もしアメリカ大統領選挙でこんな有り得ない事態がおきたら

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アメリカ大統領選挙で、制度、規定上は発生し得るが、実際にはまず発生しないであろう事態がおきたら?

実例[編集 | ソースを編集]

  • 得票率と選挙人獲得数が逆転(2016年)
  • 選挙人選挙で最多得票を得た者が落選(1824年)
    • 選挙人が過半数獲得できず下院による投票で決定したため
  • 有力候補が一人(1820年)
  • 民主・共和以外の政党の候補者の選挙人獲得数が上位2番目に入る(1912年が最後)
  • 獲得選挙人数と実際の得票数が異なる(2016年)
    • 国民が選ぶのは大統領でなく「選挙人」。選挙人は市民が望む大統領候補に形式的に投票する(だから投票用紙は大統領の名前を表記している)が拒否できる。実際共和党選挙人の一部がトランプ氏に投票しなかった。これを「不誠実な選挙人(faithless elector)」という。なお、下記の「選挙人全員が勝利候補に投票を拒否」はこの極端な例である。

立候補者が…[編集 | ソースを編集]

誰も立候補せず
  1. 世界に与える衝撃は計り知れない。
  2. どっかの反米国のトップがこれ幸いと自分が大統領になろうとする。
    • カルト宗教の教祖なども同じようなことを考える。
  3. おそらくこの場合アメリカは世界の超大国の地位から陥落している。
  4. 副大統領を自動的に昇格させることが検討される。
    • そして、結局その副大統領と2.との選挙が成立する。
  5. 世界中で大規模な経済危機が起きたらこうなるのかも。
  6. 二大政党がなんらかの要因で崩壊し、新興政党がバロットアクセス(投票用紙に名前を載せてもらうための署名などの要件)を満たせなかった、というのが一番ありうるシナリオか。
  7. 州によっては、Write-inという、バロットアクセスを満たさない候補にでも、誰にでも自由に投票できる仕組みがあるので、Write-inで決着するかも。
一人のみ
  1. 無投票当選にはならない。信任投票という形で投票自体は行われる。(規定上そうなっているかもしれないが)
  2. 二大政党で候補者を擁立できなかった方の関係者は「我が党はいったいどうなっているんだ・・・」などと落胆する。
    • アメリカ政界再編のきっかけになるかもしれない。
  3. 万一唯一の候補者が二大政党以外の場合はさらに衝撃が大きくなる。
  4. 前述のWrite-inで別の有名人をカキコする有権者が増えていた。
民主、共和両党が同じ候補を支持
  • 二大政党である民主党、共和党両党が同じ候補を擁立したら?
  1. 史上初の無投票当選、とはならないだろう。たいてい別の候補が”勝敗度外視、投票の機会を確保することで政治の健全性を維持する”という名目で出馬している。
  2. 侵略宇宙人の襲来のような国家どころか人類の存亡に関わる事態が背景にありそう。
    • 人類同士の争いだった第2次大戦中でも大統領選挙は行われている(1944年)。
    • 第2次大戦よりも危険な全米を巻き込む状況だったら選挙どころじゃない。
      • 南北戦争中でも大統領選やってたし。
    • 前述のWrite-in制度は政党の予備選にもあるので、相手の党の指名した候補者をWrite-inで書き込む有権者が多ければ可能。
      • 実際に民主党の予備選でWrite-inでトランプと書いた票が結構あった。
  3. 当該の候補者がどちらの政党に所属しているかが気になる。
  4. 副大統領は候補が所属していない方の政党から出す。
多数出現
  • 中南米の国でよく見られるように正式立候補者が十数人もいたら?
  1. それでも勝つのは二大政党のどちらか、ということになるだろう。
  2. 「全ての州で立候補した候補者が多数」だったらそれなりに乱戦が予想される。
    • 多くの州では一定数以上の署名がないと二大政党以外の候補者は出られないため。
  3. 場合によっては下記の「民主、共和党以外の候補が当選」が実現する可能性も高まる。
    • その場合更に話題になる。
  4. 二大政党の予備選で敗北した候補が無所属で出馬してくる可能性も皆無ではない。

民主、共和党以外の候補が当選[編集 | ソースを編集]

  • 二大政党である民主党、共和党以外の候補が当選してしまったら?
    • ちなみに、現在の二大政党制が確立されてからは一度もありません。
  1. アメリカ合衆国議会は大混乱に陥る。
  2. 可能性があるとすれば、政党不信につけ込んだ大物タレントが誰の推薦も受けずに立候補するといったところか。
    • 4大スポーツのどれかの元スーパースターもありうる。
    • 最も可能性が高いのはこの人だろうか?
  3. このページに書いてあることが一部現実になる。
  4. 民主党、共和党の党勢が衰退する。
    • 後世になって世界史の教科書に載るレベルの政界再編が起きるのは必至。
  5. 当サイトのアメリカ地図のテンプレートがカラフルになる。
    • 他政党を(イギリス・ガーディアン紙、AP通信など)、(ABCなど)のどちらで表記するのか。
      • もちろん、いくつかの他政党が選挙人獲得できた場合は、他の色も検討することになるが(例えば緑の党はか)。
    • 2016年に健闘したリバタリアン党は黄色だが、2016年にユタ限定で大きな人気を誇ったエヴァンマクマリンであれば何色になっていたのだろうか。
    • 2024年に第三極として話題になりつつあるノーラベル党は何色がいいだろうか。
  6. メイン、アラスカ、ユタ、ニューメキシコなどが第三極の地盤となる可能性が高い。

二大政党の候補者が…[編集 | ソースを編集]

親戚同士
  • 一例として2004年の大統領選挙に出馬したブッシュと対抗馬のケリーは9代前までさかのぼると共通の祖先に行きつくそうです。
  1. 遠い親戚の場合はあまり話題にならない。
    • 下手をすると選挙期間中は誰も気づかないこともありうる。
    • それこそ「彼の従兄弟の妻の再従兄弟の妻の従姉妹の夫が…」なんて場合は「で?」と言われるだろう。
  2. 兄弟姉妹による対決となった場合は間違いなく後世に映画の題材にされる。
    • ハリウッドなどで映画になる。
    • アメリカ版鳩山兄弟と呼ばれる。
  3. 苗字が同じ場合は両候補ともファーストネームを前面に押し出す。
  4. 夫婦の場合は「ビルとヒラリーをも超えた仲の悪さ」とあちこちでネタにされる。
  5. 一卵性双生児だった場合は支持者やスタッフすら大混乱。
    • 相手のネガティブキャンペーンに写真を使おうとしたら自分たちの候補だったという事態も起こりうる。
  6. 親子だった場合どうなるんだろう。
  7. アメリカでは特定の一族しか政治家になれないという陰謀論のネタにされる。
    • ワシントンとローズベルトとブッシュとリンカーンは親戚でつながっている模様。
同姓同名
  1. 普通に考えれば「ジム・ブラウン」のような英語の教科書に出てきそうなよくある名前での重複。
  2. 予備選段階から何らかの対策が検討されている。
  3. 両候補とも政党名やニックネームを全面で出して運動することを余儀なくされる。

投票率が…[編集 | ソースを編集]

(ほぼ)100%
  1. 大接戦だった場合、集計に手間取って2000年の大統領選挙の時のような混乱が起きるかもしれない。
(ほぼ)0%
  1. アメリカ国内より海外、特に議会制民主主義をとっている国に大きな衝撃を与えるかもしれない。
  2. 投票日に9・11クラスの大事件が全米各地で発生したら本当にこうなりかねない。

候補者が死去[編集 | ソースを編集]

予備選終了後
  • 実は、予備選については法的に明記されていない
  1. 副大統領候補を繰り上げるか、改めて予備選を行うかで大論争になる。
    • 副大統領候補繰り上げの場合は、新たな副大統領候補をどうするか、さらに議論が沸騰する。
  2. 本選に入った後だったら、さらに大混乱。
    • 対立候補は相手候補の代わりを認めず、無投票当選あるいは一人だけの信任投票にしろ、と主張する。
  3. 死因が病気の場合は「なんでこんな奴を我が党の候補者に推したのか」と候補の関係者が非難される。
  4. 仮に暗殺とかだったら真っ先に対立候補の関係者が疑われることになる。
  5. 死去した候補者は1968年の予備選中に暗殺されたロバート・ケネディと対比されることもある。
本選終了直後
  • 正式に次期大統領として承認後なら副大統領が持ち上がるが、まだ候補なので法的には規定なし
  • 1872年大統領選では対抗候補が一般投票終了直後に死亡し、選挙人投票では当該候補の票は白票扱いになったそうです。
  1. 対立党は敗戦候補の繰り上げ当選を、一方は副大統領候補の持ち上がりを、それぞれ主張して大混乱。
  2. 改めて候補を出して選挙戦をやり直せ、という意見も出てくる。
  3. 正副大統領不在として、優先順位3位の下院議長を推す声も出てくる。
  4. この時の対応がその後同様の事態が発生した時のルール策定の参考とされる。

特定の候補が全州で選挙人を獲得[編集 | ソースを編集]

  1. 史上まれにみる圧勝劇として話題になる。
  2. 接戦になった州でこんなの不正だという声が出てくる。
  3. それでも現行の制度では全選挙人を独占できるとは限らない。
    • メイン州とネブラスカ州は勝者が総取りする方式を採用していないため。
  4. 主張の中身がトランプ並みの候補だった場合は全世界が「アメリカは破滅を選んだ」などと評する。

選挙人全員が勝利候補に投票を拒否[編集 | ソースを編集]

  1. おそらく候補者が大統領になったら危険なのに有権者の投票で集めてしまったということが考えられる。
  2. 州によっては罰則規定がある所もあるが上記の候補だったら同情の声が聞こえる。
    • 罰則規定は州によってまちまち。罰金など、選挙人本人に科されるものであればそのまま有効票になる。
    • 無効票にする規定を持つ州もあるが、この場合も選挙運営上はさほど問題にはならない。1.のような候補を阻止することには役立つが。
  3. さすがに両党全選挙人が拒否した場合は、州議会での決定になる。
  4. 上記、「不誠実な選挙人」のニュアンスを強めた造語ができる。
    • 例えば「(国民の声を)無視する選挙人(Disregardful elector)」「アナーキーな選挙人(anarchy elector)」とか。
      • ただし、民主党がらみの語句になるので「非民主的な(anti-democratic)」とは言われない。
    • 今回の事件についても造語ができるかも。
  5. 過半数の選挙人の得票を得る候補者がいなかった場合、下院のContingent electionによって決定される。
    • 下院の単純過半数ではなく、多くの州を制した候補者が当選するため、人口の少ない州が有利であるのは選挙人制度以上。

過去の大統領と同姓同名の人物が当選[編集 | ソースを編集]

  • ミドルネームまで一致と仮定してください。(ファーストネームとファミリーネームが同じ実例:2代と6代のジョン・アダムス、41代と43代のジョージ・ブッシュ。ちなみに2例とも親子です。)
  1. その人物の名前が「ジョージ・ワシントン」や「エイブラハム・リンカーン」なら予備選開始前から既にプレッシャーは相当なものになる。
    • そしてその人が大統領になって「これは人民による人民の為の決断だ」と言う発言をしたらこれまた凄い事に。
    • かなりの業績を残しても「名前倒れ」と叩かれてしまいそう。
  2. かつての同姓同名の人物と所属政党が異なる場合は混乱必至。
    • 例:民主党の「ロナルド・レーガン」、共和党の「ビル・クリントン」
  3. こうなって一番困りそうなのはアメリカ史の研究者か。
  4. 「バラク・オバマ」という名前の白人が当選してしまったらどうなることやら。

全ての州で上位2名の得票数が全く同じ[編集 | ソースを編集]

  1. 00年大統領選挙で開票が遅れに遅れたフロリダで検討されたように州議会が選挙人を決めることになる。
  2. 「何らかの不正か不手際でもあったのか」と世界中から疑われる。
  3. 史上最高の激戦と称されるのは言うまでもない。
  4. 当選した人物の政権運営はかなり大変になると思われる。
    • 求心力があまり強くならない気がする。

当選者が…[編集 | ソースを編集]

年齢[編集 | ソースを編集]

100歳以上
  1. 超シニア大統領と報道される。
    • そもそも選挙戦の時点でそういわれていた。
  2. やはりシニア層重視の政策が多くなる。
  3. 下手したら世界最高齢の国家元首に…
30代
  • 大統領になる年齢要件は35歳以上であることとのことです。
  1. ヤング大統領と言われる。
  2. 若者重視の政策が多くなるか?
  3. 経験不足との批判をかわすため、重鎮を副大統領に据える。
もしこんな有り得ない展開・記録があったら
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