熊本の食文化

熊本の食の噂編集

  1. 馬肉(馬刺)と辛子蓮根のクオリティにやたら五月蝿い。(“霜降りの馬刺”と、他県の“小細工した辛子蓮根”が許せない。)
    • ホークス秋山幸二監督(八代出身)が選手時代、怪我の患部を冷やすために王 前監督から贈られた馬肉を差入れと思って喰ってしまった話もあるくらい。
      • 馬肉が湿布の代用品として使える件はゴルゴ13にもあったネタ。
    • 馬は、骨はスープ、肉は馬刺し等、内臓はモツ煮込み、果てはキンタマ&チンコすら刺身にし、全身余さず食う
      • キンタマは北海道が本場のはず
    • 揚げたての辛子レンコンはどこででも売ってる。真空パックとか有り得ない。
      • 真空パックは食中毒で有名になったが元から食えた代物ではなかった。
    • スーパーにも馬刺しが並んでいる。
  2. ラーメンと言えば濃厚な豚骨スープ以外考えられないが、九州(とんこつ)ラーメンとして一般的な福岡の“博多ラーメン・長浜ラーメン”はパンチが効いてないから嫌い。そのくせハウス食品の『うまかっちゃん』は大好き。
    • 『うまかっちゃん』が東日本で販売されていない事実を知ってショックを受ける。(東日本では『うまいっしょ(醤油味)』)
      • 『うまかっちゃん』が神奈川の某所に売ってあるのを確認しました。
      • 『うまかっちゃん』は、こがしにんにく味など数種類が、千葉は「ららぽーと」内の物産展のような店舗に、並んでます。
    • 県内の飲食店で「ラーメン」を注文すれば、間違いなくニンニク入りの濃厚な豚骨ラーメンしか出てこない。(苦手な人は、数少ない他のラーメンを扱う店を苦労して探すしかない。もちろんそんな店でも「しょうゆ」「みそ」「しお」をハッキリ言わないと、99.99%の確率で「とんこつ」が出る。)
    • 熊本人は、熊本ラーメンと称して県外(特に東京、中には海外に)まで進出しているチェーン店を、本物とは認めない。(とは言うものの、現地では結局その店に入るw)
      • 味○ラーメン、あれはガチの熊本ラーメンです。
      • そのせいか、熊本県民からの桂花ラーメンの評価はものすごく低い。
    • 博多ラーメンの細すぎる麺を見て、こぎゃんと食った気のせんばい(こんなもの食べた気がしません)と思っている。
    • 逆に福岡の人間は熊本ラーメンの太すぎる麺を見て、チャンポンやなかねと思う。
    • 即席なら「五木のアベックラーメン」。福岡のマルタイとともに二大勢力を成す。
      • そしてアベックラーメンの味の薄さにがっかりする。
    • 福岡の無粋な獣臭いラーメンに辟易している。
      • 馬骨ラーメンなるものが発売される。焼馬がのっていて、あっさりクセがないと評判。かぼすの絞り汁をかけていただく。平日昼のみ限定。
    • 味千ラーメンは世界各地のチャイナタウンでお馴染みだとか。日本国内の店舗はほぼ熊本県内にしかないレベルだから、中国のほうが知名度は上。
      • 味千は無難 of 無難な熊本ラーメンといったところ。間違いはない。
        • 熊本市のある有名店で昼食を取ったら値段の割にはいまいちだったので、夜にお口直しで味千にしたら「正解」だった。
      • 毎月22日は300円程度で食べられる。
      • 外国の店舗はラーメン店というよりは、ラーメンが軸のファミレスらしい。
    • 「元祖」となれば黒亭、こむらさき、桂花に味千だろうか。
  3. 正月と言えば赤酒。
    • 味は非常に甘い。みりん代わりに料理に使うことがある程。
    • 暮れになると屠蘇散がオマケに付いてくる。
    • 赤酒のメーカーは大抵東肥醸造である。
  4. JA熊本果実連が誇る『ジューシー』(100%(みかん)ジュースのブランド)が学校給食で出る。(特に運動会・体育祭の練習シーズンは毎日)
    • とある小学校の児童の間では,飲み終わった牛乳瓶にジューシーを注ぎ込み「ジューシー牛乳」として飲むことが流行。
    • ジューシーのパッケージには県内小学生の読書感想画コンクールなどの入賞作が印刷されているが、上手いのかどうかは正直よくわからない。
  5. 焼鳥屋には、豚バラ肉と酢キャベツがあってしかるべきだと思っている。
    • それは鹿児島も一緒。多分九州南部の風習。
    • 大牟田にもあるよ。
    • 福岡にもあるね。キャベツのたれも市販されてる。
  6. 菓子折りといえば、株式会社お菓子の香梅(こうばい)の銘菓『陣太鼓』と『武者がえし』。
    • 毎年夏になると陣太鼓を封じ込めた巨大な氷のカタマリが市内のデパートなどに出現する。
    • 山鹿灯篭祭にも出現(2006年)
    • 一口サイズの「特製陣太鼓」が1箱10個入りで最近売られているが、ばら売りはしてくれない
    • 『陣太鼓』には『くまモン』バージョンがあるのに『武者がえし』には『ひごまる』バージョンがない。
  7. 太平燕(タイピーエン)という中華料理が名物で、学校給食にまで当たり前に登場するため、全国区だと思っている。
    • ついに『桃鉄』に登場。メジャー化のチャンスか?
    • 最近は、セブンイレブンやローソンのお弁当コーナーで堂々と売ってあったり、すかいらーく系中華レストラン『バーミヤン』に期間限定で登場したりして、全国区になりつつあるらしい。(『熊本太平燕倶楽部』)
    • もともとは燕の巣を使った高級中華を春雨で代用したのが起源(なので「燕」の文字が入っている)
    • もちろん給食でも定番メニューのひとつ。
    • むしろ「給食のメニューがきっかけで県内に広がった」とも。ある栄養士が給食の献立を考えていたところ、太平燕が栄養のバランスがいい事に気づき、給食用にアレンジして取り入れたという逸話があった。
  8. 団子の生地に餡子とサツマイモが入ったお菓子、“いきなり団子”は定番の和菓子。
    • 熊本出身のスザンヌがよく紹介しているが、福岡出身の氷川きよしがなぜか食わず嫌いでおみやげに持ってきていた。
    • ケロロの好物。
    • 宮原SAでも販売されている。高速バスが休憩地にしていた頃は毎回お世話になりました。
    • とてもうまかったが「すっげぇ甘い!」とも感じた。渋いお茶が欲しくなる。
  9. サツマイモ(かんしょ)のことを“カライモ(唐芋)”と言う。(中国(旧:唐(カラ))から、鹿児島県(旧:薩摩(サツマ))に伝わったのが由来。)
    • 鹿児島でもカライモという。
  10. みんな大好き、竹下製菓『ブラックモンブラン』(アイスキャンディ)や、サンポー食品の『焼き豚ラーメン』を全国区だと思っており、それらが殆ど九州内限定で、しかも佐賀の会社だという事実を知ると、驚くと同時に今まで見下して馬鹿にしていた佐賀県を“ちょっとだけ”見直す。
    • 熊本限定といえば「御飯の友」も。
      • 実は日本で最初に商品化された「ふりかけ」である。
  11. 西日本では珍しく、納豆の消費量が関東並みに多い。(マルキン食品の影響か・・・?)
    • 昔九州の中心部で出向機関が集中していた為。関東人の在住率が高く納豆の消費量も上がったとのこと。
      • 1923年の関東大震災の後に関東帰りの人が持ち込んで広まったという説もある。
    • マルキンと丸美屋の熊本の二大納豆メーカーの納豆は九州各地で売られている。
      • マルキンは「全国納豆鑑評会」という大会で最優秀賞を一度ならず貰っている
      • マルキン食品はあまり値下げしない為に給食には丸美屋のがよく出る
      • 熊本に限らず九州では二大納豆メーカーのシェアが高いので、関東系メーカーは九州で苦戦を強いられている。
  12. 水俣病(みなまたびょう)と言えば全国はおろか世界的にも「工場廃水のメチル水銀による公害病」として有名だが、現在の熊本人はそんな昔の話は気にしないので、水俣産の魚でも美味しく頂いている。
    • 美しい不知火海は釣りのフィールドとしても有名で、湾を仕切っていた『仕切り網』も、平成9年に安全性が確認されて全面撤去されている。(狂牛病もなんのその、バーガーやステーキをバクバク食べているアメリカ人と同じ感覚で、「そんなに健康を気にするのなら、まずは禁煙し、インスタント食品、コンビニ弁当、ファーストフードを止めろ!」と言ったところ・・・w)
    • ほんとに海が綺麗。最近行って驚きました。
    • 熊本の海がきれいだと初めて聞いた。
    • 水俣病があってから街と海をきれいにするよう努めて来た為、今ではむしろ公害のない街より安全なくらいだと聞いた事ある。
      • だがマスコミの水俣に対する偏見は依然根強い。よみうりテレビ『どっちの料理ショー』が水俣特産「サラダたまねぎ」の産地を「熊本県袋神川産」と紹介し、「意図的に”水俣”の表記を隠した」として批判されている。
    • 牛深には珊瑚礁すらある。
  13. すいか、メロン、(デコポンを含めた)みかん、肥後牛(阿蘇の赤牛)、球磨焼酎(くまじょうちゅう)は、熊本の特産品。
    • 焼酎は米。麦やら芋やら二級品ばい。
    • 最近では桃鉄に太秋柿が登場。今まで圧倒的なシェアを誇っていた福岡の富有柿を市場から駆逐しつつある。しかし人気が高いため熊本他県でも生産が始まっており、将来は熊本特産じゃなくなりそう。
    • メロンドームなる物産館が盛況。
    • 米どころでもある。「森のくまさん」は特Aを獲得したことがある。
      • 森のくまさんの「クマ」を、くまモンに差し替えたパッケージもたまに見かける。
  14. 戦前に滅びた地鶏「天草大王」が21世紀になって交配で復活。味に定評があり、新しい特産品にしようと県が躍起になっている。
  15. 晩白柚(ばんぺいゆ)。
    • 世界最大の柑橘類
    • 30人31脚全国大会で、熊本県代表がレース前に晩白柚効果で気持ちを落ち着かせていた。
    • イオンが香港の子会社を通じて中国に毎年輸出している。「黄色く丸く大きいもの」は風水的にとてもめでたいため、春節の縁起物として高値がつくらしい。
  16. ご飯の友が熊本ローカルだと知り、ショックを受ける。
    • ご飯の友はふりかけの元祖として全国ふりかけ協会に認定されている。だからと言って錦松梅やのりたまの様な知名度はない。
    • 熊本のスーパーには広島の旅行の友と並んで売ってる事が多いのに、広島には御飯の友が売って無かったから悲しかった(´;ω;`)
  17. 割と県内でメジャーになってきた名物で風雅巻きというお菓子がある。あられを海苔で巻いたお菓子だが、だごうまい。
  18. 一文字ぐるぐる。ネーミングがナイス。ゆでたワケギをぐるぐる一口サイズに巻いて、酢みそでいただく。
    • 実は県人でも好きな人は少ない。
  19. 「べんとうのヒライ」は,全国区,少なくとも,九州はカバーしていると思っている。
    • 宮崎出身ですが、そんな店聞いた事も無いですよ・・。
      • 県外だと福岡・佐賀にはそれなりにあるし、長崎県島原半島東部なら熊本のテレビCMで馴染みだけはあるが、それ以外での知名度は低い。
    • 福岡県筑後市には工場があるが。
  20. 弘乳舎が販売している「三菱サイダー」は三菱グループと何の関わりもない。
  21. 松風という、薄さにこだわりを持つ焼き菓子がある。
  22. 黒糖ドーナツ棒という、いかにも太りそうなお菓子がある。甘くて旨い。
  23. 牛乳はらくのうマザーズが定番。
  24. 山あいの地域(上益城や阿蘇など)では「焼き米」が食べられる。
    • お茶と砂糖を混ぜて、お菓子感覚で戴くことも。
  25. 洋菓子に対する県民ひとりあたり年間出費額が日本全体で見ても上位をキープしている。2009~2011年は連続で首位だった。

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