ベタな同族企業の法則

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  1. かならず1回以上、不祥事を起こす。
    • で、身売りが起こる。
      • 大手企業の傘下に入ると、本社から派遣された社員が社長になり、元同族企業社長は追放されるかどうでもいい名誉職に左遷される。
        • その大手企業の子会社同士で合併させられ社名変更させられ、ブランドは残っても元の会社とはまったく別物になってしまう。
      • 敵対的買収の餌食になる。
    • 不祥事の度に同族企業は総スカンを受ける。
      • たちまちワイドショーの格好の餌食に。
      • 不祥事が起こると、必ず「社員が勝手にやった」と言い訳。責任を取りたがらない。
    • 「ブラック企業」にノミネートされる。
  2. 同族以外の社員は社長になれるチャンス無し。
    • 上記のような不祥事が起きないとまあ無理。
  3. 一族の長男がいきなり部長待遇。
  4. 会社の出している商品の名は有名でも、本当の会社名はあまり知られていない。
    • 創業者の苗字が社名に入っていることが多い。
      • ホンダのように創業者の名字が入っているものの同族企業ではないのは例外。
  5. 二代目はかなりの確率でバカ息子。
    • 学歴だけを見ると、6大卒、アメリカ留学となっているのだが裏口入学である。
    • 二代目は初代の苦労を見てるので優秀な場合もあるが三代目ともなると間違いなくバカ。
      • 稀に東大卒の高学歴社長もいるがそれでも不祥事を起こす。
    • 二代目は息子ではなく創業者の弟ということもよくある。
      • 息子は社長になれるが、娘は良くて専務止まり。
        • 一応、娘が社長をやってる会社は大塚家具などがある。
    • 社員が昇給無し、ボーナスカットの中フェラーリに乗っている。
    • 権力を傘に女性社員に手を出すこともしばしば
      • ただし、バカな事と会社自体がブラックである事を考慮されて、相手にされず。
    • 後継者が優秀だと、自分が会長になって院政が敷けなくなってしまうので、たとえ自分の息子であってもおつむが悪い方が都合がいい。
    • 初代と息子の年齢があまりに離れていると、外部や生え抜きで考えが近い人を社長に登用する事もある。なので社歴の歴代社長が全部同じ名字ではない場合もある。
      • その場合外部登用の社長は息子(次期社長予定者)にキャリアを積ませるまでの中継ぎであることも少なくない。
  6. 社長の愛人のためにつくられたグループ企業がある。
    • 社長の愛人の持つ自社株の株価を上げるためだけに上場する。
  7. 社長以下役員が皆同じ苗字。
    • 社長や取締役の妻が役員になることも。
    • 社名も苗字と同じ
      • 苗字が入っていなくてもネット上などで「○○(苗字)商店」と揶揄される。
    • 役員の中で「数少ない、まともな人」は、創業者の孫娘の入り婿。
    • 下の名前+役職名って呼び方(呼ばせ方)もあり得る。
      • ビジネスネームを取り入れていたりも。
    • 義父母(結婚相手的な意味で)を役員・相談役に就任させるケースもある。同族企業の役員・取締役・相談役の苗字が違う場合はだいたいそのパターン。
  8. 「主な株主」が皆同じ苗字。
    • 株主総会=親族一同が集まる会
    • 親族の苗字や会社の名前が入った会社が大株主。
      • 会社の社名は不動産や事務所などが付いているが実際何かしてるのか疑問・・・。
  9. 歴代社長の銅像、肖像写真がありみんなハゲ。
    • ビルのロビーのど真ん中には初代の肖像画、銅像、格言が書かれた額縁が堂々と飾られている
  10. いつの間にかヤのつく怖い人に乗っ取られてる。
    • そして株価が一桁に。
      • もっと酷い場合には上場廃止に追い込まれ、重役が自殺することも。埼玉県の大手私鉄の総会屋利益供与事件・証券取引法違反事件が良い例(2006年以降、経営陣が一新された)。ちなみにもう1つの埼玉県の大手私鉄は未だに同族企業。
  11. 離職率が高い。
    • 社長の親族およびゴマすり連中しか出世できないから、まともな社員は入社と同時にリクナビに登録する。
      • 接客業の同族企業は総じて対応が悪い。同族体制が解消すると接客態度が良くなる。
    • 反対意見をいうと、即リストラの対象にされる。
      • 当然ながら、会社に労働組合は無い。
      • あっても御用組合。
      • それで付いた、社内での社長のあだ名(陰口)が「天皇陛下」または「将軍さま」
  12. グループ企業間で合併・吸収、再分割…を繰り返す。
    • しかもその目的が、一族が収まるポストを確保、または会社をつぶしたのを隠蔽するためだったりする。
      • そのせいで大体赤字経営。黒字の所もかつかつの状態。
    • グループ企業の社長の苗字が一緒なんてことは日常茶飯事。
  13. あくまでも社員(身内)優先。客のことはどうでもいい。
    • 東武鉄道のこと。最近まで都心部でも汲み取り便所の駅が残っていたらしい。
      • さすがに「最近まで都心部にも残っていた」というほどではないが、現在も埼玉県内でさえ残存している駅がわずかにある。
        • 北関東に至ってはいまだに汲み取り式天国。水洗化されたところも早朝・夜間+昼休み無人化or終日無人化というおまけ付き。
      • ちなみに系列のデパートの社長は東武鉄道の社長の実兄で創業者の孫。
  14. 実態を知ってか知らずか、ちゃっかり2chの隠れ優良企業にリストインしている。
  15. 経営は大体黒字であることが多いが、決して業績が良い訳ではなくかつかつの状態。
    • 書類上は黒字であるが、実際はなんかしらの手を加えている。なお手段は選ばない模様。
  16. 何気に天下りのいる会社をバカにしている。
  17. いわゆる「骨肉の争い」が起こる。
    • この争いに負けた方は会社を追放されるが、新たに会社を立ち上げ古巣に宣戦布告する。
  18. 創業者を「オーナー」と呼んでいる。
  19. 否定的な側面ばかり目立つが、スピード感のある経営や思い切った投資が出来るといったメリットもある。
    • それが現れているのが造船業界で、大手重工系が苦しむ中でオーナー系の造船会社の活躍が目立つように。
  20. 大企業だと上場しているところも多いが、中小企業だと株主も経営者一族で独占している事が多いため、よくある「株主総会での吊し上げ」が起きにくい。