もしイタリアが第二次大戦に参戦していなかったら
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- 参考:イタリア軍
- バルバロッサ作戦は予定通りに行われソ連は降伏。
- 政治的駆け引きで航空機の生産リソースを欧州に奪われたアメリカは、太平洋で日本にボコボコにされる。
- 英国の早期崩壊で日米同盟が成立するかも。米国は中国を見捨て、汪兆銘政権が中国を支配。チャンドラ・ボースは日本の支援を得られずにインドへ帰国。カナダへ亡命した英国政府が日本と同盟。インドで日英軍が自由印度政府軍と対決。
- 「今度はイタ公抜きでやろうぜ」という挨拶が使えなくなるので、戦後の日独関係がなんとなくギクシャクする。
- 「またやらないか？」と言う挨拶になりそう。日独関係は変わらない。
- アフリカ戦線は存在せず、ロンメルはあまり有名ではなくなる。
- 地中海の制海権が争点になり主戦場に。イギリス海空軍 vs ドイツ空軍＋Uボートの戦いになる。
- ドイツの要請（≒脅迫）により、シチリア島がドイツ軍の根拠地として租借される。
- イギリスがそうはさせじとシチリアに逆上陸。イタリア大迷惑。
- 参戦しようがしまいが、首都を「無防備都市宣言」するイタリア。合掌。
- ドーチェ「みんな夢見すぎ(ﾌﾟｹﾞﾗ」
- 健康状態が史実通りなら、1940年代後半に病死。その後継者争いでファシスト党は分裂。
- ファシスト党内の右派(国家主義者)と左派(社会主義者)で内戦が勃発。前者をアメリカが、後者をソ連が支援し泥沼化。
- 戦後に第二次世界大戦について論じた著書を執筆し、チャーチルの「第二次世界大戦回想録」に並ぶ名著となる。
- 健康状態が史実通りなら、1940年代後半に病死。その後継者争いでファシスト党は分裂。
- 各諸国がイタリアをヘタ(ry
- 「リビアに油田あり」ENIが史実以上の大公社に
- ファシズムは悪の思想とみなされず、発展途上国の近代化や格差是正の手段として今も高く評価されている。
- ナチズムはファシズムとは別の思想とみなされていた。
- ムッソリーニは資本主義に批判的でソ連にも共感していたので、イタリアは冷戦では中立を保った。
- ↓世界の未来はこんな感じになる。
- 第二次世界大戦はアフリカ戦線やバルカン戦線が消滅するため初めはドイツに有利に運び、バルバロッサ作戦には史実より早く1941年4月頃に行われる。
- 1941年11月にドイツはモスクワを占領するが、そこで攻勢限界を迎え、後は史実通りの独ソ戦となる。また、日米も史実通りに開戦を迎える。
- イタリア参戦がなければハスキー作戦も無いわけで、スターリンの第二戦線構築要求に米英がイタリアで誤魔化すこともできず、史実より半年早い1943年12月までにノルマンディー上陸作戦が実行される。ただヒトラーは対ソ戦に夢中で陽動上陸と捉え主力部隊の出動を禁じ、史実通り成功する。
- 1944年末までにベルリン陥落→ドイツ降伏。ソ連軍はバグラチオン作戦の最中でまだポーランドまでにしか侵攻できておらず、ドイツ全土を連合軍が解放。
- 太平洋戦争は史実よりやや早めの5月頃に終結し、第二次世界大戦は終戦。ただソ連はヨーロッパでの借りを返すため3月頃から日本に侵攻し、北海道まで侵入する。
- ポーランド国境移動が起こらず独ポ国境が冷戦の最前線に。ハンガリーやユーゴは中立地帯とされ、史実のオーストリアのようになる。日本は米ソで分割され、朝鮮半島のようになる。これが原因で日本では朝鮮戦争のような戦いが起き、今の日本の繁栄はなかったかもしれない。
- 肝心のイタリアは恐らくノルマンディー後に軍備を整えてから連合側で参戦して戦勝国となり、史実で目をつけていたオーストリアあたりに勢力を確保する。
- 戦後のイタリアは東西冷戦で中立を保ち、軍事的な勢力拡大から経済的な勢力拡大を目指し、同じような冷戦中立国を取り込んで第三勢力を築き、GDPも世界三位に。
- いや、史実におけるスペインのフランコ政権の例を見れば、そこまでは流石に無理だろう。
- ムッソリーニは史実のように疲労により胃がんを発症することなく1950年代半ばあたりまで生き、ドゥーチェとして君臨する。
- ムッソリーニの死後イタリアはファシスト党の空中分解から内戦あるいは政治的な危機に直面し米ソ両国が隙を見て進出。「第三世界の王」イタリアは10年足らずで内部崩壊するのだった。。。