空気

1. ヒトは、これを「読む」能力を身につける必要があるという。
   • ヒトの周りをほぼ常に覆っているものだが、なかなか読む作業は文字で表記されているわけではないので至難の業である。
2. 昔は単一物質で、元素のひとつだと思われていた。
   • ただし西洋限定。五行思想では空気はその名にふさわしくスルーされている。
   • そののちの調査で、地球ではその大半が窒素という物質で占められ、他に酸素などいろんな物質が不純物として混ざった状態であることが分かった。
3. これが流れる現象を「風」という。
   • 日本では夏から秋にかけ、これが凄まじい威力を持ち、しばしば災害を引き起こす。
     • 一方、中国・朝鮮方面からの侵略者を追い払ったこともあり、神格視されてしまったこともある。
       • 「愚者は経験、賢者は歴史に倣う」の言葉通り、日本はこの経験を過信して失敗してしまった。
4. 航空機にとっては命である。
   • それゆえ、英称の「Air」は航空会社の名前に入ることが多い。
   • ロケットでは本体の外にある必要はないが、中に純粋な酸素・水素などといった空気を構成する物質を詰める必要がある。
5. 日本においては、空気の英語の呼称やイタリア語の呼称はそのまま作品の名前になる。
   • それだけ、日本では「空気を読む」ことが大事と看做されているようだ。
6. 存在が薄くなった人。