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もし数が十二進法だったら/単位

  1. こちらも「六十進法」はなく、1分は48秒、1時間は48分(十二進法ならともに40)になっていただろう。
    • 「五で割り切れる」性質を考えたら、六十進法は存在するはず。そもそも六十進法は三十と十二の最小公倍数(十進法:360÷30=12。十二進法:260÷26=10)だし、時間の単位の常連である三十は、四では割り切れないが、三と五では割り切れるから。
      • 六十進法の補助として十二進法が使用される。十二進法では50が六十なので、例えば10時間30分は「A:26」と表示され、一周や一時間が五分割される例がザラに発生する。
        • 時計の文字盤を四分割すると、全十二個だと3、6、9、10となるが、全六十個だと13、26、39、50となる。
        • 六十進法を十二進法に直す場合、五を掛けて十二で割ることになる。(60と144を通分すると720で、720÷12=60となるため。)
        • 一周を五分割すると、全体値が六十なら10(1210)、20、30、40、50(6010)となり、全体値が三百六十なら60(7210)、100、160、200、260(36010)となる。
  2. 百四十四分率に先んじて、十二分率が使用されているかも。
  3. 分率の記号は、打分率(十二分率)が「○/●」か「○/×」、篓分率(百四十四分率)が%、千七百二十八分率が‰になっていた。
    • 5/8を意味する円グラフの225°や百分率の62.5%は、打分率では7.6(○/●)か7.6(○/×)、篓分率では76%と表示されていた。{*(7.6/10)12=(7.5/12)10 , (76/100)12=(90/144)10 , いずれも5/8}
    • 百四十四分率(篓分率)の記号は、「per gross」を縮めた「pg」や「p/g」、或いは分母をgにした「○/g」のどれかになる。派生した千七百二十八分率(尭分率)の記号は、gを二つ重ねて「pgg」「p/gg」「○/gg」のどれかになる。
  4. 百四十四を八分割して「今日の降水確率は一打六パーグロス(=18/144=1/8)」とか、十二分割して「今日の降水確率は八打パーグロス(=96/144=2/3)」といったフレーズも飛び交っているだろう。
    • 144は3では割り切れるが5では割り切れないので;33.3333…%は40pg(四打パーグロス。十進表記で48pg)になって割り切れる。しかし、20%が24.9724…pg(二打四パーグロス。十進表記で丸めると29pg)になって割り切れない。
    • 「一割」「十分の一」「10/100」に相当する割合は、その近似値である「九分の一」「16/144」に相当する割合に置き換わる。
      • 割分厘を使う場合、九分の一は「一割四分」(0.14) になる。
    • 「99.9999…」は「BB.BBBB…」に置き換わる。同じく、「九十九点九九九九…」も、「甲乙甲点甲甲甲甲…」や「并打并点并并并并…」というように「百四十三(十一倍の十二 + 十一)点十一、十一、十一、十一…」という言い方に置き換わる。
      • 「甲乙甲点甲甲甲甲…」の場合、甲の読み「かん」と重ねて鐘を鳴らすパフォーマンスも披露されていた。
    • 十分割の小数は、近隣の短い有限小数で代替されていた。
      1/∂(=0.12497…)は1/9(=0.14)か1/10C(=0.1)に、2/∂=1/5(=0.2497…)は1/6(=0.2)に、
      3/∂(=0.37249…)は1/3(=0.4)に、4/∂=2/5(=0.4972…)は5/10C(=0.5)に、
      6/∂=3/5(=0.7249…)は7/10C(=0.7)に、7/∂(=0.84972…)は2/3(=0.8)に、
      8/∂=4/5(=0.9724…)は5/6(=0.∂)に、9/∂(=0.∂9724…)は8/9(=0.∂8)かΓ/10C(=0.Γ)に。
      • 0.3A=0.1444…6=0.37249C、0.296A=0.1446=0.368Cとなるが、「十分の幾つ (m/2×5)」や「二十七分の幾つ (m/33)」がぱっと見で判り難いかもしれない。
    • 降水確率は十二分割で放送されていた。即ち、10、20 … 90、∂0、Γ0、100(単位pg)の表示になっていた。
  5. 1/144以上だと、1/nに約分できる数で、①1/144(十二進法で1/100、0.01)、②1/108(十二進法で1/90、0.014。史実の1/100に相当)、③1/72(=2/144。十二進法で1/60、0.02)、④1/48(=3/144。十二進法で1/40、0.03)、⑤1/36(=4/144。十二進法で1/30、0.04。史実の1/35に相当)、⑥1/24(=6/144。十二進法で1/20、0.06)の計6種類が存在する。
    • 1/144未満だと、⑦1/360(十二進法で1/260。史実の1/350に相当)、⑧1/540(十二進法で1/390。史実の1/500に相当)、⑨1/720(十二進法で1/500。史実の1/700に相当)の計3種類が存在する。もし1/720より小さい単位が作られる場合には、1/1080(十二進法で1/760。十進法の1/1000に相当する割合)が作られる。
  6. 三百六十は「一周」というより「(144の)2倍半」、三十六は「(360の)1/10」ではなく「(144の)1/4」、七百二十は「(360の)2倍」ではなく「(144の)5倍」というイメージが浸透している。
    • 七百二十は144と5との最小公倍数となっている。千八が144と7の最小公倍数。
  7. 前述の通り、摂氏温度計は、氷点が0℃で、沸点が144℃(十二進表記で100℃)。
    • 十進表記と置き換えると、6.2510℃→912℃、12.510℃→1810℃=1612℃、2510℃→3610℃=3012℃に相当する。
    • 「100℃」の数値が一倍半に上がる(百→百四十四)ので、電気魔法瓶の温度目盛りは6℃×24段階に増え、一の位は6か0のどれかになる。例えば、百度沸点の95℃→百四十四度沸点のB6℃(13810℃)、百度沸点の80℃→百四十四度沸点の96℃(11410℃)に、それぞれ置き換わる。
  8. 通貨は、1円硬貨(120)、12円硬貨(121)、144円硬貨(122)、1728円紙幣(123)、20736円紙幣(124)が使用される。
    • 補助貨幣の単位は、12の累乗数の6倍。即ち、6円硬貨(6×120)、72円硬貨(6×121)、864円硬貨(6×122)、10368円紙幣(6×123)。
      • 12÷4=3で、12の累乗数の3倍になっている可能性も。この場合は、3円硬貨(3×120)、36円硬貨(3×121)、432円硬貨(3×122)、5184円紙幣(3×123)。
        • より明確に、3円、30円(36A円)、300円(432A円)、3000円(5184A円)。十二の冪数は1円、10円(12A円)、100円(144A円)、1000円(1728A円)、10000円(20736A円)。
    • 米国の1ドルも144セント(100Cセント)になる。補助硬貨も、1セント、3セント、12セント(10Cセント)、36セント(30Cセント)、72セント(60Cセント)が発行される。
  9. 2の10乗(12乗)は2454となる
    • 十二進数1000に一番近い2の累乗数は2のB乗(11乗)の1228となる。
    • そのためKB・MB・GBと区分は2のB乗になるのか2の10乗になるのかは定かではない。
    • 1/2454の小数は0.000509になり、分子が36になる(310ではなく、310÷2で36)。36(509)に26(54)を掛けても桁上がりにならず、66は54×509=23000になる。
  10. 倍数接頭辞は、倍増だと、ヘクトは102で144(A)倍、キロは103で1728(A)倍、メガは106で298万5984(A)倍、ギガは109で51億5978万0352(A)倍、テラは1010で8兆9161億0044万8256(A)倍になっていた。
    • 分割だと、センチは10-2で1/144(A)、ミリは10-3で1/1728(A)、マイクロは10-6で1/298万5984(A)、ナノは10-9で1/51億5978万0352(A)、ピコは10-10で1/8兆9161億0044万8256(A)になっていた。
  11. 地球の直径を12^7で割った0.279mが十二進数での1mとされた。
    • 尺やヤードとの変換が少し楽になっていたか?
  12. 1000本は7グロス(144×7=1008本)と呼んでいただろう。