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生体分子

  1. 単純なものもあるが、多くはこれらが重合してできた高分子である。
    • このため、分子量が非常に大きい。
  2. 多くの立体異性体を持ちうる。が、生体分子になるのはそのうちの1つである。それ以外は生体に効果がないどころか有毒なことも。
  3. 相互作用により複雑な形をしており、これが生体内反応のカギになることも。
  1. ヒドロキシ基の向きが異なる(光学異性体)だけで分子式やその基本単位は同じ。6つ炭素があるタイプのものはこんな感じ。
    • 1つだけのときを単糖類といい、分子式はC6H12O6
      • グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトース(?)が有名。
    • 2つのときを二糖類といい、分子式はC12H22O11
      • マルトース(麦芽糖)、スクロース(ショ糖)、ラクトース(乳糖)が有名。
    • これ以上くっついた状態ものを多糖類といい、分子式はC6nH12nO6n
      • デンプン(アミロース、アミロペクチン)やセルロース(細胞壁の主成分)が有名か?
  2. DNAを構成するものなんかは炭素が5つだけのものもある。
  3. 比較的簡単に輪を作ったり壊したりできる。
    • 端のアルデヒド基による。これを酸化還元すると輪を作れなくなる。酸化還元も簡単にでき、酸化は臭素でできる。
  4. オクラやなめこのネバネバは多糖類によるもの。
  5. アルデヒド基を持つので還元性があり、たくさん存在すると有害。
  6. ≒炭水化物
  7. 代用品がいっぱいある。

アミノ酸

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  1. 定義だとアミノ基を持つカルボン酸であるが、主なものは生体内の20種である。
  2. グリシンを除きアミノ基とカルボキシル基を結合する炭素は不斉炭素原子になっており、キラルである。
    • 生体内にあるのはS(L)体である。
    • 一部のアミノ酸はさらにもう1つ不斉炭素原子を持つ。
  3. 当然アミドにもなり(ペプチドという)、それが高分子になることもある。
  4. 体内で作れるものとそうでないものがある。後者は食品など外部からの摂取が必要ということで「必須アミノ酸」と呼ぶ。
  5. アミノ基が付いてるので、窒素を含んでいる。
  6. 京丹後市網野町で発見されたわけでもなければ、網野さんが発見したわけでもない。
    • 網野さんのあだ名ではある。

グルタミン酸

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  1. 「うま味」というと「おいしさ」のようで、色々なものが当てはまりそうだが、味覚上の定義ではこの物質のことをさすらしい。
    • 昆布のうま味のもと(グルタミン酸ナトリウム)が由来。これを発見し調味料にまでしたのが、かの「味の素」である。
  2. 納豆のネバネバはこの重合体による。

メチオニン

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  1. 側鎖に硫黄を持つアミノ酸は2つあるが、その1つである。
  2. DNAを翻訳するとアミノ酸の列になるが、必ずこれから始まる(というかこれを形成するRNA配列がスタートの合図として認識される)。

システイン

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  1. こちらも硫黄を持つアミノ酸だが、チオール基(-SH)を持つ。
  2. チオール基の酸化によってジスルフィド結合ができ、それがタンパク質の構造に影響することも。
  1. ≒脂肪
  2. 融点の違いで脂(ファット)と油(オイル)に呼び分けられる。
    • したがって、菜種油やオリーブ油も油質ではなくて脂質だ。
      • 総称して油脂ともいう。
  3. グラムあたりのカロリーが炭水化物やタンパク質より多い。

ヌクレオチド

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  1. DNAなどの構成要素。
  2. リンを含んでいる。
  3. アデニン、グアニン、チミン、シトシン…
  1. 我々がモノを食べたり呼吸しているのは究極を言えばATPを得るためである。
  2. アデノシンというものにリン酸が3つくっついている。
  1. ≒染色体
  2. 二重らせん構造をしている。
    • そのためRNAより安定性が高い(変異しにくい)。
    • 実はループ構造や四重鎖構造になる部分もあったりする
  3. これの中に生物(や一部のウイルス)の遺伝情報が入っている。DNAに記載された遺伝情報に従って成老病死するので生物にとっての設計図といえる。
    • DNA型のウイルス(天然痘ウイルスや麻疹ウイルスなど)は変異しにくいので、予防接種の効果が高い。
  4. 最近はゲノムを構成するDNAの塩基配列を全て解読する全ゲノムシークエンスというサービスが流行っている。
    • 米国では自分の人種を調べるのが流行っているが、もちろんそれだけではなくあらゆる病気のリスク評価、早期発見に使えて投資家の評価も高い。
  5. 全ゲノムのデータは100ギガバイトしかないらしい。これに加え、GAFAが保有する莫大な個人の行動履歴から、遺伝子とは別の生育環境要因を推測すれば、その人物のほぼすべてが解析できるだろう。
  1. DNAに比べてマイナーな存在。
  2. mRNA、tRNA、rRNAなどがある。
    • mRNAがコロナワクチンで脚光を浴びた。
  3. ウイルスの一部はこれを遺伝子としている。
    • RNA型のウイルス(インフルエンザウイルスやコロナウイルス、HIVなど)は変異しやすいものが多い。