トヨタ・クイックデリバリー
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- ヤマト運輸の要望で生まれたウォークスルーバン。
- 他のメーカーからも同様のコンセプトで作られたものの、どれもヒットには至らず。
- 他社のモデルは大手の後ろ盾があったわけではなく、言ったら「勝手に作った」ものばかりのため、販路が広がりづらかったのが差を付けられた原因だろう。
- ただ、最終的にヤマト自身が通常のトラックへ回帰していったため、生産を終了してしまった。
- クール便に対応できなかったのがネックということらしい。
- 対応不能というわけではなかったものの、クール便用冷蔵庫を取り付けると荷室容量がだいぶ削られてしまうのが痛かった。
- しかもウォークスルーと対になる運転席後方にちょっとだけスペースを設けるしかできず、一度に多くの量を運びづらかった。
- クール宅急便の開始からしばらくはこれがあまり問題にはなっていなかったので、その後爆発的に荷物量が増えていったということだと思われる。
- 対応不能というわけではなかったものの、クール便用冷蔵庫を取り付けると荷室容量がだいぶ削られてしまうのが痛かった。
- クール便に対応できなかったのがネックということらしい。
- フードトラックとかキャンパーのベースとしても根強い人気があった。特に前者の仕様は未だによく見かける。
- Snap-onやマックツールズといった工具屋さんの移動販売車としても定番的存在だった。
- 略称は「QD」。PCやスマホの急速充電機能のようにも思える。
- かたや「Quick Charge(QC)」、かたや「Power Delivery(PD)」なので、実は2つの名前を足すとクイックデリバリーになる。
- 本当の初代モデル。
- Y20系ダイナ/トヨエース/ハイエーストラック(1.25トン積)がベースなので、割と小型だった。
- 1985年にY60系、1995年にY100系へモデルチェンジしたのち、2000年で一旦生産終了している。
- 間を空けて2001年からY200系ベースの「アーバンサポーター」に変わったものの、2トン積より人気がなかったのか3年でディスコンになり、系譜が途絶えてしまった。
- 1トン積のモデルチェンジと同時に登場。
- 単体で見るとほとんど区別がつかないが、比べたらホイールベースの長さで違いがよく分かる。
- 末期はダイナ/トヨエース/デュトロにも設定されたハイブリッド仕様オンリーだった。
- それのせいか車両本体価格も高額で、これも淘汰される原因だったかもしれない。
- 末期の一般向け定価はおよそ550万円。数が出ない車種だから受注生産で、加えてHEVなことが高価格化を促進した。
- それのせいか車両本体価格も高額で、これも淘汰される原因だったかもしれない。
- 2016年に生産を終了。ヤマトの後ろ盾があったお陰で、この類の車だとめちゃくちゃ長生きした。
- 生産終了後、トヨタではウォークスルーバンがラインナップされないままだが、日野にはウォークスルー構造のデュトロZ(EVトラック)があったりする。
- 「EVトラックだから」という訳ではなく、いすゞのエルフEVや三菱のeキャンターは通常の車室・荷室が別れた形なので、ちょっとQDを意識してこうなったのかも。
- デュトロZ、ヤマトでも配送用トラックとして導入された事例はある。ただしクール便では使いにくいデメリットからか、eキャンターの方が多く配備されている模様。
- 1t弱しか積めないデュトロZと違ってeキャンターはトン数が最大3.5tまでラインナップされている(エルフEVも上は3t)ので、一度の積載性を考えたらそっちに流れちゃうのもわからんではない。
- 逆に言うと、集荷の少ない純然たる郊外住宅地のようなところだと1t弱しか積めなくてもなんとかなって、むしろメリットを活かせるということでそっちに重点的にデュトロZを配備する傾向もある。
- 1t弱しか積めないデュトロZと違ってeキャンターはトン数が最大3.5tまでラインナップされている(エルフEVも上は3t)ので、一度の積載性を考えたらそっちに流れちゃうのもわからんではない。
- 生産終了後、トヨタではウォークスルーバンがラインナップされないままだが、日野にはウォークスルー構造のデュトロZ(EVトラック)があったりする。