スコットランド

グラスゴーから転送)
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スコットランドの噂[編集 | ソースを編集]

  1. エディンバラ国際フェスティバルの時しか人がいない
  2. とにかくイングランドに激しい対抗意識がある。
    • 「敵の敵は味方」ということで、フランスとは仲がいいらしい。
      • スコットランドのメアリー1世の夫は、フランスのフランソワ2世。2020年1月に、実質的にイングランドが導いたEU離脱に対し、独立運動の再燃の可能性あり。
  3. イングランド紙幣はスコットランドでも使えるが、スコットランド紙幣はイングランドではしばしば受取り拒否される。
    • ホントは拒否しちゃいけないんだよね。
    • なお、ロンドンではスコットランド紙幣の存在すら知らない人も多いので概して偽札認定される。
    • 「女王陛下の御姿が印刷されていない紙幣なんぞ認められるか!」
    • イングランドポンドとスコットランドポンドは等価で取引される。ただし、イングランドポンド以外の通貨とは交換出来ないので、日本人観光客にとってはお土産でしかない。
    • スコットランドの切手も同様。イギリス全土で使えるが、イングランドでは歓迎されない。
      スコットランド1989年発行記念切手・独立加刷
      • スコットランドの切手というが、日本の「ふるさと切手」のような扱いで、イギリス切手の一種である。
      • 通常イギリスの切手は片隅に女王のシルエットが印刷されているが、スコットランドでは替わりに国章か国旗が描かれる。
      • スコットランドの切手に、勝手にIndependence(独立)の文字を加刷したものを作ったが、さすがにこれは使用を拒否されたらしい。
  4. 湖のことをLakeと言うと怒られる。LakeではなくLoch(ロッホ)だそうである。
    • だからネス湖はLoch Nessになる。(ゲール語)
    • でも、その事を知っているイングランド人でさえLochをロックと発音する。
    • 単独で湖を呼ぶ時はlochなんていう人はいない。
  5. 「ハリー・ポッター」シリーズの主な舞台であるホグワーツ魔法学校は、スコットランドにあるという設定になっている。
  6. アメリカ人は、しばしばこの地の人を間違ってスコッチ(酒)と呼び、怒られる。正しくはスコティッシュ。
    • アルバじゃないっけ?
    • Scotch(スコッチ)と呼ばれるのを嫌う。
      • Scots(スコッツ)のほうが好まれる。
      • そもそも英語で呼ばれるの自体が嫌い。スコットランド・ゲール語のアルパが好まれる。
  7. グラスゴーが中心的な都市。しかし哀れなほどの人口減少率・・・
    • 中心都市はグラスゴーだがエディンバラの方が有名?
      • 首都はエディンバラとされている。
      • しかし、英語圏の人ですらグラスゴーが首都だと思っている人も少なくない。
  8. 別名スットコランド。
    • またの名をスコッチランド。
  9. とりあえずウイスキー。
    • 北海道余市ニッカの工場がある)はスコットランドと気候が似ているらしい。なのでニッカの創業者がウイスキー工場を造ったとの事。
      • 竹鶴政孝氏。品質へのこだわりが尋常では無かったことで知られる彼の、象徴的なエピソードである。
        • 2014年後半のNHK朝の連続テレビドラマ「マッサン」の玉山鉄二演じる主人公のモデル。
      • 彼が修業したウイスキー蒸留所がフォート・ウイリアムにあり、いまでもそこには日の丸が掲揚されている。
    • 因みにニッカのライバルであるサントリーは、スコットランド・アイラ島のボウモア醸造所(当時経営難)へ1988年に出資、1994年には完全自己資本化した。
      • なおサントリーの日本産ウィスキーの販売代理店ともなっている。
      • サントリーと同時期の1989年、ニッカも創業を停止していたベン・ネヴィス蒸留所を買収している。反感を買うことを恐れてダミー会社を経由しての買収にしたとか。
  10. バグパイプ。
    • バグ(袋)とパイプで出来ているからバグパイプという。スコットランドのバグパイプのことをハイランドパイプと言う。
    • 第一次世界大戦で活躍したのもバクパイパー(←バグパイプをもって突撃した勇猛果敢な人たちのこと)
  11. 伝統衣装で男がスカート履くのも確かスコットランド。
    • 男性の伝統衣装はキルトと呼ばれるもので、スカートではない。
    • あの下はノーパンか否かは国家機密。
    • 映画「ブレイブハート」を見る限り当時はノーパン。
      • ユアン・マクレガーが証言済み
        • キルトの中のシャツの裾を前後で結ぶらしい。ノーパンじゃないと法律に違反するというのは本当なのだろうか。
    • 英国王子がキルトを着た際に下着を履いていたのがバレて論争になったことがある。
  12. イヌのホームズが有名。
    • なんのこと?まさかアニメの『名探偵ホームズ』のことじゃないよね?
  13. 服を着たり直立歩行したりするウサギが生息している。
    • ピーターラビット。
      • はイングランドなので違う。
        • ポターの別荘がスコットランドに在ってよく行ってたらしいんでスケッチに反映されてるんじゃ?
  14. イングランドのジョークでは、たいていスコットランド人はケチな笑われ役。
    • 銅線の起源は、二人のスコットランド人が1ペニー銅貨を取り合いになって引っ張ってできた、とか。
      • リンボーダンスは、スコットランド人が有料トイレの下の隙間から潜り込む格好が起源、とか。
    • ケチ&酔っ払い、というイングランド人からすれば実にイジり甲斐のあるキャラ。
  15. 確かお菓子の「チェルシー」のキャッチフレーズは「スコットランドの伝統的な美味しさ」。イギリスの~でないところがミソ。
    • スコットランドで昔から伝わるバタースカッチキャンディーの製法で作られているらしい。花柄パッケージもスコットランド風。
    • でもFAプレミアリーグのサッカークラブ「チェルシー」はイングランド(ロンドン)が本拠地。
  16. Walkersのshortbreadはよく日本のスーパー、コンビニなどで売られているが 実際スコットランドの観光地のお土産屋さんで位しか売っていない (むしろwalkersでもcrispの方が有名)
    • 天然バターの風味が生きているビスケット。サクサクした歯応えで文句無く美味い。「イギリスにもこんな美味いお菓子があったのかー!」と感嘆したが、一緒にいた台湾人の同僚から「だからWalkersはEnglandの会社じゃなくてScotlandの会社なんだってw」と言われた。
    • Scotrailの駅の売店でも買えるよ。
  17. スコットランド国民党という、スコットランドの分離独立を主張する政党がある。何とイギリス下院に6議席持っている。
    • スコットランド国民党はイングランド議会の第二党。支持率では時々第一党になることもある。ちなみにイングランド議会の第一党は労働党。スコットランド議会は労働党とスコットランド国民党の二大政党制だ。
      • 内政はどちらも社民主義的。北欧的な福祉国家路線が支持されるため、保守党は不人気。
    • ちなみに、映画「007」シリーズの初代ジェームズ・ボンド役などで知られる名優ショーン・コネリー(スコットランド出身)も、スコットランド国民党の支持者の一人である。
      • 独立の暁にはジェームズ8世として国王に就任するつもりらしい。
  18. サッカーワールドカップには9回も出ているのに、未だに決勝トーナメント進出がない。
  19. 日本の東北地方はスコットランド領だと言い張るスコットランド人が実在する。
    • 歴史が少々似ていることに引っ掛けたジョークでしょう。ちなみにウェールズは山陰?熊野?それとも南九州?
  20. 中村俊輔は世界で一番スコットランド人に愛されている日本人・・・かもしれない。(CLで憎きマンUを撃破したから尚更。)
  21. カーリング発祥の地らしい。
    • ゴルフもそうらしいね。
      • 7人制ラグビーもそう。
        • 奇しくもリオ五輪から正式種目となる競技はともにここが発祥の地。
  22. 世界三大「聞き取りにくい英語の訛り」の一つがスコットランド訛りの英語。
    • 他はインドとオーストラリア。でも、オーストラリアはCockney accentが輸出されたものだから・・・あれ?あれ?
      • RP話者から見て訛ってる、という感じかな?
    • 南アフリカのは?
    • 「英」語に慣れてたら、アメリカ南部の言葉はとても「英」語とは言えないレベル。オージーのほうがよっぽど聞きやすい。
      • 北部イングランド人とアメリカ南部人は会話しようとしても通じない、なんて言われる。
  23. バグパイプは世界中に多様な楽器があるが、スコットランドが一番有名。おそらく世界一人気のある民族楽器。
    • あの音色はマジかっこいい。日本人の俺ですら背筋が痺れるような荘厳さだなあれは。
    • しばしばあの格好でロンドンや他の都市の街角に立って演奏する人あり。優雅に見えるが、実は近づくと会話も出来ないくらいボリュームがデカい。
    • この楽器と太鼓だけで、立派なマーチングバンドができる。
  24. 『きかんしゃトーマス』の双子機関車、ドナルドとダグラスは、スコットランドから来たという設定。
    • ちゃんとスコットランドなまりで、しゃべる。
  25. ウガンダの独裁者イディ・アミンはイギリス嫌いだがスコットランド人は『反英国の同志』らしい。
    • ラストキング・オブ・スコットランド。
    • 独裁者を演じたフォレスト・ウィテカーはアフリカ系アメリカ人でアカデミー男優賞受賞者。アフリカ系アメリカ人は逆輸入で活動できる。
    • ということはアイルランドもか。
  26. サッカーの国内リーグはスコットランドプレミアリーグとたいそうな名前がついているものの、セルティックとレンジャーズ以外は世界レベルでは通用しない。また、一部リーグのチーム数は世界でも最小レベルの12チーム。
  27. マッカーサーはスコットランド系アメリカ人。彼の先祖はスカートをはいていたんだな。
    • 彼の祖先はスコットランド独立戦争で大活躍し、広い土地を得たらしいが・・・
  28. 絵崎教授はここのスカートをイングランド発祥と間違えた。
  29. イギリス料理はまずいというのが民族ジョークのパターンだが、スコットランドの料理もすさまじい。ハギスという食べ物は羊の胃袋に羊の臓物を詰めた食べ物。
    • フランスのシラク元首相はハギスを取り上げて「こんなまずい物を食べているイギリス人は信用ならない」といった。
      • そしたらイギリスの外相が「ハギスに関してならシラク首相のご高説はごもっとも」と言ってしまった。それでいいのか。
        • 外相はイングランド人だったんだろう。
    • ブッシュ大統領も「ハギスが出るのを懸念している」だそうだ。
    • ちなみに当のスコットランド人もハギスの好き嫌いは半々ぐらいだとか。ソウルフードにして好みが分かれる料理ということで、くさやとかのポジションだと思っておくべきである。どうもシラクはNATOの総長(スコットランド人)に「俺の故郷のごちそうだぜ」みたいな感じで試しに食わされたらしい。なにしてんだ・・・。
  30. 発明大好きスコットランド人
    • J.ワット=蒸気機関車、G.ベル=電話、J.ベアード=テレビ、など
    • 世界初の空気入りタイヤを発明したダンロップもここ出身。
    • あと左手の法則じゃない方のフレミング(細菌学者)も。
  31. 新スコットランド(ニューカレドニア)がオセアニアの方にある。
    • ノバスコシア(こちらも「新スコットランド」)もカナダにある。
    • カレドニア造山活動(古生代)も。
  32. 独立運動が存在し、2014年に住民投票を行うらしい。ロンドンの政府は独立阻止のために躍起になっている。
    • もっともスコットランド人でも独立反対派は少なくない。
    • オークニーやシェトランドの島嶼部住民の多くは「もうすでにEUの一員だから」といって、独立運動をさめた目で見ているらしい。
    • 独立反対派が勝利しました。
      • 独立すると経済的に危ないらしい。「太陽無きスペイン」状態になるとか。
  33. マーマレード発祥の地とされている。しかもその起源はスコットランド女王メアリが幼少の頃熱にうなされたときに話したフランス語だったとか……。
    • 船酔いともされている。
  34. 国民投票でEU離脱が選択されたことを受けてまたもや好機と見てイングランドと離れ単独でEU加盟しようと画策している。どんだけ離れたいんだ
    • イングランド人「何故我が国の物事がブリュッセルで決まるんだ!」スコットランド人「何故我が国の物事がロンドンで決まるんだ!」
    • スコットランドはイングランドへの対抗心からか親EU。「EUに残りたいなら独立に入れるな」と言われたのに、イギリスがEU離脱するなら「話が違うじゃないか」となるのも当然ではある。
  35. アントニヌスの長城で南北に分断されている(大嘘)
    • 実際はハドリアヌスの城同様、スコットランドとローマ帝国の境界線だったらしい。

町・地域の噂[編集 | ソースを編集]

エディンバラ[編集 | ソースを編集]

  1. この町のカフェでハリーポッターが生まれた。
  2. 「田舎者は帰れ」と言われて中に入れない。
    • それは、「ドラクエⅢ」に登場するエジンベア。エディンバラをモデルにしているのは間違いないが。
  3. フィッシュアンドチップスにブラウンソース(おそらくHPソースに酢を混ぜている)をかける。
  4. 元ミス・エディンバラが貴族学校の香港人、マジで可愛い、でも恋人が女の子、いわゆるレズ
  5. 男が普通にスカートをはいている。
    • スカートと言うと怒られる?「キルト」と言え。
      • キルトの下はフルチン。なんでもいきなり前見せをやって敵を油断させた名残だとか…
  6. 名目上、王配殿下(元はドイツギリシャ人)の領地である。
    • 結構口が悪い。「北京に長く居ると目が細くなる」(モンゴロイド(特に北方系)の特徴を皮肉ったもの)などの舌禍事件は有名。
      • 幼少期の凄惨な環境(クーデターで亡命、父親が家庭を顧みなかったなど)を考えると少々同情できるが。
    • ちなみに姓のマウントバッテンは父親(デンマーク王家でもあったグリュックスブルク家)ではなく母親(ヘッセン公家の庶流バッテンベルク家)の姓に由来。
    • そこから荒川さんちに嫁入りすると...
  7. グランド・セフト・オートシリーズを作った事で有名なRockstar North(Rockstar Gamesの子会社)がある。
  8. おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま 「えでいんばら」 はらばりたや うん
  9. エジンバラ・ウェーバリー駅は、車窓から西側を見上げるようにしてみても、陸橋の上からトンネル側をみても、眺めが圧巻である。

グラスゴー[編集 | ソースを編集]

  1. 人口100万人を数える大都市だった。
  2. 造船業が衰退して人口が激減してしまった。(現在は58万人ぐらい)
    • それでもいまだに「首都」より人口が多い。
  3. シリコン産業に望みをつなぐことに・・・
    • 日本もそうだけど、工業が衰退すると毎度のごとくシリコン産業(IC産業)だな。
  4. 韓国のワールドカップ代表がやってきた。
    • ドイツのいろんな町から「おとといおいで」って言われたからだっけ?w
  5. 日本の茸がやってきた。
  6. 観光としては特に見るべきとこのない町。しいて言えばマッキントッシュの建築。
  7. スコットランド・プレミアリーグの2強、レンジャーズとセルティックを抱えている。
    • だがレンジャーズは経営破綻で2012-13シーズンから4部に急降下。
    • セルティックサポーターにとって中村俊輔は偉大な存在。チームを優勝に導いた立役者だから。

アバディーン[編集 | ソースを編集]

  1. 漁業が盛んだが石油産業も発達。
  2. 香港など、イギリス領だった国や地域には必ずといっていいほど同名の町が存在。
    • アメリカの空軍基地の名前にもあったような気がする。スコットランド人が多い地域だからかな?
  3. 市街地の建物が殆ど花崗岩でできている。よって晴れるとビルの壁がちょっと銀色っぽく輝く。
  4. トーマス・グラバーの出身地。
  5. YMOの楽曲の1つ、ではない。
  6. ここから海路でノルウェーまで行ける。

ヘブリディーズ諸島[編集 | ソースを編集]

  1. インナーとアウターがある。衣服かよww
  2. 屁ぶり出ず?(お下品)

インナー・ヘブリディーズ[編集 | ソースを編集]

  1. スコットランドを肉体に例えた時の中シャツ。だからインナー。
    • インナーヘブリディーズの方は沿岸部にある多くの島の総称で、位置も行政区もバラバラ。諸島の形をなしていない。
      • 上記の例えだと、パ○ティーとブ○ジャーでワンセットの下着だとするようなもの。
    • 因みに、外シャツにあたるのはアウター・ヘブリディーズ。
  2. アウターの方と違って、インナー・ヘブリディーズ諸島としての切手や通貨はないが、各島の中には独自の切手を発行しているところが多い。
    • それも、比較的小さな島に多い。メジャーな島はあまり出していない。
スタファ島[編集 | ソースを編集]
スタファ島1979年発行記念切手・メンデルスゾーン来訪150年
  1. スコットランド西部、インナー・ヘブリディーズ諸島の中にある無人島。
  2. メンデルスゾーンの名曲で知られた「フィンガルの洞窟」がある。
    • 玄武岩でできた六角柱状の柱状節理が見事な景観である。
    • 洞窟は船で通り抜けることはできない。
    • 幻想的な雰囲気が芸術意欲を刺激するのか、メンデルスゾーン以外にも多くの詩人、小説家などがここにインスピレーションを得て作品を作っている。
  3. スタファ島へは近くの有人島から遊覧船が出ているが、周囲が断崖のため上陸することはできない。
  4. スタファ島からは数多くの種類の切手が出ているが、粗製濫造のため切手収集ファンの評判は非常に悪い。
    • そもそも無人島なので、切手が必要なのか?


パベイ島[編集 | ソースを編集]
パベイ島1981年発行記念切手島の化石
  1. こちらもインナーヘブリディーズに属する小さな島。ただし少人数だけだが人は住んでいる。
  2. 夏には羊の放牧が行われている。
  3. 通常はボートでしか渡航できないが、ヘリポートがありヘリコプターでも訪問可能。
  4. 昔から宗教的、政治的など様々な被迫害者の隠れ家になっていた。
    • 中世には犯罪者のアジトにもなっていたらしい。
  5. 島の地質はジュラ紀に形成された石灰岩や頁岩で、あちこちからアンモナイトなどの化石がゴロゴロ見つかる。
  6. 島には郵便ポストが一つだけあり誰でも利用できるが、投函された手紙は島の地主が自ら本土の郵便局に受け渡している。
    • そのための専用の切手がたくさん出ている。
シューナ島[編集 | ソースを編集]
シューナ島1950年発行普通切手と特別配達用切手
  1. インナーヘブリディーズ南部、スレート諸島と呼ばれる一群に属する島。
  2. 近隣の島々は粘板岩(スレート)の荒れ地で古くから採石場となっていたが、ここだけは土壌が豊かで農耕に適しており、自然環境も豊か。
  3. 温暖な気候で、保養地向き。貸別荘(コッテージ)が数軒ある。
  4. 自然環境と生物多様性を守るため、島の電力は風力と太陽光発電に限られている。
  5. 本土と島との間の交通はボートだけ。
  6. 島には野生の鹿も生息しているが、その数は増えすぎないように管理されている。
  7. 島の周囲の海ではアザラシやイルカが観察できる。
  8. 1911年に建てられたと言われるシューナ城の遺跡がある。
    • わりと最近までメンテナンスされていたが、費用がかかりすぎて手が回らなくなり、今は荒れ放題である。
  9. 本土との間の郵便は定期的にボートで運ぶが、特別料金(速達便)を出せば臨時に船を仕立てて運んでくれる。
  10. 島の近くでは、欧州最大級の渦潮「コリーヴレッカンの大渦」が見られ、観光の目玉になっている。
    • これが名前の由来になったウィスキー「アードベッグ・コリーヴレッカン」も有名。
アイオナ島[編集 | ソースを編集]
アイオナ島1997年発行記念切手・聖コロンバ死去1400年
  1. インナーヘブリディーズ中部に位置する。
  2. 修道院の島として知られる。
  3. スコットランドにおけるキリスト教布教の足場となった、いわくつきの島
  4. 欧州のキリスト教信者にとって、メジャーな巡礼地の一つ。
  5. 6世紀中頃に聖コロンバが迫害を受けてこの地に逃れ修道院を設立。以来、バイキングの襲撃を受けるなどしながらも現在まで存続している。
    • ちなみに、この聖コロンバ(コルンバ、コロンブスとも)は、記録に残る最古のネッシーの目撃者だそうだ。
  6. 島のあちこちに古い教会や修道院の遺跡がある。
  7. 代々のスコットランド王が埋葬されている。
  8. 静かな環境も人気で、自然観察やトレッキングなどのスポットにもなっている。
インチマーノック島[編集 | ソースを編集]
インチマーノック島1999年発行記念切手・アマチュアラジオ局開設
  1. スコットランド南西のクライド湾内にある。
  2. 島名の由来は、7世紀にこの島に修道院を設立した、聖マーノックの名前から。
  3. 他の島々とはキンタイア半島を挟んだ向こう側にあるので、インナーヘブリディーズに含まれるかどうかは微妙。
  4. 青銅器時代の人骨が発掘され、「インチマーノック・クィーン」と名付けられている。
  5. 8世紀頃の教会の遺跡から、当時の様子を描いたスレート版が発掘されている。
    • この人物図の解釈を巡って議論が起こっている。
    • 鎧で武装した人物が非武装の人物の隣りに描かれてるが、戦時捕虜か奴隷の監視とする説と、外敵から民間人を警護しているという説。
    • その当時の価値観を左右する、正反対の解釈である。
  6. 第2次大戦中は、軍の演習場になっていた。
  7. 現在は小規模な農場と、アマチュアラジオ局がある。
サンダ島[編集 | ソースを編集]
サンダ島2004年発行普通切手
  1. キンタイア半島の先、インナーヘブリディーズで最も南にある島。
  2. 三田市とは関係がない。
    • アイランドゴルフリゾート三田というのもあるが、もっと関係ない。
  3. 東宝の怪獣とも関係がない。
  4. もちろんサンダーバードも走っていない。
  5. 島名の由来はsand(砂)。きれいな砂浜があることから。
  6. その形から、別名「スプーン島」とも言われる。
  7. 近くの海ではホエールウォッチングが楽しめる。
  8. 渡り鳥の営巣地として有名。鳥類観測所があり観光客向けのバードウォッチングツアーがある。
    • でも、サンダーバードも雷鳥も生息していない。
  9. 高級リゾート地。コッテージが4棟あり、島全体を貸し切ることもできる。但し1日2,000ポンド(36万円)だそうだ。

アウター・ヘブリディーズ[編集 | ソースを編集]

アウターヘブリディーズ諸島1988年発行普通切手・観光ツアー用
  1. スコットランドの北西にはアウターヘブリディーズとインナーヘブリディーズの2つの諸島があるが、単にヘブリディーズ諸島といったらここ。
  2. ここが由来のニューヘブリディーズ諸島は、バヌアツの旧名。
  3. 地図で見ると、スコットランドに対する防波堤のように南北に連なって横たわっている。
  4. 70以上の島々からなるが、人が住んでいるのは15ほどである。
  5. 最大の島は一番北側にあるが、この島の名前は島の南北で違う。
    • 北半分がルイス島、島の南半分はハリス島。ややこしいが歴史的経緯があるらしい。
  6. 英国でも一番保守的な土地柄。教会にジーンズや女性はズボン履きで行くとたたき出される。
  7. サッカーのアウターヘブリディーズ代表が存在する。ただしFIFAには加盟していない。
  8. 800年前まではノルウェーの支配下にあったため、現地の人は今でもバイキング訛りを話す。
セントキルダ諸島[編集 | ソースを編集]
セントキルダ諸島2000年発行記念切手・アマチュア無線局開局
  1. スコットランドの北、アウターヘブリディーズ諸島よりさらにはるか西にある離れ小島。まさに、イギリス最果ての地にふさわしい。
    • 一応、アウター・ヘブリディーズの一角を構成しているらしいよ。でも隣の島まで60km以上離れているけど。
  2. ヒルタ島など小さな4つの島からなる諸島。
  3. 聖キルダという聖人がいたわけではない。
  4. 特異な自然環境と先史時代の遺跡のため、世界遺産に登録されている。
  5. 島全体を自然保護団体・ナショナルトラストが所有している。
    • 英軍の基地もあるが、基地でさえナショナルトラストから借り上げている。
  6. 欧州で最も高いコナチェア断崖があり、強風が吹き荒れる島。船が近づくのも難しい。
  7. 紀元前から人が住んでいたが、あまりに過酷な環境なので1930年代に島民全員が本土に移住していなくなった。
    • 現在は、自然保護団体と軍関係者しか住んでいない。
  8. 島に生息するソアイ種の羊は、先史時代の血統を維持している希少種である。
  9. カツオドリをはじめとする数多くの海鳥の繁殖地となっている。
  10. 金城武主演の香港映画「世界の果てに」の舞台になった島。
    • でも、ロケはセントキルダでは行わなかったらしい。
    • あまりに険しい地形で自然保護の制約もあり無理だった模様。
  11. 上陸するにはナショナルトラストの許可を得たツアーに申し込むしかない。
  12. 2000年には、アマチュアラジオ局が開局した。
  13. 定期船などなく郵便事業もないが、ナショナルトラストでは島の自然などをテーマとした切手を発行している。
    • この切手を貼った郵便物はわずかにナショナルトラスト自身が自分で運搬するだけ。ほとんどの売り上げは自然保護のための寄付金となる。

サマー諸島[編集 | ソースを編集]

サマー諸島2003年発行記念切手-サキ・サトムの「芸術家の視点」
  1. スコットランド北西部、アラプール市の沖合にある島々。
  2. 北緯58度でサハリン島北端より北。名前とは裏腹に寒冷な土地で、夏は短い。
  3. 大小20ほどの島々からなるが、人が住んでいるのはタネラ・モール島1島だけである。
    • 常駐しているのは一家族だけらしい。
  4. 2013年には売りに出されたが、買い手はつかなかった模様。
  5. ホラー映画「ウィッカーマン」のモデルになった島。
  6. 1970年代より、控えめだが味わいのある切手を発行し、切手収集ファンに人気がある。
    • ここの切手は印刷といい発行政策といい一級品。近年の日本切手よりよほど優秀である。
    • 2003年には、日本人芸術家サキ・サトムがデザインした切手も出している。

グリュナード島[編集 | ソースを編集]

グリュナード島1987年発行普通切手と1990年発行記念切手・島の浄化完了
  1. スコットランド北西部にある小島。
  2. 第2次大戦中、連合国(英軍)により生物兵器(炭疽菌)の実験場となった。
    • 終戦後の1946年にも炭疽菌爆弾の投下実験を行っている。
    • 人呼んで、イギリスの大久野島。でもこっちはうさぎが住んでるわけでもなければ、休暇村があるわけでもない。
  3. 東のヴォズロジデニヤ島、西のグリュナード島と比喩される汚染地帯となった。
  4. ホルマリンをバンバン撒いて浄化を行った結果、1990年に一応安全宣言が出された。
  5. 今度はホルマリン中毒の恐れがあり、現在も無人島のままである。
  6. 人が住んでいないのに、切手が発行されている。軍関係者が使うのか?

オークニー諸島[編集 | ソースを編集]

アインハロー島1982年発行記念切手シート・ビクトリア朝時代の衣装
  1. 文化などでのノルウェー色が徐々に強くなってくる島々。元々ノルウェー領でもあったのであたりまえだわね。
    • でも、なんだかんだ言ってスコットランド本土とは10kmくらいしか離れていないためか、シェトランドほど濃くもないらしい。
  2. アザラシが多く生息する。だからノルウェーのバイキングがアザラシの島と名づけたのが、ゲール語化してオークニーとなったらしい。
    • それより以前に、ローマの地理学者がスコットランド本土からこの地を見て、「オルカデス」という地名を付けていたらしいが見事に消された。
  3. 実は最初の入植者は古代ブリテン島北部に生息していたピクト人。それをスカンジナビア民族が700年代末に来襲して奴隷化したとも虐殺したとも伝わる。
  4. 住民は昔から真面目な人が多かったらしく、カナダのハドソン湾会社の社員の7割はこの地の出だったとか。
  5. 割りと石で出来た遺跡が多い。城ではないけど、どこかそんな感じのする石垣みたいなのもあるので、日本人でも楽しめるかも。
    • メインランド島内の遺跡のなかには、世界遺産になっているものがふたつもある。
  6. わりと鰊漁で栄えたらしいが、スカンジナビア半島沿岸みたいに、後になってタラ漁にシフトするということはあまり見られなかったらしい。
  7. アイランド・ウイスキーの蒸留所をふたつも持っている。
  8. 諸島の中の1つのアインハロー島では毎年100種以上もの地方切手を発行しているが、お世辞にも良質な印刷とは言えず、評判は最悪である。
  9. 新年行事として、メインランドを海の手チームと山の手チームに分けて、島の男性総出でやる球技があるらしい。

シェトランド諸島[編集 | ソースを編集]

ヒルダジー島1995年発行記念切手シート・ツノメドリと地図
  1. 割りとオークニーと纏めて扱われることの多い諸島。
    • ノルウェー色がオークニーよりも濃い。言語もゲール語とノルウェー語の間の子のような言葉が残っているとか。
      • フーラ島などのように本島からも離れた孤島だと未だに古ノルド語が使われているとか。世界史の歴史年表みたいなのが今も残る姿って想像できん。
    • オークニーまで最短でも80kmも離れているがスコットランド議会ですら纏めて一つの選挙区。
  2. 最大の島の名前はメインランド島。オークニーも実は同名の別の島であるメインランド島が最大の島。
  3. やっぱりここも石で出来た遺跡が残されている。オールドスキャットネスは海上版竹田城という感じがしないでもない。
  4. 北海油田関連事業でボロ儲けらしい。
  5. オーロラがほぼ毎年必ず見られるとか。その割に月別平均気温が氷点下へ行くことはないという割と恵まれた土地柄。
    • でも真夏でも15度程度。
  6. フーラ島は写真で見る限りなんとなく隠岐っぽい感じ。フェア島は奥尻島っぽい感じ。
  7. オークニーまで80km、本土まで180km、エジンバラまで400km以上離れている。実はエジンバラよりもノルウェーのベルゲン(300km)の方が近く、さらに言えば、ロンドンよりもオスロのほうが近かったりする。
    • 地理的にはもはや北欧。
  8. コリーの小型版「シェルティ」のふるさと。
  9. セーターの名産地のひとつ。
  10. シェトランド諸島自体は独自の通貨や・切手は持っていないが、諸島の中の1つのヒルダジー島で地方切手を発行したことがある。

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