ベタな同人誌の法則

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  1. や・お・いが基本。
    • といっても、UFO研究家のことではない。
    • 諸説あり。「ヤマ無しオチ無し意味無し」というのがメジャー。他にも「ヤリまくり、犯しまくり、イキまくり」とか「やらないか、おとことおとこが、いろいろと」など。
      • 少数説として「やめて,おしりが,いたいわ」など
  2. 古代:手書き
    中世:ガリ版
    近世:コピー
    近代:オフセット
    現代:フルカラー、デジタルデータ入稿
  3. 後書きには「時間がありませんでした。手抜きでごめんなさい」と書いてある。
    • しかしそのクオリティーは良くも悪くも時間があるときとなんら変わらない場合が多い。
      • 本当に時間がない場合に顕著に現れるのが誤字・誤変換の多さ。「疲れた→憑かれた・突かれた」とかが突然出てくる。
    • 「手抜きで~」と書いてある同人誌程、「このレベルで手抜き?有り得ん!」と思う様なクオリティの作品が多い。
  4. 個人誌ではない場合、明らかに絵のレベルが最低ラインを下回っているページが含まれている。
    • しかも、そのページの紹介文が「○○先生のすばらしいイラスト」だったりする。
  5. 〆切まで時間がなかった場合、イラストに2、3行のコメントをつけたものを売る。
    • さらに時間がないと、以前に書いたイラストの総集編。
    • ラフ画集の場合も。
    • 絵の描き方と称してラフ→完成画の工程を貼り付けて4ページくらい潰す。
    • 本当に人気のある人はそれでも飛ぶように売れる。
  6. 〆切までの時間の不足によって、以下の順で無くなっていく。
    • カラーページ
    • トーン等の仕上げ(カラーページと前後する場合あり)
    • ペン入れ(線画の仕上げ)
    • 清書された下書き
    • ストーリー
    • 本そのもの
    • ペーパー
    • 作者
    • 在庫
    • サークルスペース
  7. プロの漫画家が現在連載中の作品の設定集。
    • 本編では描けない×××××なものが含まれていることも。
      • 商業誌より力が入っているなんて邪推は禁止。
    • 連載がフェードアウトした作品(もちろん単行本化などされていない)の総集編+続編。
    • アニメだと放送終了後の「お疲れ様本」がよく出る。
  8. 自分の同人誌を売るのではなく、欲しい同人誌を手に入れる目的でサークルスペースを申請する不届き者がいる。
    • 通称「ダミーサークル」。
      • これ見ると×××××したくなる。
    • そういう不届き者がヤフオクとかで余ったサークルチケット1~2枚を転売し、大儲けに走る。
      • こういったチケット類の出品には開催日やサークル名とかを特定できる表示をしなければならないのだが、それを表示すると即座に出品者の個人情報が特定されるので、サークル名などの重要な部分を隠した写真を載せて出品する(本来はルール違反)。
  9. 値段が高い。
    • 一般書店で売られているコミック本位の厚さの本なら、確実に1000円以上はする。
    • しかも制作費を除いた丸儲け。もちろん売れることが前提だが。
    • で買うとさらに高くなる。
      • 政令指定都市・県庁所在地とその近辺ならまだいい。同人ショップのない、田舎町の古本屋だと中古でさえ倍近い価格でボッタくる。
    • 一応インターネットに無料で公開されているものもあるにはある。
  10. 何故か大学ノートサイズが基本になっている。
    • 最近は「◯MI◯I◯の会」の影響か、一回り大きいA4サイズのフルカラー本も増えている。
  11. 印刷は「ねこのしっぽ」。
  12. 後ろの方には今後参加予定のイベントを記載。
    • 「○○本出せたらいいなぁ」
  13. 18禁が殆どだと思われがちだが、一般向(×××××無し)の同人誌も結構ある。
    • ちゅるやさん目が線の魔法少女びんちょうタン等の有名どころは全部一般向。
    • 勿論18禁の有名どころもいっぱいありますけどね;
    • 両方描いてるサークルもある。
    • 一般向が多いジャンルの方が長続きする傾向がある。
      • ゲームの場合は固定サークルが幾つか出来て、比較的長く続く場合もある。
      • 一般向に関しては、二次創作には割と寛容な気がする(ディズニーのように一般向すら許さない例もあるが)
    • 「薄い本」といった場合は大抵18禁のそれ(特に腐向け要素の強いもの)を指す。
  14. 有名どころのサークルほど2ちゃんねるでは叩きの対象。しかも作品そのものではなく、作者に対して。
  15. 歴史、ロケット、鉄道、ミリタリーなど、専門的、マニアックなものも多い。
    • そのジャンルが好きな人にとっては、商業誌にはない「かゆい所に手が届く」ところが魅力。
    • まあそういうものでも、ゲームやアニメのキャラとコラボしたのが多いのは確かだけど。
    • 円周率1億桁をただひたすら載せただけの同人誌とかあったな・・・。
      • 実際は100万桁。ちなみに著作権フリー(著者が計算に用いたプログラムはともかく円周率そのものに著作権はないので)となっており、奥付には「著作者及び出版者の権利の侵害となることはないので勝手にやってください」とある。さらに刷数や頒布価格も円周率が元ネタとなっている。
      • はしがきも面白い。「Q.なにを血迷ってこんな本を作ったんですか?→A.そんなふうに思う人はこの本を買わないと思います」「Q.こんな本を売るなんて、手抜きなんじゃないですか?→A.私はこの本のために、円周率の計算のプログラムを作成しました。ふつうの本以上に手間はかかっていると思います」とある。
      • 何をトチ狂ったのか、今度はこの本を課題図書とした読書感想文コンクールも開催された。
      • このほか、レムニスケート周率100万桁、自然対数の底100万桁、素数15000個なんてものもあった。ただし素数を求めるプログラムについては比較的簡単に作成できる。
    • 評論系同人誌のスペースは小さくなりがちなため、即売会で買うのがマスト。
  16. 表紙詐欺。
    • 最近は「テンプラ本」とは言わないの?
  17. サイズは大体A4ノートと同じくらい。
  18. キャラの設定を間違えると物凄い勢いで叩かれる。
    • 呼称が間違っている。
      • 一人称が間違っている。
        • ただし過剰に指摘すると「○○警察」と後ろ指をさされることも。
    • 「同人ゴロ」呼ばわりされる。
      • 元作品を良く理解せずに書いた、作品が好きという事の延長で書いたのではなく同人誌を書く事ありきで作品をダシにして書いた、とみなされる。
        • 特に昨今はアニメやゲームの流行が速く推移しているのもあり、少しでもヒットしたとみなせばその作品の同人誌(無論男性向け)を出して売り抜けるサークルは少なくはない。もちろんその作品に根っこから嵌って何冊も出すサークルも少なくはない。
          • ただし少しでも終息したとみなせば別の流行りものへすぐに飛び移るが。
  19. 18禁を中心にタイトルが安っぽい場合がある。
  20. アダルトゲームでは「登場人物は18歳以上」とみなす注意書きがあるが、こちらは特にない。15歳でも構わずヤっちゃう。
  21. (18禁もののみ)性行為のシーンに非常に多くのページが割かれている。全15ページなら10ページ以上が該当する行為とそのきっかけに関するもの。プロローグ(1-2ページ)とエピローグ(数コマ)はおまけのようなものだったりする。特にエピローグへの移行はかなり唐突である。
  22. 「薄い本」と呼ばれるように、多くは10-30ページ程度である。
  23. 上記にもあるが、キャラクターの見た目が同じだけで性格や世界観などは原作と大きく異なることがある。逆にいえば原作を知らなくても楽しめるわけであるが。
    • ただし、原作を知っておけばよく理解できる箇所がある場合もある。

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