NHK大河ドラマ/2020年代

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麒麟がくる(2020)[編集 | ソースを編集]

  1. 今まで幾度となく大河ドラマに出演してきた明智光秀だが、59作目にして遂に主人公の座を射止めた。
  2. 明智光秀役は長谷川博己。
    • 2018年度後期の朝ドラでヒロインの夫役を演じることが発表されてからの大河主演。
      • そのヒロインは、前年の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で、“東洋の魔女”の一員だった女子バレーの河西昌枝役で出演。
  3. 脚本は太平記以来久しぶりの大河ドラマ再登板となる池端俊策氏とのことで早くも重厚なドラマを期待する声も。
  4. 本作品では比較的最近の学説なども積極的に取り入れていくことが発表されており、斎藤道三についても親子2代乗っ取りを採用するようである。
    • また斎藤義龍に関しても俗説として存在する土岐頼芸の落胤説を逆手に取り、頼芸の子を自称しながらも本当は道三の子であるという描写となっている。
  5. 準主役とも言える信長の役を誰が演じるのかが作品の鍵を握っていると言える。
    • 信長役は染谷将太氏。緒方直人の時のような線の細いイメージから次第に変貌する感じになるのだろうか?
      • 主演の長谷川とは年齢に15歳も差があるため発表された際はかなり騒然となった。
        • 蓋を開けてみれば無邪気な笑顔から一瞬で狂気モードに突入するという斬新かつ怖い信長が生まれた。
  6. リクエストの段階でも書かれているが、せっかく主役に抜擢したのだから、「三日天下」で終わってはつまらない。
    • かなり異説を取り入れてもいいから長生きさせてほしい。「光秀覇王伝(桐野作人原作)」は無理かもしれないが、せめて光秀=天海説を採用してほしい。
      • 山崎の戦いはナレ敗北となり、光秀の天下は短命に終わった。しかし、その後に生存していたことが明かされ、光秀=天海説を匂わせる結末となった。
  7. 玉(細川ガラシャ)が後半かなり出張りそう。
    • 最終話直前には斉藤福(春日局)が出て来るかも。
    • そのガラシャに芦田愛菜起用決定。実は9年前にも出ていたりする。
  8. 三好や細川や足利将軍家が争っていた頃の畿内を描いた大河は地味に珍しいのでは?
    • 足利十四代将軍・義栄が登場した大河史上初の作品のはず(ただし台詞は皆無)。
  9. 例年にも増してお使いをしているイメージの濃い主人公。
    • その名前繋がりから「じゅうべえくえすと」と呼ぶ声も…
  10. 「次に会った時は首を刎ねる」と言いながら次に会った時には「考え直して仕えてくれぬか」と言う未練タラタラな元カレ感全開な義龍。
  11. 近年の戦国大河作品としては珍しくレギュラー枠の架空の登場人物が多い。
    • このため例年よりも話数が少ないのに話を捌き切れるのかという不安の声も少なくない。
  12. 前作以上に呪われていると言っていいかもしれない作品。
    • 予定が大幅に狂ってしまい越年が噂されるほど…。
      • 本当にそうなってしまった…。
    • 視聴率のほうはマシなのが救い。
    • 何気に沢尻エリカの代役で帰蝶役を務めた川口春奈の出世作になりそうな気がする。
      • 実際そうなった。2年後のフジテレビ系ドラマ「Silent」も話題になり今やトップ女優の仲間入りを果たした。
  13. 毒殺される人が多かった。

青天を衝け(2021)[編集 | ソースを編集]

  1. (数字的には)大惨敗の「いだてん」からわずか2年で再登板した近代大河。
  2. 主人公は次期一万円札の顔、渋沢栄一。
    • 演じるのはなつぞらで人気を集めた吉沢亮。
    • 25歳での主演抜擢は大河ドラマ60作中で6番目の早さ。
      • 初の平成生まれ大河主演俳優でもある。
      • というか、吉沢亮は民放も含めてドラマの主演経験自体少ない。20代で主演を務めた役者は少なからずいるため年齢的にはそこまで異例ではないが、キャリアとしてはかなりの大抜擢と言えそう。
      • 晩年の描写は若すぎて違和感。
    • まさか仮面ライダーから大河ドラマ主役が生まれるとはあの頃は思いもしなかった。
      • 正確には村上弘明という先輩はいるのだが、あちらは3人の主人公によるリレー形式なので、単独主役ではやはり吉沢亮が初と言っても過言ではないだろう。
      • 準新作の主演がさっそく慶喜の義弟役で登場。
    • ディーン・フジオカが再び五代友厚役を演じることに。
  3. 一応幕末の人物でもあるが、栄一自身は幕末の大戦はうまい具合に海外に渡航してて殆ど関わってないし、こりゃ相当上手く描かないと盛り上がるのは難しそうだ。
    • 国内については徳川慶喜をメインとしたストーリーで補完する模様。
      • その慶喜を演じるのは新選組!以来の大河出演となる草彅剛。もう一人の主役としては申し分の無いキャストに。
  4. まさかの家康が登場。しかも演じているのは10年前と同一人物。
    • 大政奉還と共に成仏したかと思いきや、後にタブレットを持って登場。明治新政府を煽るなど終盤まで出番は続いた。
  5. 豪農とはいえ、小役人にも頭を下げなくてはならない、そういう身分制社会であったが、攘夷攘夷と叫んでたと思ったら上様の側近にまで出世した息子を見て父は何を思ったか。
    • 息子に畏れを抱きながらも誇らしげに逝去しました。
      • 父の最期に前後して栄一の闇の部分である妾との不倫も目を背けずに描かれた。
  6. 渋沢と新選組の鬼の副長は武蔵出身の百姓という共通点がある。
  7. 「戦じゃあ~」が口癖の西郷の謀略によって戊辰戦争が発生し、半ば不可抗力で徳川が政権から追い出されたことになっている。
    • 戊辰戦争までの西郷は3年前とはうって変わって腹黒さ全開だった。
  8. 徳川を追い出した後の明治新政府には国政を担える人材がいないということがはっきり描かれている大河は初めてかな?
    • 建武政権が比較対象。
  9. 長女の歌子が結婚した法学者の穂積陳重は、いまの中央大学の創立者のひとり。
  10. 廃藩置県の描き方がさながらZoom廃藩置県。その出来事を記した海外の新聞記事も登場。
  11. 西南戦争は新聞記事と戦費の金額で終了。西郷隆盛はナレ死ならぬ新聞死を遂げた。
  12. 北里柴三郎がスペイン風邪対策にマスクを推奨するといった、現実とシンクロするシーンがある。
  13. 最終回後に栄一の子孫のインタビューが放送された。

鎌倉殿の13人(2022)[編集 | ソースを編集]

  1. 三度目の三谷幸喜脚本。
    • 真田丸から6年ぶりの大河脚本とのことで、過去の例から見てもかなり早い再登板。
    • 田渕久美子氏の篤姫→江もわずか3年とかなり早かった。しかし三谷幸喜氏の場合、新選組→真田丸まで12年も間隔が開いたことを考えると、今回はかなり早いことになる。
  2. 主人公は北条政子の弟で源頼朝の義弟でもある北条義時。
    • どんどんと心が黒くなっていくにつれて、服も黒くなっていき、遂には真っ黒になる。対して泰時の着物の色は淡く、白に近くなる。
      • 時政パッパの闇堕ちぶりも大概。
      • これだけ黒化した主人公も近年の大河では珍しいと思われる。近年の大河の主人公は泰平の世を望む善人風に描かれ、忠実で主人公がやった悪行の数々も側近等のせいにされてしまうことが多いので。このような主人公は賛否両論ありそうだが。
  3. 北条義時役は大河ドラマへの出演歴も何度かある小栗旬。
    • 過去には草燃えるで松平健が義時を演じている。
      • その松平健は今作では平清盛役。そして新・平家物語で義時を演じた西田敏行は今作では後白河法皇を演じる。
  4. 源平大河自体も久しぶりだが、承久の乱までを描くであろう大河としてもかなり久しぶり。
  5. タイトルの鎌倉殿こと源頼朝や義時以外の13人など早くも追加キャストの発表が待ち遠しい。
    • 源実朝役、後鳥羽上皇役、公暁役は、出演交渉が難航?
  6. 時代考証の担当者の一人がtwitter上で不祥事を起こし、クビになるという事態発生。
  7. 小池栄子は17年前と同様、源義高を失ってつらい思いをすることになった。
  8. いい国(1192)作ろうより、いいやごめんだ(1185)鎌倉時代のほうがしっくりくるかも?
  9. 初回から通じて、コメディ仕立ての展開が挟まったかと思えば、その後急に暗い展開に移るといったように1話内での物語の落差がジェットコースター並みに激しい。
    • 大河ドラマでコメディっぽい脚本はどうかと思われるが、史実が残酷な展開の連続のためコメディでないとやっていられない
      • コメディリリーフを担った人物にさえも残酷な最期が容赦なく襲い掛かる。(例、源範頼、仁田忠常、和田義盛など)
    • 頼朝が死んでからは更に鬱な展開が激化していき、また一人、また一人と主要キャラが無惨な最後を遂げていく。毒殺された人間が一人出ただけでは平和な回だったと言われてしまうほど。これほど陰鬱な大河ドラマがかつてあっただろうか?
      • 病床で突き飛ばされて死ぬというギャグシーンとして捉えていいのかどうか迷う最期を迎えた者までいる。
      • 時政追放後は犠牲者0人回がチラホラ。
    • 同時期に放送されていた朝ドラのタイトルに掛けた「しぬどんどん」というワードが生まれる。その他歴代朝ドラをもじって「半分、黒い」「シヌシヌエヴリバディ」「おかえりホネ」etc。
  10. 源義経が狂気を併せ持つ人物としてこれまでと大きく異なる人物像で描かれ、ネット上で「バーサーカー義経」「サイコパス義経」などとあだ名を付けられた。
    • 兄の源頼朝は頼朝で女癖の悪さが繰り返し描かれ、佐殿をもじって「スケベ殿」、鎌倉殿をもじって「キャバクラ殿」とひどい言われようであった。
  11. 黒の背景に白文字のテロップやcv長澤まさみ女史によるナレーションが時折視聴者の腹筋を攻撃してきた。例えば
    • 「武衛」「トキューサ(時房)」
    • 後白河法皇が義経を京に留める為の芝居として脈を止めた行為に対する「真似をしてはいけない」
    • 冨士の巻き狩りにて、劇中で1年経たずに子役から青年役(演じた人30歳)に切り替わった元服前の金剛(北条泰時)10さいを「成長著しい金剛」で済ませる。
  12. 阿野全成が霊媒師を真似て紫式部のモノマネをしたり、後鳥羽上皇が頼朝の死因を飲水の病(糖尿病)と推測して藤原道長の名前を出したりと24年の大河ドラマ光る君へを匂わせるシーンがある。
    • 平知康による蹴鞠指導や、後鳥羽上皇VSトキューサ(時房)の蹴鞠対決のようにサッカーW杯を意識した描写もある。なおトキューサは作中で鎌倉一の蹴鞠使いと称され、その名は京まで届いていた。
      • 時房をトキューサとしたのは後鳥羽上皇直々に「トキューサ」とお呼びあそばされたため。
  13. 37話予告で突如現れた「オンベレブンビンバ」。
  14. 「新世界より」や「冬」といったメジャーなクラシック音楽が度々挿入されている。
  15. 事あるごとにセクシーな胸元を披露する八田知家。
    • 実朝の渡宋船の建造回では上半身裸のムキムキマッチョ姿で船を引っ張る70代の姿が。おまえのようなジジイがいるか!
      • なぜか義村まで上半身裸に・・・なっただけ。
        • 義村役の山本耕史曰く「脱ぐ台本があったのは俺、八田はアドリブ」とのこと。
      • なんと史実
  16. 源実朝は同性愛で北条泰時に恋心を抱いている設定に。
    • 泰時は生まれた日に上総介広常が殺されたため、広常の生まれ変わりという設定がある。
  17. キーアイテムとして「首桶」が頻繁に登場した。
  18. 最終回まさかの来年の主人公の徳川家康出演。これで麒麟がくる~どうする家康まで4年連続家康が出演したことになった。
    • どうせなら信義の子孫である信玄にも出てきてほしかった。
    • どうする家康最終回では鎌倉殿で義時役だった小栗旬さんが天海役として出演した。
  19. 放送期間中に流れた金曜ロードSHOW!の映画「新解釈・三國志」と共通の4人のキャストが確認できたことでにわかに話題になった。

どうする家康(2023)[編集 | ソースを編集]

  1. 3度目の徳川家康が主人公。
    • 葵徳川三代の家康はトリプル主人公の1人で晩年のみ。純粋に徳川家康主人公は2回目かなと。
    • 三英傑周辺人物の大河ドラマは近年多いが、純粋に三英傑単独主人公大河としてみたら、1996年の秀吉以来実に27年ぶりである。
    • 三英傑の1人の家康主人公で戦国時代ど真ん中大河でありながら視聴率歴代ワースト2位を記録してしまった…テレビ離れが進んだ今の時代では仕方ないのだろうか?
  2. というかタイトルのネーミングセンスがひどい。まるで民放のドラマだ。
    • 何かよからぬことが起きるたびに「どうする」と揶揄されそうだ。
    • どうする大河」という見出しが出たことも。
  3. それに主人公が松潤って・・・どう見ても家康って顔じゃないだろ。
    • それは滝田栄が家康役の大河でも同じことを言われた。「滝田にタヌキ親父の役は合わないからな」と。でも松潤には滝田同様新たな家康像を作り出してほしいと思う。
      • 結局白兎から狸に進化。
  4. 今川義元役として野村萬斎師が出演。『花の乱』(94年4~12月)での細川勝元同様、足利一門の人物役。
  5. 築山殿は有村架純、西郷局は広瀬アリスは・・・イメージと違いすぎる。
  6. 岡田准一は9年ぶり、松山ケンイチは11年ぶりに出演。
  7. タイトルロゴが…ダサすぎる。大河ドラマのイメージではない。
    • 2001年の「北条時宗」と同じようなインパクトがある。
    • ついこれを思い出してしまった…。
  8. 神の君ワロタwww
    • 語り手の正体が春日局。なるほど「神の君」と崇めるわけだ。
  9. 第19回のお風呂シーンに日本中のお茶の間が凍りついた。
  10. 足利義昭が3年前とえらく違う。
  11. どう考えても麒麟が来そうもない今作の明智光秀。
  12. 主人公が弱虫。アニメみたいな演出。これまでにない斬新な家康とのことだが、賛否両論がある模様。
    • しかし瀬名の死、本能寺の変以降辺りから家康の性格は変わり、初期の頃のように「どうする~どうする~」言わなくなり、だんだんと普通の戦国大河に近くなっていった。
  13. 珍しく朝鮮出兵に触れた。
  14. 家康及び徳川家視点でないと中々描けない関ケ原~大坂の陣の間の江戸での奮闘期があまり深掘りされずに経過。
  15. え~び~すくい、えびすくい♪
  16. 小ネタの多めな最終回。
    • サブタイトル「神の君へ」。
    • 『吾妻鏡』『源氏物語』がチラリ。南光坊天海が頼朝を語る。
    • 残り半分が祝言の席で信長からもらった鯉を見に信長が来るのに誰かが鯉を食べちゃったからどうする?というドッキリ。そしてえびすくいでカーテンコール。
      • 回想かそれともタイムリープか。
        • 神の君、狸と畏れられて臣下さえ寄りつかない死に際の孤独な家康が、走馬灯のなかに自分が最も幸せだった時を見ていたのではないだろうか。

光る君へ(2024)[編集 | ソースを編集]

  1. 主人公は紫式部。なんと平安中期まで遡る。
    • 歴代でも「風と雲と虹と」に次いで二番目に古い時代を扱うことに。
    • 大河ドラマ史上でこれまで全く描かれたことがなかった未開の時代を描くのは、2001年放送の北条時宗以来23年ぶりか。
  2. 2017年のおんな城主直虎以来7年ぶりの久しぶりに女性主人公大河である。まあちょっと前まではやたらと女性主人公が多過ぎただけな訳だが…。
    • 裏主人公枠ポジションに、平安貴族の覇者・藤原道長を据えた模様。
  3. 最後の名所旧跡案内は京都、京都、京都。
  4. 神の君の登板はあるのかな?
  5. 藤原道兼役の俳優が「道兼は嫌いになっても、『光る君へ』は嫌いにならないでください。」という迷言をX(旧Twitter)に投稿。
  6. 花山天皇が登場した初めての大河である。
  7. 「馬鹿」の語源が明かされた。
    • 何でも、秦の始皇帝の息子に趙高という権力を持った家臣が鹿を見せて「馬」と教えたことから。尚、正直に「シカだ」と指摘した人は処刑されたそうな。※他の説あり

べらぼう(2025)[編集 | ソースを編集]

  1. 主人公は江戸時代中期の町人、蔦屋重三郎である。
  2. とりあえず、田沼意次と松平定信の時代が舞台である。
  3. 戦国幕末を除く純粋な江戸時代中期が舞台の作品は元禄繚乱以来26年ぶり。また前年が平安時代のため、戦国幕末以外の作品が2年連続続くのは炎立つ→花の乱→八代将軍吉宗以来30年ぶりとなる。
  4. 恐らく徳川家斉が登場すると思われるため、これで大河ドラマに徳川将軍15人全員が一度は出たことになるだろう。

関連項目[編集 | ソースを編集]

NHK大河ドラマ
~1980年代 1990年代 2000年代 2010年代前半 2010年代後半 2020年代
ファンの噂 偽モノの特徴 ベタの法則
もしあの人物が主役になるとしたら
戦国・安土桃山/江戸/明治-大戦期/現代芸能人/スポーツ)/海外