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小選挙区/九州

  • 福岡市東区(南東部の一部を除く)・博多区
  1. 松本龍が健在の頃は民主党の地盤だった。
  2. 彼が去ると自民党の基盤に変わっていった。
  • 福岡市中央区・南区(南東部の一部を除く)・城南区(西部の一部を除く)
  1. 福岡市の選挙区では無党派層が最も多い地域。
    • 自民がやや優勢だが立憲稲富も強い。
  • 福岡市城南区の一部・早良区・西区、糸島市
  1. 導入された1996年は自民党の太田誠一が、新進党の楢崎欣弥(社民連の書記長を務めた楢崎弥之助の息子)を振り切って当選。
  2. 2000年以降、自由民主党(太田誠一、古賀篤)と民主党→立憲民主党(藤田一枝、山内康一)の事実上の一騎討ちが続いている。
  • 福岡市東区南東部、宗像市、福津市、古賀市、糟屋郡
  1. 福岡市・北九州市のベッドタウンとして発展を続ける一方で旧来の地縁・血縁もまだ根強く残っており、保守地盤である。
    • したがって、2009年に民主党に敗れた以外は、すべて自民党の候補が勝利している。
  • 福岡市南区南東部、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、朝倉市、那珂川市、朝倉郡
  1. 自民党の原田義昭がほぼ牛耳っていた。
    • 2009年に選挙区で民主党に敗戦、比例復活もかなわず落選。
    • 2012年に返り咲きを果たすとそこから2連勝も、2021年に立憲民主党に敗北、定年制で比例名簿に入れてもらえなかったため落選し、そのまま引退。
  2. 2024年より原田の後継となった栗原渉が2連勝中。
  • 久留米市・小郡市・大川市・うきは市・三井郡・三潴郡
  1. 2005年の郵政選挙からは鳩山邦夫(自民党)がここから立候補。
    • 邦夫の母はブリヂストン創業者の孫娘。久留米市はブリヂストンのお膝元。
    • 邦夫の死去後は、息子の二郎が引き継いだ。
  2. かつては、古賀誠と共に「三古賀」と呼ばれた古賀正浩、古賀一成両名の地盤であった
  • 大牟田市、柳川市、八女市、筑後市、みやま市、八女郡
  1. 自民党が小選挙区で一度も負けたことがない保守王国。
  2. 1996年から2005年までは古賀誠(自民)が連続で当選。
    • 対立候補の比例復活も許さない圧倒的な強さを誇っていたが、自民党に逆風が吹いた2009年は野田国義(民主)の比例復活を許した。
      • ちなみに、野田はかつて、古賀の秘書をしていた。
  3. 2012年の古賀の政界引退後は後継者に指名された藤丸敏が当選を重ねている。
  • 直方市、飯塚市、中間市、宮若市、嘉麻市、遠賀郡、鞍手郡、嘉穂郡
  1. 麻生太郎のお膝元。
    • ちなみに、飯塚市は麻生グループの本拠地。
  2. 1996年の小選挙区制が導入されて以降、麻生太郎は一度も負けた事がない。まさに「最強の男」。
    • まさしく「麻生にあらずんば人にあらず」、「神様、仏様、麻生様」を如実に表している。
  • 北九州市若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区
  1. 緒方の選挙区で北九州市でも自民党が弱い地域。
  2. 市の西部にあたる影響で麻生太郎や安倍晋三の影響を受けにくいため。

福岡10区

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  • 北九州市小倉北区・小倉南区・門司区
  1. 当初は自見庄三郎(自民)が出ていたが、郵政民営化に反対したため2005年に刺客候補に敗れ落選。
    • 2009年は城井崇(民主)が勝利。
    • 自民は2012年以降、山本幸三が11区から比例単独を経て国替えし勝利を重ねるが、2021年は立憲民主党の城井が久しぶりに勝利した。
    • 21年に自民比例定年で重複立候補できなかった山本は引退。
  2. 2024年より自民は後継候補として吉村悠を擁立。
    • 24年は立憲・城井に負けたが、26年にリベンジを果たし初当選。中道改革連合の城井は落選。

福岡11区

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  • 田川市、行橋市、豊前市、田川郡、京都郡、築上郡
  1. 武田良太(自民→無所属→自民)と山本幸三(新進党出身、無所属を経て自民入り)が保守分裂で長らく争っていた。
    • 後に無所属だった両者が自民入りしてからは、2009年に武田が11区、山本が比例九州ブロック単独に。更に2012年以降は山本が10区に国替え。
    • 2024年に維新の村上智信(元希望の党、2017年から立候補)に約2000票差で敗れ、惜敗率96.20%ながら比例重複なし(例の裏金事件の当事者だったため)のため落選。
      • 維新にとっては広島4区とともに関西以外での小選挙区議席となった。いずれも旧民主党系(立憲・国民)が不在で実質的な野党候補になったが。
    • 2026年は武田が返り咲き。維新が政権入りして与党対決になったが村上も広島4区と比べると健闘して比例復活に成功。中道も一応擁立していたが惨敗。
    • ちなみに、かつては炭鉱があったため社会党→社民党が強かったが、今では見る影もない。
  • 佐賀市、鳥栖市、神埼市、神埼郡、三養基郡
  1. 原口一博の基盤で彼個人が強い。
    • 原口個人は強いが選挙区は自民支持層が多いため。ただ、立憲支持層も多い。
  • 唐津市、多久市、伊万里市、武雄市、鹿島市、小城市、嬉野市、東松浦郡、西松浦郡、杵島郡、藤津郡
  1. 佐賀県新2区になってから大串博志の地盤で自民は弱い。
  • 長崎市全域
  1. 全国的にも珍しい国民民主党(旧民主党系)の強い地盤。
    • ここを地盤とする西岡秀子は、文部大臣や参議院議長を歴任した長崎の重鎮政治家、西岡武夫の長女。
  2. 長崎市が三菱グループのお膝元であることも大きい。
    • 長崎市には三菱重工の造船所や三菱電機の工場があり、労組票が威力を発揮。
      • 国民民主党の支援母体といえば連合。元々の地盤と支援母体がうまくがっちりと噛み合うことでより強固な国民民主王国が誕生。
  • 島原市、諫早市、大村市、対馬市、壱岐市、雲仙市、南島原市、西彼杵郡
  1. 諫早・島原・雲仙・南島原の4市と西彼杵郡の2町、長崎市の旧琴海町・外海町域が主な選挙区域。
    • 2022年の区割り変更以降はこれに加えて大村・壱岐・対馬の3市が旧3区から編入。
  2. 中選挙区時代から久間章生が連続当選を重ねていたが、防衛大臣在任中の原爆投下に関する不適切な発言が影響し、2009年に民主党に敗れ落選。
  3. 2012年は県連幹事長(加藤寛治)vs久間の元秘書(奥村慎太郎)の保守分裂選挙となり、加藤が初当選。
    • その後2014年と2017年も当選したが、2021年は健康上の問題を理由として引退。
    • その後は息子の竜祥が継承、2024年は旧3区の山田勝彦(立憲民主党)との対決になったが勝利。山田は比例復活
      • 2026年も竜祥が勝利、中道改革連合の山田は比例復活も出来ず落選。
  • 佐世保市、平戸市、松浦市、五島市、西海市、東彼杵郡、北松浦郡、南松浦郡
  1. 区割り変更前は大村市・東彼杵郡と壱岐・対馬・五島だった。
    • 2022年以降は、大村・壱岐・対馬の3市が新2区へ。旧4区+東彼杵郡・五島・西海市が新3区となる。
  2. 本土に厚い票田を持つ自民党(虎島和夫→谷川弥一)と離島に影響力のある民主党系(山田正彦・勝彦父子)の激戦区。
    • 民主党に敗れた2009年を除き自民党が勝利。
  3. 2024年には谷川の辞職により補欠選挙が行われるが、定数削減のため自民党は擁立せず。
    • 結果は、立憲の山田勝彦が維新の新人に勝利。
    • 2024年は補選の後に解散総選挙があり、かつて旧4区が地盤だった金子原二郎の息子の容三が自民から出て当選。山田勝彦は新2区に国替えし、比例復活。
  • 大分市(旧佐賀関町・野津原町域を除く)
  1. 中選挙区時代より、元首相の村山富市(社会党→社民党)の地盤。
    • 1996年の小選挙区以降後初の選挙でも、村山富市が勝利。
  2. 村山引退後の2000年からは自民党と民主党の激戦区となる。
  • 大分市(一部)、日田市、佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後大野市、由布市、九重町、玖珠町
  1. 中選挙区時代から衛藤征士郎(自民党)が強かった。
    • 2009年以外は全てトップで当選。
  2. 非自民勢力は2009年に重野安正(社民)が当選したが、2012年は重野の政界引退に伴い吉川元が後継として出馬し落選(比例で復活)。
  3. 2014年以降は衛藤を吉川が追う状況が続いているが、両者の差はかなり縮まっている。
    • 2021年は立憲民主党へ移籍した吉川に衛藤が654票差まで迫られた。
  4. 2024年は無所属の広瀬建(前知事・広瀬勝貞の息子)と保守分裂になり、衛藤は裏金の影響もあって吉川すら下回って大敗した。
    • その後、広瀬が自民党に入党。
  • 別府市、中津市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、国東市、姫島村
  1. 石破政権下で外務大臣を務めた岩屋毅の地盤。
    • もともとは、1996年に新進党から旧大分4区から出馬するも落選。自民党復帰以降はここから出馬、2009年に民主党に負けた以外はすべて勝利している。
  2. 2026年には全国的な注目を集めるも、岩屋が次点との差7000票ほどで辛くも逃げ切り。
    • 中道改革連合や保守系(参政党・日本保守党・無所属)から新人候補が4人も立候補したため「漁夫の利」を得た感も否めない。
      • 事実、無所属と日本保守党と参政党がそれぞれ獲得した票を単純合算すれば、岩屋を約1000票上回り逆転したことになる。
  • 宮崎市・国富町・綾町
  1. 何故か、自民党が揉める原因になりやすい選挙区。
    • 事実、2009年・2021年と2度にわたり自民党内の内紛で保守分裂となり、漁夫の利を得た野党に議席を明け渡すパターンが起きた。
  2. とはいえ、かつては自民党の中山成彬が強かった。
    • ただ、近年は立憲→中道の渡辺創が連勝中。
  • 延岡市・日向市・西都市・児湯郡・東臼杵郡・西臼杵郡
  1. 長年、江藤家(江藤隆美→江藤拓)が守り育てた保守地盤。
  2. ところが2026年、国民民主党の長友慎治が江藤拓に勝利、江藤拓は比例復活に回った。
  • 都城市・日南市・小林市・串間市・えびの市・北諸県郡・西諸県郡
  1. 宮崎県下では、とくに自民党が強い保守王国。
    • 古川禎久の非常に強い地盤となっている。

鹿児島1区

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  • 鹿児島市(本庁管内、伊敷・吉野・吉田・松元・郡山・桜島の各支所管内)、鹿児島郡
  1. 旧鹿児島市内と奄美諸島が中心。
  2. 自民党と川内博史の争いがメイン。
    • 26年の衆院選は別としても近年は自民支持層は自民候補から離れている傾向。

鹿児島2区

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  • 鹿児島市(谷山・喜入の各支所管内)・枕崎市・指宿市・南さつま市・奄美市・南九州市・大島郡
  1. 南北540kmと選挙区の「直線距離」は北海道12区や東京3区と並んでトップクラス。
  2. 奄美市は中選挙区時代、保岡興治VS徳田虎雄の『保徳戦争』の舞台として全国的に有名だった。
  3. 現在、三反園・元知事(指宿出身)が2021年より議席を守る。

鹿児島3区

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  • 薩摩川内市、阿久根市、出水市、いちき串木野市、日置市、伊佐市、姶良市、薩摩郡、出水郡、姶良郡
  1. 鹿児島で自民党が最も弱く野間健の地盤。
  2. 元々は自民党が県内では唯一コスタリカ方式を駆使して、松下忠洋と宮路和明が交互に小選挙区と比例九州ブロックで当選を続けてきた。
  3. ところが、2005年の郵政民営化法の投票で松下が反対票を投じたため、コスタリカ方式は消滅。
    • 松下は無所属で出馬し、自民党の宮路と民主党の野間健を破る。その後、松下は国民新党に移籍。

鹿児島4区

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  • 鹿屋市、霧島市、垂水市、志布志市、西之表市、曽於市、肝属郡、曽於郡、熊毛郡
  1. ほぼ大隅半島+種子島+屋久島。
    • 小選挙区になった当時は5区だったが2017年の区割り変更で鹿児島県全体が5→4に削減、霧島市+旧5区が現在の4区になった。
  2. 旧5区時代から圧倒的に自民党が強い。
    • さらにさかのぼると、中選挙区時代は二階堂進と山中貞則の二人が保守(自民)どうしでしのぎを削っていた。
    • なので、圧倒的に自民が強く野党が当選したことがない。
    • 現在は森山裕の牙城。2005年の郵政選挙でも当時1期目、かつ造反組として公認を得られなかったのに圧勝しており、個人としても強い。
  • 那覇市、島尻郡渡嘉敷村・座間味村・粟国村・渡名喜村・南大東村・北大東村・久米島町
  1. 民主党政権誕生前は公明党。オール沖縄が誕生後は共産党の地盤。
    • 維新の会の下地はそれに比べると弱い。
  • 宜野湾市、浦添市、中城郡
  1. オール沖縄を象徴する選挙区で米軍問題が争点になる。
    • 故に26年を除いて社民党が優勢な選挙区だった。
  • 名護市、沖縄市、うるま市、国頭郡、島尻郡
  1. 玉城デニーが国政選挙でここが地盤。
    • 名護市や沖縄市など米軍問題が強い地域故に彼が強い。
  2. 屋良になってからはそうでもなくなっているが。