ざんねんなことば事典

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言語[編集 | ソースを編集]

日本語[編集 | ソースを編集]

  1. 子音と母音の種類をことごとく削ったため、同音異義語が多い。
    • 変換候補が多くて探すだけで面倒。
    • 侮蔑目的の隠語がネットスラングでよく使われる。
    • 授業中に「候」「祈祷」という言葉を聞くと、笑いをこらえる者も。先生が事情を知らないと、こうなる
    • 既婚女性が、やがて鬼のような女になり、掲示板に集まって悪口を吐いてしまう。旦那さんやお子さんとのコミュニケーションはどうした?
      • 輝く女性や喜ぶ女性になった方が明らかに得なのに。
  2. 音読みも訓読みも漢字を当てるので、同じ漢字にいくつも読み方ができてしまった。
    • しかも中国から何度も読み方を輸入したので、音読みにも種類ができてしまった。
    • 結果、世界の言語の中で文章から音読するのが一番難しい言語となってしまった。
  3. 一番最初に伝来した文字が日本語の漢字とカタカナという地域がいくつかあるが、今は使ってくれない。
    • 南洋諸島を日本が委託統治していたことによる。
    • 第二次世界大戦日本が敗戦したのでアメリカ合衆国の委託統治に変更、アルファベットにとってかわられてしまった。
  4. なお、東南アジア出身の知り合いが言うには漢字はともかく仮名は割と簡単(助詞などを除けば素直に読める)とのこと。
  5. ひらがな・カタカナ・漢字と文字が3種類あり、暗記が大変。
    • だからといって、漢字を使いすぎると逆に注意されてしまう。
    • とめ、はね、はらいが正しくないと×にされることも。
  6. 言外の意味や言っていないことを予想させる、などによりミスコミュニケーションが生じている。
    • non-verbalのコミュニケーションを不得手とする人たちにとっては、超能力を要求されているかのような大変さがある。
  7. 難しい単語が生まれやすい。従って、英訳したものを見てみると案外簡単に理解できることも。
    • 例えば「ままとも掛け」という料理がある。何かわからず検索しても「『ママ友』ではありませんか」と表示され理解できない(1.に関連)。しかし英訳を見ると「アカモクと大根の和え物」となっており容易に理解できる。
  8. 4拍子が日本人好みであるせいか、頻用される単語(特に外来語)はほぼ何でも4文字に省略され、そっちが一般名詞化することもある。
  9. (誤っているという認識自体が無い場合も含め)正確な用法のできない人がネイティブスピーカーでも意外に多く、正しい用法を理解している人の割合が半数以下にまで落ちる単語や表現も多い。
    • 誤っている側の者がよく用いる言い訳のひとつに「言葉は時代とともに変わる」というものがあるが、それはアル中の人が酒は百薬の長と言うに同じである。
      • 文系「日本語がおかしい(からお前の話は無視します)!」
      • 理系「察しろ!」
    • そもそも「正しい○○語」などと言っていられるのは世界的に見れば広く使われていない言語の証。
      • 日本以外では韓国とラトビアくらいしか聞いたことがない。
  10. あいまいな表現をよしとする傾向があるため、認識の違いを利用して騙そうとする手法が横行している。
    • 例えば、「不適切と考えられる場合」とか。具体例や基準が不明なため、「そう判断されたから」と言ってしまえば(主に権力者の)都合のよいようにできてしまう。理由付けにしてもこれだけ言ってしまえば反論はできず、どこかに「個々の事情にはお答えいたしかねます」と書いておけば何もできない。
    • こういうことは労使関係で起こりやすい。というか、この認識の差を埋めようとする行為(質問することなど)がよくないこととされている。

アイルランド語[編集 | ソースを編集]

  1. アイルランドの第一公用語であるにも関わらず、アイルランドでは英語話者が大多数でアイルランド語話者は少ない。消滅危機言語ともされている。
  2. 英国が支配時に徹底的に弾圧したため、南西部で地味に生き残るのみになっていた。現在は復権中だが…

単語・フレーズ[編集 | ソースを編集]

愛国心[編集 | ソースを編集]

  1. 「○○を愛する」だけならポジティブな言葉であるが、非常に偽善的な言葉になってしまった。
  2. 戦時中は国及びそれにノリノリの国民が都合のよい奴隷意に沿わない人を批判するために用いられた。
  3. 現在は一部の人たちがプライドを満たすだけに使われている。
  4. これと併せて「非国民」というフレーズが自分たちの行儀の悪さや他者への攻撃を正当化する口実になっている。
    • ワールドカップの試合後渋谷では大勢の人が道路に広がったりゴミをポイ捨てしたりとやりたい放題だったが、ある人が勇気を出して注意したところ「うるせぇ非国民」と言われたんだとか。
  5. インターネット上では、匿名をいいことにこういう言葉を軽々しく使う人が多いこともざんねん。
    • 上記の例で言えば、日本人だから日本代表を応援するのが当たり前という考えに染まっているらしく、外国の代表チームが好きだとかそもそも日本戦に興味ないだとか、というのは愛国心がどうとかだとか非国民という言葉により誹りを受けてしまう。

アスペ[編集 | ソースを編集]

  1. 文字通りアスペルガー症候群の略語なのだが、この言葉だけが独り歩きしてしまっている。
  2. アスペルガー症候群は専門医が診断マニュアルに従って行う上でも判定が難しいものであるが、同意義語を医学的知識のない人が乱発する状況になっている。
  3. 「定時に帰ったらアスペ」というように、もはや最大限不名誉なレッテルを貼るために使われている節がある。
    • しかもこの「定時に帰ったらアスペ」はとある本に書いてあることである。
  4. 結局、「自分が意図することを完ぺきに理解してそれに見合った行動をしない人間はアスペ」と医学とは無関係の意味付けがなされているようだ。

がんばれ[編集 | ソースを編集]

  1. 応援と言えば真っ先に浮かぶ言葉。悪意を持って言う者はいないはずなのだが…
    • 実は言われる側にとってはかなりの負担ということもある。もっとも、喜ぶ者も少なくはないが。
    • そう言われるすじあいはないと怒る者もいる。もっとも、上から目線という性質もあるのだが。
    • 特に、×××××の人に言うのはタブー。
      • 自称社会人には甘えに見えるかもしれないが、彼らは彼らで限界まで頑張っているので。同様に「みんな大変だよ」もNG(俺も苦しいんだからお前も苦しめ、というニュアンスになる)。
  2. 「こんにちは」「お疲れ様でした」のような挨拶としての認識にはまだほど遠い。
  3. 代わりになる言葉はないのだろうか。2020年の東京オリンピックを機に日本人は見直すべき。
  4. 外国語には同じ意味の言葉は存在しない。一応ニュアンスが似ているものでは"Do your best"があるが。

ぱよぱよちーん[編集 | ソースを編集]

  1. インターネットに詳しくない者はこれだけ聞いても何のことか全くわからないが、この言葉が流行した経緯が非常にざんねん。
  2. 事の発端は漫画家・はすみとしこが描いた偽装難民を揶揄するイラストに対して、Facebook上でこのイラストを評価した人物400人分の氏名、居住地、勤務先、出身校などの個人情報のリストがネット上に無断で公開される事件が発生したことである。
    • その人物が千葉麗子のtwitterから、サイバーセキュリティ関連サービスを提供するF-Secureの社員であることが判明。この社員は自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs)の支持者であり、千葉に「ぱよぱよちーん」という特異なツイートを繰り返し送っていたことから炎上し、インターネットユーザーによる個人の特定に至ったもの。
      • この炎上によって、この社員がコンピュータセキュリティ社内情報の不正利用をして個人情報の無断公開を行った疑惑が提起され、F-Secureを依願退職することになった。
      • さらにこの社員は自身の思想と合致する反原発賛同者や日本共産党投票者に対しては優先的に社の業務の発注をすることを表明していたことも発覚している。
      • またこの社員は関係組織である対レイシスト行動集団(C.R.A.C.)をリンクしていたことも明らかになっている。
  3. あまりにネット上で「ぱよぱよちーん」という言葉が流行したせいか、2015年のネット流行語大賞:銀賞をこの言葉が受賞することになった。
    • この騒動に派生して、ろくでなし子が「ぱよちん音頭」なる謎のフレーズをtwitterでつぶやいたところ、彼女を左派だと思っていたSEALDsやC.R.A.C.のメンバーから攻撃的なツイートが送られるなどの騒動も起きた。
  4. 現在ではネット上の左翼を揶揄するインターネットスラングとなっており、「サヨク」と合わせた「パヨク」なるスラングも生まれている。

普通[編集 | ソースを編集]

  1. 「ごくありふれたものであること」という意味であるが、「どの母集団に対して」ありふれているものなのかが明言されないことが多い。聴き手によってはイレギュラーなものであると考えており、その結果齟齬が生じることがある。
    • 例えばイルカは超音波で意思疎通をするのが「普通」であるが、それを人間に対して「普通」と言うとどうなるだろうか?
    • 個人の基準でしかないこともしばしばある。
  2. 実際は上記のような意味ではないことも多い。
    • 「このぐらいの基準を満たすべき」という「期待」である場合や、自身の説明能力を棚に上げるときにも用いられる。「常識」「みんなやっている」なども同様。
  3. なぜか日本ではこの「普通」に求められる基準が非常に高くなっている。