南海ズームカーの車両
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特急用[編集 | ソースを編集]
通勤用・現役[編集 | ソースを編集]
2000系[編集 | ソースを編集]
- 21000・22000系の置き換え用として登場した新型ズームカー。
- 実は南海初のVVVFインバータ制御車。
- 加速・減速の時に発するモーター音は他に例を見ない重低音。
- 他社は本格投入の前に試作車両を投入したが、南海はいきなりこれを投入した。
- 阪神もいきなりVVVF車を投入している。
- 最初に登場した2001Fが試作車という感じもする。
- 登場時の外観はJR東日本のE127系(新潟地区)にそっくりだったが数年後に南海標準色となった。
- 旧色で登場した編成は帯を剥がした跡がくっきりとわかる。
- あと前面の車番のサイズもデカい
- 旧色で登場したのは0番台のみ。その次に登場した30番台からは最初から現在のカラーで登場した。
- 0番台は当初座席の色もえんじ色だった。但し在来車と異なり着席区分を表す模様が入っていた。
- 高野線のダイヤ見直しで本系列が余剰となり一部がなんと南海本線に転用された。
- 関西空港にも乗り入れてくる。
- 南海本線の他の通勤車両が全て4扉のため、前面には大きく「2扉車」の表記が見られる。
- 本来の所属線区である高野線でも橋本以北の運用に入ることも多い。
- 登場時グリーン塗装だった0番台は全車両南海線所属となっている。
- 大運転列車をこの系列で置き換える→17m車では難波方が大混雑→仕方なく橋本で系統分割→極楽橋方が閑散化でワンマン運転実施→2000系ではワンマン運転不可能。2300系製造→2000系の居場所が無くなる。
- 大運転減らすじゃなく橋本以北は8~10連、橋本で増解結って考えは無かったのかな?
- かつては存在したが17m2扉というのがネックになったのだろう。これの8連は今も一応存在する。
- 大運転減らすじゃなく橋本以北は8~10連、橋本で増解結って考えは無かったのかな?
- 難波口ではむしろ本線の方がよく見かけるようになった。
- 新車増備までの一時的な現象と思われたが、いつの間にか10年以上使っていた。もうすっかり定着している。
- 逆に言えば17m2扉車4両編成で間に合うほど利用客が減ったことを意味している…。
- 2023年に似たようなことがJR西日本でもあった。
- 関東では本線から東上線に転用された東武30000系も似ている。
- 増備途中での設計変更が結構多い。
- 途中から現在の南海標準色に変更され、車内もバケットシートとなった。後期タイプには1000系と同じようなボックスシートを設置した編成もある。
- 最終増備車はドア間の座席が減らされている。
- 途中から現在の南海標準色に変更され、車内もバケットシートとなった。後期タイプには1000系と同じようなボックスシートを設置した編成もある。
- 0番台と40番台が4連で20番台と30番台が2連である。
- 2連は当初30番台であったが空き番がなくなったため20番台も使うようになった。
- 同じ4連でも0番台と40番台ではパンタグラフの位置が異なる。0番台は先頭車(2000形)と中間車(2100形)に1基ずつなのに対し40番台は先頭車(2000形)に2基集中配置している。
- 0番台に空き番があるのになぜ40番台に飛んだのか疑問が残る。6300系といい南海の付番基準はよくわからん…。
- 後期に製造された車両はドア上にLED案内表示機取付の準備が行われているが今のところ設置されていない。
- これまで南海の通勤車両は関西では唯一車内蛍光灯のカバーがなかったが、2000系でようやく付くようになった。
- その後登場した1000系と2300系もカバー付きで登場したが、8000系ではカバー無しに逆戻り…。
- 実は蛍光灯カバーが無かったのは難燃基準変更後の8000系を除くと6000系から9000系までの僅か30年足らずの伝統に過ぎない。
- これ以前に蛍光灯カバー設置が積極的だった証拠は今も阪堺のモ501、高野山ケーブル、各地方に譲渡された21000系に見ることが出来る。
- 本系列で南海通勤車のレベルが上がったことは間違いない。
- この形式に関しては、特急運用も前提とした設計となっている。現に、高野線で特急用車両の都合がつかない時には、2000系による全車一般車特急が走る。
- そういう意味では、京阪9000系と同じ立ち位置。
- この形式に関しては、特急運用も前提とした設計となっている。現に、高野線で特急用車両の都合がつかない時には、2000系による全車一般車特急が走る。
- 2044Fは「真田赤備え電車」として真っ赤にラッピングされている。
- 前から見たら2300系みたいにも見える。
- 明らかに大河ドラマ「真田丸」を意識したものだが肝心の大河ドラマが終了した後もそのままで走っている。
- 泉北高速鉄道への乗り入れは行わないが、高野線所属車の方向幕には「和泉中央」が入っている。
- それに対し本線所属車両の方向幕には「淡路号」が入っているが無論使われたことはない。
- これもリニューアルしたりしないんだろうか…。個人的には高野線系統の車両をvvvvf更新してさらに省エネ化してLCD追加、急行以外に各停、区間急行にも使えたらいいなと思ってる。
- 登場から30年以上経過してるからリニューアルしてもおかしくない時期なのにね。9000系のリニューアルが全編成完了したらこいつを更新入場させるとか。
- 今後は先代の22000→2200系と同じく支線に転用されるらしい。リニューアルはその時に行われるかも。
- 下手をしたらワンマン化と同時に2連が単独運用可能になり2300系と扱いを共通化される可能性もある。
- 千代田工場の一般公開で2035Fに「ワンマン」表示があるのが確認されている。噂によると2024年4月に列車運行を再開する高師浜線に入るとか。
- 2200系が余剰となり、銚子電鉄に譲渡されたのはそのためかも。
- 高師浜線は自動運転採用の対象らしいが、電磁直通ブレーキの本系列で対応できるかどうかが不安。これは和歌山港線も同様。
- 千代田工場の一般公開で2035Fに「ワンマン」表示があるのが確認されている。噂によると2024年4月に列車運行を再開する高師浜線に入るとか。
- とは言え、その時点で1番古い車両は車齢35年を超えるので、もうリニューアルするには遅すぎってことで、リニューアルせずに使い続けるでは?6200系6連みたいに
- そうなったら中小私鉄は喉から手が出るほど欲しいだろう。
- 2連は14本存在するが、2200系置き換え用車両は5本で十分。7100系ワンマン車5本の置き換えを実施するかどうかも疑問になる。
- 下手をしたらワンマン化と同時に2連が単独運用可能になり2300系と扱いを共通化される可能性もある。
- 設計当初は3扉車になる予定だったのが山岳線のホーム上の急カーブや、既存車のドアカットスイッチの取り付けに費用が掛かり断念した逸話あり。恐らく次期ズームカーは3扉全電気指令ブレーキとなり、2000系は支線区へ転属と、地方鉄道へ譲渡になるものと予想される。
- 結局リニューアル(というより機器更新)は1000系へ移行。
- 今後のホームドア設置に絡んで本系列は橋本以南の限定運用になる可能性が出てきた。
- ブレーキ緩解音が、名鉄の6Rとそっくり。
- 多奈川線で2両で走る姿が目撃された模様
2200系[編集 | ソースを編集]
- 来年の春に2200系を改造した観光列車(ワンビュー座席」や、全国の大手私鉄で唯一の「展望デッキスペースを設ける)が登場する
- その名は「天空」。但し2011年9月現在、台風被害による紀ノ川鉄橋損傷で運休中。
- 予約方法が特急とは異なる。予約センターに電話予約し橋本駅で指定券を受け取る。
- 実は一度だけ難波駅に乗り入れたことがある。
- その後ももう一度乗りいれ、今では2回である。
- リニューアルで22000系から2200系に変わった。リニューアル後は南海線系の支線転用・貴志川線転用・熊本電鉄に譲渡・廃車の4つに運命がわかれた。
- 貴志川線に転用された車両は路線ごと和歌山電鐵に引き継がれた。
- かと思ったら「天空」の運転開始により1編成がまさかの高野線への復帰を果たした。
- 「天空」に運用する際は山岳路線であることから2両単独での運用はできないため、必ず橋本側に2000・2300系を2両連結した4両編成となる。
- 休憩所として扱われているらしいが、天空自由席として一般客にも開放されるため、シーズン期はかなり混雑する。
- 通常のロングシート車だと通勤電車感が出て味気なく、自由席でも楽しんでもらおうとしたのかゲーム『戦国BASARA』とコラボした塗装を施した事がある。
- 休憩所として扱われているらしいが、天空自由席として一般客にも開放されるため、シーズン期はかなり混雑する。
- 「天空」に運用する際は山岳路線であることから2両単独での運用はできないため、必ず橋本側に2000・2300系を2両連結した4両編成となる。
- 0番台はリニューアル当初は高野線の山岳区間直通運用に入っていた。当初は0番台も高野線に残す予定だったが2000系との併結時の相性が悪かったことから計画を変更し2000系が追加で増備されて高野線山岳区間は一旦2000系に統一された。
- 電磁直通ブレーキを持て余した2000系涙目。
- 30番台はリニューアルと同時に支線転用になったグループで、なぜか側扉のドアエンジンが更新されていない。このため閉まるとき「プシュー!」という大きな音がする。
- ちなみに車体の高さも違えば方向幕の大きさも違う。貫通幌も撤去されている。
- 内訳は2両編成16本のうち、0番台にリニューアルが3本(うち1本が天空に再改造)、30番台にリニューアルが3本、貴志川線に転用・和歌山電鐵送りが6本、熊本電鉄譲渡が1本、廃車解体が3本となった。
- 車体は南海線の7100系を17m2扉に短縮した感じ。性能は21000系と同一。
- そのため同時期に登場した7100系とは異なりコイルバネ台車である。
- 汐見橋線・高師浜線と言った支線で運用される時は2台あるパンタグラフのうち1台を下ろした状態で運用される。
- 従ってパンタグラフ2個を使用するのは「天空」だけ。
- 南海2000系の支線区転用による置き換え対象とされている。天空もおそらく対象であろう。
- 2023年に銚子電気鉄道がこれを購入すると発表した。
2300系[編集 | ソースを編集]
- 南海では珍しい、特別料金不要で乗れる転換クロスシート車両。
- 座席配置は2-1列。ただ普段はあまり混まないので問題になっていない。
- ただ最近は高野山への観光客が増えているためか、2両編成ではかなり混雑が目立つようになった。
- 当初は2000系と同じような車両になる予定だったが、高野山が世界遺産に登録されたことから急遽観光向けに設計変更された。そのため転換クロスシートの配置が側窓と合っていない箇所があったりもする。
- 座席配置は2-1列。ただ普段はあまり混まないので問題になっていない。
- 外観は他の南海通勤車とは異なり、ステンレスに赤い帯が巻かれている。前面はほとんど赤一色。
- 車内も他の車両と異なり赤系でまとめられている。ドアの内側はこの車両からステンレス剥き出しとなった。
- 登場時には難波まで乗り入れていたが、現在は橋本以南のみの運用。難波どころか大阪府内にも乗り入れない。
- 但し不定期で難波まで乗り入れたことはあった。
- ダイヤが乱れた時に乗り入れることもある。
- 主に日立製の制御装置を使用している南海としては珍しく東洋製のIGBT-VVVFを搭載。
- しかも加減速の際に発する音も他の東洋IGBT-VVVFとは全く異なる独特のもの。
- 側面には「Sakura」「Cosmos」など花のイラストやロゴが描かれている。
- 計画段階では2000系と同じ帯の色になる予定だったが、高野山が世界遺産に選ばれたことで現在のカラーになったらしい。
- 1000系と2000系は前面貫通扉の窓が大きかったが、本系列から再び小さくなった。
- 運転室が暑くなるのを防ぐため。
- 橋本以南の山岳区間での2両ワンマン運転実施のために登場した。
- 2000系にも2両編成はあるが、制御装置や補助電源が1つしかないため2両単独での運転は無理らしい。
- 8000系などと同じドアチャイムが付いてるが、ワンマン運転の時だけ鳴り、ツーマン運転では鳴らない。
- 違う。2300系オンリー、または編成を繋いで最後尾が2300系の時だけ鳴り、編成を繋いで最後尾が2000系などになる場合は鳴らない。
- この車両以後再び前照灯が貫通路上に付くようになった。
- 阪急標準顔と言われる顔つき。
- なにわ筋線開業に合わせて17mの『こうや』新型車両と併結できる車両と合わせて『サザン』みたいな運用をしてほしい。
- ドア形状が、E231系みたい。
- 英語放送が京阪本線と同じ声。
通勤用・過去[編集 | ソースを編集]
21000系[編集 | ソースを編集]
- 元祖ズームカー。
- 湘南形の前面スタイルが特徴だった。
- 最初の2編成がセミクロスシートで、他はロングシートだった。
- セミクロスシート車は行楽シーズンの臨時特急にもよく運用された。
- 元々セミクロスシート車は4編成あったが、2編成がオールロングシートに改造された。
- 車内は側窓の上にある蛍光灯が印象的である。その後に製造された特急車両にも採用され、南海の伝統となっている。
- 俗に「散髪屋」「理髪店」などと呼ばれていた。
- 「ラピート」にも形を変えて引き継がれている。
- 末期には新塗装になったこともあるが、さすがにあれは似合わなかった。
- 2両編成で和歌山港線などで運用されていたこともある。
- 関西の私鉄車両としては珍しく他社に譲渡され、一畑電車と大井川鐵道でその姿を見ることができる。
- 一畑電車にいたグループは2017年に引退。
- 蛍光灯カバーのつけられた鉄道線の一般新造車はこの車両が一旦最後となる。これ以後同車の代替となる2000系デビューまで南海の車両は蛍光灯カバー無しがデフォルトとなる。
- ラピート登場前にこの車両で塗装試験が行われ、青1色になったことがある。
21201形[編集 | ソースを編集]
- 車体は21000系と同一だが、機器は旧型車両のものを流用したため吊掛式駆動だった。
- このため、通称「偽ズーム」と呼ばれた。
- 登場は21000系より1年早い。
- 名鉄で言う7300系。
- 機器の流用元は事故廃車された3両(モハ1283、クハ1894、モハ1282)で、当初は2M1Tの3両編成で計画されていたが、途中で中間電動車の追加が求められ無理やり工場の予備品をかき集めもう1両を仕立て、3M1Tの4連となった。
- 1967年には吊り掛け駆動方式のまま台車を空気ばね化された。
- 昇圧後、先頭車のうち1両(モハ21201号車)制御車化の上貴志川線に転用され、1201形の増結用となった。
- 塗装は1201形と同じだったため、何気に湘南型スタイルに当時の標準塗装が塗られた唯一の車両だった。
- それ以外の3両のうち中間車2両(モハ21203とサハ21801)は即座に重機の餌となり、残りの先頭車1両(モハ21202号車)は散々放置された挙げ句クレーン試験に供され1983年に廃車に。
- 1986年の除籍後、解体前に社内で衝突試験に供され、データ取りが行われた。
- 高野線を引退した後、チョッパ制御の試験車にする計画もあったらしい。
南海電気鉄道 |
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南海本線 高野線 ラピート サザン 車両(形式別・特急型・ズームカー・勝手に開発) 球団 |