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小選挙区/北海道

北海道1区

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  • 札幌市中央区、北区の一部、南区、西区の一部
  1. 有権者の数は、道内で一番多い選挙区。
  2. かつての北海道知事で「社会党のプリンス」の異名で知られた横路孝弘の地盤。
    • なので、民主党系が強い選挙区。
  3. 小選挙区導入後はしばらく横路が連戦連勝。
    • ただ、2012年は民主党の逆風がもろに直撃、自民党の候補が勝った。
      • しかし2014年に奪還、2017年は後継候補も勝利。
      • 2012年に勝利した自民の船橋利実は、2014年以降3連敗したのち参議院北海道選挙区に鞍替えして当選。
    • 2026年は中道改革連合と国民民主党が共に擁立して旧民主党系が分裂したこともあって自民が勝利。中道は敗北し、国民民主は比例復活した。

北海道2区

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  • 札幌市北区の一部と東区の全域
  1. 伝統的に自民党と民主党系が激しく競り合う因縁の選挙区。
    • 吉川貴盛(自民)VS三井辨雄(民主)の因縁の対決でお馴染みだった。
      • 1996年こそ新進党が当選したが、2000年に自民の吉川が当選。しかし、2003年からは民主の三井が3連勝。2012年の政権交代後は自民の吉川が3連勝。
        • 吉川の議員辞職による2021年の補欠選挙で立憲民主党の松木謙公が当選し、2024年総選挙でも勝利。
          • ところが、2026年総選挙では、自民党の髙橋祐介が中道改革連合の松木を倒し、自民が議席を奪還。
  2. 維新や共産が候補者を立てたこともある。

北海道3区

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  • 札幌市白石区の一部・豊平区・清田区
  1. こちらも自民党と民主党系が接戦。
  2. 自民党の石崎岳→高木宏壽と民主党系の荒井聰(2021年からは長男の荒井優)が接戦を繰り広げている。
    • 一騎打ちの構図となった2017年は荒井が勝利したが、維新が候補者を立てた2021年は票が割れて高木が勝利した。
  3. 維新が候補者を立てたこともある。
    • そのせいで、民主が負けた。

北海道4区

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  • 札幌市手稲区(全域)と西区の一部、小樽市、石狩市、後志管内のほぼ全域
  1. 札幌市のベッドタウン部分+港町の小樽・石狩+農村地帯の後志+ニセコ・ルスツなどのスキーリゾート地帯が一つの選挙区に入っているのが特徴。
    • 2017年~2022年にかけて、札幌市西区の一部と石狩市がここに移し替えられたことでバランスに変化が生じつつある。
      • そのためか北は留萌支庁(道北)と隣接する石狩市浜益区、南は渡島・檜山支庁(道南)と隣接する島牧村と直線距離にして300kmという広範囲の選挙区に。10区には及ばないものの、道北と道南両方に隣接しているというインパクトは大きい。
    • なのでやはりというか自民党系が強い保守地盤と言われているが、2021年衆院選では小樽駅前での麻生太郎の応援演説での失言もあって接戦に追い込まれる事態に。
      • 2012年以降は自民党公認の中村裕之が当選を重ねてきたが、2024年は立憲民主党の大築紅葉(元フジテレビ記者)に敗れて比例復活となった。
    • 2025年以降、公明党が10区の代替でここに立てるため、自民の中村は比例単独に移行する見込み。
      • ところが、2025年10月の自公連立解消により、公明党候補擁立は見事にパァとなってしまった。
  2. 民主党政権下で経済産業大臣を務めた鉢呂吉雄氏はこの選挙区から出ていた。

北海道5区

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  • 札幌市厚別区・白石区の一部・石狩振興局の大半
  1. 自衛隊の基地がある恵庭市と千歳市を含むため、自衛隊票が勝敗のカギ。
  2. かつては町村信孝が強い地盤を持っていた。
  3. 2016年4月に行われた町村の死去に伴う補欠選挙は、北海道の選挙の歴史に残る激戦に。
    • 自民党は町村の娘婿を擁立、公明党と新党大地がバックアップ。一方、野党は民進・共産・社民・生活がスクラムを組んで野党統一候補で対抗。なお国政選挙でこの4党がタッグを結成するのはこれが初めて。
      • 町村の「弔い選挙」であり自民優位とみられていたが、フタを開けたら野党統一が猛追。約1万2000票差まで迫られるも、自民候補が手堅く保守層と組織票を固めて勝利。
      • 野党側は敗れはしたものの、この補選で野党共闘に手応えを掴み、その年の7月の参院選で1人区を中心に共闘体制を組んだ。

北海道6区

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  • 旭川市など上川管内のほぼ全域
  1. かつては旭川市単独だった。
    • 2002年、区割り変更により旧7区から、旭川市以外の上川支庁管内が合区された。
  2. 旭川はその昔「社会党王国」と言われるほど革新系が強い地域だった。
    • 一方で、地方都市や町村部では当然自民党が強いので、合流以降は激戦区となっている。
  3. 2017年まで自民党は今津寛、民主党系は佐々木秀典→隆博(同姓だが縁戚関係なし)が対決する構図で、民主党系が勝つことが多かった。
    • 2021年は両陣営ともに世代交代し立憲民主党が前旭川市長の西川を擁立するも、市長時代のいじめ事件への対応が原因で自民党の東に敗れた。

北海道7区

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  • 釧路地方・根室地方の全域
  1. あの、鈴木宗男の地盤で有名。
    • 現在は、宗男の愛娘・貴子が地盤を継承。
  2. かつては、新進党の北村直人や元釧路市長の伊東良孝(自民党)も議席を獲得したことがある。
    • ただ、伊東良孝(自民党)と鈴木貴子(新党大地→民主党)は2度対決(2012年・2014年)したが、いずれも伊東が当選。
      • 特に2014年は、票差わずか225票の大激戦を伊東が制し、貴子は比例復活。
    • そして、のちに貴子が自民党へ移籍(比例単独)し、2024年の総選挙では伊東の勇退に伴い、ついに貴子が7区公認となり、現在に至る。

北海道8区

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  • 函館市など渡島管内・桧山管内
  1. 何故か民主系の候補が強い選挙区(鉢呂一男→金田誠一→逢坂誠二)。
    • 自民党の候補が勝ったのは2012年のみ。
  2. …とはいえ、近年では自民党も支持を広げており、2026年には向山淳で14年ぶり2回目の勝利!
    • 某道産子俳優の兄である函館市長が自民党の支持に回ったことも大きかった。
      • この市長、実は初当選の際、野党系の支援を受けていたので、この行動は話題になった。
    • 中道改革連合の逢坂誠二は、まさかの比例復活にも失敗、議席を失った。

北海道9区

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  • 室蘭市や苫小牧市など胆振管内と日高管内
  1. 北海道で唯一、総理大臣(鳩山由紀夫)を輩出した選挙区。
    • 2012年に鳩山が政界引退した以降は自民党が連勝するも、2021年に立憲民主党の山岡達丸が9年ぶりに奪回した。
      • 自民党は元スピードスケートのメダリスト・堀井学が議席を持っていたが、裏金と個人の不祥事で辞職。
      • 堀井の辞職に助けられ、2024年も立憲の山岡が自民の新人に圧勝。
  2. 鉄鋼や製紙など工場の労働組合が強く、かつての社会党の流れを汲む野党候補が伝統的に強い。
    • 一方、町村部では当然自民党が一定の支持を獲得する。ゆえに、接戦になりやすい。
    • ただ都市部でも、工業が盛んな室蘭市は野党系が強い一方、苫小牧市は比較的浮動票が多く、風向きに敏感なため、自民党はもちろん、第三極にも流れる性質がある。
      • 結果、室蘭がダメでも苫小牧の浮動票でカバーできれば自民党候補にもチャンスあり。

北海道10区

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  • 空知管内・留萌管内
  1. 道内で唯一、公明党が候補者を立てた選挙区。
    • 自公連立の象徴的な選挙区とも言われた。
    • もともと小平忠正(民主党)が勝ち続けていたが、引退時に自身の秘書じゃなくて公明党候補を応援することを表明したため。
  2. ただ、かつては民主党(当時)が強かった。
    • 2012年から自民党推薦の公明党候補が登場してからは、与党に軍配が上がった。
  3. 2025年の連立解消の煽りを受け、公明党が撤退。2026年総選挙から自民党候補が久々に登場。一方公明党は立憲民主党と組んだ中道改革連合を結成。あろうことか今まで対立していた立憲出身候補を応援する羽目に。
    • 結果は、道内で唯一中道が勝利。自民党候補との票差はわずか21票。国政選挙史上に残る激戦となった。
      • 21票差は衆議院小選挙区・参議院1人区を含めた国政選挙最小記録。
  4. 総面積9200平方キロとかなり広いが、これでも2017年に1300平方キロ程度減らしている。
    • 北海道の支庁の管轄替えがあったことに合わせた措置。
    • 何故か空知と留萌を同じ選挙区にしているため。
  5. 構成自治体数32市町村は全国の選挙区で最多。

北海道11区

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  • 帯広市など十勝管内全域
  1. 中選挙区時代から中川昭一の地盤。
    • 父親で『北海のヒグマ』の別名で知られた中川一郎の時代から実に46年に渡り、地盤を守り抜いた。
  2. 2000年代後半からは「中川」VS「石川」の因縁の地として全国的に有名。
    • 2009年の政権交代時には、昭一の「朦朧会見」が尾を引き、民主党の石川知裕に3万票近い差をつけられて落選。
      • その後、昭一が急逝し妻の中川郁子が「弔い合戦」となった2012年の選挙で当選。
      • しかし2017年の選挙では立憲民主党の石川香織(石川知裕の妻)に敗戦。以降、中川郁子VS石川香織の因縁の対決が続いた。
    • 2021年以降、石川に連敗を喫した郁子が2025年2月に次期衆院選への不出馬を決断。3ヶ月後に一郎の孫で、昭一の甥にあたる中川紘一が自民党から出馬を表明。
      • 迎えた2026年の選挙では、紘一が初当選を果たし「中川王国」の面目躍如。中道改革連合から出馬した石川は落選。

北海道12区

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  • 稚内市など宗谷管内・北見市、網走市、紋別市などオホーツク管内
  1. 北は稚内から南は北見まで、日本一広い小選挙区。
    • 更に、離島(利尻島・礼文島)もあるので、過酷さでは5本の指に入るだろう。
      • 候補者ですら「広すぎる…」とぼやくほど。
    • 総面積では、岩手県とだいたい同じくらいらしい。
  2. 武部家の地盤であり、当然自民党が強い。
    • 父・勤は小泉首相の「偉大なるイエスマン」として活躍。2012年からは息子の新が地盤を引き継ぎ。
    • 2009年の政権交代選挙で民主党に敗れた以外は、ほとんど武部家の独壇場。
      • しかし、2024年は自民党の裏金問題などの影響で立憲民主党の川原田英世におよそ7000票差まで詰められ、比例復活を許してしまった。