もし自由民主党が結成されていなかったら

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日本の政治の中心である自由民主党。1955年の結成以来から一時は途切れたもののずっと政権を維持して来た。ではもし結成されていなかったら、日本はどうなっていただろう。

  1. 保守も革新も小党分裂状態が続き、連立政権が当たり前となる。
  2. 共産・公明あたりが第一与党になってる。
    • さすがにそれはないんじゃね?共産がそこまで強くなったら右派勢力はアメ公の圧力で引っ付くでしょ。
  3. 政権が変わるたびに憲法が都合のいいものに改正され、政情が不安定になる。
    • テロ事件も多発していただろう。
    • 日本国憲法の規定から考えると改定は難しかったのでは?
      • 民社党が勢力を拡大していた場合は改定されたかも。
        • 自由党・民主党・民社党の賛成で発議し、国民投票でも賛成多数という感じか。
          • 結局、後にこの枠組で民主自由党が誕生していたかもしれない。
        • この民社党というのは社会党右派の大部分が党名を変えた政党であり、社会党の55年の左右合併は無かった。
  4. 企業による政治献金とか公共工事の談合というものに共産党が目を光らせ、官・民ともきれいにお金を使うようになる。
    • 官・民がきれいに使っても共産党が汚く使いまくる。
    • 企業による政治献金の行き先が共産党になる。
    • 公共事業は共産党への賄賂の額に従い共産党が決める。
      • 共産党の汚職・腐敗は現実の自民党の比ではない(by元党員)。
  5. 結局は自由党と民主党が連立を組むことが多くなる。(自由民主党???)
    • でも結局自由党あたりで左派が権力を握り、社会党と手を組んで社会党政権を誕生させたりもする。
      • 民主党は国家主義傾向の鳩山・岸とリベラルの石橋・三木武夫とで分裂。後者が自由党と合流するか、あるいは社会党を抜けた片山・西尾と合体する可能性も。
  6. 共産党の一党独裁で共産主義になっているか、少数乱立になっているかも?
    • 少なくとも前者はない。(史実では日本のこえ派や親中派の分裂があったので)
    • もし前者になっていた場合、史実の中国と同じ道を歩んでいた。
  7. 実史通り右派・左派の社会党統合が実現していた場合、自由・民主・社会の三つ巴になっていた可能性も・・・
    • フィンランド型三大政党制が確立していた。となると、中選挙区制は現在まで維持してたかも。
    • 64年の民社党分裂が史実通りなら、民主党中間派~右派と民社党が合併し、民主党左派と自由党が合併する入れ替え戦が行われていたかも。
  8. ちなみに上記を全て地で行ったのがドゴール以前のフランス、および現在のイタリア
    • イタリアは最近になって二大政党が形成されてきた。日本にもそういう動きが出ていたはず。
  9. それでも日本は今よりもまし・・・なはず。
    • そうたいして変わんないと思う。。。。。。
  10. 日本の高度経済成長はなかった。
    • その結果、生活レベルは今も「三丁目の夕日」状態。
      • それはない。
    • 高度成長が20年くらい遅れていたかも。
  11. 多分、(名称は仮)保守の民主党(鳩山グループ)
    1. もうひとつ保守の自由党(吉田グループ)
    2. 中道の社会自由党(三木、石橋グループ) 
    3. 中道左派の社会党
    4. 極左の共産党
    5. 宗教政党の公明党
    • ・・・になってたと思うよ。
  12. ネット右翼も極左も史実よりはまだ穏健だったと思われる。
    • 少なくとも「左派=売国奴」の固定観念はなかった。
  13. つまり55年体制が存在しないので民主党(1996年以降)などの新興政党は存在しなかったかも。
    • 史実同様、小沢一郎や羽田孜が自由党から離党して新党を作ろうとする動きはあったかもしれない。
  14. 未だに衆議院選挙は中選挙区制。
  15. 前提として社会党再統一も無かった可能性が。
    • 穏健保守の自由党、保守強硬派の民主党、社会主義政党としての社会党(左派社会党)、社会民主主義を掲げる民社党(右派社会党)に中道主義を標榜する公明党と共産主義革命を主張する共産党が日本の主要政党になる。
  16. 国鉄も全く違う経過をたどる事に。
    • 鉄建公団という組織は生まれなかったので赤字ローカル線建設は(現実よりはるかにもめるので)進められない。
    • 新幹線も博多〜東京〜函館ぐらい。40年かけて。
    • 但し国鉄という組織が存続するかは微妙。3公社5現業が現実より早く民営化されたかも。
  17. 参議院議員の大半が無所属議員で占められていた。
    • このため現在も全国区制が存続。
  18. 史実同様に高度成長期に社会党が衰退し、なんだかんだで自由党(経世会系)と日本民主党(清和会系)の保守二大政党制に落ち着いていたかもしれない。
    • 自民党の伝統でもある内部抗争はないが、そのかわり選挙戦が熾烈なものとなる。