ベタな成人式の法則

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毎年1月に各地で行われるベタな成人式。

ベタな成人式

  1. 出身中学校別に自然に分かれる。または主催者側が意図的に分ける。
    • 中学卒業後にその地域に転入してきた人が、話に溶け込めずに孤独になる。
      • 私の高校の同級生(高校時代に引っ越した)で出身中学のある市の成人式に来た人がいました。
      • 田舎の街だと、高校を卒業すると地元を離れる人間が多いから、成人式参加条件が「在住の20才」の他に「在住経験のある20才」にしているところも多い
      • 会場自体が既に中学校別というナイス配慮をみせてくれたぞ。(沼津市出身)。
      • 宇都宮市も同様に出身中学校で会場が違っている。
      • 当時住んでいた横浜市の成人式に出ましたが、そこでは区ごとに式の時間帯が分けられていました。
      • 地元の公立中学の出身者しか来ない。私立や国立の中学に通った者は相手にしていない。
        • このため、私立・国立の枠を用意していることも。
    • 中学時代いじめられていた新成人は当然欠席。引っ越し等で全然知らない奴ばかりの方が逆に出席しやすい。
    • 中学卒業以来久しぶりに会う元同級生もいるが、顔や体格が大きく変わっていて一瞬誰だかわからなくなる。
    • 式の終了後、二次会として中学校ごとに同窓会を開く。大学の卒業式と謝恩会のように定番のセットになっている。
    • それぞれの小中学校で新成人を受け持った先生達が遊びに来ている。
  2. 大学受験の浪人生にとっては、憂鬱を隠す苦難が待ち受ける。
  3. 田舎ではお盆や正月に開催する事も。
    • 雪国はゴールデンウィークの辺りか夏に時期をずらす
  4. 最近は会社単位で前もってやることもある。業種によっては忙しい時期にぶつかるため。
    • 会社によっては成人式の日が仕事ということがあるので、社内で成人式を行う所もある。(鉄道会社など)
    • はとバスガイドさんたちの成人式は、とくによくTVのニュースで取り上げられる。
  5. 田舎の成人式はヤンキーだらけ
    • 優等生は都会の大学に流出し、しかも試験の時期と重なったり、授業が始まっていたりとかで軒並み出席率が低い
    • 田舎に行けば行くほど治安の悪い地域が多く、荒れるニュースが他人事じゃなくなる。
      • そして地元がそういうニュースになってしまうと複雑。歳の近い世代なら尚更。
  6. 大した事ないだろうとスルーしたら、その後の同窓会で1人だけ私服でショックを受ける(実話)。
  7. 10代後半の人は、この時期になると「もうすぐだな」と思って、成人式の様子が映ったニュースを見ている。
    • さらに顔が広い人の場合、「その時は久しぶりに昔の友達に会うから、沢山の人に声かけられそう」と思う。
    • さらに19歳(遅生まれ)の人は、「いよいよ来年だな」と思って、来年の成人式を想像する。
      • このころになると、百貨店、呉服専門店、さらには貸衣装やさんから、わんさかと晴れ着の販売や貸し出しの案内DMが届く。
    • 歳の近い先輩からお話を聞いて、尚更自分の学年が迎えるのを楽しみにする。
    • 反対に21歳以上の人は「あれから○年か〜」と自分の代の時を懐かしみながら、成人式関連のニュースを見る。
      • 後輩の成人式の写真をSNSで見て自分の代の時を思い出す。
      • さらに40歳(新年度に41歳になる)の人は「2度目の成人式か〜」と言う。
      • 自分より年下の世代で更に歳が離れていくと、テレビのニュースでの21年前の世相ネタを懐かしみつつ、自分の年齢を実感させられて切なくなる
        • 特に1月15日に成人式をやった世代は1月の第2月曜に移った世代が羨ましくなる。
          • 余談ながら前者と後者では若者時代の文化も大きく異なる(ちょうどポスト団塊ジュニア世代がその境界にあたる)。
          • 成人の日が移ってから関西の場合十日戎と重なることも多くなった。
  8. 自治体新聞(『広報』など)の2月号は、ほぼ必ず表紙に成人式の写真が載る。
    • また、その新聞の最初は、市長と新成人の対談が載る。
    • 一緒に迎えた同級生だけでなく歳の近い先輩後輩も含め、自分の知り合いが載ると嬉しい。
  9. 有名人のインタビューで決まって出る単語は「酒」。
    • 「タバコ」はイメージ悪くなるせいか滅多に聞かれない。
    • 「馬券」はたまに聞かれる。
  10. この日だけ小学校に着物姿で人が集まっているのを何故だろう?と子供ながらに思っていたのを覚えている。
  11. 48グループの新成人メンバーが神田明神に集まる。
    • ヲタはその集まった顔ぶれを見て当たり年か外れ年かを判断する。
      • 新成人世代のヲタが同学年のメンバーを思い出し、当たり年だと誇りに思うが、外れ年だと他の学年が羨ましくなる。
      • 新成人世代の中心メンバーが記者からの取材で自らの学年に代名詞を命名する。(例・1995年度生まれの48グループ「遅咲き世代」)
    • 乃木坂46も乃木神社 (東京都港区) で成人式を行うみたい。
  12. 何故この方を選んだのか?と聞きたくなるような芸能人がゲストで来る。
    • 地元に縁のある方ならともかく…。
  13. 何故か雪が降る。
    • というか雪が降りやすい時期なので雪が降るとそれが印象に残ってしまう。
      • 例としては1992年度生まれが迎えた2013年は全国的な大雪の中での成人式だった。
        • 学校などの行事を自然災害とともに迎えたなどの不運をネタにされがちな学年だったが、この大雪の中での成人式はむしろ良い意味でネタにすべきだと思う(書いた自分も92年生まれ)
  14. 現在はこの日にサッカー高校選手権の決勝が開催されているので、そっちが気がかりな人もいるかも。
  15. 1月最初の放送の「サザエさん」で波平さんやサザエさんが街中で新成人を見て、未来のカツオやワカメを想像する。
  16. 当日限定で新成人の学年限定で割引・無料にする店もよく見る。
    • 例としてはマクドナルドでビッグマックが新成人の学年限定で無料だった。
  17. 式から帰宅後、両親に「今まで育ててくれてありがとうございました」と感謝の言葉を述べる。
    • 二十歳の誕生日同様、家族がご馳走を用意してくれている家庭も多い。
  18. 目立ちたがりは舞台に出るわけだが、その舞台に出れるのはごく一握りだけ。
    • どこかでオーディションでもやっているのだろうか?募集が自治体の広報誌にでも出ているのだろうか?
  19. 2023年から成人年齢が18歳に引き下げられたが、多くの自治体で成人式は20歳のまま。18歳だと大学受験や就職活動の真っ最中で参加できないケースが出てくるらしい。
    • そのため、名称も「二十歳のつどい」とかに改められるケースが多くなった。
    • 同年に限り新成人は2002・2003・2004年度生まれの3学年が対象になった。
    • NHK調べでは18歳も招待の対象者とした自治体は日本全国で3カ所だけ。また、対象とするにしても上記のとおり受験等が現在進行形である当事者への配慮から時期がずらされている。

ベタな服装

  1. 来る人みんな、服装が似たり寄ったり。没個性。
    • だが、突出して個性的な一団もいる。
      • 着ぐるみ姿で来た人とか。
    • 白い紋付なんかを着てくるヤツは大抵目立ちたがり。
      • 最近じゃタキシードで成人式に出る人もいるそうな。
    • それと男の場合は和服となるとヤンキー率が一気に上昇。女だとそんなことないが。
    • この日の朝は美容室が女子の髪結いでてんてこまい。
      • 髪結いの前に振り袖の着付けがあります。あと、髪を結ったあと、和服に合うようなメイクやネイルをやっているところもあります。
    • 女子だとほぼ全員振袖。
      • 既婚者はどうすればいいだろう?
        • 厳密に言えば「振袖=未婚の女性」と言うのは間違い
      • お盆に成人式が行われる場合は女子はほぼ全員浴衣。
      • 人によっては結婚式同様、当日よりも前撮りで張り切ってしまう子も少なからずいる。
    • 一緒に参加する同級生のみならず、電車や街中も含め振袖姿の女性に見惚れる男性多し。

ベタな荒れ模様

  1. 必ずどこかで「荒れる人」が出現して、夕方のニュースで報道される。
    • とりあえず那覇市は100%登場。
      • 那覇市を報道するのは日テレだけ。これは沖縄には日テレ系がない=放送しても地元から苦情が来ないから。
      • あとは北九州市も。
    • 荒れなくても報道されるのは横浜市や浦安市。理由は言わずもがな。
      • 神戸市も報道されやすい。こちらの理由も言うまでもない。
      • 2018年の横浜市は別な意味で騒動になってしまった。
      • 最近はここにあべのハルカスの階段のぼりが加わった。
        • 大阪だと既出の浦安市みたく大手テーマパークで集まるのもよく見られた。
        • 他には西宮市で甲子園のジェット風船飛ばしも加わった。
      • テレビで紹介されなくても、市役所や市民会館以外で開催っていうだけで話題になりやすい。
        • どこだか忘れたが新成人が寒中水泳やバンジージャンプをする地域があって、テレビで紹介されていた。
    • 分かっている人は、その時間帯はテレビを消している。
    • あら捜し大好きな日本マスコミが本性をあらわにする時期である。
    • と言うか最早マスコミ恰好の餌。
    • 荒れた新成人を止めた新成人の話はちっとも出てこない。
      • そして、未成年が当日の受付をして式があれるのを防いだ話は翌朝の新聞を飾る。
    • ここで在京マスコミの東京ジャイアニズムの本性が丸出しになる。荒れる成人式を取り上げるのは決まって地方ばかり。
      • そして東京は素晴らしいとホルホルする。気持ち悪い。
      • その東京マスコミも、地方出身者の集まりで東京人は少ないだろ
    • 阿蘇市長が何を歌ったかも話題になる。
      • この人、多分市長退任後も呼ばれ続けるんだろうな。
  2. 夕方のニュース番組で荒れる新成人を晒し挙げると同時に21年前の世相も振り返る。
    • 自分らの世代のことは棚に上げて、若年世代のバッシング。素晴らしいですね。
      • 報道の事でBPOに意見を言う古い世代はわりと若年世代に同情的。
    • 荒れるのを期待してカメラを持ち込むマスコミと、その期待にこたえる新成人。見事な需要と供給の関係は当分崩れそうにない。
      • BPOにも「マスコミが一番荒れさせているんじゃないか!!」「結局わざと真面目な新成人無視して暴れた連中ばっか映してんじゃないか!!」などと同様の内容の苦情が来る。(世代は問わず)
      • そろそろテレビ局の人間にも式が荒れた世代が登場する頃。人の事、言えんのかよ…って苦情がきそう…
        • テレビ局の人間には若い世代も含めて、荒れた成人式を経験した人は殆どいない。大体成人式で荒れるのはDQN高校を中退するような奴が多く住んでいるようなガラの悪い地域。
      • テレビ見ていると荒れている新成人を怒鳴りつける首長がいたりする。
  3. 歩いててもコンビニ前とかで袴姿で2:1で一方的に暴力を振るっているのを観た事がある。小学校低学年の事なので恐かった。
  4. はっちゃけた参加者がマスコミにインタビューされて「明日からはちゃんとやります」なんて事をのたまう。
    • 明日からちゃんとやれる奴は、そもそも今日という日に馬鹿なことはしないものである。
      • ちなみに、“今までちゃんとしていなかったのだから明日からもちゃんとやるな”、などという「命令」「指示」は誰もしていない。
  5. 最早「成人」にふさわしい式典といえるのは、自治体が行う成人式よりも、むしろ入社式の方ではないかと思う。
    • 昭和の頃は成人式の時点で既に働いていた人が多いのに対し今はまだ学生という人も多いので。
    • 今は30歳が成人、とも言いたくもなる。
      • かつてはワイドショーなどで今年新成人を迎える芸能人が取り上げられていたが、少子化で人数が減りしかもブレイクの年齢が年々遅くなっているためか最近はあまり聞かなくなったように思う。取り上げられても昔ほど大物はいなくなっている。