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フォール・アウト・ボーイ

  1. 2001年にシカゴで結成された、アメリカ合衆国のバンド。
    • 現在はパトリック・スタンプ、ピート・ウェンツ、ジョー・トローマンそしてアンディ・ハーレーの4人体制。
      • パトリックがボーカル、ピートがベース・フロントマン、ジョーがリードギター、アンディがドラムを担当。
        • その前はドラム・パーカッションはちょくちょく変わっていたが、2003年にアンディが招待されて今の体制に。
  2. バンド名の由来は、最初のライブで「バンド名は何だ!」と叫んだところ、「FALL OUT BOY!」と一番に聞こえたかららしい。
    • もともとそれはシンプソンズのキャラ名らしい。
  3. 現在はピートによる自家製レーベル、DCD2とメジャーのIsland Recordsの2つに所属。
    • しかし、後述のMANIA発売後に突如Island Recordsを脱退し、彼ら自身の可能性を模索する方向へ向かっている。
  4. メジャーで登場したアルバムのほとんどがビルボード(日本で言うオリコン)で1位を記録し、十何年間も人気は絶えない。

アルバム

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Take This To Your Grave(テイク・ディス・トゥー・ユア・グレイヴ/墓まで持って行け)

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  1. 2003年に発表された、彼らのデビューアルバム。
    • Panic! At The DiscoやTwenty One Pilotsで名が知れたフュエルド・バイ・ラーメンからの発売である。
  2. シングルとしては、「Grand Theft Autumn」、「Dead On Arrival」、「Saturday」があり、今でもこれらはライブの定番だったり後半に来たりする。
  3. 一番パンク色が強いアルバムで、聴いてもらうと分かるが、流れるように歌詞が歌われてテンポも速い。
    • ピートがリーダーを務めていたへヴィーメタルバンドや、一時期曲を共作していたProject Rocketの流れを汲むため、スクリームや激しいギターリフがところどころに見られる。
  4. アルバム曲「Tell That Mick He Just Made My List Of Things To Do Today」や「Sending Postcards From A Plane Crash(Wish You Were Here)」は今でもファンに人気。
  5. 「Grenade Jumper」という曲が収録されているが、パトリックもしくはピートの友人であったとされる「クリス」にあてた曲である。しかし、クリスがいったい誰なのかは分かっていない。
  6. 後に所属、筆頭アーティストとなるIsland Recordsから高額の補助金を出してもらい、収録したそうだ。

From Under The Cork Tree(フロム・アンダー・ザ・コルク・ツリー/コルクの木の下から)

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  1. 2005年に発売された、メジャーデビューアルバム。
    • この時にピートが自身でレーベルを設立、当時はディケイダンスと言った。この時彼は直談判してきたPanic! At The Discoのデビューを許し、契約第一号とした。
  2. シングルは「Sugar We're Going Down」 「Dance,Dance」 「A Little Less Sixteen Candles, A Little More "Touch Me"」がカットされた。
    • 「Sugar We're Going Down」がビルボード8位に食い込む勢いそのままに、「Dance, Dance」が9位、「A Little Less Sixteen Candles」は69位にチャートインした。
  3. 明るいダンスナンバーから、「I've Got A Dark Alley And The Bad Idea Says You Should Shut Your Mouth」のようなバラードソングまで、様々な曲が収録された。
  4. 鮮烈なメジャーデビューを果たした彼らは作詞能力とメロディの調和性を評価され、グラミー賞最優秀新人賞のノミネートを果たした。
  5. このアルバムが出る前にピートが自殺を試みたことを詞に書いた「7 Minutes In Heaven」はファンの感動を呼び、曲も評価が高い。
  6. 「I Slept With Someone In Fall Out Boy And All I Got Was This Stupid Song Written About Me」など一部の曲で、スクリームは健在。

Infinity On High(インフィニティ・オン・ハイ/星月夜)

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  1. 2007年発売。夢の中をテーマにした可愛らしいジャケットが特徴的。
    • ちなみにアルバム名はシェイクスピアの文章から引用したらしい。
  2. シングルとなったのは「This Ain't A Scene, It's An Arms Race」、「Thnks Fr Th Mmrs」、「The Take Over, Break's Over」、「I'm Like A Lawyer With A Way I'm Always Trying To Get You Off」。
    • 「Thnks Fr Th Mmrs」は元々「Thanks For The Memories」だったが、タイトル短縮のために無理やり母音を抜いてみたらしい。
      • シングルとは別にインターネットで先行公開された「The Carpal Tunnel Of Love」では、ハッピーツリーフレンズとコラボしたミュージックビデオが作成された。
        • 「This Ain't A Scene」はピートがゴシップ誌にバンド引退の危機も迫ったほどの「失態」をすっぽ抜かれたことをネタにするかのようなミュージックビデオが作られた。
  3. 「Thriller」や「Hum Hallelujah」など、隠れた名曲も多く、いまだにライブで人気。
  4. また、「Bang The Doldrums」、「I've Got All This Ringing In My Ears And None On My Fingers」のように、ファンキーなナンバーも収録され、大人のFall Out Boyを印象付けるアルバムとなった。
  5. 実はこのアルバムのうち数曲はロンドンでのライブで既に披露していたが、それをネットで拡散されて公式に公開することに至った。

Folie A Deux(フォリ・ア・デューシュ/F O B協奏曲)

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  1. 2008年発売。スローテンポの曲やバラード、ラブソングを多く収録し、今までにないFOBの側面を前面にだした一枚。
    • しかし、商業面では受けず米チャートでも8位。彼らのすっかり変わった作風は評価までに時間がかかったよう。
  2. シングルは「I Don't Care」「America's Suitehearts」「Headfirst Slide Into Cooperstown On A Bad Bet」「What A Catch, Donnie」。
    • さらに彼らは故・マイケルジャクソンの生存中、アルバム発売の一年ほど前に「Beat It」のカバーをジョン・メイヤーと共に世に出した。
      • 「What A Catch, Donnie」ではこれまでの曲のサビを詰め込んだり、メンバーが沈没船から助け出されるストーリーなど、今となって感動する演出が込められた。
  3. 20 Dollars Nose Bleedでは自らデビューさせたPanic! At(ryのボーカル、ブレンドンとコラボ。美しい歌声は重なるとさらに美しい。
  4. バンドが8年間とても全米や世界を飛び回ってしまったせいか、ベストアルバムとツアーを最後に2013年まで活動を休止してしまった。
    • それについて、ピートは「バンドは破裂寸前だった」と答え、解散とまで言われたがパトリックが自身で否定。

ベストアルバム:Believers Never Die(ビリーヴァーズ・ネバー・ダイ/信じ続ければ大丈夫)から休止期間まで

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  1. 2009年末に今までのシングルとボーナストラック、オリジナル曲を収録したFOBのチェックポイントとして発売。
    • 「Alpha Dog」「From Now On We Are Enemies」がオリジナルで作られ、クリスマスソング「Yule Shoot Your Eye Out」とボーナストラック「Growing Up」を収録。
      • 上記の前者2つは最初のアルバムに戻ったようなさわやかで、アップテンポな曲調で評価が高い。
        • 上記のうち、「Growing Up」はProject Rocket(アンディの所属していたバンド)と2002年に共作したもの。
  2. 前アルバムそっちのけでこの名を冠したツアーを行い、その後正式に活動休止へと入った。
  3. 休止中でも仲良し2人組だったジョーとアンディは新たなメンバーを招待、バンド「The Damned Things」でパンクに没頭。
    • ピートは電子音楽のデュオ、「The Black Cards」で短期間活動。
      • パトリックはボーカルとして新しくアルバム「Soul Punk」を発売。メンバーは思い思いの活動をしていた。

Save Rock And Roll(セイヴ・ロック・アンド・ロール/FOBのロックンロール宣言)

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  1. 2013年、バンドが待望の再集結を迎えて装い新たに発売したアルバム。
    • なのだが、「未成年と思しき男性の喫煙がある」として、カヴァーアートの規制処理のために日本の発売は延期されてしまった。
  2. このアルバムについて、ピートは「ロックンロールに今まで助けてもらった。だから個人的に恩返しをしたかったんだ」と語っている。
    • と言っているが実際ポップとパンクを融合させたハイブリッドなアルバムであるため、賛否が分かれている。
      • 音声加工や今までになかった音が聴けるため、別のアーティストとして聴いてみるといいかもしれない。
  3. シングルは「My Songs Know What You Did In The Dark」「The Phoenix」「Alone Together」「Young Volcanoes」が発売。
    • タイトルは若干短くなった。
      • ただ、シングル以外の残り7曲にもミュージックビデオが作られ、全てが繋がっている。
  4. そのミュージックビデオを元に、映画「Young Blood Chronicles」が作られた。
    • 登場人物・コラボとして、ラッパーのBig Sean、歌手のFoxes、エルトン・ジョン、俳優のトミー・リー、コートニー・ラブが参加した。
      • ストーリーとしては、悪の力に惑わされずにロックンロールの力でスーツケースを取り戻せるか、といったもの。過激な描写に注意。
        • 実は、ストーリーに関わって来ないものの2 Chainzも友情出演している。2 Chainzは「My Songs Know What You Did In The Dark」のリミックスを作った。

American Beauty/American Psycho(アメリカンビューティー・アメリカンサイコ(アメリカの美人とアメリカの狂気)

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  1. 鮮烈なポップ化が若干慣れられたところで2015年に発売されたアルバム。
    • プロモーションに力が入っており、「ベイマックス」主題歌の「Immortals」や日本でも若干流れた「Centuries」などはかなり前からシングル化。
  2. これら以外にもシングルでは「American Beauty/American Psycho」「Uma Thurman」「Irresistible」「The Kids Aren't Alright」がカットされた。
    • 壮大なラブソングだったり、若干Aメロだけパンクだったりと、ポップ色はさらに強まった。
  3. 初めてのアルバム全体のリミックスアルバム「Make America Psycho Again(メイク・アメリカ・サイコ・アゲイン/狂気のアメリカをもう一度)」も作られた。
    • 世界的ラッパー、ウィズ・カリファなどを迎えた豪華なラインナップだったが、ファンからも忘れ去られている。
  4. また、このアルバムの発売後に日系人DJのSteve Aokiとコラボして「Back To Earth」という曲を作っている。
  5. 「Fourth Of July」は、大部分をデュオSon Luxの曲「Lost It To Trying」をサンプリングしてFOB節を吹き込んでいる。

M ANIA(マニア)

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  1. 2017年9月発売(予定)のアルバム。
    • 続報が待たれるが、ポップ化は止まらず。
      • 「今の所僕たちにとって満足できる作品にまだなっていない。だから、延期を決めた」とパトリックがTwitterで延期を発表。
        • 試行錯誤の末に2018年1月についに発売。3作連続のビルボードチャート1位に輝いた。
  2. シングルは「Young And Menace」、「Champion」、「The Last Of The Real Ones」、「HOLD ME TIGHT OR DON'T」、「Wilson(Expensive Mistakes)」、「Church」。
    • 「Young And Menace」はサビが激しいオートチューンにより半ばダブステップ化しており、賛否が飛び交っているが、「Champion」は大げさすぎない「Centuries」として半ば好意的な受け入れ。
  3. しかし、今までの作詞とは違い意味深ではなく解釈も幅が広くならない歌詞に「ピート、どうした」と言われているが、彼らの新しい実験の成功が期待される。
  4. 2017年9月、延期を発表した数日後に突如として「The Last Of The Real Ones」が公開。今までのFOBのエッセンスをふんだんに詰め込み、そして革新的な電子音を加えたこの曲はアルバムの中でも人気が高い。
    • 続く「HOLD ME TIGHT OR DON'T」、「Wilson(Expensive Mistakes)」も、前作ではありふれたポップロックになってしまった鬱憤を晴らすかのように、それぞれレゲトン、原点回帰を意識した作品となった。
  5. 自然と体が動くエレクトロパンクナンバー「Stay Frosty Royal Milk Tea」と感動必至の「Bishops Knife Trick」は評価が高い。
  6. 「Sunshine Riptide」では、ナイジェリア人ラッパーBurna Boyと組み、ツアーのオープニングアクトにウィル・スミスの息子ジェイデンを大抜擢するなど、ブラックミュージックとの融合も試みている。