もし携帯電話の型番のつけ方が従来通りだったら

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日本における携帯電話の歴史の中では、携帯電話端末の型番命名法が変わるケースがありました。もしこれが従来どおりだったら?

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NTTドコモ[編集 | ソースを編集]

2008年冬モデル以降[編集 | ソースを編集]

2004年春モデル以降は下記の通りFOMAとmovaで共通の命名法が用いられていましたが、2008年冬モデルより「SH-01A」や「N-02B」等、メーカー名+2桁の番号+年度を表す1桁のアルファベットという命名法が用いられるようになりました。この変更がなかったら…

  1. 冬モデルは907iシリーズや707iシリーズとして展開された。
    • ただし、全般的にハイスペック化されているため、9シリーズと7シリーズの境目が曖昧になっている。
      • 同スペックで形状違いの機種も分類が難しい状態であった。
        • 2009年夏モデルは908iシリーズや708iシリーズとして展開された。
  2. STYLEシリーズ、PRIMEシリーズ、SMARTシリーズ、PROシリーズもなかった。
    • 当然アンサーハウスのCMもなかった。
  3. スマートフォンは従来の1100シリーズの流れを継ぐ型番となる。
    • 2008年冬~2009年夏までの機種は120xシリーズ、2009年冬~2010年夏までの機種は130xシリーズというように百の位が変わる。
    • 例として、Xperiaは「SO1300」、LYNX 3Dは「SH1400」となる。
  4. いずれにせよソフトバンクは型番を変更していない。
    • auも型番を変更していない。

2004年春モデル以降[編集 | ソースを編集]

かつてFOMAは「P2102V」や「N2051」等、メーカー名+4桁の番号という命名法(テレビ電話機能付は末端に「V」が付く)でしたが、900iシリーズ以降2008年冬まで従来のmovaと同じ方式に変更しました。この変更がなかったら…

  1. 900iシリーズは「2103V」シリーズとなっていた。
    • 700iシリーズは恐らく「2052V」シリーズとなっていた。
  2. ひょっとしたら2008年冬モデル以降は「○3xxxV」となっていたかもしれない。
    • その場合、スマートフォンは「○5xxxV」となっていたかも。

au[編集 | ソースを編集]

スマートフォン主力化以降[編集 | ソースを編集]

スマートフォンでは、3Gは「ISxx」及び「ISxxYY」、4Gは「YYLxx」(xxは数字、YYはメーカー)という法則になりましたが、これがフィーチャーフォンと同じ「メーカー名+3桁の番号という命名法」のままだったら…

  1. ISシリーズ・Lシリーズという区分が無いので、型番だけでスマートフォンかフィーチャーフォンか、あるいはLTEに対応しているかどうかが判別できなくなる。

2009年春モデル以降[編集 | ソースを編集]

2008年冬モデルまでのWIN端末は「W65T」や「W63CA」等、WIN端末を表すW+2桁の番号+メーカー名という命名法が用いられていましたが、2009年春モデルより「SH002」や「CA003」等、メーカー名+3桁の番号という命名法が用いられるようになりました。また、一部機種では「G9(SOX01)」や「biblio(TSY01)」などのように上記命名法と独立した名称および型番が与えられるようになりました。この変更がなかったら…

  1. 2009年春モデルの型番は「W71*」「W72*」という具合であった。
    • 2009年夏モデルや秋冬モデルも同様。
  2. それでもiidaやNEW STANDARDシリーズは展開されていた。
    • G9はW73S、NS01はW72K、NS02はW71PTが内部機種名となっていた。
  3. 携帯電話端末には「WIN」のロゴが残されている。
  4. いずれにせよソフトバンクは型番を変更していない。
  5. ISシリーズは法人用端末(E31HT、E31T)の延長として展開されていた可能性も。

WINサービス開始以降[編集 | ソースを編集]

1X時代はA+4桁の番号+メーカー名という命名法が用いられていましたが、WIN端末でもこれが用いられていたら?

  1. 端末名は上位版の「W9***」と、廉価版の「W7***」の2体制だった。
    • 2桁目の数字は、初期版が0、KCP機が1、Rev.A機が2、KCP+機が3…というように、通信方式やプラットフォームの変更ごとに繰り上げられていた。
    • 9と7は、「A5000シリーズの上位版」という意味で使われる。ドコモの「90xi」と「70xi」のような感じ。
      • 「W7***」は、主にサービス対応が限られる機種に割り当てられていた(史実でいうW21H・W32K・W62PTなど)。
    • 3桁目以降の数字も同じメーカーでは共有されなかった。
      • W9001H(W11H)・W9002K(W11K)・W9003S(W21S)・W9004SA(W21SA)…のような感じで割り当てられた。
      • KCP・Rev.A以降もW9101T(W31T)・W9102SA(W32SA)…W9201T(W47T)・W9202T(DRAPE/W46T)…W9301T(W56T)・W9302S(W54S)・W9303SA(W54SA)…というようになっていた。
      • スマートフォンも当初はI1001SH(IS01)・I1002T(IS02)・I1003SH(IS03)…のように割り当てられ、史実のIS11以降はI1101S(IS11S)・I1102SH(IS11SH)・I1103SH(IS12SH)・I1104CA(IS11CA)…のような感じで割り当てられた。
      • LTEになれば「L20**XX」(XXはメーカー名)、VoLTEになれば「V21**XX」になっていた。
  2. それでも携帯電話端末には「WIN」のロゴがある。
  3. 2009年春以降の変更もなかったか、あるいは2009年春に「WIN端末を表すW+2桁の番号+メーカー名という命名法」に変更された。
    • その場合、2009年が1、2010年が2、2011年が3…というように、「平成2n年」と同じような割り当てとなる。

ソフトバンクモバイル[編集 | ソースを編集]

2010年秋冬モデル以降[編集 | ソースを編集]

2010年春夏モデルまでのソフトバンク端末は「SoftBank 945SH」や「SoftBank X06HT」等、3桁の番号(ハイエンド=9**、ミドルレンジ=8**、ローエンド(現プリモバイル)=7**)+メーカー名(スマートフォンはX+2桁の番号+メーカー名、通信カードはC+2桁の番号+メーカー名)という命名法が用いられるようになりましたが、2010年秋冬モデルより「SoftBank 001SH」や「SoftBank 001HT」等、携帯電話やスマートフォン、通信カード関係なく3桁の番号+メーカー名という命名法が用いられるようになりました。この変更がなかったら…

  1. 2010年秋冬モデルの型番は「SoftBank 946SH」や「SoftBank X07HT」と従来通りになっていた。
    • 946SHではなく950SHになっていたと思いますが…

ボーダフォンへの社名変更以降[編集 | ソースを編集]

J-PHONE時代の端末は「J-SH53」や「J-T08」等、J-PHONEを表すJ+メーカー名+2桁の番号(3G端末に限り3桁)という命名法でしたが、ボーダフォンへの社名変更からは「904SH」や「V603T」等、3桁の番号+メーカー名(ボーダフォン時代の2G端末および一部3G端末のみ、ボーダフォンを表すVが頭に追加される)という命名法が用いられるようになりました。この命名法はソフトバンクモバイルに社名変更された現在も用いられていますが、この変更がなかったら…

  1. 社名変更に伴い型番の頭のアルファベットだけがJからVに変更され、番号はJ-PHONE時代からの続き番号となっている。
    • 例として、史実で言うV601SHにはV-SH54の型番が与えられることになる。
      • ただし、元々3桁の番号が与えられていた3G端末に限っては史実通り。
    • ソフトバンクになってからもこのままなら、VからSに変更されていた。
      • S-SH64(403SH)・S-SH65(201SH)・S-T60(502T)・S-T62(304T)の4機種が発売されていたことになる。