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ベタな中高一貫校の法則

ベタな中高一貫校の法則

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  1. 学校名が「○○中学校・高等学校」である。
    • たまに大学附属校もある。
    • 「○○学園中等部/高等部」とも。
    • 中学校は「○○高等学校附属中学校」だとか「○○高等学校中等部」などと、高校の予科のような位置づけになっていることもある。
      • 都立に多い。白鷗高等学校、富士高等学校、両国高等学校などが附属中学校をもつ。
  2. 中学校(中等部)から入った生徒を内部生、高校(高等部)から入った生徒を外部生と呼ぶ。
    • 高1の入学当初、内部生と外部生の間の壁が大きい。
      • 外部生は内部生の古参感に驚く。
        • 一方で内部生も外部生の「高校デビュー」という名の垢抜けっぷりに驚く。
        • 内部生の持ち物が外部生のものと比べて明らか年季が入っている。
    • 外部生にとっては高1の入学当初から後輩がいっぱいいる。
      • 学校なので本当は歳相応の上下関係だが「年上の後輩と年下の先輩」に見えなくもない。
  3. 大学の進路について中学時代のうちに考える内部生。
    • 勉強についていけず地元の公立に転校するか迷う人も。
      • 1年に数人いるとのこと。なお、訴訟沙汰からの倒産になりうる(特に私立)ので、強制的に内部進学を断念させることはしない。あくまで三者面談でこの先ついていくことが難しい旨を淡々と伝え、表面上自主的にあきらめてもらう感じ。
      • 暗殺教室のように1クラス丸ごと内部進学不可にすることはない。
      • 逆に見切りをつけてより進学実績のある高校へ流れるケースもある。学校側は高校の定員割れの原因となるため控えるようお願いはしているとか。
    • 中3の年末に受験を控えている地元の公立に通う友達を横目に遊んでしまう。
      • そして高校進学時に学力低下しかねない。
        • いわゆる「中だるみ」である。
    • 進度の関係から、内部生と外部生を一緒のクラスにできないことも。
  4. 生徒同士の絆が3年間だけの学校以上に強い。特に男女別学
    • 共学も含め先生との距離が近い。
      • 高校進学後の内部生とお世話になっている先生たちは親子並みの距離感になりやすい。
  5. 高等部へ持ち上がる中3は入試の代わりに進級テストを受ける。
    • 高校で習熟度別クラス編成をしている場合、それがクラス分けテストとなる。
    • 何もなくそのまま進学できる場合も多い。
  6. 高等部からの入学を受け付けていないところも多くなってきた。進度が早く高等部より先に高校の内容に入るため、外部生への配慮(専用クラスを作る、内部生が既習分の資料を準備するなど)が面倒だからとか。
    • 特に都内の私立はこの形式が多い。実質中等教育学校である。ただしトップ校は外部生枠を若干名用意してある。この場合入試は本来私立は課さない理科社会も含む。
    • 公立も段階的に中学校から入る生徒を増やし最終的には中等教育学校にするところも出てきた。しかし中等教育学校を名乗っていない限り高校からでも入れ、かつこちらのほうが枠が大きい。
    • 逆に外部生枠を1クラス以上は残しておくところもある。
  7. 基本的に内部進学は容易なため、中学入試より高校入試の方が難しい(例:東京学芸大学附属中学・高校)。
    • 下記に一般的な入学者選抜方法が書かれているが、小学校は運さえよければ入れ、中学校も適性検査を突破すればあとは運となる。高校は基本的に学力試験がすべて。
    • ただし高校からの枠を大きく持つ公立高等学校はこの限りでない。
    • このため、ほぼ全員内部進学する。
  8. 進学実績も内部生によるものが大きい。
    • ただし、学力選抜を突破してきた外部生に成績が一時的に逆転されることはある。
  9. 教員は中学・高校を兼任していることも多い。
    • 公立だと兼任教員は少ない。せいぜい非常勤講師のようなものでごく一部のコマのみ臨時的にやってもらうパターンが多い。
      • デスクは両方に用意されず、主として担当する学校に設けられ、所属もその学校になる。
    • また、中学校と高等学校が離れている場合は、ある程度担当コマを配慮してもらえる(例えば10分休みを挟んだ次のコマをやらせないなど)。
  10. 地域の二番手校。
    • 一貫教育で大学進学実績を逆転&トップ校に行かないように上位層を中学時代から囲い込み。
    • 逆にトップ校は外部生枠を残しておく。内部生枠で狭まった枠を争奪させ最上位層を取るだけでなく、入学後も競争させることで実績向上につながるためだとか。
  11. 進学を目的とした普通科しかない。
    • 高校に専門学科や職業科があっても、中学校からの生徒は全員普通科へ向かう。というか学校が普通科以外に内部進学するケースを想定していない。
    • 一応職業科で中高一貫校を作ろうとした試みはあった。東京都立世田谷工業高校が附属中学校を設け6年一貫職業教育を施そうとしていたがのちに廃止となっている。
    • 同様に、習熟度別クラス編成を行っている私立高校の場合、内部生は最上位クラスまたは専用クラスに振り分けられる。
  12. 入学者選抜は高校だとどこも学力試験によるが、中学は国公立と私立で異なる。
    • 私立は中学校も学力試験による。一方国公立だと中学校で学力選抜をするのは半ばタブー視されているらしく「作文」「適性検査」と称するもの(中身は学力試験そのもの)に加えて面接や抽選で合格者を決める。
    • ちなみに小学校は大体面接が多い。国公立だとそれに加え抽選。知能テストのようなものがあることもあるがさすがに学力試験はできない。
  13. 高校についてははじめから定員を決めている場合もあるが、合計定員より中学校からの入学者を差し引いた「欠員募集」としての扱いになることもある。
  14. 都内など土地が確保できない場合を除き、中学と高校は校舎が隣接している。新しく作る場合も余ったスペースに建造する場合が多い。体育館などは共用にする場合も多い。
  15. 高校からの募集定員をどうするかは各学校に一任されている。
    • 全員中学校から入らせ高校では募集しない、あるいは欠員補充程度(若干名)の募集しかない場合もあれば、主に高校で生徒を取り中学校からの生徒はごく一部しかいない場合もある。
    • 前者のパターンは都内の私立高校に多い。公立は中等教育学校にでもしない限り高校からも募集し、かつ高校からの生徒が多い。
  16. 中学校・高等学校を除いた学校名称は共通している場合が多い。ただし付近に高校と同じ名前の中学校がある場合は「高等学校附属中学校」となることも(川口市立、川崎市立川崎など)。
    • 地名をそのまま付ける公立でこうなりやすいが、私立でもまれにある(洛南、沖縄尚学など)。ただし東京都立は中等教育学校を除きすべてこう名付けている。
    • 私立だと「中等部」と付ける場合もある。東海大学系列に多い。
  17. 入試は「適性検査」と称するものが流行っている。従来は各教科個別に出題していたが、全教科の内容を1つの問題冊子にまとめ、1回の試験時間で行うもの。大問ごとに教科が分かれている(どの教科かは明記されていない)場合もあれば、1つの問題で複数の教科の内容が含まれ総合して考えさせるものもある。
    • 主な組み合わせとしては、4教科バランス型(理科・社会で計算させたり自分の考えを長文で書かせるものがある)・理数型(理科の問題で複雑な計算がある)・国語単独(作文)型あたり。
  18. 外部生の入学時は内部生より進度が遅れている。この後内部生に追いつけるかどうかは学校の方針による。公立だと完全別クラスであまりないが、私立だと追いつき混合クラスになることも。
  19. 基本的に中学と高校の校舎は同じ建物か隣接している。
    • 例外:都立白鴎高校・附属中学校

ベタな中等教育学校の法則

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  1. 主に公立で6年制・途中編入なしの「中等教育学校」もある。
    • 多くは都道府県または市区立だが、国立は大学附属がいくつかある(例:東京大学教育学部附属、東京学芸大学附属国際)。私立は海陽中等教育学校など。
  2. 中高一貫校は最終的な運営母体が同じだけで中等部と高等部で(書類上は)別の学校になっているが、中等教育学校は同じ学校となる。
    • 中学校を前期課程、高等学校を後期課程と呼ぶ。
  3. 学年は通し番号で呼ぶことも多い(例:後期課程1年生→4年生)。
  4. 一般の中高一貫校だと中学校と高等学校が離れていることもあるが、こちらは基本的に同じ建物となる。
  5. 中学校を前期課程、高校を後期課程と呼ぶくらいで学校生活上は特に変わったことはない。
  6. 中高一貫校だと中学校長と高等学校長がいる(1人の場合でも兼任で両方の肩書きを持つ)が、こちらは中等教育学校長として1名だけで肩書きも1つである。
  7. 公立の前期課程(公立中学校に相当)であっても退学処分の発令は可能である。中等教育学校は居住自治体より指定される通学先とは別にあるため。
  8. ドイツでいう「ギムナジウム」、シンガポールでいう「ハイスクール」に相当。
  9. 最近は「国際中等教育学校」と名付けるのが流行っている。
    • 東京学芸大附属、都立立川(旧:多摩北高)、さいたま市立大宮(旧:大宮西高)、千葉県立稲毛(稲毛高・附属中/2025年度改組予定)など。
  10. 公立学校がこの形式の学校に改組する場合もあるが、こちらはもともと中堅校だったところが多い。