ベタな選挙特番の法則

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  1. 開票速報がちょくちょく入るので、落ち着いて見られない。
    • で、その次はだるまに目を入れて「バンザーイ!」という映像が流れる。
      • チャンネルを変えると、別アングルからの映像。
    • 状況を説明中に当確の速報が入る。アナウンサーも落ち着かない。
      • だが、公共放送のあるアナウンサーだけは冷静に対応できている。
  2. とりあえず、地元以外の開票速報は無視。
    • もしくは手短に済ませる。
    • 全国ネットだと東京都の選挙速報が長く流れ、後はスルー。
      • 15分くらい地方の速報が流れる
    • 大都市圏になるほど顕著。場合によっては全て独自でやってしまう事も。M○S、お前の事だよ!!!
      • 関テレもそう。
        • 2009年の総選挙ではほかの在阪局も同様。
        • 在阪局の放送エリアには徳島県も入っているので、「近畿と徳島の開票状況」というように放送される。
    • 地元候補の当確が出たら速報音とともに全国ネットをいったん降りて地元局のスタジオにすることも・・・。
    • 全国放送では党首会見をやってるのに、無視して地元候補の当落情報をやってんのはなんだかなあ…
  3. 当確出るの早すぎ。
    • NHKは特にそれが顕著。
    • 開票率がまだ0%なんてことも。
    • 20:01の時点で一気に100以上の当確が出る。あとはなかなか当確が出ない。
    • 島根や山口など、自民の強い地域ほどその傾向が高まる。
    • それか、党首クラス。
    • 地方選など20時から特番をやらないケースでは20時ちょうどに当確のニュース速報。万一、出ない場合は大混戦。
  4. マルチパネルには、各党の選挙対策本部からの中継画。
    • 時々他局のインタビューに答えているのが堂々と流れている(もちろん音声は流れず)。
  5. 下に各党のこれまでの獲得議席数が表示される。
    • 配置をよく見ると、議席数順(自民→民主→公明…)の場合と与野党順(自民→公明→民主…)の場合がある。
      • 2010-12年は民主→自民→公明(未来)or民主→国民新党→自民。
    • 与党と野党の議席数のバランスを示すグラフが表示される。
      • たいてい与党は赤、野党は青。
        • 民主党政権時代も「自民党が赤、民主党が青」のままのところもある。アメリカの民主党が青だからそれにならった?
      • 真ん中に「過半数」を示す線が入っている。
  6. 最初から最後まで観てる人は多分いない。
    • 地元の当選者が確定したとたんTVの電源を切るから。
  7. おそらく一番の見所は最初の出口調査の結果発表・各党の獲得議席予想。
    • 投票終了の午後8時ちょうどに最初の推定獲得議席数を発表。
    • 民放特番は発表前にカウントダウンをする。
      • 近年はNHKですら大掛かりにカウントダウン。
    • 局舎に大掛かりに合成したりする。
    • NHKは最大値と最小値で幅を持たせた数字しか出さない一方、民放は概ね中央値だけで最大値/最小値は参考程度。
  8. 日付をまたぐと討論番組に変わる。テレ朝は田原、フジは黒岩。
    • 議席数を減らした党の議員が、司会に突っ込まれまくる。ある意味、罰ゲームだ。
    • その黒岩氏も2011年から神奈川県知事。
    • 最近では若者の代表を集めた座談会をやったりする。
  9. 子供にとっては「街中で名前を叫んでいた人が出てくる」くらいの認識。
    • 選挙権のない子供やホームレス、外国人にしてみれば、ただ糞うるさい街宣車を転がすだけの存在でしか感じられない。
  10. 夕方・夜のニュース番組ででてきたような人がキャスター・・・というか番組自体その情報番組っぽかったりする。例)ZERO×選挙・選挙ステーション・FNNスーパー選挙王
    • 元ネタはNEWS ZEROと報道ステーションとFNNスーパーニュースか。
    • 毎日放送の場合、元ネタがちちんぷいぷいだ。
    • TBSは総力選挙かと思ったが違った。
    • 元ネタの番組の番外編みたいなもの、と考えた方がいいでしょう。
    • 全国ネットは22時から23時発のニュース番組ベースで、在阪局制作は夕方のニュース番組がベースとなって進められる。
  11. 全国ネットでも話題になった地方選挙区は特集を組まれる
    • 例:07年の長崎市長選挙
    • タレント候補がいる、大物vs刺客といった選挙区なんかは地方でも注目選挙区として報道。
    • 原発、基地が争点になっている場合。
  12. 誤報が結構発生する。
    • 大体の理由は別の人に当確を出したこと。
  13. やっぱりNHKと民放のギャップは大きい。
    • 民放はCGがわやわやと動いたりするが、NHKは表が下からせりあがってくる程度。
  14. 選挙の候補者だけでなく、特番にもタレントがずらり。
  15. 8番のテレビ局に至っては、自分の局の番組のパロディを選挙特番で行う。
    • このため、バラエティー色はフジが一番強い。
      • 余談だが2012年からAKB48選抜総選挙の中継権も獲得。
    • 1番でもやっとるがや。
  16. とりあえず、この日のテレビは、面白くないのレベルを超している。
    • 2005年の衆議院選挙(通称:郵政選挙)でのテレビ東京の選挙特番中にあった「解散までの再現ドラマ」はマジでおもしろかったけどね。俳優も超一流どころを起用していたし。
    • なお、キャストは、小泉首相役が田中健、民主党岡田党首役が宅間伸、菅代表代行が村野武範と、大物俳優揃いであった。村野武範はマジではまり役w。
    • 公共放送(≠国営放送)のNHKだけならまだしも、キー局も揃って特番組みやがるから苦痛この上ない。
    • 2009年(平成21年)ほどつまらない夏休みなどないだろう(選挙に縁のない小学生~高校生にすりゃ)。よりによって、夏休み最後の日曜日(8/30)が投票日となることで夜は糞うざいだけの特番づくしになるのは目に見えている。
      • 番組を見ないで済むので宿題の追い込みをする
      • もちろんこの番組にも影響が。(『負けないで』はイモト以外をも応援しているような気がした)
        • 退屈な人にとっては唯一の救いだったかもしれない。むしろそのおかげで、選挙特番は大成功だったらしい(数字的な意味で)。
        • 2012年総選挙でもクラブワールドカップ決勝とかぶってしまった日テレ。
          • 下に獲得議席数や当確議員が出る白フレームをつけて対応。
          • 2014年衆院選はテレ朝だがフィギュアのGPファイナルと被ってしまった。
        • 実はその2年前の参院選でも27時間の方と被ってしまっている。
      • ただ、元からテレビをあまり見ない人には全く関係ない。
    • だからみんなレンタルビデオ店に行く。当然レンタルビデオ店は品薄状態になる。
  17. 普通に深夜アニメを放送するときもあるが、速報テロップやL字などが入ることが多い。
  18. 特に断りなく放送時間を延長することがある。しかも直後の番組で当確テロップを流すお粗末さ!
    • ファイラルラップが録画できず、夜に弱いF1ファン涙目(2009年8月の事例)。
  19. 2010年の参院選(7月11日)はワールドカップと同日となった。
    • NHKは教育でW杯決勝を生中継放送し、総合で選挙特番を放送した。
    • その年はテレ東の選挙特番で池上彰が日本のタブーを取り上げるという清々しさをも覚える特集を行った。
      • これにより2chでの池上彰に対する批判もぴたりと止まったらしい。
        • その2年半後、衆院選開票特番でも池上氏は日本のタブーなどを各党の幹部クラスに次々と切り込み大きな話題に。
          • 2013年の参院選でも池上氏が続投。そのおかげでテレ東は、この年の参院選特番の視聴率でトップを取った!まさに神様・仏様・池上彰様。
      • またテレ東は、当選したてほやほやの蓮舫氏を呼んで、事業仕分けのセットを作って事業仕分けのパロディを行った。
    • その6年前(2004年)の7月11日の参院選では、プロ野球のオールスターゲームと同日となった。
      • オールスターゲームの放送をしていたTBSも試合を中継しながら開票速報に合わせ、画面の上下でニュース速報と獲得議席数をそれぞれ表示していた。
        • この日はSHINJOがホームスチールを記録しMVPに輝いた試合で、選挙速報が流れる中でSHINJOがインタビューを受けていた。
  20. ケーブルテレビのコミニュティチャンネルでは地方議会の速報が出る。
  21. 途中でニュースコーナーとスポーツニュースをやる
    • そこでやるニュースはほぼ決まって投票に関するトラブルと警察による選挙違反の摘発着手
  22. たまに各党の党首の似顔絵CGが出てくるところがある。
    • これがびっくりするほど似てない・・・。
  23. 最近はツイッターと連動した企画もやってるが、大半は公式ハッシュタグを使って遊びだすツイッタラーが現れる。
    • しかもそれが本当に放送された時にはネット界隈で大騒ぎに。
  24. 近年では、ぶっ飛んだ演出を使って、ネット界隈で大きな話題となる放送局がある。その名は毎日放送
    • 2016参院選のときは、巨大モニターを用意し、候補者をカードゲームに使うカードに見立てた「政治家カード」を作り、それを使ってカードゲーム風に選挙速報をした。
    • 2017総選挙に至っては、政治家カードに加えて、それぞれの党首を萌えキャラに変身させて、彼等にバトルをさせた『めざせ当選!国会学園』を開発。テレビ東京のおなじみ『池上無双』と共に日本のテレビ界の開票速報に革命を起こした。
      • なお、党首が変身した萌えキャラには、一流人気声優が声をアテレコしたが、その一流声優が誰なのかでネット界隈には、いろんな名前が浮上→本人が否定するという動きも見られた。
  25. 「どこで情報を仕入れたんだ?」と言いたくなる候補者のとんでもプロフィール
    • 元祖はテレ東の池上特番だが他局も追随。
  26. 海外では政党ごとのシンボルカラーが明確に決まっているが、日本では都民ファーストの緑以外、ほとんど定着した色がないので、報道機関によって色がバラバラなことがある。
    • 欧州では社会民主主義性向の左派が赤、右派が青や黒を使うことが多いが、アメリカでは共和党が赤、民主党が青である。韓国はよく色と党名が変わっていたが、2010年代後半以降はアメリカ式に定着しつつある。
      • 一方日本では、自公系が赤・非自公が青の場合と、自公系が青・非自公が赤の場合がある。
        • 与党・野党の塗りわけの場合、2012年は色が逆転することになる。
          • 自民党がロゴの文字色を緑にして、緑をあてることもあったが、定着したとはいえない。そもそも都民ファーストが緑のイメージ強すぎる。維新も緑を使いがちだ。
            • 「赤」のイメージが一番強いはずの共産党に青系の色があてられることもある。
              • いちおう、れいわ新撰組のピンクも最近定着しつつあるか。
                • 国民民主党は青白なのか青黄なのか。
                • 地方選挙などで色を打ち出したキャンペーンをすることがあるが、都民ファースト以外でこれらは全国区の選挙特番にならず、全国に定着することもない。