ざんねんな漫画作品事典

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分割[編集 | ソースを編集]

あ行[編集 | ソースを編集]

アカギ[編集 | ソースを編集]

  1. この漫画に限らないが、鷲巣編の展開は残念な匂いも強い。
    • 困ったときの福本頼みで福本に甘えてる出版社の問題もあるが。
  2. ニセアカギが正しい確率論やデータを使いこなして合理的に立ち回るのに、徹底的に貶められて描かれた。
    • この時期はあらゆる漫画でデジタル雀士やボーダー理論パチンカー、データキャラが冷遇され、まともな地位を得たのはビッグデータやデータドリブン経営がバズった2010年代以降である。
      • ありもしないオタク差別(笑)を訴える表自界隈は、この時期のデータキャラ差別、理系差別には何一つ物申さなかった。
  3. まあ、ギャンブル漫画にそれを言ったらおしまいと言われるかもしれないが・・・。しかし令和の麻雀漫画はデジタル雀士の扱いもすこしはうまいのに。
    • とつげき東北がデジタルの地位を向上させた影響も大きいかもしれない。なお、とつげき東北は確率論・麻雀論以外で社会を語ると結構的外れなことも多いが、雀士に統計知識を広めたというただ一点ですごく評価できる。
  4. 絶一門は中国麻雀(国標麻将、なお日本麻雀よりゲーム性が高く、ラックベースドでないと言われている)の役であり、日本にそのような風習はないし、一色落としたら相手も乗って来るというのも不自然である。たまたまツモが偏っただけかもしれないのに。
  5. 流れ論に頼り過ぎであり、運ゲーでしかない。イカサマで打開するのは説得力があるので、もっとイカサマで打開する描写を増やしてほしかった。そうでなければ、流れ論を能力者として定義して、リアル世界とは違う漫画内の法則を明示すべきだと思う。
    • もっとも、当時のギャンブル漫画はみんなそうである。運の存在を定義した兎くらいか?最近は咲のように能力の存在を前提にした麻雀も増えたが、能力や運命操作がなさそうな世界で流れ論のご都合主義上がりはうんざりする。

石田とあさくら[編集 | ソースを編集]

  1. pixivユーザーで人気を博していたマサオ氏がpixiv上で連載していた短編漫画。
  2. 「ボーイズラブ」漫画ということなのだが明らかにBLに出すには不似合いなキャラ造形(主人公のあさくらがパーマヘア)、しかも普通に女性に思いを寄せていたり女性の胸に拘ってたり、BLと呼ぶにはあまりにも疑問符が湧く内容だがそんなのはざんねんとは言わない。
  3. pixivで大きな話題になり、ヤングキングと月刊ヤングキングで商業連載がスタート、単行本も発売された。
    • ところが連載途中に同作にネットの著作物からのトレース疑惑が生じてしまい、その影響か連載は途中で打ち切られてしまった。
      • 単行本は2巻まで発刊されたが当該の部分は全て差し替えられている。
  4. トレースという不祥事で実質的な打ち切りを受けたにも関わらず2013年にアニメが放送された。ただし2分間のショートアニメという形で。
    • 第1話こそ10万再生を記録したものの上記の問題も相まって荒れていた。2話以降は再生数は大きく下がっているため工作疑惑があがっている。
      • なお、未だにDVDやBDにはなっておらず、pixiv上での連載も現在は削除されている。

宇崎ちゃんは遊びたい![編集 | ソースを編集]

  1. 大学生である主人公の桜井真一と、彼にやたらと絡んでくる元気な後輩の宇崎花を中心に描いたラブコメディー。
    • 作品は残念ではないが、タイアップした献血ポスターがフェミニスト左翼派の方から「環境形セクハラ」とイチャモンをつけられることに。
      • 一部のイラスト投稿サイトでは、代わりに胸が小さいキャラクターを置き「デカくなければいいんだろう?(笑)」と抗議者をおちょくる対応が流行した。
      • もっとも、献血への参加に消極的な人を小馬鹿にするセリフ回しがあったという点でも問題が生じた。
    • そして皮肉にもこれをきっかけに同作の知名度が上がることとなった。

ウルトラ忍法帖 完全版[編集 | ソースを編集]

  1. ボンボンコミックスは途中までしか発行されなかったため、2015年から電子書籍で初めての配信となったが…。
    • 紙ベースでは復刊ドットコムから第1部『疾風編』の完全版は刊行されたが、なぜか第2部以降は発売されなかった。
  2. 2018年に突如として円谷プロが契約更新を打ち切ったため、敢行からわずか3年で配信停止になってしまった。(作者も配信停止数日前にいきなり聞かされたらしい)
    • この一件は、「電子書籍化すれば打ち切り・絶版作品も容易に読めるようになる」という認識は、版権物においては通用しないという現実を突きつける結果となった。(下手に現物が無い以上、中古取引も出来ないため)

AAO(えいえいおー)[編集 | ソースを編集]

  1. 鴨川つばめが秋田書店から少年画報社へと移籍して連載した作品の一つ。ごく一部除いて単行本化されていない少年画報社での連載作品でもある。
  2. 読者からのファンレターで何を思ったか、今までのキャラやストーリーを放棄して「マカロニほうれん荘」のキャラを登場させ、「AAO2」にタイトル変更した。
    • 勿論、ヒットなどせず打ち切りに。

エイトマン[編集 | ソースを編集]

  1. 60年代を代表するSFスリラー漫画。ロボコップの元ネタである。日本で最初にハイティーン向けに作られたTVアニメとしても知られる。
  2. しかし原作・TVアニメ・実写映画の全てのメディアミックスで歴史に残る大失敗を果たしてしまったことから、知名度に反して「呪われた漫画」と称される。
    • まず、作画の桑田次郎が拳銃の不法所持で逮捕、漫画も打ち切り。『世紀末リーダー伝たけし!』みたいなもんである。
    • TVアニメOP(走れエイトマン弾丸よりも速く♪のあれ)をうたっていた克美しげるが1976年に殺人事件で逮捕。出所後、今度は覚せい剤の不法所持で別件逮捕される。
    • バブル期に制作された実写映画『すべての寂しい夜のために』は散々な出来で、製作会社そのものを倒産させた原因。これに伴い、せっかく出されていた単行本も絶版(エイトマンの完全版を出していた会社が映画を作っていたため)。
    • 原作の続編として作られたOVAは未完のまま。
    • リメイク版『8マン INFINITY』は第1部完のまま雑誌が廃刊。
    • ゲームはさすがにコケなかったが、キャラデザが変わりすぎて原作ファンからの評価は低い。
  3. 原作では「8マン」というタイトルであったが、テレビアニメ化される際に「エイトマン」に変更された。
    • 理由は、放送するKRテレビ(のちのTBSテレビ)が6チャンネルであり、「8マン」にするとライバルのフジテレビを連想させるから。
  4. 「動力源がウラン」「冷却材がタバコ」という今では社会的に問題ありまくりな内容。

MMR マガジンミステリー調査班[編集 | ソースを編集]

  1. 1990年から1999年まで週刊少年マガジンに不定期連載されていた作品。
  2. 当初こそ「様々な超常現象を科学的に解明していく」という主旨だったが、単行本2巻以降は「ノストラダムスが中心のSFミステリー漫画」になっていった。
    • 怪しい科学者のヘンテコな説を真に受ける主人公キバヤシ→論理が吹っ飛んだ滅茶苦茶な仮説を提示→キバヤシ「話は聞かせてもらったぞ…人類は滅亡する!
      • →「な、なんだってー!!!」までがセット。
  3. 一話未収録の回があり、その回は地下鉄サリン事件を予見していたような内容となっている。
    • 未収録なのは1995年3・4合併号、5号に掲載された『甦るノストラダムス 暗黒大予言』の方。
    • 同回でメンバーのイケダ事故で入院→イケダの代理でトマルがMMRに編入という過程が省略されたことで、いきなりMMR入りしていることになっている。
  4. 1999年に連載が終了した後も何回か復活しているが、2008年版は事実上封印されている。

エンジェル・ハート[編集 | ソースを編集]

  1. 「シティーハンター」のパラレルワールド作品。
    • この漫画が描かれたのは、「シティーハンター」が編集部から突然連載終了を告げられたのを、作者が長年に渡って未練を抱いていたから。
  2. 槙村香が死亡している設定にファンから批判が殺到した。
    • 「シティーハンターの続編として描いてたが、ファンから香死亡を批判されたので急遽パラレルワールドに設定変更した」ということも言われたりするが、これはデマ。

美味しんぼ[編集 | ソースを編集]

  1. 矛盾している場面が多い。
    • サトウキビから出る廃糖蜜を発酵させて作ったラム酒は絶賛したのに、廃糖蜜を発酵させて作った化学調味料は批判した。
      • 何がなんでも、食品添加物を全て悪者扱いしている節がある。まあ、これは美味しんぼだけに限ったことではないが。
    • 頭があるサンマの干物を見て「俺、サンマの頭って嫌いなんだ。なんか、蛇みたいでさ。」と言っていたのに、頭がないアジの干物を見て「首なし死体みたいで気持ち悪いじゃないか。」と言った山岡士郎。
    • 山岡士郎と海原雄山がサラダ勝負をやった時、野菜にドレッシングをかけることを批判していた山岡がドレッシングをかけた生野菜を出し、素材のままの料理を否定した雄山がトマトの苗を出した。
  2. ホタルイカを生で食べたり、赤ちゃんの離乳食にハチミツと半熟卵を勧める場面があったが、両方とも危険だった。
    • ホタルイカの内臓には旋尾線虫という寄生虫が生息している。
    • 赤ちゃんにハチミツを食べさせると乳児ボツリヌス症を引き起こし、卵を食べさせると卵アレルギーの原因になってしまう。
    • 時代の流れによって食の安全への認識も変わるとはいえ、あまりに危険で残念なことだった。
  3. 原作者の偏見や政治思想が出すぎてるのがあまりにも残念。
    • 「福島の真実編」で大暴走をやらかし、山岡が鼻血を出したシーンをはじめとして、科学的根拠が乏しい描写が多々あり、各方面から批判が殺到した。
      • 単行本に収録される際にはかなりの修正が加えられている。
        • 「福島の真実編」終了後、現在まで休載することになるが、原作者は「批判を受けて休載したのではない」との主張。
      • さすがに、実在の地元町長を登場させたのはやり過ぎであった。
        • 作者→町長への取材は行われており全く勝手なことを喋らせたものではないが、あらぬ風評被害を招くとして町役場から版元に文書で抗議される事態に至っている。
  4. 富井副部長の言動が社会人としてありえないどころか、犯罪レベルのキ○ガイ。

鬼若と牛若 Edge of The World[編集 | ソースを編集]

  1. 「何それ?」という人も多いと思うが、『週刊少年マガジン』で連載されている漫画である。これを書いている2020年2月現在、「されていた」ではない。
  2. 原作・作画はアニメ化もされた人気作『Get Backers~奪還屋~』のコンビ。(原作者は金田一・神の雫の原作等で知られるキバヤシこと青樹佑夜氏)
    • 作画担当の綾峰欄人は『月刊少年ライバル』で連載中だった『ホーリートーカー』を休載してこちらに専念したが…。
  3. 連載開始してからわずか6話目で綾峰がうつ病を発症し、半ば打ち切り同然の休載を迎えることになった。
    • まだ1巻作れる話数ではないので、単行本化も電子書籍化もされていない。当時のマガジン以外で読む方法は今のところない。
  4. 綾峰は復帰後も漫画原作者としての活動に専念しているので、今後本作が連載再開される見込みは限りなく低い(メチャクチャ絵がそっくりな代筆を見つけてくるとかしない限りは)。

オバケのQ太郎[編集 | ソースを編集]

  1. SFものが飽きられていた頃に登場。60年代に一世を風靡したが、20年以上絶版状態が続いていた。
    • FとAが分業して版権がややこしくなったので、2000年代になるまで単行本は手に入らなかった。
  2. アニメ第一作・第二作は未だに平成以降の再放送・ソフト化が叶っていない。

おまけの海藤家[編集 | ソースを編集]

  1. タイトルだけ聞いても内容を思い浮かぶ人はそこまで多くないと思われる。「花とゆめ プラチナ増刊」にて連載されていた少女漫画。作者は加藤知子さん。
  2. 本編途中で登場人物が言った「俺様ときたらおちこんでるらしいんだぜ」の「ん」「こ」の部分が置き換わってしまい、とんでもないセリフになるという誤植がみつかる。
    • それがVOWなどに掲載された結果、この誤植部分の知名度だけが上昇、漫画のなかでも代表的な誤植として知られるようになってしまった。
      • 結果、セリフの誤植は知ってるが、それが何の漫画なのかは分からないという状態になったと言える。

かさ行[編集 | ソースを編集]

カイジ[編集 | ソースを編集]

  1. 説明不要の人気ギャンブル漫画であり、福本伸之の代表作。が、24億脱出編が駄目・・・!
    • なぜ駄目かというと、24億脱出編はギャンブル要素が皆無だからだ。
    • 話もアレだし、スピンオフである『トネガワ』や『ハンチョウ』の方が面白いと言われるほど。
  2. 一応言っておくが、希望の船編や絶望の城編は残念ではない。むしろ名作。
  3. 「困ったときの福本頼み」に甘える出版社にも…。
  4. 限定じゃんけん北見の勝負の幕が下りかけてる理論は、確率論の独立試行を知らない流れ論であって、あきらかに過り。
    • 遊戯王のようにリアリティを重視していない作品ならそんなのはどうでもいいんだけど、カイジは中途半端にリアルな現代日本が舞台の作品だから、流れ論やオカルト的な思考を真に受ける人が増えそうで嫌だ。
    • そもそもあの状況なら余った1枚くらいそこらへんの星2つカード無し組に売るか渡すかできたのでは?
  5. 2000年代後半以降、ほとんど話が進まない回ばかりで、何も本筋が進まないうちに一年たつこともザラ。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜[編集 | ソースを編集]

  1. 恋愛漫画では珍しく「いかにして相手に告白させるか」の、戦略要素や駆け引き、漫画としてもナレーションやテンポが良い展開から人気が高い作品なので作品自体は残念ではない。しかし...
  2. 最初こそ恋愛頭脳戦していたのだが、いつしか恋愛頭脳戦をやらなくなりいつのまにか恋愛コメディと化してしまった
    • 結果作者からも「正直『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はそろそろ外すべきではないだろうか」と言われる始末。
  3. しかも16巻でかぐやから告白することによってかぐやと御行の交際が開始。
    • そのため「かぐや様は告らせたい」「天才たちの恋愛頭脳戦〜」のどちらも嘘タイトルになってしまった。
  4. アニメ化もされているが2期のタイトルの天才たちの恋愛頭脳戦〜の部分に取り消し線が入ってしまった。ちなみに3期になるとついにタイトルから除外された。

空手バカ一代(及び派生作品)[編集 | ソースを編集]

  1. 全国的に極真流空手ブームを巻き起こした傑作劇画であるが、原作者・梶原一騎の多忙による遅筆で、遂に作画のつのだじろうがブチ切れてしまった。
    • 話の流れで既に主人公とされた大山倍達の話が完結したため、ホラー漫画を描きたかった(当時のオカルトブームもあって読切が好評だった)つのだは『恐怖新聞』に取り掛かるため作画を降り、主人公交代を果たした第4部からは影丸譲也が担当することになる。
    • が、これが大問題であった。あくまで大山の弟子である芦原英幸を主役にしてしまったため、大山本人も含め極真側から否定的な意見が募り始める。
    • これにより、極真流のスポークスマン(と言っていいのか)である梶原を大山派が嫌うようになり、映画『地上最強のカラテ』のギャラ分配で完全に大喧嘩になってしまう。
    • ここまでが『空手バカ一代』のざんねんな点であり、以下は更にそれが引き起こした悲劇である。
  2. そして『恐怖新聞』は完結(読んだら100日寿命が縮まるので、どう引き延ばしても主人公は1年くらいで死んじゃう)し、大山派閥は「『バカ一』も終わったんだから別の雑誌で大山の物語を書いてみないか」と勧誘。つのだは『週刊少年チャンピオン』で『ゴッドハンド』という別の漫画を書くことになる。
    • が、全然ウケず9話で打ち切りになり、梶原一派は「ほれ見ろ」と散々にバカにした(注:これは憶測ではなくつのだ本人の発言である)ため、激怒したつのだは『麗子』というマンガで梶原をボロクソに叩いた暴言をアナグラムにして呪文として掲載した
    • もちろんすぐにバレ、つのだはこってり梶原とその弟に説教を喰らい、詫び状まで書かされる羽目になった。
  3. 結局大山は梶原が死ぬまで仲たがいしたままであり、彼の死を知って「なんでもっと早く和解しなかったんだ」と後悔したらしい。

キャンディ・キャンディ[編集 | ソースを編集]

  1. 単行本としては初めて100万冊が印刷され、アニメ化や舞台化、小説化も行われたが、原作者の水木杏子と作画のいがらしゆみこの間で著作権トラブルが起こってしまい、裁判で決着がついた後も両者が断絶状態になってしまったため原作の再販やテレビアニメの再放送やDVD化などが今でも不可能な状態になっている。
    • この著作権トラブル以前にも1978年にやはり著作権が問題になるニセTシャツ事件が起こっている。
    • なお水木の執筆した小説(挿絵なし)の版権は水木が有しているので、普通に購入可能。
    • 尚、海外では海賊版DVDが出回っている模様。
    • そもそもの元凶は、作画のいがらしゆみこがあたかも「自分の原作」であるかのように装い、「水木杏子の原作」であることを否定したためであり、この件に関しては少なくとも講談社やアニメの制作スタッフに非はない。
    • もともと水木杏子には絵本作家や翻訳家としての十分な収入があるため、キャンディ・キャンディをコンテンツごとそっくり潰しても別に生計には困らないという事情があり、再販などができなくても何ら構わないというスタンス。原著作者として徹底抗戦に出たことにはそういう背景もある。

金田一少年の1泊2日小旅行[編集 | ソースを編集]

  1. 金田一少年の事件簿の公式スピンオフ漫画。原作のようなシリアスなストーリーではなく、コメディタッチになっている。
    • 原作でもはじめたちが旅行に行くエピソードは多いが、ほぼ100%殺人事件が発生して台無しになるので、もう一度同じ場所に行かせて成功体験をさせてあげようという企画である。
      • 原作と異なり殺人事件は発生しない。
  2. しかし各キャラクターの設定が原作と大幅に異なり、生粋の金田一ファンをガッカリさせている。
    • 七瀬美雪は熊を素手で倒したり岩壁をパンチで破壊したりなどと(剣持警部をも凌駕する)人間離れした身体能力を習得している。
    • 剣持勇は女風呂覗きの常習犯だったり、キャバクラ通いがバレて奥さんに大目玉を喰らうなど原作のイメージを著しく損ねる描写が多い。
    • 速水玲香は悪徳商法でお金を稼いでいるという設定…。玲香ちゃんはそんなんじゃねーよ…。
    • この他にも原作のゲストキャラとも再会するが、設定がぶっ飛んだ人物が多い。
      • その中には既に刑務所から出所した犯人もいる。
      • 原作では死亡している人物が復活していたりもする。
    • はじめと明智健悟は原作との違いは少ない。
  3. コメディとはいえあまりにも原作から乖離した設定なのと、絵柄の変化が激しいことからあまり人気が出ず、単行本は全3巻程度に留まっている。

キン肉マンⅡ世[編集 | ソースを編集]

  1. 青年誌掲載になって吹っ切れたのか、グロ描写・下ネタ・ダーティーさもインフレし不評。
    • TVアニメ放映を機に主人公が超人オリンピックで敗北したり(この頃はライバルであるケビンが事実上のもう一人の主役だったのでそこまで非難されることは無かったが)、旧作の人気キャラ「アシュラマン」に息子殺しの大罪を背負わせたりと話が暗くなっていく。
  2. そして迎えた「究極の超人タッグ編」は「解説やギャグに紙面を割き過ぎて話の展開が冗長」「旧作主人公であるキン肉マンや、ヘタレキャラのイメージが強くなっていたカナディアンマンの改悪」「キン肉マンと心を通わせたネプチューンマンが、味方であるセイウチンを凶暴なヒールに変えてしまう」と問題点が多い。
    • ラスボスである世界五大厄も特殊アイテムに頼りまくりでイマイチ強そうに見えず、おまけに片割れが正義超人の女性を×××××して生まれた子という、とてもキン肉マンワールドに似つかわしくないブラックすぎる過去を有している。
    • 五大厄を倒した後はものすごく駆け足状態になってしまい、まるで打ち切りのようなラストを迎えた(恐らく単行本にする際のページ数の都合)。
  3. 作者も「『Ⅱ世』はいい所もあったが、問題点もあるので、今後の反面教師となった」と語っている。現在連載中の1世新章は高評価であるが、『Ⅱ世』と矛盾している点もチラホラ見受けられる。一応、『Ⅱ世』につながると思しき伏線は張られているが。ネメシスの発言とか。
    • ネメシスが語るキン肉星の悪しき過去とかは、『Ⅱ世』のダークな内容無しでは思いつくまい。

クロスハンター[編集 | ソースを編集]

  1. 内容の9割がドラゴンボールのパクリ。
    • コマ割りや戦闘シーンもパクっている。
      • 公正中立で知られるWikipediaですら「作中に『ドラゴンボール』などで演出されたシーンをキャラクターだけ変えて全く同じに表現する箇所が多数あり、明らかな盗作が指摘されたために単行本化の計画が中止となった」と書かれてしまっている。
    • 作画も下手だし...
      • パクるならいっそ作画もパクってほしかった...
  2. そもそも当初はゲームのシナリオと逸脱した話(敵組織の名前、主人公が剣背負ってるのに素手で殴るetc...)だったのに、途中で忖度したのかゲームのシナリオを再現し始めたせいで余計にグダグダになった。どの道ゲームも歴史的な失敗作だったがな。
    • 終盤では主人公の顔がゲームと全然違うことに…。
  3. なおこの項目は「ざんねんな派生作品事典」辺りに送るのが妥当ではないかという読者諸君の意見もあろうが、クロスハンターは漫画の企画と同時並行だったのでここにおいても問題ない。

コンシェルジュ[編集 | ソースを編集]

  1. コミックバンチが存在していた頃の非ジャンプ系出身者による名作の一つだが、とある漫画原作者を露骨にモチーフにしたキャラをdisる形での個人攻撃を行って読者から顰蹙を買った。
    • 当時は出版社による「お願い」かと思われたが、作画担当の後の作風を鑑みるにと言う訳である。

たな行[編集 | ソースを編集]

タイガーマスク・ザ・スター[編集 | ソースを編集]

  1. かの名作『タイガーマスク』、更に続いた『タイガーマスクⅡ世』の続編…になるはずだった。
  2. 原作者・梶原一騎の弟・真樹日佐夫が風忍・作画で連載していたのだが、なんと初代漫画版の作画担当である辻なおきに無許可で連載を行っていたことが発覚し、辻からの抗議を受けて打ち切りになった。

闘将!!拉麺男[編集 | ソースを編集]

  1. 『キン肉マン』連載中に人気キャラ(元は公募)のラーメンマンを主人公として、全然違う世界観での活躍を描いた拳法伝奇。
  2. しかしグロい。キン肉マンも結構グロいが本作はプロレスではなくガチの殺し合いなので、モブも容赦なく殺される。女子供でも。
  3. 更に本作は超適当な作風であり、1話読むごとに矛盾点が生まれるレベルでツッコミどころが多い。
    • 重要そうな設定がポンポン出てきては、次の回では忘却の彼方に消え去る(例:超人拳法は技を躱されるたびにその技の直撃を喰らうのに等しいダメージを受ける、主人公の弟子がめっちゃ観察眼に長けている、ムエタイ使いが何故か剣士になっている他)
      • 特訓している人の背中に10年以上同じ葉っぱがくっついている、「主人公のクローン」として出てきたラーメンマン・ランボーが一切似ていないなどの本気なのかふざけているのかわからない一面も。
      • 「中国全土でえりすぐられた拳法家」が毎週のように死んでいく。それってどんどん全体のレベルが落ちているということでは?
    • キン肉マン以上に死んだキャラがポンポン生き返るので、重要そうなキャラが死んでいっても悲壮感が薄すぎる。
    • 更に拳法試合のルールもムチャクチャ。「直接武器を手渡すのはルール違反だが、念力で武器を雷に変えてワープさせるのはOK」とか。
    • 古代中国が舞台と第1話で描かれているのに、ソ連が普通に出てくる。しかも、映写機とかカメラ、コンピューターまで登場する。
  4. しかも掲載紙廃刊に伴い、トーナメントの真っ最中に終わってしまった。
  5. なおファミコンでゲーム版も出たが出来はお察しの通り。

超人ロック[編集 | ソースを編集]

  1. 掲載紙を潰す死神と名高い超大作SF漫画。
    • 雑誌は10冊、出版社は3社潰し、最近はメディアファクトリーのコミックフラッパーに掲載されていたがMFがKADOKAWAに吸収された。

東京卍リベンジャーズ[編集 | ソースを編集]

  1. 2010年代後半から20年代前半のマガジンで最も売れた漫画だが…
  2. 最終盤に入って話の展開がソードマスターヤマトのような速さになり打ち切りでは?揶揄される

テラフォーマーズ[編集 | ソースを編集]

  1. 本作も原作の評価は高いが、メディアミックスがコケることに定評がある(ギャグ漫画は除く)。
  2. アニメ版は規制が多すぎてTVでは何をやってんだか全然わからん上、作画があまり安定せず、シナリオもイマイチという評価。
    • 実写映画は…もう何も言うまい。
  3. 最近は本編もハンターハンター並みの連載率になりつつある。

とっとこハム太郎[編集 | ソースを編集]

  1. 当時のブームはものすごかった。2000年7月にアニメ化されると、10%もの視聴率を出して、文房具や玩具などの商品も売れまくり、さらに劇場版がなんと4作も制作された。
    • その人気はポケモンや後の妖怪ウォッチに匹敵するほどであった。
    • なぜか劇場版(当時大ブームだったアイドルとのコラボもあったぞ)はゴジラと同時上映であったが、よりにもよって『GMK』(史上最凶最悪のゴジラが出る奴)とまで併営。ゴジラが恐ろしすぎて泣き出した子供もいたとか…。
      • ゴジラ終了後の映画4作目は小学館つながりで犬夜叉と同時上映となった。が、相変わらず謎コラボなのは否めず。
  2. しかし年を重ねるごとにその人気は落ちてしまい、そして2006年4月にスキバラ枠を設置するために30分番組としての放送を終了。
    • その後は「のりスタは〜い!」内の1コーナーとして「とっとこハム太郎 は〜い!」というミニアニメを2008年3月まで放送されたものの、2020年現在もソフト化はされていない。
    • 2011年4月からはリマスター版を放送するも、ポケモンのような再ブームには至らなかった。
  3. 2010年代中期以降はTwitterアカウントで「ハム太郎」が適宜いろいろな事をツイ-トするという形で継続されていたが、2017年夏にそのツイートは途絶えてしまう。
    • だが約1ヶ月後の2018年夏、原作に近しいイメージのアイコンにリニューアルするなどしてアカウント書き込みが復活し、現在も継続している。
    • 2013年、同じ小学館のガガガ文庫の担当者が間違えてハム太郎のアカウントで企画の告知ツイートをしてしまい、その内容が「ニートの名言大募集」だったため軽く祭りに。

トリコロ[編集 | ソースを編集]

  1. まんがタイムきららに、2002年の創刊号から3年近くにわたり連載された4コマ漫画。
  2. まんがタイムきららの萌え日常漫画のテンプレートとなった人気作品で、この作品があってこそ「ひだまりスケッチ」「けいおん!」などが生まれる土壌が作り上げられたといっても過言ではない。
  3. 毎月のようにまんがタイムきらら誌の表紙となりドラマCDやファンブックも発売された作品だが、芳文社といろいろあったらしくこの頃から次第に休載が増え、そして2006年にアスキー・メディアワークスの月刊コミック電撃大王に移籍した。
  4. だが月刊コミック電撃大王誌でも休載ばかりで、一時期連載が再開したと思ったが急に同じ作者の別作品「特ダネ三面キャプターズ」(これも芳文社系列の雑誌に連載されていた作品)の連載が始まってしまい、とうとう本作が再び載ることはなかった。
    • 特ダネ三面キャプターズのほうも休載が多く、最後は作者急病を理由に連載終了している。
  5. まんがタイムきららにおける黎明期の功労者ながら、「まんがタイムきらら展」でも一切名前が触れられることがなく、芳文社でも角川でも黒歴史の扱いになっている。もし休載がなくそのままアニメ化されていれば…と悔やまれる作品である。

は行[編集 | ソースを編集]

ハイスコアガール[編集 | ソースを編集]

  1. アニメ化が発表された矢先、作中に登場した実在のゲームやキャラクターがなんと無許可で登場させていた事が発覚し、特にSNKが大激怒し告訴され、大阪府警から家宅捜索される事態に。
    • SNKばかりがクローズアップされているが、さくまあきら(「桃太郎電鉄」)の妻が告訴後に謝罪文が送られていた事を明かしたり、セガも事後承諾で許諾はもらえたものの抗議も同時にされるという出来事があった事から、他社も同じ様にしていたと思われる。
    • 当然、休載し単行本も一時回収され、危うく連載終了&お蔵入りの危機に陥った。
    • 最終的には作者とスクウェア・エニックスの編集担当社員・役員15人が書類送検されてしまった。
    • その後スクエニがSNKを逆提訴したりと泥沼化の様相を見せたが、無事に和解し連載も再開、アニメも2018年7月に無事に放送された(2019年10月には2期が放送されている)。
      • だが、再刊行された単行本はSNK関係の描写はバッサリカットされてしまった。

バキシリーズ[編集 | ソースを編集]

  1. 週刊少年チャンピオン三大看板の一つであり、知らない人はモグリと言われる格闘漫画…なのだ。一応は。
    • あまりに突飛な設定ゆえにパロディとしてもよく使われる。
  2. しかし、とにかく話が長すぎるうえ、「作者が飽きたらキャラを捨てる」という噂が出るほどキャラの扱いが雑。
    • そのあおりを食ったのがシコルスキー、アライJr、純あたり。
    • 作者の思想によってレギュラーの強さがコロコロ変動するので、範馬親子以外の強さ格付けなんてあってないようなものである。
  3. スピンオフ作品はいつ完結したのかもわからないほどひっそり連載が続いており、UMAみたいな扱いになっている。
  4. PSでゲームも出たが、ひどい出来であった。いくら紅葉だからって格闘ゲームに回復能力つけるなよ。

はじめの一歩[編集 | ソースを編集]

  1. マガジン最長連載記録を持つボクシング漫画の金字塔である。
  2. だが読んでない人に、2020年現在主人公が何をやっているかを答えさせてわかる奴はおるまい。
    • 「ボクシング漫画なんだからボクシングだろ?」と思うかもしれないが違う。セコンドである。
  3. 123巻で一歩は二連敗を機に引退を決意表明、以降は2年以上に渡りセコンドをやっている。
  4. なるほど確かに『あしたのジョー』でもジョーは力石死亡後に引退した。だが、それでも1年ほどで復帰したはずである。一歩は一体いつまで一線を退いている気なのだ。
    • 作中では復帰フラグも仄めかされているが、一歩本人にまるでその気が無いため、もはや何のマンガを読んでいるのかもわからない状態。
      • ならば他のキャラはどうかと思えば、青木村や板垣は未だに勝ったり負けたりを繰り返しているし、宮田や千堂は世界で活躍、鷹村はミドル級統一王座で胡坐………一歩の引退前から全く変わってない。
        • 実はこれには連載時期の問題も絡んでいる。本作は連載30年近い現在でもまだ1990年代半ばが舞台の為、日本最重量階級はミドルのままなのである。鷹村も流石にそろそろ腹に据えかねているのか、「もう防衛は二度とやらん」と断言した。遅い。

ハヤテのごとく![編集 | ソースを編集]

  1. 連載開始前の読切時点で、とあるキャラの時事ネタ発言でコ〇ミにケンカを売ってしまい、謝罪する羽目になった。
    • 単行本化の際には該当台詞はカットされている。
  2. 連載が10年を超えるのに1度も休載しないなど、作者は漫画描きとしては優秀であったが、作品自体はどんどん勢いを失っていった。
    • アニメ第3期は原作の未来を描くという予定だったが、人気がイマイチだったため結局描かれることもなくなってしまった。
    • そのあたりから徐々に原作も間延びし始め、読者の大多数がまるで興味がないであろうあるイベントに物凄い量の尺を裂いてしまい、更に失速する羽目に。
  3. 「作者が描きたいこと」と「話の筋」がしょっちゅう脱線しており、最終回まで読者の求めるものと違う方に走っていったフシがある。

彼岸島[編集 | ソースを編集]

  1. 当初はホラー漫画だったが何時しかギャグバトル漫画へと変貌してしまった。
  2. 作中における丸太の万能ぶりから次第に彼岸島=丸太の図式が出来上がっている。
  3. 因みに本作はアニメ化されているのだがその作風は各話毎に一人の声優が全てのキャラを演じると言う代物であった。
  4. ツッコミたくなるシーンが多い。
    • 真横にある吸血鬼の死体が川に入っているのにその川の水を飲んでしまった女性。
    • L字の刀を義手に入れることができた明。
    • 狙撃をフライパンで防ぐことができた。しかも、弾がフライパンのど真ん中に当たる。
    • 軽トラックより小さい斧で軽トラックを真っ二つにすることができた。
  5. エロシーン描いてもエロくならない不思議。
    • そもそもが下品すぎるからでは…。

ひなこのーと[編集 | ソースを編集]

  1. コミックキューンが月刊コミックアライブの雑誌内の雑誌だった頃から連載されていた4コマ漫画。コミックキューン連載作品で初の30分枠アニメ化を果たした。
  2. 肝心のアニメは「ジェネリックきらら」と言われるほどまんがタイムきらら的な雰囲気やストーリーの印象が強い以上に、アニメでの性的な際どい描写ばかりが話題になった作品だった。しかし実は原作のほうがもっと性的描写が際どい
    • 作品の舞台の吉祥寺や、演劇の聖地である下北沢がしっかり描かれていることは評価できる。
  3. 特に原作後半は作者の性癖が商業誌限界まで描かれていたひなこのーとだが、原作連載終了後にまさかの作者による18禁絵がTwitterやPixivなどで掲載されまくることに。メインキャラに容赦なくこれでもかというシーンを演じさせている。
    • 作者のTwitter垢をフォローしていたアニメでの声優の何人かが、これが原因でフォローを外したという噂。
    • 作者が作品本編とは別にアレな内容の絵や同人誌を出している例として、「焼きたて!!ジャぱん」「つぐもも」「銀河戦国群雄伝ライ」などが挙げられる。作者のやりたいようにさせるべきか、作品やキャラクターは美しい思い出のまま残してほしいというべきか、そこは意見の分かれるところと思われる。本作は明らかにやり過ぎの域に達していると思うが。
    • しかし、自らの作品をもとにした「×××な同人誌」を出してしまうと、「×××な二次創作」を容認している、と受け取られる恐れも。そこまで明確に容認している原作者がいるとは思えないが。

火の鳥[編集 | ソースを編集]

  1. 手塚治虫のライフワークであるが、原作漫画以外のメディアミックスは悉くコケている。不死鳥だけに何度も死ぬ。
    • 市川崑による実写映画は「原作のギャグをアニメで挿入する」などスベった描写が多く、ソフト化もなされていない(CSでの再放送は行われている)。市川自身も「誰がこんなひどい映画を作ったのか、と自分で問いかけたくなる」と語っている。
      • 続編の構想もあったそうだがポシャった。
    • アニメ映画『愛のコスモゾーン』は手塚治虫が総指揮を行っていたが、熱心な手塚ファン以外からの評価は総じて低い。そもそも火の鳥を悪役にするのはどうなのか。
      • 島本和彦の漫画『アオイホノオ』(※この漫画はフィクションである)では、岡田斗司夫や庵野秀明が「あれは正直微妙だった」と語っている。
    • NHK版アニメは26話で納める都合上、肝心な話を片っ端からカットしており、もはや何のアニメを見ているかもわからないような有様。逆に短編だった「異形編」は評価が高い。
    • ファミコンゲームも出たが、まあ「凄い」内容ではあった。
    • ニンテンドーDSで発売されたノベルゲームはあまりにひどいシステムで話題を呼んだ。
  2. 『超人ロック』ほどではないが雑誌も何冊か潰している(漫画少年、COM、マンガ少年)。

無頼伝 涯[編集 | ソースを編集]

  1. 福本伸行が約10年ぶりに週刊少年マガジンに連載した作品だったが…。
  2. 少年誌では表現の難しいテーマ(少年犯罪・監禁・矯正etc…)・展開の遅さが響いたのか1年も持たずに打ち切られてしまった。
    • 後に福本自身も「読者の心情を読めず、不人気の末に打ち切られた失敗作」と認めた。

プロレススーパースター列伝[編集 | ソースを編集]

  1. 原作・梶原一騎、作画・原田久仁信で週刊少年サンデーに1980年から1983年まで連載された作品。
  2. 連載当時に日本で活躍していた外国人レスラー・日本人レスラーの「伝記漫画」という形で描かれているが、取材不足だったのか整合性が無い話や、明らかにフィクションだったと後に分かった話もある。
    • 例えば、スタン・ハンセンがブルーノ・サンマルチノの首を負傷させた技がラリアットと作中では描写されているが、実際はハンセンのボディスラムのミス。
      • 但し、連載当時はそのことがほとんど知られていなかった。
    • 「伝記漫画」としてではなく、「プロレス漫画」として肩肘張らず読むのがこのマンガの読み方とも言える。
  3. 「アントニオ猪木・談」というコラムが頻繁に登場するが、実際に猪木にコメントを取っていたかは不明。
  4. 当時第三団体だった国際プロレスはアンドレ・ザ・ジャイアント編の一部を除いて登場しない。
  5. 最後は原作者の梶原一騎の逮捕により打ち切りとなってしまった。
    • もし連載が続いていれば続編としてジャンボ鶴田編を執筆する予定があったらしい。
  6. 2019年から週刊プロレスで正式な続編が連載されたが、2つ(棚橋弘至編・丸藤正道編)しか書かれずにあっさり打ち切られてしまった。
  7. ハルク・ホーガンとスタン・ハンセンが共にビールを飲む場面の台詞を改変したコラ画像(「ワンモア」→「麦茶だこれ」)が拡散された結果、見事にネットミームと化してしまった。

ま~わ行[編集 | ソースを編集]

魔神ガロン[編集 | ソースを編集]

  1. 手塚治虫の長編SF漫画で、本作の主役機であるガロンは『マグマ大使』『鉄腕アトム』にも登場した人気キャラだが…。
  2. 実写化が決まっていたものの、パイロットフィルムだけで製作中止になってしまった。
  3. その事で作者がやる気を失ったのかどうかは不明だが、途中からアシスタントが作画したとしか思えないほど作画崩壊してしまった。
    • ハッキリ言って『フースケ』や『人間どもあつまれ!』の方がまだ上手いというくらい下手で、末期には1頁丸ごとコピペされている始末。
  4. そのため、作画崩壊してしまった第2部以降は、手塚の死後まで単行本化すらされなかった。
    • その後、永井豪によるリメイク版や短編アニメ化もされた。

魔法先生ネギま![編集 | ソースを編集]

  1. 少年マガジンの看板を担っていた作品であり、美麗な作画と非常に良く練り込まれた世界観、エロ、イケメン、その他諸々の理由から現在でも原作自体の評価は高い。特に序盤は。
  2. しかしメディアミックスにはあまり恵まれない。
    • まず深夜で放送されたアニメ第1期は「白黒原稿に陰影なしでバケツ塗りしました」と言わんばかりの残念な作画に加え、26話で纏める都合上ヒロインを焼き殺すという暴挙に出てしまう。ついでに言うと一部キャラは存在を抹消されている(小太郎とか)。
      • 話題になったのは主題歌「ハッピーマテリアル」ぐらいである。ただ今と違いアニソン、特にキャラソンに対する風向きの悪さが響き音楽番組には一切呼ばれなかった。
      • 呪いで誕生日に死んでしまった神楽坂明日菜が原作に出てこないタイムマシーンのおかげで復活したのでファンが激怒し、原作の赤松健も批判した。
    • 続いて全日帯で子供向けに作り直されたアニメ第2期はシナリオがほぼオリジナルであり(念のために書いておくがボンボン版はこれのコミカライズではない)、シャフト演出丸出しで原作とは大きく懸け離れた話になった。
      • 一応こっちのキャラデザを使用したOVAは評価されているが。
      • アニメ版でデビューした声優は浅倉杏美、志村由美、相沢舞以外はその後大成できず一発屋に終わった。
    • 劇場版は作画が間に合わず、一部の演出に不具合が生じる痛恨のミスを犯す。
    • 実写版は画面がやたらと暗く、良くも悪くもアイドルドラマであり、一々特筆すべき内容でもない。要するにコケた。
      • キャストもほとんど大成せず。
      • なんとこの実写版、何気に大御所声優の野沢雅子も出演していたらしい。
  3. そして原作漫画も現在のコナン並みに休載が続き、遂に打ち切りエンドを迎えてしまう。
    • なおこの作品の場合「何週間も連続して休載」するのではなく、「4週間に1回休載」というハイペースで休載するというものである。
      • 作者が白黒原稿にもかかわらずカラー原稿並みの手間をかけるため、週刊連載1話分の作画に8日かかってしまう(本人談)のがその理由。
    • ネギが悪魔に精神を乗っ取られた父親と戦うことになった時に打ち切りが決まったので省略される。
  4. その後、続編として主人公の孫が主人公の師匠(吸血鬼なので老けない)と冒険する続編『UQ HOLDER!』はそこそこ人気を博すも、アニメ化の際に『魔法先生ネギま2』とタイトルにねじ込むセコさを発揮した。
    • こちらのアニメも「ネギま!」のキャラを出しすぎ。

みなみけ[編集 | ソースを編集]

  1. 「内容が無いよう」を地で行っている漫画。
    • どこを開いても背景が全く描かれておらず、キャラクターの髪の色以外のトーンが無い回も多い。アニメから入った人は恐らく最初に面食らうと思われる。
    • 序盤はこれでも話の起承転結がついているからまだ「どこで何をして何が話題になっているか」を把握できた。10巻を超えたあたりから手抜きが目に見えてひどくなり、「なぜ2週間も時間の猶予があってこんなものしか描けないのか」というレベルまで来ている。
      • ウソだと思うなら2巻と17巻の表紙を見比べてほしい。同じ人物が描かれているとは思えないだろうから。
  2. アニメ2期はファン一同から総スルーされている。

ミラクルジャイアンツ童夢くん[編集 | ソースを編集]

  1. 同じように、読売巨人軍を題材にした「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」に比べると何故かマイナーな存在。
  2. 1996年にCSのファミリー劇場で全話再放送されていたが、以降はCSなどで再放送されない作品の一つとなっている。
    • その上、VHSによる一部のエピソードを除いてソフト化はされていない。
      • 噂によると、マスターテープが何らかの災害に巻き込まれ、修復不可能なんだとか。
  3. ちなみに、童夢くんは当時ジャイアンツのマスコット的存在だったらしい。
    • でも、あの「ジャビットくん」の登場により、一年ほどで降板したそうな。

名探偵コナン[編集 | ソースを編集]

  1. 2000年代になってからセリフが増えすぎてしまった。
  2. コナンの謎解きシーンでコナンが相手を眠らせた後、隠れるのが下手になってしまった。
    • 眠らせた相手の真横でボイスチェンジャーを使うコナン。隠れる気ねえだろ!

やりすぎ!イタズラくん[編集 | ソースを編集]

  1. チンギス・ハーンに落書きしたエピソードが原因で国際問題に発展。タイトルの通りやりすぎた。
    • モンゴル出身で日本と関係が深い人(相撲力士など)が苦言を呈したり、在日本モンゴル大使館からガチの抗議が来たりと、子供の悪戯では到底済まない事態になってしまった。
    • これに関しては作者や編集部にも責任があり、後に謝罪している。

関連項目[編集 | ソースを編集]