ざんねんな漫画キャラクター事典/金田一少年の事件簿

ナビゲーションに移動 検索に移動

※編集される方は「Chakuwiki:お願い/ざんねんなモノ事典」をご覧ください。

  • このページにはネタバレが含まれております。ご注意ください。

主要な登場人物[編集 | ソースを編集]

金田一一
  1. 金田一耕助の孫とされているが、そもそも耕助が結婚していたとか子供がいたという設定は元々無いため、血縁関係が無かった可能性が非常に高い。
    • まあはじめの母親が孤児であり、耕助が養子として引き取った可能性を考えれば辻褄が合うが…。
  2. 松本潤版のドラマでは原作と違って人見知りな性格であり、「こんなのはじめちゃんじゃない!」と批判するファンもいた。
  3. さらに亀梨和也版では耕助が嫌いであるという原作を無視した設定が追加された。
    • さらに陸上競技部の幽霊部員という設定も謎…。
  4. 作中ではしばしば「キンダニ」とか「カネダイチイチ」などと呼ばれてしまう。
    • 前者の理由は彼の本名を縦書きにすれば分かる。
  5. 中学生の頃、美雪の下着を盗んだことがある。
    • 勿論、その後は美雪にボコボコにされた。
  6. 『37歳』では社会人となり、ブラック企業(旅行会社)に就職していることが判明した。(かつての仲間はみんな一流企業に就職しているのに…)
    • そして高校生の頃のような明るい性格では無く、内向的な性格になってしまっている。
      • 「もう謎は解きたくない」が口癖。
        • 美雪と疎遠になってしまったことや玲香が芸能界を辞めたことなどが原因らしい。
          • 堂本剛が耳をやられたのと無関係とは思えないのだが。
七瀬美雪
  1. 従兄の橘川茂が殺害されても全く何も思っていなかった。
    • もっとも茂が外道だったことを考慮するならばある程度は理解できるが。
  2. 松本版では原作と違ってかなり幼い印象がある。
    • ちなみに演じたのは鈴木杏。
  3. 『37歳』ではヒロインの座を失ってしまった。
    • とはいえLINEでは今でもはじめと連絡を取っているらしい。
    • ちなみにこちらでははじめの部下である葉山まりんがメインヒロインとなっている。
速水玲香
  1. 七瀬美雪と並ぶ2大ヒロインの一人だが、美雪に比べて勝気な性格やあざとい面が目立つため、読者によって好き嫌いが分かれる。
  2. 不幸体質である。
    • 家庭環境が複雑であり、エピソードによっては事件の容疑者になったり、誘拐されてしまうことも…。
  3. 続編の『37歳』では長らく登場していなかったため、死亡説があった。
    • ようやく登場するようになった(しかも一児の母として)が、玲香の息子が実子か養子かは未だに不明であり、はじめが玲香の旦那のことを「息子さんのお父さん」と呼んでいたことから、やはり不吉な予感がする…。
  4. 幼少期は青森でペンションを経営していた速水雄一郎に育てられていたが、実はこいつは強盗殺人犯であり玲香の実の父親を殺害している。
    • そして玲香は雄一郎に拉致され、実質的に娘として育てられていた。
      • なお玲香は偽名であり、本名はである。
    • また、かつて自分のマネージャーだった小城拓也は生き別れの兄だった。
明智健悟
  1. 原作では初登場回以外は主人公サイドの心強い味方の警視として登場しているが、ドラマ版では登場回数が非常に少なく、しかもただの嫌味な悪玉として登場している。
  2. 女性キャラに優しいと言われ、美雪を含む大半の女性キャラからの好感度も高いが、玲香とだけは例外的に相性が悪い。
    • 理由は明智の初登場回でろくな証拠も無いまま玲香を逮捕しようとしたため。
  3. 後にスピンオフで後付けの設定として追加されたが、警部時代は善良な警察官だった彼が警視に昇進した際に性格が捻くれてしまった経緯が説明されている。
    • 実はかつて警察の不祥事を暴いたために当時所属していたチームが解散してしまい、そのことを酷く後悔しており、誰にも助けを求めたくないという歪んだ性格になってしまった。
      • そのため、明智は学生時代やロサンゼルス時代の武勇伝は語りたがるが、トラウマとなった警部時代の話を金田一たちに対して殆どしない。
剣持勇
  1. 正義感の強い警部として描かれているが、捜査ミスも目立つ。
    • ある事件では無実の少年に対して自白を強要し、彼の人生を潰したことも…。
  2. ドラマ版では明智の代役として登場しているためか紳士的な人物として描かれており原作に比べて威厳が無く、賛否両論。
    • はじめのことを下の名前で呼びのが原作との大きな違い。(ただし初対面の際は「金田一くん」)
  3. ある女子高生殺人事件では警察官としてやってはいけない致命的なミスを犯している。(詳細は後述)
  4. 年齢的には明智より20歳(アニメでは10歳)上なのに、明智にこき使われている。
    • 流石に部下と言えども明らかに自分より年上の人間を「剣持くん」呼びするのには違和感があったためか、最近では明智の剣持に対する呼称が「剣持さん」に変更された。
    • まあ相手はキャリア組だから仕方ないね。とはいえノンキャリアで警部にまで上り詰めているので警察官としてはかなり優秀な人物ではある。
  5. 実は若い頃、大学生時代の明智と会っている。
    • 当時は明智のことを「勉強ができるだけの未熟者」だと思っていた。まさかこいつが将来自分の上司になるとは思っていなかっただろう…。
  6. Wikipediaでこの人の名前を検索すると同姓同名のインテリアデザイナー(実在の人物)の方が先にヒットする。
いつき陽介
  1. 明智警視と同様に現在でははじめたちの強力な味方となっているが、初登場回ではなかなかのクズキャラだった。
  2. 明治大学を中退しているという設定である。
    • 理由は学生運動の影響らしい。ちなみにいつき自身も学生運動に参加していた。
  3. いつき陽介というのはペンネームであり、本名は樹村信介である。
  4. ある海難事故の影響で水や船に対してトラウマがあるという設定だったのだが、時々その設定が忘れられていることがある。
    • ある回では普通にプールに入ったりもしていた。
  5. ある事件の犯人(現在は亡くなっている)の娘である女の子を引き取って育てているが、そのせいでロリコンだと思われてしまっている。
村上草太
  1. かつて準レギュラーだった千家貴司がとある事情で降板させられてしまったことから後継として登場した人物。
  2. アニメ版では第1期と第2期(リターンズ)の声優が異なる。
    • これは第1期の声優だった人が某劇団に入ってしまい、そこが副業を認めなかったため。
  3. 千家や佐木(兄)の前例もあり、「いつか逮捕されるのでは?」とか「殺されるのではないか?」と危惧されていたらしい。
    • …が、『37歳』に登場しているので、そんな心配は無くなった。(ちなみにはじめや美雪と異なり、既婚で2児の父でもある)
佐木竜太
  1. 金田一の後輩である高校生カメラマン。
  2. かつては準レギュラーとして登場していたが、ある事件で犯人の餌食となり殺害されてしまった。
  3. 現在は弟の佐木竜二が後継のキャラクターとして登場している。
高遠遙一
  1. 金田一はじめの最大の宿敵である凶悪犯罪者だが、エピソードによっては本当に被害者(犠牲者)が外道であることもあり、伊集院茂夫のようなダークヒーロー的な立場になることもある。
    • 「今回(だけ)は高遠は偉い」と絶賛する読者すらいる。
    • 37歳では高遠に心酔するファンクラブができているほど。
  2. だが基本的にはコイツも外道であり、はじめに負けると操り人形を処分してしまうこともある…。
    • はじめが「ジッちゃん(金田一耕助)の名にかけて!」ではなく、自分自身のプライドにかけて捕まえると宣言した唯一の人物である。
    • 高遠の手掛ける事件には復讐のみならず金目当てや嫉妬などの同情できない事件があるため、被害者の会が結成されている。
  3. 時々刑務所におり毎回脱獄しているが、その脱獄方法は警察はおろか読者にも明かされていない…。
  4. 一応、初登場回と、高遠が少年だった頃のエピソードに限れば同情できる要素はある。
    • 初登場回ではマジシャンだった母親の近宮玲子を殺害され、また、少年時代には仲が良かった先輩の藤枝つばきを殺害されてしまう。
      • もしこの2つの事件が無かったら、高遠は殺人犯にならずに済んだ(天才マジシャンとして活躍していた)…かも?
  5. 『37歳』では死刑囚として拘置所にブチ込まれている。
    • だが未だに操り人形が沢山いるらしい。
金田一二三
  1. 元々はいなかったキャラクターだが、アニメ化にあたって新たに追加された。
    • 原作はともかく、アニメは一応子供向けという位置付けだったため、主な視聴者層に合わせた年齢のキャラクターを追加したのである。
  2. 表向きは良い子ぶっているが本性は腹黒く、はじめや自分が気に入らない人(剣持など)に対しては毒舌を吐くことが多い。
    • ただし美雪などフミの本性を見抜いている人物もいる。
    • ちなみに剣持のことをよく思っていない理由は、剣持がチビ金というあだ名を付けたため。
真壁誠
  1. 金田一達が通う高校の先輩。
    • 嫌味な性格ではあったが、ある作品で推理大賞を受賞しており優秀な高校生作家という位置付けだった。(要は明智みたいな奴)
  2. しかし実はそれは鷹島友代が書いたものだった。
    • 真壁は自分が主導権を握っていると思い込んでいるが、実はむしろ鷹島に操られている。
  3. 女ったらしだが、美雪からは嫌われている。
    • 金田一からも「嫌いな男の代表格」と言われてしまった。
  4. 『37歳』では警察官(階級はおそらく警部)となっており、金田一の新たな相棒として登場しており、関係も改善されている。
    • 剣持は退職、明智(警視長)は偉くなりすぎて現場に出られなくなったため。

その他[編集 | ソースを編集]

的場勇一郎
  1. 不動高校の物理教師であり、ミステリー研究会の顧問も務めていた初老の男性。
  2. しかし彼こそが学園七不思議の元凶となった人物であり、3人もの生徒を殺害している。(ただしこのうちの一人は10年前に亡くなっている。)
    • 死亡こそしなかったので殺人未遂に終わったものの美雪にも重傷を負わせている。
  3. 若い頃はある製薬会社の社員でありかつて研究所として使っていた不動高校旧校舎で発生した死亡事故の隠蔽のために不動高校に派遣された。
    • そして死体を発見されないために学園七不思議の噂を流し、生徒達に旧校舎に近づかないように指示していた。
      • ところが10年前、青山ちひろという女子生徒に薬害事件の事実が知られてしまい、揉み合いになって彼女を階段から突き落として殺害。そして彼女の遺体をミス研の部室の壁に埋めた。
    • なお道枝駿佑主演のドラマ版では有毒ガスによる重大事故を起こした建設会社の元作業員という設定に変更されている。
  4. 最後はちひろの父親である立花良造(旧姓・青山)に殺害され、死亡した。
    • 娘の死の真相を調査するために不動高校に見回りとして就職していた。
    • 道枝版では重傷を負うも命は助かっている。また、的場が生存しているため立花は殺人未遂で済み、刑期はそれほど長くはならないらしい。
  5. 歴代の犯人の中でも最も小物臭が凄いと言われている。
    • 殺人の動機が復讐では無く、単なる自己保身だったため。(なお的場だけで無く、後述の荻野など他にも保身のために殺人を犯した人間はいる。)
    • 金田一に「過去に怯えて罪を重ね続けた哀れな人間」と言われてしまった。
  6. 表向きは心優しく振る舞っているが根は小心者かつ残忍かつ卑怯者であり、無関係の人間に対しても手をかけるという意味で、毒島や能条とは真逆のタイプの犯人の代表格と言われている。
    • なお遠野英治や六星竜一なども逆能条タイプに該当する。(一応的場と違って復讐という目的はあったが、無関係の人間を複数殺害しているため同情の余地は無いに等しい。)
斑目るり
  1. 金沢市を舞台とした「黒死蝶殺人事件」に登場した12歳の女の子。
  2. 父親がどうしようも無い奴(毒親という言葉すら生温いような真性のクズ)であり、母親に対して暴力を振るっていたことから心に闇を抱えており、金田一の目の前で泣き出してしまう。
    • 金田一は次の日に一緒に遊んであげる約束をしたが…。
    • しかもこの父親は実の父親では無い。
  3. 翌日、犯人によって殺害されてしまい、約束が果たされることは永遠に無かった。
    • しかも犯人は実の兄である。
    • 歴代最年少の犠牲者でもある。
荻野千花
  1. 金田一が千葉にある遊園地のプールに遊びに行くエピソードに登場した女子医大生。
  2. 父親が莫大な借金を作ったために実家が貧しく、学費を稼ぐために自分が所属していた大学の入試問題を横流ししたが、それを同じ医学部のお嬢様(病院の理事長の娘)に知られ弱みを握られてしまう。
  3. そしてそのお嬢様を殺害したが、その罪を美雪に擦り付けてしまう。
  4. 最終的には金田一によって犯行を暴かれるが、その際には全く同情されなかった。
    • 基本的に金田一は(たとえ的場のようなクズであっても)犯人に対して同情する発言が多いが、(犠牲者の性格もかなり悪かったとは言え)元凶となった入試問題の横流しを行ったのは完全に自業自得だし、しかも美雪に罪を擦り付けたために金田一が激怒している。
      • 金田一は「殺人を犯す奴に、人の命を助ける医者になる資格は無い!」という感じでブチ切れた。
ピエロ左近寺
  1. 「魔術列車殺人事件」の登場人物。幻想魔術団に所属していたマジシャン。
  2. かつては近宮玲子の弟子だったが、トリックノートを奪うために近宮を殺害し、それを「運が無かった」と発言し全く反省していなかった。
    • ある劇場の天井裏の床が外れるように細工をし、近宮の転落死を狙った。
    • なお証拠が無かったためこれに関して罪に問われることは無かった。
  3. 寝台特急(おそらくモデルは北斗星)やホテルでの一連の事件の後ソロデビューし、そこでも近宮から奪ったトリックノートのネタを使ったが、それが原因で焼死してしまった。
    • 実は近宮はトリックノートを盗んだ者が「死の制裁」を受けるために最後のページに欠陥マジックを残していた。
      • なおトリックノートは2冊あり、もう一冊は後に息子である高遠に渡すつもりだったらしく、そちらには欠陥マジックが書かれていない。
  4. ぶっちゃけ悪い意味で高遠を覚醒させてしまった最大の戦犯
周龍道
  1. シリーズ第1期の最終話「金田一少年の決死行」に登場した10歳の男の子。
    • 孤児であり元々は児童養護施設にいたのだが、そこから逃げてきて香港のホテルで働いて稼いでいる、という設定だったが…。
  2. 実はこのエピソードの犯人であり、(高遠を除けば)第1期のラストボスである。
    • ホテルに滞在していた3人を殺害し、明智ものこともナイフで刺した(重傷を負ったが死亡しなかったため殺人未遂だが)。
  3. そもそも彼の正体は22歳の日本人青年の狩谷純。父親は大学教授の狩谷周平である。
    • 父親とその教え子4人と一緒に防空壕跡を訪れたが、父親がそこで見つけた金塊を独り占めしようとしたため、教え子達が周平と純を閉じ込めてしまった。
      • そのため12年間太陽の光を浴びられず、食事も満足に摂れなかったため殆ど成長できず、当時と同じ10歳児のような姿になってしまっていた。
        • なお周平は死亡した。
      • なお当時の教え子達はこのエピソードの犠牲者であり、この事件は純による復讐劇と言える。
        • ちなみに教え子の内の1人は先に高遠によって殺害されている。
          • 高遠が純を救出し、復讐劇のシナリオを書き純がそれを実行した。
      • そもそも教え子達も周平によるアカデミックハラスメントの被害者であり、純も「自分自身はともかく父親に関しては完全に自業自得」と言っている。
        • とは言え、まだ何の罪も無い幼い純も閉じ込めてしまったのは擁護できない。
        • 周平は放火魔でもあり、地下にある金塊が欲しかったためにその上にあるホテルに放火し、沢山の人を殺害している。クズだ。
    • ちなみに純が絶望的な環境下に置かれながらも何とか生きていられたのは、香港で出会った南麗晶という女の子と親友になったためである。この子とまたいつか再会するぞという強い希望があったからこそ生存できたのである。
      • この南麗晶は貧しい家庭で育ち、まだ幼いながらも観光ガイドとして働いて稼いでいた。そして成人後、ホテルでオーナーの美人秘書として働いていた。
三田村圭子
  1. 45歳のベテラン女優。福岡出身。
    • 彼女が登場したエピソードでは速水玲香が誘拐されるのだが、三田村が身代金1億円を支払ったため玲香は釈放される。
      • 太っ腹な人物であり、玲香の大好物である明太子のおにぎりも持ってきた。
  2. 実は速水玲香(梓)の実の母親である。
    • 玲香の実父とは結婚していたはずだが、幼少期の玲香が雄一郎に誘拐された際には既に玲香のもとにはいなかった。(離婚説もあり)
  3. 元々苦労人だった玲香をスキャンダルによってさらに苦労させたくないという思いから、実の母親であるという事実は玲香には知らされなかった。
小野寺将之
  1. 「黒死蝶殺人事件」に登場する旅行会社勤務の男性。
    • 斑目舘羽の婚約者であり、舘羽との関係は良好だったが…。
  2. 実はこの事件の犯人であり、舘羽とるりの姉妹を殺害し、その後で舘羽達の父親(偽)であった大富豪の斑目紫紋を殺害。
  3. 実は斑目緑と須賀実(舘羽達の本当の父親)の息子であり、本名は須賀徹である。
    • 須賀実は夜光蝶の研究を紫紋に盗まれ、さらに緑が自分を裏切って紫紋に嫁いだと勘違いしていた。そのショックで自殺してしまった。
      • ところが緑が裏切ったのは嘘であり、冷蔵保存していた須賀実の精子を使って徹、舘羽、揚羽、るりの4兄妹を産んだ。
        • 緑は紫紋が死ぬ直前に「あの子たちはあんたの子供じゃない」と告げて紫紋に復讐するつもりだった。
  4. 最後は実の妹を殺してしまったことを後悔し割腹自殺した。
    • そして母親の緑も徹に寄り添って屋敷に放火し自殺してしまった。
    • 揚羽が4兄妹で唯一の生存者となり、深山日影(遠野英治のそっくりさん)と結婚した。
  5. 犯行の動機こそ同情できる面がある(少なくとも紫紋がクズだったのは事実)ものの、何の罪も無い無関係の2人を殺害している(しかもその内の1人は幼女)ため、読者からの人気は低い。
斑目揚羽
  1. 斑目緑と須賀実の間に生まれた4兄妹の次女。
  2. ドラマ版では何故か男の娘という設定に変更された。
    • ちなみに原作では自殺した小野寺と緑だったが、ドラマ版では揚羽によって救出された。
      • そして最後は父親と同じ昆虫学者の道に進むことを決意する。
遠野英治
  1. 「悲恋湖伝説殺人事件」に登場した、金田一たちの不動高校の先輩。
    • 3年生で、美雪の前の生徒会長だった人物。
  2. 3年前の海難事故で恋人を亡くしている。
    • その恋人が救命ボートにつかまった際に、ある人物によって突き飛ばされたため、そのまま溺死してしまう。
      • なおこのボートは満員だったため緊急避難による正当行為と見做され、恋人を突き飛ばした人物が起訴されることは無かった。
        • 妹が亡くなった際にイニシャルが書かれていたキーホルダーを握りしめており、同じイニシャルの人物を片っ端から殺していくことを決意。4人が犠牲となった。
          • しかしその犠牲者の中に恋人を突き飛ばした人物はおらず、本当に突き飛ばした人物はむしろそのことを反省しており、医師不足が深刻だった過疎地域で医師として活動するなど真っ当な人物だった。
            • そのせいで、動機が復讐だったにもかかわらず、歴代の犯人の中でも(高遠を除けば)的場と並んで最悪の一人と言われている。
    • なおこの恋人は遠野の実の妹でもあった。
      • 妹の小泉螢子とは同じ児童養護施設で育った。その後、英治は旅行会社の社長の御曹司として引き取られたのに対し、螢子は別の養父母によって虐待に近い扱いを受けていた。
        • そこで英治は螢子を慰めるために船旅を計画したが、それが悲劇の始まりとなってしまった…。
  3. 最後はボートで逃亡し、自爆し死亡した…と思われたが…。
    • 「黒死蝶殺人事件」で遠野とそっくりな深山日影という人物が登場した。が、彼が本当に遠野の生まれ変わりなのか否かが確定することは無かった。
  4. かつて原作に関わっていた金成陽三郎氏(後に降板)のお気に入りの人物だったらしく、元々は犯人にせずに好青年として描く予定だったが、漫画をヒットさせるために急遽犯人に変更したという噂がある。
    • その結果、人気作となり連載が継続したわけだが…。
浅野遙子
  1. 「首吊り学園殺人事件」の犯人となった女性の塾講師。
    • 途中まで金田一を騙し切っており、歴代の犯人の中でも強敵と名高い。
      • ちなみに名前に「遙」が含まれるが、高遠との関連性は不明。
  2. 犯行の動機自体はかなり悲しいもの(恋人を殺害されたことによる復讐劇)なのだが、教え子の男の子に恋をしていたという設定が不味かったせいかこのエピソードはアニメ化されていない。
長島滋
  1. とある理由で金田一に殺人容疑がかけられるエピソードに登場する長野県警の警部。
  2. 根っこは悪い人では無いのだが、剣持以上に高圧的な性格であり堅物でもある。
    • ただ部下思いな面もあり、部下が怪我をした際には労いの言葉をかけていた。
  3. 状況証拠だけを見て金田一を犯人だと決め付け執拗に追いかけ回していた。
    • そして警視庁の剣持に対して「金田一が今まで解決してきた事件をもう一度洗い直した方が良いんじゃないか?」と悪態をついた。
  4. 一応その後は反省し、金田一の推理力と正義感を素直に認め、捜査情報を金田一に提供している。
    • そのため、自分が誤認逮捕し人生を狂わせてしまった毒島に対して全く謝罪していない剣持や、玲香との関係が未だに険悪な明智よりはある意味マシ。
    • ただ過去の負い目もあってか金田一のことを嫌そうに「キンダニ」と呼んでいる。(同じく金田一と親しくなった俵田孝太郎警部のフレンドリーな感じとは対照的)
  5. ドラマ版には登場せず、代わりに明智が長島の代役を、剣持が原作における明智の役割を務めた。
    • そのせいでドラマ版の明智は何の魅力も無い奴になってしまった。
千家貴司
  1. 金田一や美雪の小学生時代の友人であり、かつて準レギュラーだった人物。
  2. 「魔犬の森の殺人」にて犯人となってしまい、物語から退場せざるを得なくなった。
    • 理由は恋人・水沢利緒を研修医たちに殺されたことに対する復讐劇。
      • 千家に殺された3人の被害者たちはかつて利緒に怪しい薬を飲ませる人体実験を行っており、そして利緒が亡くなった後、医者として絶対に言ってはいけないことを言っていた。
        • 百田梅男は人体実験に参加したメンバーの4人目だが、殺されそうになる直前に助かった。その後、おとなしく警察に今までの悪事を自首している。
  3. 金田一が小学生だった頃を綴った小説版にも登場している。
    • ちなみに元々村上草太の前任として登場していたキャラクターであるにもかかわらず、何故か小学生時代の草太も登場している。

関連項目[編集 | ソースを編集]