小選挙区/甲信越・北陸
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- 甲府市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、中央市、西八代郡、南巨摩郡、中巨摩郡
- かつては「民主王国」。
- 旧民主党の結党メンバーの一人である小沢鋭仁の地盤だった。
- 2012年に自民党が勝利してから潮目が変化。
- 以降は民主党系と自民党の激戦区として現在に至る。
- 富士吉田市、都留市、山梨市、大月市、笛吹市、上野原市、甲州市 南都留郡、北都留郡
- こちらは、保守王国。
- ただ、保守王国だけあって「分裂抗争」の歴史もあった。
- 現職の堀内詔子の義父で元通産相の堀内光雄と、現・山梨県知事の長崎幸太郎の間で、自民党の公認を巡る因縁が10年以上続いた。
- そもそも、2005年の「郵政解散」で、郵政民営化に反対した光雄に対し、自民党が刺客として長崎を送り込んだことが発端。
- その後も、一方が自民党公認、もう一方が無所属で出馬することが長らく続いた。
- その後、長崎が県知事に転身し、詔子が自民党公認として定着したことで、現在に至る。
- 現職の堀内詔子の義父で元通産相の堀内光雄と、現・山梨県知事の長崎幸太郎の間で、自民党の公認を巡る因縁が10年以上続いた。
- 新潟市(中央区・東区・江南区)、佐渡市
- 1994年から2013年までは新潟市単独。
- 細かく言うと平成の大合併前の新潟市(2001年に編入した旧黒埼町が2002年に移動してきた)。
- その後紆余曲折を経て、2022年からは新潟市の3区(東・中央・江南)と2区から移動してきた佐渡市が対象区域となっている。
- 新潟市の都市部を中心にリベラル派の地盤が強く、西村智奈美(民主→立憲)が強さを発揮。
- 2003年・2005年・2009年は西村智奈美(民主)が3連勝していたが、2012年は石崎徹(自民)に敗れ比例での復活も果たせず落選。
- その後2014年は石崎(比例で西村が復活)、2017年は西村(比例で石崎が復活)と接戦が続いていた。
- 2021年は西村(立憲)vs石崎(自民を離党し維新へ移籍)vs塚田一郎(自民、前参議院議員)の三つ巴の選挙戦となったが、西村が当選。
- 塚田は惜敗率約76%で比例復活となったが、石崎は得票率10%を下回り供託金没収となってしまった。
- 秘書を殴って自民を追い出された石崎に代わって出てきたのが、参議院議員時代に忖度発言で副大臣を辞めた塚田。もっと他におらんかったのか。
- 2024年は西村(立憲)vs塚田(自民)vs石崎(維新)と共産の候補だったが、西村が当選。石崎はまたしても得票率10%を下回り供託金没収となった。
- 2026年は西村(中道)vs内山(自民)vs維新、参政、共産と、現行制度になって新潟1区(旧含む)としては最多の立候補者数の戦いとなり、内山が当選。
- 西村は惜敗率約79%で比例復活…したのだが、自民の北陸信越Bの比例名簿登録者不足が2名出たことによるものだった。
- なお維新は石崎ではなく別の候補者。石崎は東京の方へ鞍替えしてまたも得票率10%を下回り供託金没収となった模様。
- ちなみに内山は2012年に日本未来の党から立候補しているが、供託金がギリギリ戻ってくる程度の票数で落選している。
- 新潟市(西区・南区・西蒲区)、三条市、燕市、加茂市、弥彦村、田上町
- 菊田真紀子(立憲)と国定勇人(自民・元三条市長)など、実力者同士が激突する激戦区。
- 2024年は4区から移動してきた菊田真紀子(立憲)が政治資金問題で自民党から公認取り消しとなった細田健一を破って当選。
- 2026年は菊田(中道)と前回比例単独だった国定(自民)が2021年に旧4区(現2区と半分くらいは同じ区域)で戦って以来の選挙戦で国定が当選。
- 菊田は惜敗率約76.6%で比例復活…したのだが、こちらも1区と同様に自民の比例北陸信越ブロック名簿登録者不足が2名出たことによる所謂棚ぼた。
- 新潟市(北区・秋葉区)、新発田市、村上市、五泉市、阿賀野市、胎内市、聖籠町、阿賀町、関川村、粟島浦村
- 2000年代までは自民・稲葉家の地盤だったが、2009年に民主・黒岩宇洋に敗れてしまった。
- その後は自民だったり民主だったりと混戦の選挙区になっている。
- 2017年は無所属の黒岩が勝利したが、次点の自民・斎藤洋明との差は僅か50票だった。
- 衆議院小選挙区で当選者と次点の最小差記録だったが、2026年の北海道10区(21票差)に塗り替えられた。
- 2017年は無所属の黒岩が勝利したが、次点の自民・斎藤洋明との差は僅か50票だった。
- 長岡市、柏崎市、小千谷市、見附市、出雲崎町、刈羽村
- 2021年は238票差で立憲民主党候補が勝利。
- 6区の廃止に伴い2022年からは、旧5区の長岡・柏崎・小千谷・見附の4市が転入。
- 2024年は保守分裂となり、立憲民主党で旧5区の米山隆一が当選。
- 民進党から自民党に移籍した鷲尾英一郎が公認候補だったが諸事情で県連と絶縁した泉田裕彦が無所属で出馬したもの共倒れに終わった。
- この2人の票を単純に足すと米山の得票より多いので一本化さえすれば自民が勝てた可能性がある。
- 民進党から自民党に移籍した鷲尾英一郎が公認候補だったが諸事情で県連と絶縁した泉田裕彦が無所属で出馬したもの共倒れに終わった。
- 2026年は泉田が出馬せず鷲尾が勝利。米山は比例復活できずに落選。
- 前回とは逆に国民民主が擁立して民主党系で分裂選挙になり、米山のエラー(『雪かき事件』など)もあって、20時に鷲尾に即当確がついた。
- 十日町市・糸魚川市・妙高市・上越市・魚沼市・南魚沼市・南魚沼郡・中魚沼郡
- かつては、田中真紀子の地盤。
- 父・角栄の時代から「田中王国」として全国的に有名に。
- 因みに、田中家の実質的な本拠地である長岡市は区割り変更で2022年より4区に転出。
- 真紀子落選→引退後はしばらく自民系が優勢だったが、令和に入り野党系が勝った。
- 2021年の選挙は、泉田裕彦VS米山隆一の元知事対決が実現。
- 結果、野党系の米山が勝利。泉田と森で保守が分裂し、漁夫の利を得たか?
- 2021年の選挙は、泉田裕彦VS米山隆一の元知事対決が実現。
- 2022年以降の区割り変更後は、旧6区+魚沼市・南魚沼市・湯沢町になった。
- 2024年は旧6区の戦いを引き継いだが不記載(自民の公認得られず無所属)VS日本酒提供(立憲)という不祥事バトルとなった。制したのは日本酒提供の立憲。
- 長野市(一部)、須坂市、中野市、飯山市、上高井郡、下高井郡、下水内郡
- 県庁所在地の長野市を中心とすた都市部のウエイトが強い。従って無党派層が多く、歴史的に激戦区。
- 与野党が伯仲する激戦区で自民と野党(とくに民主系)の候補が毎回激しく議席を争う。
- 帝国議会の時代から小坂家(善之助→順造→善太郎→憲次)が議席を占めていたが、2009年に篠原孝(民主)が当選。
- 小坂憲次(自民)は比例復活もできず、100年以上守ってきた議席を遂に失うことになった。
- その後は2012年・2014年・2017年と篠原が当選したが、2021年は参議院から鞍替えした若林健太(自民)の当選を許した。
- 長野市(一部)、松本市、大町市、安曇野市、東筑摩郡、北安曇郡、上水内郡
- 県下第二の都市・松本を中心に伝統的に野党支持が根強く、自民と民主党系の接戦が多い。
- 上田市・小諸市・佐久市・千曲市・東御市・南佐久郡・北佐久郡・小県郡・埴科郡
- 元総理大臣の羽田孜(新進党→民主党)の地盤。
- 別名「羽田王国」と呼ばれていた。
- しかし2012年の総選挙を前に羽田が政界を引退すると、後援会は羽田の長男で国交大臣を経験していた雄一郎の参議院からの鞍替えを希望したが、何故か民主党の執行部が却下。
- 急遽羽田の秘書を務めていた寺島義幸が羽田の後継候補として出馬し、民主党への逆風もあり苦戦を強いられたがなんとか2位以下の候補を交わして初当選。
- 大接戦だったこともあり、2位の井出庸生(みんな)と3位の木内均(自民)も比例で復活している。
- 2014年は井出が当選。寺島は次点となったが比例復活も果たせず落選となってしまった。
- その後も井出が当選し続けている。党は毎回変わっているが(2014年維新の党→17年希望の党→21年自民)。
- しかしながら2024年は羽田の甥・神津健(立憲)が井出を下して当選、井出は2012年以来の比例復活に回った。
- 自民党系候補がちょっと弱い選挙区でもあった。
- しかし、2021年に井出が自民党に入ってからは、自民党もそれなりに野党系と勝負できるようになった。
- 岡谷市、諏訪市、茅野市、塩尻市、諏訪郡、木曽郡
- 保守的な地盤が強めで自民党が比較的優勢感はあるが、諏訪湖周辺が抱える「ものづくり産業(特に精密機械)」の労働組合による野党支持も一定数存在。
- 2000年に民主党で初当選した後藤茂之が2003年は自民党から出馬。
- 民主党に敗れた2009年を除き当選を重ねている。
飯田市、伊那市、駒ヶ根市、上伊那郡、下伊那郡
- 宮下家(自民党)の地盤が極めて強固。
- 野党系が強いとされる長野県下で、最も自民党が安定して強い県内唯一の「保守王国」。
- 自民党の宮下創平→一郎が2009年を除き勝利。
- 金沢市
- 自民党盤石だが石川県で無党派層が最も多い地域。
- 馳浩の地盤だったが、市議選レベルになると無党派層の影響が左右されやすい。
- 白山市、野々市市以西の加賀地域(能見市、小松市、加賀市等)
- 所謂、森王国の地盤。
- 森喜朗の地盤で小松市には自衛隊があるので右派系がとにかく強い。
- 津幡町、内灘町以北の能登地域(七尾市、羽咋市、輪島市、珠洲市等)
- 石川県で自民党の基盤が弱いのはここ。
- 能登の震災以降は近藤和也が被災地などで頑張った影響で彼も強い。
- 富山市(旧富山市域)
- 保守王国で自民党が強い。
- 過去には田畑裕明(自民)が長く当選していたが、2024年の衆院選で田畑が「裏金問題」の影響で比例重複立候補を認められなかったが、立憲とのデッドヒートを700票ほどの僅差で制した。
- 2026年には元横浜市長の中田宏に交代し、田畑は比例単独で出馬。
- 魚津市、滑川市、黒部市、富山市の一部(旧町村域)、中新川郡・下新川郡
- 日本屈指の保守王国。
- 自民(住博司→宮腰光寛→上田英俊)が圧倒的に強く、野党には比例復活すらほとんど許さない。
- 高岡市、射水市、氷見市、砺波市、小矢部市、南砺市
- 古くは、『黄門さま』のニックネームで知られた綿貫民輔(自民→国民新党)の地盤だった。
- 2009年に、綿貫が小選挙区から比例単独に乗り換えた際には新人4人の対決に。
- 自民党の元高岡市長・橘慶一郎が、無所属の元KNBアナウンサーらを破り初当選。以降、現在まで連勝中。
- 福井市、大野市、勝山市、あわら市、坂井市、永平寺町
- 2005年の郵政選挙以来、稲田朋美の地盤。
- もともと、彼女も自民党の刺客候補だった。
- 2005年は民主党と373票差の大接戦を制し、2009年は6,850票差で勝利、2012年以降は次点を大きく引き離すなど基盤を固め、直近まで8連続当選という盤石ぶり
- 敦賀市、小浜市、鯖江市、越前市、池田町、南越前町、越前町、美浜町、高浜町、おおい町、若狭町
- メインとなる争点はやはり「原発」。
- 牧野隆守→山本拓→高木毅と自民党候補の強い選挙区。
- 2024年は高木が例の裏金問題で無所属かつ山本も出て保守分裂したため、立憲民主党の辻英之が勝利
- 高木と山本の票を合わせても辻には勝てない完全敗北。
- 2026年は自民が擁立を見送り、無所属で当選した斉木武志を追加公認。
- 斉木はもともと福井県にゆかりはなく、民進党の落下傘だった。
- 2017年に希望の党で比例復活し、国民民主を経て立憲に移籍も、原発関連で連合ともめて維新に入党すると2024年に再び比例復活。維新の与党入りに反発して離党したのに最終的に自民入り。すごい渡り鳥っぷり。
- 地元議員である山本拓の息子(高市早苗ではなく前妻との子)が立候補しようとしていたが、世襲色が強すぎると党上層部が説得して取りやめさせた。
- 斉木はもともと福井県にゆかりはなく、民進党の落下傘だった。