ベタな国語の教科書の法則

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  1. 「狸の糸車」・「力太郎」・「三年峠」・「スーホの白い馬」は頻出。
    • 「ごんぎつね」「石うすの歌」を忘れてはいけない!
    • 「一つの花」「ちいちゃんのかげおくり」もあるぞ!
    • 「モチモチの木」も忘れてはいけない!
    • 「スイミー」も忘れてはいけないぞ!
      • ELTのシングルとは関係がない。
    • 「くらむぼん」も忘れではいげねのじゃ!
      • 「やまなし」ですね。
    • 「かわいそうなぞう」もあるぞ!
      • なかったぞ!!(2010年現在高1)
        • 道徳の教科書に入ってた。(2011年現在小6。)
    • 「少年の日の思い出」「走れメロス」も忘れないで!(中学校)
      • そうそう、エーミールだ・・・(笑 (←少年の日の思い出)
        • すっげー懐かしい!「そうか、君はそういう奴だったんだな」…だっけ?
          • はい、そうです。しまいには「僕」も蝶を潰す。
    • 「はなのみち」は?「おむすびころりん」も
    • 「盆土産」が遂に消された!
      • ありましたよ(光村の中2用)
        • 消されてましたよ
          • いやある。現役が言うのだから間違いない。(by 2009年度中2)
            • こっちは2011年だがまだある!
              • その間に作者の三浦さんが…。ご冥福お祈りします。
                • 教科書会社によって違うだけだろう。
      • えんびフライ。
        • じゃっこ。
    • 小中学校の国語教科書は光村図書が圧倒的トップシェア。他社教科書で学んだ人はこうした会話にちんぷんかんぷん。
    • 「あかるいな」「ひよこさん うちがこわれたの」
      • 「ちいちゃんのかげおくり」がきっかけでかげおくりが一時的にはやる。
        • 実際やってみたけど、全然できなかった・・・。
    • 小学校では「鶴の恩返し」、中学校では「夕鶴」。
    • 「おこりじぞう」「大造じいさんとガン」は?
      • 「大造じいさんとガン」を、「癌」を患った「大造じいさん」の闘病記かと勘違いしたのは俺だけじゃないはず。
        • 3年(4年だっけ?)に「雁」を連想させるのは難しいわな。
        • 僕も同じ間違いをしてしまった…
      • これやるのは6年生。ちなみにうちの母親までも勘違いした。
        • 俺は5年で習った記憶があるが・・・(光村)
          • 待て、俺は小1で習ったぞ。
            • そう。小5年に習うはず。(同じく光村)
    • 小1の時「大きなかぶ」で、初めて漢字を習った。
      • 俺は「1年生の1」なるフレーズがある短編の詩で初めて漢字を習った(光村)。
    • 小学校で教科書の物語の劇をやる。
    • 低学年は「はなのみち」「くじらぐも」「手紙」が定番。
      • 「なんでカタツムリなんかに手紙を頼むんだw」とツッコミが入るのもベタ中のベタ。
    • 変わり種として「洪庵のたいまつ 司馬遼太郎・著」(小4)と「21世紀に生きる君たちへ 司馬遼太郎・著」(小6の最後に習う)を挙げておく。どちらも出版社は大阪書籍。そういや破産して今は日本文教出版に版権譲ったんだっけ?by大阪
  2. 「ありさんあつまれあいうえお」だったっけ?
    • 「あめんぼあかいなあいうえお」もあった気がする。
      • 北原白秋。
      • 大学の朗読法の実習や劇団の稽古でも、発声練習として使われることが多い。
  3. 中学になると「オツベルと象」「夏の葬列」が出てくる。
    • 「一塁手の生還」も。
    • 「ベンチ」も出てくる。もっと読みたくて図書館で「あのころはフリードリヒがいた」を借りて泣きました。
    • 魯迅の「故郷」を忘れんな。
      • だんな様...!
      • 楊おばさんも忘れてはいけない。
        • コンパスのような足の人か。
    • 大岡信「言葉の力」は、授業でやったことを忘れていると、進学先の国語や文学関係の授業や講義で恥をかく(特に女子)。
      • そういや中二のとき教科書の最後の方にある「資料」の中におまけ的な感じで載ってたな…。皆で丸読みしただけで終わってしまったが。
    • 東京書籍なら「いちご同盟」なんかも。
    • 「オッペル」か「オツベル」かで世代が判る。
    • 「走れメロス」でやんぬるかな、反駁、奸佞邪知といった言葉を知る。
    • 現代文による時代小説も登場する。光村の中一で読んだ、山本周五郎の『皷くらべ』はよかったなあ……。
    • そもそも私立だと教科書自体を使わないらしい。(by、知り合いが私立に通っている人)
  4. ポディマ・ハッタヤさんとトニー・ゴンザレスさんの記憶は強烈
    • 中学校にあがったらシャーペンに持ち替えしちゃうけど
      • センター試験のときは使う。
    • ダン・ランドレスさんもお忘れなく。
    • 日本人の女の人は忘れられてるな・・・。
      • ちなみに例によって原本にきちんと書かれている鉛筆会社の社名は削られている。
  5. 怖い表現がある漢字の熟語は全部優しい言葉の熟語になる。
    • 例・「獣」の場合(「怪獣」、「猛獣」などの熟語がある)「獣医」
    • 例2・「殺」の場合、必ず「息を殺す」という問題だ。(たまに「気配を殺す・・・」とか。)
      • 「虫を殺す」とかもある(水曜日のダウンタウンより)。
  • 間違っても「姦」なんて漢字は習わない(理由はわかってるよ)。
    • いっそ訓読みで「かしましい」とかは?
  1. 中学校の読書案内には「三国志」・「カラフル」が頻出。
    • しかし実際に読むとつまらない作品ばっかり。
    • 読書案内で紹介されている本はだいたいが古い作品だったり大人しか読まなそうな物ばかり。間違えてもライトノベルは出てこない。
      • なんとマリア様がみてるが紹介されていた事があり、見た時は声をあげて驚きそうになった。教科書ではなく図説だが。
  2. 中学になると顔写真入りの作者紹介があり落書きの的になる。
    • 教育出版の「みすゞ探しの旅」も落書きの的になる。(小学校だけど)
  3. 会社に関係した言葉(利益など)も変えられる。
    • しかし、学校の物ではない場合(市販の物)は生々しい。『利益ばかり求めてはいけない。』など。
  4. 今三省堂の「現代の国語」を使っているのだが、その1年には「古典」が載っている。そして、故事成語として「矛盾」も載っている。これに気づいたとき笑った。
  5. 高校だと先生が「舞姫」はたいていの教科書にも入ってるって聞いたけど本当?
    • 光村の国語Ⅱでやったよ。
      • やったことない。ってか、高2の途中から教科書終わっていないのにセンター演習になった。
      • うちもやりました。大修館書店現代文Ⅱです。みんなに「これ古文だろ!」と言われてました。内容も教科書にしては結構ヤバかった気がします(個人的に)。
      • 私もやった。古文に近い文章なので、注釈とは別に一部単語の現代語訳が色分けされて書かれていた。
      • ドイツ留学でふしだらなことをして援助を打ち切られた主人公の一節で、「まぁ密告した人のことは悪く思わないさ」みたいなことが書いてあったが、なぜ悪く思っていないのに書いたんだ?本当は「よくもチクりやがったな、あとで特定してボコす」みたいなことを思っていたりして。
    • 「こころ」もそうかな?
      • 光村の現代文でやったような記憶があります。(by80年代中盤の高校生)
      • 「馬鹿だ。精神的に向上心のないものは馬鹿だ。」
      • 「こころ」の影響でイニシャルが「K」の人は、クラスメートや先生からからかい混じりで「恋人を取られて自殺するなよ」と言われる。
      • 教科書に描かれるラストシーンだけ読んで感動して、一から読もうとすると地獄。
    • 「山月記」も定番だと思う。虎になった李徴の「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」はクラスで流行語になる。
    • ここでも魯迅は不可欠。高校の国語Ⅱで『藤野先生』を読み、大人になって病院にかかったとき、担当医師から「自分も読んだ」と言われた。
    • あとは「羅生門」かな?
      • 「下人の行方は誰も知らない」←高2で「羅生門」を習った時にこの最後の一文がツボにはまる奴が続出。
  6. 教科書に入っている話のいくつかは一切触れられずに一年が過ぎる。
    • 特に高校の理系クラスでは、現代文も古典も半分以上スルーされ、センター対策に突入する。
  7. 小学校の場合、同学年の子供が書いた(とされる)作文が掲載されている。
    • 実際に子供が書いたのか気になる。
  8. 「サイタ サイタ サクラガ サイタ」
    • ちょっ、戦前…。
    • この頃の教科書は、今の感覚からすると絵本のように見える。ススメ ススメ ヘイタイ ススメ・・・
      • ヘイタイサン ススメ ススメ チテ チテタ
  9. 意地でも討論をやらせようと必死。
    • テーマを書いたさいころを振って出てきた目に書かれていることを語り合う…どこかで見たことが…
    • 2つの意見に分かれてディベートさせたがるが、どちらの意見にも賛同できない。
      • 「討論するのが大事」「色々な考え方をするのが大事」とか言って、教師によって強制的に賛成派・反対派の一方に入れられる。
    • 僕の友達は討論に積極的(14年現在6年生)。
  10. 小学校高学年になると戦争の話が必ず登場する。
    • 「ちいちゃんのかげおくり」や「一つの花」だな…懐かしくもカナシ。
      • 光村だと中学年でやる。あと、確か6年のときに原爆投下についてのノンフィクションものがあった。
      • 中2だと原爆に関連する「壁に残された伝言」もある。
  11. 教科書の巻頭の方に掲載されているのは大抵軽めの随筆・エッセイ
    • そのため、中学以上だと学期初めの国語の授業では、古文・現代文の別をとわず、随筆が取り上げられる確率が高い。
    • 短めの詩が載っていることもある。
  12. 本編の合間に漢字や言葉の教養のページがある。
    • その学年で教えることになっているが本編に出てこない漢字をそこでまとめて紹介しておく。
  13. 「評論」系は他のと比べて印象に残り辛い。
    • 専門的な単語が多いせいか?
  14. 基本的に小説の解釈は教科書編集部によってまちまちで、主観が大きく入る。結果、原作者が思っていることと全く違う解釈になってしまうことも。それが前提のはずなのに、なぜか編集部の解釈や教師の教えたことが唯一の正解になっている。ちなみにこれは入試でも同じ。
    • 「この一節は作者がどんな気持ちで書いたか」なんて問題もあるが、実際は締め切りが近く焦っておりそんなこと考える余裕もなかった、なんて場合も。

古文[編集 | ソースを編集]

  1. 古典=京都、奈良の歴史なのでみんなやる気が出ない。
    • 京都、奈良の住民でもやる気が出ない。
    • 京都や奈良に少しでも土地勘がないと、オチが分かりづらいことがある。
      • 主人公が和歌を詠みあげて話を締めるというオチも多い。
    • 「枕草子」「源氏物語」「平家物語」「徒然草」は必ず出る。
      • 『小倉百人一首』、『万葉集』もお忘れなく。
      • 「方丈記」や「土佐日記」も。
    • 例外は『奥の細道』だけかな。
  2. 国語の平家物語は、下手すると歴史の平安時代よりも詳しい。
    • 光村の中2の教科書で、その中の一話『那須与一』をやったけれども、授業で文芸部長だった子の朗読があまりにも臨場感たっぷり過ぎて、あとの歴史の授業の内容が薄っぺらに感じられたくらいだ。(by'80年代初頭の中学生)
    • 「敦盛」もやった。
    • 高校の漢文も、下手すると世界史の中国史よりも詳しい。
  3. 古典は全部やることは少なく、一部しかやらない。
    • なので頭としまいとで話のつながりが見えない。
  4. 中学の教科書では古典の分野は現代語訳が添えられているが、高校の教科書だと解説本を見ないと載っていない。
  5. 当時の絵巻物や、現在のその土地の写真などが掲載される。
    • 漢文であれば出土した遺品が掲載される。
  6. 漢文は大概「変な奴が奇行をおっ始め、周囲がバカにするが、実は先を見越した言動だった」って話。
    • もしくは「調子こいたバカが自滅した話」。
    • または「思想家が自身の掲げる理想について解説する話」
    • 漢詩の場合は自然風景を讃えたり友のことを案じる内容が多い。
  7. 平家物語の「祇園精舎の鐘の声」、方丈記の「ゆく川の流れは絶えずして」、枕草子の「春はあけぼの」と冒頭の一文がやたらと頭に残る。

書写[編集 | ソースを編集]

  1. 墨で汚れる。
  2. 毛筆と硬筆の2つがある。
    • 低学年では硬筆、中学年以降だと毛筆になる。
  3. よく書くときに下敷きにされる。
  4. 中学では筆ペンを使う。

関連項目[編集 | ソースを編集]