比例代表
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- 日本で採用している比例代表の議席割り当て方式。得票数を1、2、3、、、と割った表を作り、数字の高い順から議席を埋めていく。
- 他に国によっては州/県/郡などへの議席分配の計算に使われることがある。
- ほかにサンラグ式、修正サンラグ式、アダムズ式、ヘア式、ドループ式などがある。
- 英語ではハイエストアベレージとラージストリマインダーに大別され、ドント式はハイエストアベレージに分類される。
- さまざまな比例代表の割り当て方式で、もっとも大政党優位な方式。
- 日本は小選挙区の比重が高すぎて、比例の議席が少なすぎるせいで、ドント式の大政党優位が重くのしかかっている。
- とはいえ完全に比例した国ではむしろドント式が合理的で、サンラグやヘアだと収拾がつかなくなる。
- 日本は小選挙区の比重が高すぎて、比例の議席が少なすぎるせいで、ドント式の大政党優位が重くのしかかっている。
- 因みに国政選挙以外でも、自民党の総裁選では地方票を各候補者に分配する際にも活用。
- オーストラリアやアイルランドで採用されている比例代表の方式。
- 政党を問わずすべての候補者に当選してほしい希望順位をランク付けしていく、
- 日本を含む世界中の多くの国の普通の比例代表(リスト式)と違って、政党名ではなく個人名に投票し、その個人名投票はその党のほかの人に自動的には分配されない。
- 政党を横断して好きな候補者だけで夢のリストを作ることが出きる。
- 二極化や分断を減らすすぐれた方式として近年評価が高まっており、イギリスやアメリカでも一部の地方議会などで採用が進んでいる。
- この一人区バージョンであるIRVがアラスカで採用され一悶着あったが、住民投票で継続が決まった。
- 今のところ基本的には左派に有利な結果が出ているため共和党の不満が大きいが、正しく投票すればMAGAに有利なケースも理論上それなりにある。しかし、MAGAは最初から理解する気がないか、最初から不正だろと決めつけていることが多い。
- この一人区バージョンであるIRVがアラスカで採用され一悶着あったが、住民投票で継続が決まった。
- 1996年の小選挙区比例代表並立制により誕生。
- 全国を11のブロックに分けて議席を争う。
- 北海道・東北・北関東・南関東・東京・北陸信越・東海・近畿・中国・四国・九州、以上11ブロック。
- 政党の名前を書く。各党の獲得票数によって獲得議席数が決定。
- 各政党は、候補者を順位付けした名簿を提出。その名簿の順位にしたがって当選者が決定。
- 獲得した票数に応じて「ドント式」という方法で各党に議席が配分される。
- 小選挙区と比例代表の両方に立候補することも可能。
- 小選挙区で落選しても、当選者と票差が離れてなければ「復活当選」することも。
- 大事なのは「惜敗率」。つまり、当選者と票差が近ければ近いほど復活当選のチャンスあり!
- ただし、復活した議員は一部では「ゾンビ議員」などと呼ばれてしまうので注意!
- 小選挙区で落選しても、当選者と票差が離れてなければ「復活当選」することも。
- 復活当選があるので、一部では評判が悪い。
- 曰く『一度国民にNOを突き付けられたのに、何故受かるのか?』
- 『ゾンビ議員』と忌み嫌われる由縁はここにある。
- 曰く『一度国民にNOを突き付けられたのに、何故受かるのか?』
- 比例名簿に登載された候補者が足りなくなると、他の党に分配されてしまう。
- また、得票率10%未満の候補者は復活できないルールになっている。
- 2024総選挙の国民民主党は東海ブロックで比例の候補者が足りなくなったため、自民党や立憲民主党に奪われてしまう。
- 2026総選挙では、自民党があまりに勝ち過ぎたため、比例の候補者がいなくなったため他党(中道改革連合、国民民主党、れいわ新選組…など)に議席を譲渡。
- また、同じ2026年にはチームみらいに議席が割当られたものの、有効投票の10%を獲得した候補者がいなかったため泣く泣く他党に譲渡する羽目に。
- 自民党には「73歳定年制」というルールが存在。
- 73歳を越えると重複立候補ができない。
- …とはいえ、麻生太郎閣下のように、選挙区で強ければ何も問題はない。
- 北海道ブロック
- 8議席を争う。
- 伝統的に野党が強い傾向だが、近年は自民党が多数を占める割合が高い。
- 傾向としては自民3・民主→立憲3・公明1、残りの1つをどの党が取るかで激しく争うケースが多い。
- ただ、2026年の中道改革連合の結成により、構図は一気に流動化。
- 傾向としては自民3・民主→立憲3・公明1、残りの1つをどの党が取るかで激しく争うケースが多い。
- かつては、鈴木宗男が率いた新党大地が議席を獲得したことがある。
- ただ、2010年代前半には新党大地のパワーダウンとともに、日本維新の会や日本共産党がその1枠に滑り込み。
- 2020年代に入ると国民民主党が2024年に初の議席を獲得。そのまま直近の2026年選挙でも議席を維持。
- 東北ブロック
- 12議席を争う。
- 当初(1996年)は定数が16あったが、2003年から14に削減。2017年からは更に減って13となり、2024年には12まで減少して今に至る。
- 東北はほぼ伝統的な保守王国であるため、自民党が議席の多くを占める傾向が強い。
- 一方、小沢一郎(岩手県出身)の威光は比例区でも健在。新進党や自由党が一定の勢力を得たこともある。
- 事実、1996年は自民党と新進党が6議席で並んだ。
- 近年では定数削減と多党化により既存政党の存在感が薄まっていることが他のブロックより顕著に表れるのもポイント。
- 12になった2024年には、国民民主党とれいわ新選組が初めて獲得した一方、長年議席を保持していた共産党が溢れてしまった。
- 北関東ブロック
- 19議席を争う。
- 茨城県、栃木県、群馬県の北関東3県+埼玉県が対象。
- 埼玉県が入っているのがポイントで、北関東3県や埼玉県北部は保守基盤が強い「保守王国」的傾向がある一方、埼玉の都市部では浮動票が多い。
- 構図としては、自民党が7議席ほどで多数を占める一方、民主党→立憲民主党が5議席ほどで2番手、公明党が安定して2〜3議席程度を確保し、残りを共産党や第三極(維新、国民、れいわ、参政…etc)で争うケースが多い。
- 東京ブロック
- 19議席を争う。
- 導入された1996年は19議席だったが、2000年以降は暫く17議席が続き、2021年に再び19議席となって現在に至る。
- 人口が多い東京は有権者の政治的傾向も多様なため、保守系(自民党など)・リベラル系(共産・社民など)・中道(立憲民主・公明など)・新興政党・小規模政党まで幅広く議席を獲得しやすいのが特徴。
- 全国的には議席を取れない政党でも、東京では一定の得票を集めれば議席獲得のチャンスあり。
- 南関東ブロック
- 定数は23議席、近畿に次いで2番目に多い議席数を争う。
- 都市型・東京のベッドタウン(神奈川・千葉の大部分) とされる地方では浮動票、千葉の外房や山梨などは保守基盤、神奈川の自動車(日産など)をはじめとする労働組合票が複雑に交わるブロック。
- 長年、自民党が9議席前後を安定して確保していたが、2024年に7議席、2026年には4議席と激減。
- 一方、公明党は安定して2議席ほどを獲得。立憲民主党が第2勢力として君臨。
- 2026年に立憲と公明が合体した中道改革連合は7議席を獲得、自民党を上回った。
- 2021年と2024年には日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、参政党など第三極や新興勢力が議席を獲得や勢力を拡大。さらに2026年にはチームみらいが、いきなり3議席を獲得。
- また、共産党も1~2議席ほどを安定して確保できていることも忘れてはならない。
- 一方、公明党は安定して2議席ほどを獲得。立憲民主党が第2勢力として君臨。
- 過去には、導入された1996年には自民党と新進党が同じ7議席を獲得したり、2005年の郵政選挙で自民・2009年の政権交代で民主がそれぞれ二桁に伸せるなど、ここの選挙結果がそのまま全体の勝敗に直結しやすい。
- 北陸信越ブロック
- 10議席を争う。
- 北陸3県(富山・石川・福井)は自民党が強い保守王国、信越(新潟・長野)は立憲や国民の民主党系など野党勢力が比較的強い傾向。
- 事実、2026年には全国で壊滅的惨敗を喫した中道改革連合が獲得議席で自民党を上回った数少ないブロックだった。
- 東海ブロック
- 21議席を争う。
- 岐阜県や静岡県は伝統的に自民党が圧倒的に強い「保守王国」である一方、三重県は旧民主系が根強く、愛知県はトヨタ自動車とその関連企業の労働組合が強く、かつての民主党、その流れを汲む立憲民主党や国民民主党の支持基盤が日本一強固な地域。
- したがって、自民党VS旧民主系の構図がメイン。
- ただ、旧民主系の分裂以降は労組票が立憲と国民民主に分散しやすく、一本化できないと自民に引き離されるリスクも。
- したがって、自民党VS旧民主系の構図がメイン。
- 近畿ブロック
- 比例ブロックの中では最大の定数(28議席)を争う。
- 地元の日本維新の会が圧倒的に強い。
- 元々は自民党・公明党の伝統的な基盤。維新の設立以降は、維新VS自公の激しい議席争いが常態化。
- また京都府のように共産党や社民党が強い地域も。更に民主党→立憲民主党も一定程度の勢力を保持。
- 近年では国民民主党、れいわ新選組、参政党、日本保守党といった新興勢力も議席を獲得。
- 中国ブロック
- 10議席を争う。
- 山口・広島・岡山などを中心に大物政治家(総理大臣経験者など)を多く輩出してきた歴史があり、地域ぐるみで自民党を後押しする強固な保守基盤。野党にとっては比例枠を勝ち取るボーダーラインが高く、最も苦戦しやすい。
- 無論、自民党がほぼ半分くらい(4~5)獲得し、残った半分を野党が奪い合うパターンが多い。
- 民主党→立憲民主党や公明党が議席を分け合う。
- 近年は維新、国民民主、参政などの新興勢力が議席を獲得するケースが増えている。
- 一方、共産党やれいわなどは得票はあるものの、議席獲得に至らないことが多い。
- 民主党→立憲民主党や公明党が議席を分け合う。
- 四国ブロック
- 最も少ない6議席を争う。
- 自民党はほぼ毎回3〜4議席を安定して獲得。中国ブロック同様、保守地盤の強さが反映。
- 野党は立憲民主党、公明党、国民民主党あたりが1議席前後を争う。
- 定数が少ないため、得票率10%台後半以上が当選ラインになるケースが多い。
- そのため、維新や参政といった勢力は得票が増えても議席に届かないことが多い。
- 定数が少ないため、得票率10%台後半以上が当選ラインになるケースが多い。
- 九州ブロック
- 20議席を争う。
- やはり、保守基盤が強い地方票をバックに自民党が7~10議席ほどを獲得。
- 一方、福岡の都市部では浮動票も多く、特に新興勢力にもチャンスあり。
- 事実2026年には、チームみらいが議席を獲得した。
- 野党は、立憲と国民の旧民主系と日本維新の会が複数取れるかどうか激しく争う。
- 旧民主系は長崎の基幹産業(造船労組)や福岡都市部をメインに集票する傾向。
- 維新は福岡の都市部の浮動票をうまく集める傾向。
- また、米軍基地問題などを抱える沖縄が入っているのもポイント。
- 沖縄の票次第では、共産党や社民党にも議席獲得のチャンスあり。
- 全国をひとつのブロックとして争う。
- かつての「全国区」の名残と言える。
- 政党または候補者の名前を書く。
- 各党の獲得票数によって議席数が決定、個人名の得票が多い順に当選するシステム。
- かつては今の衆院選の比例区と同じ名簿式だった。
- つまり政党名だけを書くルールのため、候補者氏名を書くと無効になっていた。
- 事実、1989年にはアントニオ猪木(スポーツ平和党)の名前を書いてしまい、大量の無効票が出たことがある。
- ちなみに、現行のシステムになったのは2001年から。
- しかし、その2001年参院選では、何故か小泉純一郎や田中眞紀子の名前を書いた無効票もあった。
- つまり政党名だけを書くルールのため、候補者氏名を書くと無効になっていた。
- 個人名の得票が多い方が有利となるため、伝統的にタレント候補が強い。