中国地方、陰陽道に改名へ

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The Future News

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【2017年5月4日配信】記者:真取健 これは妄想ニュースです。ただし将来実現したとしても当方はその責任を負いかねます。


4日、中国地方改名検討委員会は「中国地方を今後、陰陽道と改称する」と発表した。以前から中国地方は国名の中国(中華人民共和国)と混同されることが多く、中国(国名)の食品の安全問題などで印象が悪くなった中国の名前を捨て、イメージアップにつなげる狙い。また北海道以外で道州制を初めて採用する。陰陽道の名前は山陽地方と山陰地方を合わせたもの。


中国地方の名称の由来は古く、文献では「中国探題」(1349年)にその名が登場する。名称の由来については諸説あってはっきりしないが「国の規模別に大国・中国・小国と分けた」とする説や「畿内からの距離別に近国・中国・遠国と分けたと」する説などがある。しかしいずれの場合も現在では中国(地方)以外の概念(大国・小国と近国・遠国)はなくなっていてわかりづらくなっていた。


特に中国(国名)との混同は深刻で、中国(国名)の中国銀行(英語:Bank of China)が日本に進出した際、日本の中国銀行(同:Bank of Chugoku)が、中国(国名)の中国銀行と混同される事態となり、日本の中国銀行の倉敷支店がGoogle Map上の表記でBank of China Kurashiki Branch(中国(国名)の中国銀行・倉敷支店)と表示されるなどの混乱が生じていた(現在は解消済)。そのため、日本の中国銀行の支店の一部では、看板に“本店:岡山市”と記載し、また日本の中国銀行の上海支店では表記を“Chugoku銀行”とするなどしている。

また東京、大阪、神戸の各都市では、日本の中国銀行と中国(国名)の中国銀行の両方の支店があり、Googleで検索しても区別がつかず、混乱に拍車をかけていた(東京大阪神戸-東京のみ区別されている)。


さらに中国(国名)の食品の安全問題が深刻になっていた2007年、岡山に本社のあった中国食品工業が風評被害を受けて倒産している(2008年に“カネナカ食品”として営業再開)。


今後中国(地方)の名を冠する企業は逐次改名される予定。