ざんねんな思想信条・社会運動事典

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思想[編集 | ソースを編集]

ヴィーガン[編集 | ソースを編集]

  1. ベジタリアンの中でも肉や魚はもちろんのこと、卵や牛乳、蜂蜜を食べないようにしている人たちのこと。(ベジタリアンだと卵や牛乳を飲食している人も含む場合がある。)
  2. 人の食生活は自由なのだが、特に動物愛護を理由としてヴィーガンになった人たちを中心に、そうではない人物を罵倒したり、肉関連の業種の店やイベントで嫌がらせを行ったりするなど行動が過激化してしまった。
    • 日本では「肉フェス」が行われた際に、ヴィーガン達が会場までの通り道で屠殺写真を展示し、騒動になった。
    • 海外では肉屋やステーキレストラン、乳製品を売る店にヴィーガン達が行って店に落書きしたり、大声で叫んだりする行為が後をたたない。
  3. ヴィーガンをやっていた人の中には体調を崩して結局肉や魚を食べる食生活に戻る場合もある。
    • そのことをyoutube上でカミングアウトした元ヴィーガンは炎上してしまった。
  4. ヴィーガンの中には本来肉食である猫にまでヴィーガン食を押し付ける人もいる。

社会主義[編集 | ソースを編集]

  1. もともとみんな平等にするためにつくられたものだった。
  2. しかしただ資本主義が嫌い、アメリカ合衆国が嫌いと言う理由だけで独裁者が相次いで採用。
    • そしてほとんどの国で失敗した。
  3. 結果、社会主義=独裁国家というレッテルを貼られてしまった。
  4. 適切な指導者が適切な方法で運用すれば最高の方法ではある。しかし、上記のように「なぜかすべての指導者が自己満足のために利用した」点で失敗している。
    • 社会主義・共産主義を適切に運用するためには、人工知能に任せるしかないのかもしれない。
  5. 共産主義と一緒くたにされがち。

進歩的分子[編集 | ソースを編集]

  1. 吉田健一『吉田内閣論』において、当時再軍備に舵を切った吉田茂内閣に反対する知識人たちを指した言葉。
  2. 再軍備=軍隊=保守反動という理論で反対するのだが、再軍備が正確に何を意味するのか、それを強行するのが国民にとってどのくらいの負担になるのか、また再軍備をしないのならばその代わりはどうするのかと言った具体的な事実を全く挙げなかった。
    • それどころか「再軍備しないでどうするのか」と問えば、「何もする必要がない。日本が無防備状態になることをソ連も中共も心から喜んでくれて、日本はますます栄えるだろう」と返したという。
  3. 一方再軍備せず、アメリカ軍の駐留を認めるのはどうかといえば、そもそもソ連や中共に侵略の意図があると考えることも、アメリカ軍の駐留を認めることも保守反動であることとみなしていた。
  4. 吉田はこれら知識人について「保守反動という言葉の魔術に掛っている」「流行の合言葉でしかない観念で政治をやろうというのだからたまったものではない」と痛烈に批判している。

体育会系[編集 | ソースを編集]

  1. 本来は課外活動の分類の一種であるが、その特有の文化が諸悪の根源とされている。
  2. 今やちょっとしたことでパワハラを訴える選手も現れている。
    • スポーツ界でも良識ある指導が求められる世の中になってしまった。

表現の自由[編集 | ソースを編集]

  1. 日本国憲法で保障された権利ではあるが、度を越した表現の正当化に使われやすい。
    • 具体的には過度な性的表現や権利侵害になりうるものの出版、差別を煽るものの表現など。
  2. 「不快だと?風刺されるお前が悪いんだろ」といったことになりやすい。
  3. 特にヤバいのは宗教がらみの萌え絵化である。
    • イエス様を萌え絵にした際、海外の掲示板で怒りのコメントが書き込まれた。
    • また、DMM開発のゲーム「社にほへと」(神社仏閣を萌え擬人化するもの)は、あれほど萌え絵がたくさんある日本の神社本庁ですら不快感を示した。
    • 願わくば、一線を越えた表現(例:ムハンマドの萌え擬人化)はしないでほしいが…。
  4. 時の総理大臣(特に第二次安倍内閣時代)にヒトラーを表すチョビ髭を加えたり、ナチス式敬礼をしている人物の顔を大臣にすげ替えたりといったものも見られる。
    • 権力を風刺する際にも「何をやってもいい」ということにはならないはずなのだが・・・。

社会運動[編集 | ソースを編集]

エコキャップ運動[編集 | ソースを編集]

  1. 捨てられがちなペットボトルのキャップを集めてリサイクルに回して、その際に売ったお金で発展途上国にワクチンを届ける運動。
  2. しかし輸送時やリサイクル時にはエネルギー使う。そもそもリサイクルより焼却したほうが二酸化炭素を出さないという説すらある。
  3. このことからwikipediaでは環境破壊運動と断罪されてしまった。
  4. 要するにペットボトルの飲み物を買うお金でワクチンを買ったほうが効率がいいということである。
    • 実際、主導する団体では諸経費がキャップ売却費を上回っており、ワクチン購入団体への寄付もなくなってしまった。

プルタブ回収運動[編集 | ソースを編集]

  1. 概要はエコキャップ運動を同じ。プルタブを集めて車いすに変えるという運動。
  2. しかし、ざんねんな商品事典にあるように今のプルタブは取りはずしにくく、車いすが贈られる障碍者団体でさえ缶のまま送ってという始末。
  3. 最近では空き缶回収運動に名前が変わっている。しかしいまだにプルタブだけ取って送ってくる人もいるという。
  4. 要するに缶の飲み物を買うお金で(ry

(日本における)労働争議[編集 | ソースを編集]

  1. 労働三権のひとつとして定義された労働者の権利の行使で、海外では盛んに行われているのだが、日本では三井三池争議や国鉄の順法闘争などでストライキに対するイメージが悪化、労働組合の御用組合化が進むことになった。
    • 例に挙げた2つは結果として職場環境の悪化・それに伴う事故の増加を招き、(前者はエネルギー革命という大きな理由があったにせよ)日本の石炭業界の終焉や国鉄分割民営化を引き起こすことにもなった。
    • 他にもこの2つは社会党や共産党などが関わっており、イデオロギー対立の側面を色濃くしていたことも挙げられる。
      • 2018年には東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)では労働組合として逸脱したイデオロギーに嫌気がさした大量の組合員が脱退するという事態にもなっている。
  2. それどころか、近年では政府から企業への賃上げ要請が行われるなど、労働組合の存在意義に疑問符がつきかねない事態も起こっている。
  3. 実際には正社員中年男性労働者の既得権益を守るだけの組織になっていることも多い。
    • そのため女性にとってはこういう組織がしっかりしている大企業よりむしろインフォーマルセクター経済のほうが働きやすいことも。
      • しかし十分な知識がなければインフォーマルセクター経済=売買春ということになってしまい、ミソジニーやトラブルにまきこまれてしまいやすい。

(日本における)学生運動[編集 | ソースを編集]

  1. 社会や政府・あるいは学校の施策に対する不満を世間に訴えるために学生たちが行動を起こす運動であり、世界中で行われてきた運動である。
    • しかし、日本では全共闘に代表される学生組織が先鋭化した結果、機動隊員の殺傷・内ゲバによる殺人などによって大衆からの支持を失った結果急速に衰退し、現在に至るまで下火の状態が続いている。

ユーザーユニオン[編集 | ソースを編集]

  1. 1960年代後半から欠陥車にまつわる報道が出始めたことを背景に1970年に結成された消費者団体。
  2. 欠陥車による被害者から相談を受けつつ、欠陥車であることを実験で立証し、メーカーに対応を迫る活動を行っていた。
  3. これだけなら立派な団体だと思うだろうが、1971年に元日産社員の幹部理事とヤメ検の顧問弁護士が恐喝未遂容疑で逮捕された。
    • その後の捜査によって、「メーカーとの示談交渉において「マスコミや国会で追及する」「次々と告訴や民事訴訟をする」「武装蜂起する」などと恐喝とも取られかねない発言をしていた」「被害者の委任状の数を水増ししていた」「告訴したメーカーと競合する自動車メーカーのディーラーから多額の現金を受け取っていた」といった事実が次々と明らかになった。
  4. この事件の結果、日本における軽自動車市場が衰退し、ホンダに至っては軽自動車の生産を一時停止する事態となった。

働き方改革[編集 | ソースを編集]

  1. 国会などで取り挙げられてできた単語であるが、労働環境や条件の改善のための活動全般を指す。が、思うようには進まない。
    • 経営者はもとより、妬みから正当な権利を邪魔しようとしてくる労働者の反発が大きい。
    • 春闘と同じく、言うだけで行動がないも原因なのかも。
  2. ストライキは労働者に認められた権利…のはずなのだが、なぜか迷惑行為扱いされている。
    • 「港湾関係者がやっちゃダメでしょ」「運輸業がやると何万人に影響が出るんだ」などと各論で言っているが、結局はどの業種もやってほしくないと思っているようだ。
      • ライフライン絡みや運輸などは社会への影響が大きいため、労働関係調整法などで制約や手順が結構細かく規定されている。それに則って行われているならば、批判を受ける筋合いが無い。
    • ちなみに、イタリアでは民営鉄道会社でストライキが行われるそうです。
      • かつて国鉄のストライキが乗客の存在をまるで無視して行われ、国鉄分割民営化の原因になってしまったことやJR東日本労組が過激な組織運営に以前から組合員が不満をいだいていたことや、一部の過激な指導者によって、企業に対する労働組合として逸脱する主張が実施されていること、不当労働行為が行われたことなどを理由に脱退者が続出したことも要因。
  3. 満員電車や疲労を避ける方法に在宅勤務があるが、こちらも進んでいない。パソコンとVPNを整備すればできるのであるが…。
    • この原因となっている都市部(特に東京)一極集中や出社時間がほぼ全員一緒なこともざんねんである。
  4. 息抜きのための行事(飲み会・レクリエーションなど)も解決法の1つだが、なぜか勤務時間外&費用自己負担の上強制参加としてしまったため、逆に疲労がたまる結果に。
  5. 週休3,4日も提唱されており、その延長線上としてバカンス制度が考えられるが、これ自体がリストラの予兆と不安視する人がいることも原因のようだ。
    • 欧米型のバカンスでは、日本が世界一取得しないことで問題視されている有給の日数は増えるがバカンス制度は時季変更権が強くなるため、休みたいときに休めず会社の指定するときに休むことになりがちというデメリットもある。
    • 週休3日が実現した場合、おそらく共働き家庭にとっては福音になり、子育てもやりやすくなる。しかし、年間総休日数を考えると、長い休みは減るかもしれない。そのため、週休3日とバカンスはあまり両立しない気がする。
  6. 「労働環境を改善した方がいいよね」「じゃあどうすればいいだろう」だけでもよいのだが、「社会の厳しさ」とやらを教えたがる人が経営者目線でレスバトルを吹っ掛け、これだけで大激論になることもざんねん。
    • シンガポールに転職して日本の労働観を批判したブロガーがいたが、個人情報を特定しようとした人がいたんだとか。
    • ある人が「働かないだけでそんなに悪いのか。働いてるだけでそんなに偉いのか」とツイートしただけで大盛り上がりだったとか。
    • 実はそういう目線で戯言抜かすやつが単なる自宅警備員であることもままある。
  7. たくさん残業してたくさん稼ぎたいから働き方改革がいらないとか、そういうタイプのことを言う労働者も少なくない。これ系はたいてい家事負担を妻に押し付けている中年男性
  8. 大企業・官公庁優遇策(中小企業いじめ)と思っている人もいるとか。
  9. これをやってしまうと欧米のような本格的な格差社会になるからブラックのままでいいとか言う人もいるとか。
    • 「完全ホワイトで今のような給与を得て豊かな生活ができるような仕事は作れない。格差を認めて年収300万が限度」という人も。
    • 「今は重役コースから外れてもゆっくりと昇進はできるが、早いうちから『あなたは昇進できないから気楽にやってていいよ』と肩叩きをすべき時代かもしれない」とも。