もし統帥権の独立がなかったら

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1878年に戦争の作戦指揮などを担当する参謀本部が独立し、いわゆる統帥権の独立が成立しました。ではもし、日本の統帥権が独立しなかったら?

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  1. 山縣有朋が失脚し山田顕義が陸軍内で復権する。
  2. 政治家が推進した日清戦争と日露戦争は史実の通りに行われる。
  3. 日露戦争以降は軍縮が進み軍部が反対することもない。
  4. 統帥権干犯問題は起こらない。
  5. 直作霖爆殺事件や満州事変は起こらない。
    • 満洲国もない。
  6. 一夕会などの政治組織は結成されない。
  7. 軍部大臣現役武官制は復活しないか、或いは最初から導入されない。
  8. 五一五事件や二二六事件は起こらない。起きても大した影響は無い。
    • 農村の貧困と政党への不信感が遠因なので、統帥権の独立がなくともクーデター未遂は起こっていたのでは。
    • 首相が暗殺されたら影響が無いわけ無い。
  9. 憲政の常道は継続され、大正式民主主義が現代まで残る。
    • 結局戦時中は挙国一致内閣になるのでは。
      • いや、そもそも軍国化していない以上、そもそも独伊側で参戦もしていないはず。
  10. 世界恐慌ではアメリカのニューディール政策の真似をしてみる。
    • 1940年に東京オリンピックを控えているので、あらゆる面で整備が進む。
      • 弾丸列車は史実(1939年)より早くに計画された。
        • 大慌てで建設。
  11. この流れだと第二次世界大戦で日本が参戦する理由はないな。
    • 中国での国共内戦で蔣介石を支援して対米接近…でも結局戦争する理由がない。…あ、こんなことがあったら対ソ宣戦布告か。
      • この時の連合国は英・仏・日・中(国民党)・米(いないかも)、枢軸国は独・伊・ソになる。
        • 多分ソ連は単独講和→独ソ戦を機に連合国側で参戦。終戦後の講和条約で、日本は樺太と千島を得た。
    • この流れだと東アジアは平和だな。朝鮮半島も1つの国になっているだろう。

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