)のマークを使っている。
- ジャナタ党
- 国民会議派政権を終わらせるためにいろんな人たちが急きょ集まって結成された。
- 政権を獲得したのだが、やっぱり政権獲得後すぐに分裂、崩壊。
- まるで日本の某党のようだ。
- インド人民党はここの右派系議員が母体。
トルコ[編集 | ソースを編集]
- 公正発展党
- 電球のマークが目印
- 世俗主義を国是とするトルコにあって、イスラム色の強い政党。
- 一般的には「AK」と呼ばれることがほとんど。
- トルコ語で白色を意味する。
- 共和人民党党
- トルコの建国政党
- ムスタファ・ケマル・アタテュルクも所属していた
ミャンマー[編集 | ソースを編集]
- 連邦団結発展党
- 軍事政権の与党
- 軍部独裁を議会で支えていた
- 民主化以降も軍人を中心として支持がある
- 軍部独裁を議会で支えていた
- ある州で支持者を増やすために携帯電話を無償配布したことがある。
- 国民民主連盟
- アウンサンスーチー率いる民主化政党
- 民主化後の選挙では政権与党になった
- 日本の報道では略称の「NLD」で呼ばれる方が多い気がする。
民主カンプチア[編集 | ソースを編集]
- カンプチア共産党
- 民主カンプチアの独裁政党
- 独裁者ポル・ポトの政党である。
- 党の武装組織「クメール・ルージュ」が民主カンプチアの建国以降の独裁体制の支持基盤となった
- アメリカも支援していたのはもはや黒歴史。
- 現在の与党であるカンボジア人民党はこの政党の後身。
満州国[編集 | ソースを編集]
- 満州国協和会
- 満州国の建国以前にあった独立派が建国を機に結党
- その後は党首を愛新覚羅溥儀が務めた(とはいっても名誉職的だが)
- 最後には大政翼賛会と似たような方向に向かっていった
ヨーロッパ[編集 | ソースを編集]
イギリス[編集 | ソースを編集]
- 政党の起源であり、政党政治の元祖
- 保守党
- 前身を「トーリー党」とする保守政党。
- 近代化して保守党となってからは二大政党の保守側
- チャーチルやサッチャーなどの有名な首相はこの政党の出身者が多い
- やはり何と言ってもサッチャーのイメージが強いだろうか?
- スコットランドでは全くと言っていいほど支持がない。
- 正式名は「保守統一党」らしい。
- 作家のフレデリック・フォーサイス曰く学生時代は左にかぶれても家族やマイホームを持つようになるとこの政党の支持者になるとか。
- 自由党
- 前身を「ホイッグ党」とする自由主義政党。
- 近代化して自由党となって以降は自由主義政党として活動
- 20世紀前半までは二大政党の一つとして政権も持っていたが、戦後はもっぱら第三党
- 自由民主党
- 上記の自由党が衰退によって社会民主党と合併して結党された
- 日本の同名の政党とが逆に左派政党
- そもそも組み合わせが「自由党+社会民主党」なので、社会民主主義の実現を是とするのも当然と言えば当然。
- ちなみに日本の社会民主党は特に社会民主主義を標榜しているわけではない。
- どちらかといえば、公明党から宗教色を抜いて左寄りにしたイメージ。保守党と連立組んでいたし。
- そもそも組み合わせが「自由党+社会民主党」なので、社会民主主義の実現を是とするのも当然と言えば当然。
- 二大政党を押しのけて支持が伸びている
- 2010年には保守党と連立与党になるまでになった
- しかし保守党に迎合しすぎたせいで支持者を失う事に
- 2010年には保守党と連立与党になるまでになった
- かつては2大政党の一角だった。
- 世界史受験者ならお馴染み、旧自由党。
- 労働党
- 「ゆりかごから墓場まで」の言葉を作り上げた。
- 但しあまりにも保護を手厚くし過ぎたので、後にサッチャーに徹底的に痛めつけられる事になってしまった。
- ブレア政権期のアメリカべったりの姿勢が災いし他党に少なからぬ支持者が逃げてしまった模様。
- そのためか、2015年には最左派の長老議員が党首になり、変わりつつあるようだ。
- 今度は左に先鋭化しすぎ、鉄道・郵便の国有化を公約にして大敗。
- スコットランド国民党
- 「スコットランド民族党」とも訳される。
- スコットランド独立が党是。
- 党名の割に、内政は左派的である。
- 元々労働党の支持が強かったのが理由。
- プライド・カムリ
- 名前が妙にかっこいいが、英語にすると「The Party of Wales」。
- 要するにウェールズの地域政党である。
- 最終目的はウェールズ独立。
ギリシャ[編集 | ソースを編集]
- 黄金の夜明け
- ギリシャ最大の極右政党。
- 「すべての移民を国外追放し、国境地帯に地雷を敷設する」と言ったとんでもない公約を掲げたことがある。
- しかもこれで議席を取ってしまうのだから恐ろしい。
- 他にも排外活動は枚挙に暇がない。言ってしまえば日本の在特会がお子様レベルに見えるくらい危険。
- 暴力的な事をやっても票田があるのは、ギリシャの財政危機に端を発するらしい。あれ?何かこんな例昔にもあったような?
- 隣国トルコに対してもやたら強硬で「コンスタンティノープルを取り戻す」などと堂々と主張している。
- 困窮者に対する食料配給も行っているが対象は愛国者だけ。
- 急進左派連合
- ある意味ポピュリズムの極み。
- 棚ぼたで政権を取ってしまったため、国内は大混乱。
- 新民主主義党
- ギリシャの二大政党の一つだった。
- ギリシャのEC加盟を決断した。
- 現在はこの政党の一党優位政党制になりつつある。
- ギリシャでは選挙制度の変更は次の次の選挙まで適用されないのだが、自分たちに有利な選挙制度が次回から適用されるため選挙での勝利後即解散してもう1度圧勝するという暴挙に出た。
- 党名の民主主義はどこいった。
- 全ギリシャ社会主義運動
- こちらもギリシャの二大政党の一つだった。
- ここが債務隠し問題をばらしたことで欧州危機が勃発。
- この政党のような欧州の社会民主主義政党の支持率暴落現象をこの政党の略称からとってPASOKificationと英語圏ではよんでいる。
- しかし2024年、約12年ぶりに世論調査での支持率がNDに次ぐ第二位にかえりざいた。
- SYRIZA(急進左派連合)が右傾化と内乱で勝手に転んだだけだし、NDに大量リードを許しているのは変わらないのだが…。またKKE(共産党)も支持率二位をうかがう勢いで伸びている。
- しかし2024年、約12年ぶりに世論調査での支持率がNDに次ぐ第二位にかえりざいた。
キプロス[編集 | ソースを編集]
- 労働人民進歩党
- 党是が「非武装中立」
- しかも政権与党らしい。
- ただし現在でも国軍は存在し、島の一部は英軍基地(イギリス領)が占めているとのこと。
- 前身はキプロス共産党
ドイツ[編集 | ソースを編集]
- キリスト教民主同盟
- 西ドイツ→統一ドイツの代表的な政党
- 名前の通り、宗教政党だが先進国の与党なだけあってかなり世俗的
- 例:同性愛者の共同生活は認める。
- 名前の通り、宗教政党だが先進国の与党なだけあってかなり世俗的
- かつての東ドイツにも同名の衛星政党があった。
- 1990年東ドイツ最初で最後の自由選挙の時は、衛星政党を脱して民主化勢力の一員として戦った。結果大勝、統一へと進んだ。
- バイエルンでは別政党のキリスト教社会同盟に任せているので一切活動していない。
- 長らくバイエルン州のみで活動するCSUとその他の全国で活動するCDUが事実上ひとつの政党として活動していた。CSUのほうがやや保守的であり、バイエルン州で一度も負けたことがないという圧倒的な地域的基盤を持っていた。
- しかし、メルケルの長期政権で党内保守派と党内リベラルの距離が激しくなったこと、信号機連立によって地域的な偏りがある政党に不利に改編された選挙法によりバイエルン州特化したCSUが議席をすべて失う可能性が出てきたことから、党内保守派がCSUを全国展開し(Bundesweite CSU)、CDUと別の政党として活動する可能性がある。
- 最近は極右といわれるAfDの台頭が激しいが、CSUの全国展開と後述のBSWが対抗馬になればかなり得票が削れるだろうともいわれている。また、FW(自由有権者)に流れた票も少なくない。
- しかし、メルケルの長期政権で党内保守派と党内リベラルの距離が激しくなったこと、信号機連立によって地域的な偏りがある政党に不利に改編された選挙法によりバイエルン州特化したCSUが議席をすべて失う可能性が出てきたことから、党内保守派がCSUを全国展開し(Bundesweite CSU)、CDUと別の政党として活動する可能性がある。
- 国家社会主義ドイツ労働者党
- 言わずと知れた「ナチス」
- 正式名称で呼ばれることは滅多にない
- 独裁政党になる前は小政党だったこともある
- 結成当時は「ドイツ労働者党」と名乗っていた。
- 党員数を多く錯覚させるため当時の党員番号は501から始まっていた。
- 党員が自らの政党を「ナチ」と呼ぶことはなかった。
- だが外国では(含日本)リアルタイムで「ナチ党」と呼称されることがよくあった。
- ドイツ社会主義統一党
- 東ドイツの独裁政党
- しかし東ドイツ最後に行われた民主主義選挙で下野してしまった
- 国民を弾圧するような政治をやっていれば当たり前。
- しかし東ドイツ最後に行われた民主主義選挙で下野してしまった
- 共産党と社会民主党が合併してできたのでこの名称になった。
- マークも握手を描いたもの。
- ドイツ社会民主党
- ドイツ最古の政党
- なんとドイツ帝国時代からある
- 分断時代は西ドイツでは存続、東ドイツは他党と統合
- なんとドイツ帝国時代からある
- 二大政党の片割れだったが、2005年以降の東ドイツでは左翼党、2011年以降の西ドイツでは緑の党の台頭にかなり左派票をもっていかれており、低迷が続いている。
- 2024年には、東ドイツの一部の州では5%条項に失敗し
- まあ、そもそも5%条項自体がどうなのかという話もあるが。イスラエルでビビの政権が誕生したのも、足切り条項のせいだといわれている。
- イスラエルでは足切り条項にぎりぎり満たないリベラル政党が複数あったせいで、親ビビ派より反ビビ派の得票率が高かったのに議席数では親ビビ派が上回ってしまった。地方ごとの選挙区があったらそれも仕方ないが、全国一区の比例で逆転現象が起きるのは足切り条項のせい。
- まあ、そもそも5%条項自体がどうなのかという話もあるが。イスラエルでビビの政権が誕生したのも、足切り条項のせいだといわれている。
- 左翼党
- ここまで直球な党名も珍しい
- 原語では「Die Linke」、そのまま「左」という意味。
- 実は東ドイツの独裁政党だったドイツ社会主義統一党も前身の一つ
- そのため支持率が東高西低。
- 社会主義統一党が改名した「民主社会党」と、社会民主党を離党した最左派が合流。
- 日本共産党とも交流があるのか、しんぶん赤旗では好意的に取り上げられている。
- どっちも「公安」に監視されているという共通点があるが。
- BSW
- サラ・ワーゲンクネヒトの同盟。略してBSW
- 左翼党Die Linkeから分派。
- ドイツ左翼党のウクライーナ寄りの姿勢や、idpol寄りの姿勢に反対して分派した。
- 東ドイツと保守的な貧困層を基盤にしている。
- 支持層がかぶっており、極右といわれるAfDの全国的な台頭に対する対抗馬といわれている。
- 世論調査ではかなりAfDの得票率を削ることに成功しており、東ドイツでは第一党になる可能性もあるといわれている
- ただし、他党の得票率も多少削るし、BSWは親ロシアであることから、AfDとたいして変わらない扱いを受けている。
- むしろ世論調査通りに得票すれば、BSWとAFDで5議席率51%を上回り、どちらかと連立しないといけなくなる。AfDとの連立を厳格に拒否してきたドイツの政界では、BSWとAfDが連立することを恐れている。
- ただしサラワーゲンクネヒトはAfDにかなり褒められているにも関わらず経済政策の違いを理由にAfDとの連立には積極的ではなく、SPDやLinkeとの連立を行う可能性が高い(同じ左翼でももっとも親idpol傾向が強いGruneはかなりワーゲンクネヒトが嫌っている)
- ただし、東ドイツの州議会ではうまくいくが、連邦議会ではそこまで成功しないのではないかという話もある。信号機連立によって自分達に有利に改編された選挙法により、BTW(連邦議会選挙)ではLinkeもそうだが地域的に支持の偏りがある政党が議席を確保しにくくなったのだ。
- むしろ世論調査通りに得票すれば、BSWとAFDで5議席率51%を上回り、どちらかと連立しないといけなくなる。AfDとの連立を厳格に拒否してきたドイツの政界では、BSWとAfDが連立することを恐れている。
- ただし、他党の得票率も多少削るし、BSWは親ロシアであることから、AfDとたいして変わらない扱いを受けている。
- 自由有権者
- 地方分権と直接民主主義を重視するドイツの中道右派政党。
- 連邦議会では万年泡沫政党だったが地方議会では長年細々と実績を積んでいた。
- 20年代に入って既存の保守政党のCDUやFDPに不満がある保守派だが極右のAfDには投票したくないという層の受け皿になってのびつつある。
- 2021年にはfünf prozent hürdeを突破できなかったため議席を確保できなかったが、もしCDUの有権者の一部がこの党に戦略投票して5%条項を突破、議席を確保していればSPD主導の信号機連立への政権交代を妨害することができた。
- 実はイスラエルでの選挙結果もそうだが、機械的な阻止条項をもうけると、連立パートナー候補の政党に阻止条項を越えさせる戦略投票で勝者ブロックが入れ替わる可能性がある。これはドイツの選挙制度MMPに存在する脆弱性の1つである。
- 2025年に予定される連邦議会選挙では5%を越える可能性もあったが、前述のBSWの登場で支持層を奪われている。
- 2021年にはfünf prozent hürdeを突破できなかったため議席を確保できなかったが、もしCDUの有権者の一部がこの党に戦略投票して5%条項を突破、議席を確保していればSPD主導の信号機連立への政権交代を妨害することができた。
フランス[編集 | ソースを編集]
- 国民戦線
- フランス最大の極右政党。
- 最近は勢いに乗って欧州議会にまで進出し始め警戒されている。
- 同じ極右政党であるが上に書かれている黄金の夜明けとは仲が悪い。ユダヤ人問題は複雑なのだ。
- そもそも互いに民族主義を掲げるのだから極右同士の国際連帯ってのもおかしな話ではある。
- 初代党首の娘が穏健化と称してユダヤ人に謝罪したから。それで父は除名させられた。
- 極右系政党としては珍しく女性が党首である。
- 初代党首の娘。
- 2017年の大統領選では決選投票まで残り、また議会選挙では「中道大連合」に敗れるも高い支持率を得た。もはや世俗化しすぎて極右ではなく右派政党といっても良いような勢いだ。
- まあ父ルペンの政策の時点でも日本の自民党とそこまで政策が変わらないのではないか、という一面もあるが。
- 最近、国民連合に改名した。
- 共和党
- 実は2015年に政党になった。
- 社会党
- マクロンの前の与党だったのに影が薄くなった。
- 共産党
- 党本部がでかかった。
- 共和国前進
- マクロン大統領の与党。
ポーランド[編集 | ソースを編集]
- ビール愛好者党
- どこにでもあるような泡沫政党…のはずだったのだが、1991年下院選挙で16議席獲得した。
- ウォッカではなくビールを飲もうというのがスローガン。
- ウォッカ=ソ連と考えればソ連支配からの脱却を願う隠喩になっていたのかもしれない。
- ビールの味をめぐって分裂して消滅したという。
- 時は流れ2024年、オーストリアでもビール党が国会で議席を確保しそう。
ロシア[編集 | ソースを編集]
- ソビエト連邦共産党
- 典型的な一党独裁政党
- それ以降の各国の共産党のモデルでもある
- 共産主義国で共産党が党軍を持つのもここから
- 書記長が事実上トップに立つというのもここから
- それ以降の各国の共産党のモデルでもある
- 何気にソ連最後に行われた自由民主主義選挙でも辛勝している
- 機関紙「プラウダ」は世界で最も発行部数の多い新聞だったこともある。
- 行間や裏まで読むのがソ連人民のたしなみだった。
- 現在はオカルトが大好きなタブロイド紙に生まれ変わり健在。
- 諸外国の共産党に干渉しすぎたため特に西側諸国の共産党から次第に嫌われていった。
- 日本共産党に至ってはソ連崩壊時に「歴史的巨悪だったソ連共産党の解体を両手を挙げて歓迎する」という声明を出したほど。
- ユーゴスラビア、中国、ルーマニアの各共産党も然り。
- 統一ロシア
- プーチン政権誕生以降の長期与党
- この政党の地方組織は日本の自民党を参考にして作ったらしい。
- 政党規模で言えばロシアの自民党(下記の政党ではない)と言えなくもない。
- 政党エル・デー・ペー・エル(旧:ロシア自由民主党)
- 日本やイギリスのそれとは違い、ガチモンの極右。一部のサヨク過激派らがいう「極右自民党」ってこれのことじゃないの?
- 「アラスカを奪還する」「北方領土問題を抱える日本に対し核を落とす」とか公言。
- 北海道の領有権も主張している。
- 「アラスカを奪還する」「北方領土問題を抱える日本に対し核を落とす」とか公言。
- なにげに第3勢力(2016年現在)だったりする。
- ロシア連邦共産党
- ソ連共産党崩壊を受けてロシア連邦内の共産党関係者が結成。
- ソ連崩壊後の経済混乱時には議会第一党に躍進した。
- それに危機感を持った保守政党が合同してできたのが統一ロシア。
南北アメリカ[編集 | ソースを編集]
カナダ[編集 | ソースを編集]
- カナダ進歩保守党
- 189議席与党第一党から2議席の泡沫政党まで一回の選挙で一気に転落した政党
- 小選挙区制の例としてよく引用される
アメリカ[編集 | ソースを編集]
- 諸外国の政党と違ってかなり緩やかなグループ
- 同じ党の議員でも賛否が分かれたり、他党の法案に賛成したりすることが普通
- 党の移籍も割と平気でする。
- 同じ党の議員でも賛否が分かれたり、他党の法案に賛成したりすることが普通
- 典型的な二大政党制で20世紀以降は2党のいずれかが必ず大統領を選出している。
- 21世紀以降二大政党が揺らぐ国が多い中、ここは変わりそうにない。いずれ「二党独裁」とか揶揄されそう。
- 民主党
- 一般的にリベラルな政党とされる
- 支持者も都市部だったりマイノリティだったりと、他国の左派政党に準じる
- ハリウッドだとほとんどの映画関係者がこの党の支持者らしい
- なかなか2人以上連続で大統領を当選させることができない
- 民主党政権では日本や中国との経済関係が問題になることがちょくちょくある。
- ロバのマークでもおなじみ。
- 最近では、○に「D」のロゴマークも使用。
- よく青色で表される。民主党の強い州(東海岸、西海岸など)は blue state と呼称される。
- 共和党
- 一般的に保守的な政党とされる
- キリスト教主義者や全米ライフル協会が支持者
- 銃規制反対やらキリスト教的伝統重視やら保守政党らしくアメリカ的な価値観が大好き
- 結党のきっかけが黒人奴隷制度反対で、リンカーンが同党初の大統領として誕生した。
- 一般的に「共和党=保守、民主党=リベラル」といわれるが、実は必ずしもそうではない。
- 意外にも南北戦争時に奴隷解放を推進していたのは共和党である。民主党は奴隷制を維持しようとしていたのだ。
- 保守にもいろいろあるがここは何と言っても宗教保守(福音派、キリスト原理主義など)の印象が強い。もちろんネオコンや覇権主義者もいるけど。
- 日本の政権としてはこっちが政権を取ってくれたほうが都合がいいらしい。
- と思われていたがトランプの登場で民主党の方が望まれてそうな気はする。
- と思われていたが、案外トランプ氏は日本に協力的だった。
- ゾウのマークでおなじみ。
- 最近では「GOP」マークも使用。
- よく赤色で表される。共和党の強い州(南部、中西部など)は red state と呼称される。
- リバタリアン党
- アメリカでは二大政党があまりにも強いので、それ以外の党を見かけることはないが、ここが第三党
- 「リバタリアン」の名の通り、政府を小さくして規制をなくすとする政党。医師免許もいらないのだとか・・・
- オバタリアン党ではない。もちろん、年配の女性に支持者が多いわけでもない。
メキシコ[編集 | ソースを編集]
- 制度的革命党
- 1929年から2000年まで与党だった。
- 日本で言えば共産党から自民党までいろんな考えの人を含んでいた。
- ウィング広すぎるw
ウルグアイ[編集 | ソースを編集]
- コロラド党
- ウルグアイの二大政党の一角だった。
- 社会民主主義を掲げている。
パラグアイ[編集 | ソースを編集]
- コロラド党
- ウルグアイの方と違い右翼政党である。
- 「赤い党」という意味なのに。
- 2008年まで、61年以上与党だった。
ペルー[編集 | ソースを編集]
- 人民勢力党
- 日系ペルー人のアルベルト・フジモリやその娘のケイコ・フジモリが所属している。
アフリカ[編集 | ソースを編集]
エジプト[編集 | ソースを編集]
- 国民民主党
- ムバラク大統領の与党で独裁政党
- なのになぜか社会民主主義を掲げていた
- 民主主義とは何のことやら・・・結局、社会主義インターナショナルからは除名された。
- なのになぜか社会民主主義を掲げていた
南スーダン[編集 | ソースを編集]
- スーダン人民解放運動
- 南スーダンの建国政党
- 建国以前のスーダンで独立運動政党として活動していた。
- 「スーダン人民解放軍」という党軍を有している。
- 南スーダン建国以降は国軍に改組された。
南アフリカ共和国[編集 | ソースを編集]
- アフリカ民族会議
- ネルソン・マンデラ大統領が所属していた政党
- アパルトヘイトを撤廃した政党として有名
- 当然アパルトヘイト時代は非合法だった。
- 1994年以降一貫して与党の座にある。
- 政策は中道左派寄りだが、日本の自民党と立場が似ている。
- 実は南アフリカ共産党とも協力関係にある。
ボツワナ[編集 | ソースを編集]
- ボツワナ民主党
- 概ね保守主義だが、中道左派まで抱えるなど、日本の自民党と似ている。
- 独立以来与党の座にある。
- 一時は長期政権批判もあって3分の2ギリギリになった(27/40)が、その時も含めてずっと3分の2以上を維持し続けている。
オセアニア[編集 | ソースを編集]
ニュージーランド[編集 | ソースを編集]
- ニュージーランド国民党
- 保守主義政党
- 近年は先住民族マオリの権利保護も政策に含んでいる
バヌアツ[編集 | ソースを編集]
- バヌア・アク党
- 太平洋の島嶼国には珍しい社会主義政党
- 冷戦時代には東側諸国に立ち、親ソ的な政権だった。