土地家屋調査士

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土地家屋調査士の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 宅地や建物などの不動産の登記を行うために必要な資格のこと。また、その職業でご飯を食べている人のこと。
    • 面積、形状、所有者などの情報を法務局に登録して、誰でも閲覧できるようにする。
      • 所有者は自分がその不動産の持ち主であることを証明する必要があるが、それを代行してくれるのが土地家屋調査士である。
        • なお不動産の売買や銀行から住宅ローンを借りる際には不動産登記が必須となっている。
  2. 司法書士と業務内容が被るイメージがあるが、厳密には異なる。
    • 土地家屋調査士は依頼者が持っている不動産の現在の状況を証明するのが仕事。一方、司法書士は不動産の権利関係を証明するのが仕事。
    • 不動産登記簿では土地家屋調査士は表題部に書くことができるが、権利部は司法書士じゃないと書くことができない。
  3. ある人が家を建てた時だけで無く、引っ越しをした際にも土地家屋調査士の出番がある。
    • 近年は高齢者の遺産相続案件の依頼も多いらしい。
      • 人口減少社会となった日本でも需要があまり減らないと言われている数少ない仕事の一つ。
  4. 法律系士業の中ではかなり体力を使う仕事である。頭脳労働者と見せかけた肉体労働者である。
    • 外での測量業務が多い。夏はマジで暑いし冬はマジで寒い。
    • メチャクチャ歩くので足が疲れる。しかも重たい測量機器も持っていく。
      • 登山やマラソンなどをしていた人には向いている職業かもしれない。
      • なお測量機器はレーザー光線を扱うこともできる精密機器である。
  5. 体力勝負になる関係上、女性が少ない男社会となっている。
  6. 土地家屋調査士に向いている人は「体力に自信がある人」「地図や建築図面を書くのが好きな人」「法律を勉強するのが苦にならない人」。
    • 逆に言えばこれらの条件を満たせない人は向いていない。
  7. 土地の境界線のプロとも呼ばれる。
    • 土地の境界線が曖昧だと揉め事が発生しやすい。境界線を徹底的に調べて確定させるのも土地家屋調査士の仕事の一つである。
      • 場合によっては明治時代の古い公図を使うこともある。
  8. この職業の起源は日本では伊能忠敬先生であると言われている。
  9. 学歴不問であり中卒や高卒でも目指すことができる職業だが、実際には資格保有者は大学卒業者(主に工学部建築学科や理学部など)や専門学校卒業者(土木系など)が多い。
    • 士業の中では弁理士と並んで理系出身者が多い。
    • 一応法務省に就職して実務経験を積んで法務大臣に認められれば国家試験を受けなくても土地家屋調査士になることは可能だが、そもそも法務省に採用されること自体がかなりの難関。普通に国家試験に合格した方がまだ楽である。
  10. 国家試験は午前と午後の2科目があるが、午前は免除制度がある。
    • 建築士(一級または二級)、測量士、測量士補のいずれかの資格を持っている人は土地家屋調査士試験の午前免除が使える。
      • この中では測量士補が最も簡単でコスパが良い。高校生(主に工業高校や農業高校など)でも取る人が沢山いる。
    • というか午後の法律試験よりむしろ午前の方が数学や理系的な知識が必要なので難しい…。だから午前免除は使うべきである。
  11. 科目免除は無いが宅建士から土地家屋調査士へステップアップする人も少なくない。

関連項目[編集 | ソースを編集]

業務独占資格
車両・船舶・航空系 運転免許証(種類別) | パイロット | 海技士
技術系 建築士 | 電気工事士 | 電験 | 危険物取扱者 | 整備士 | 測量士
医療系 医師 | 歯科医師 | 薬剤師 | 看護師 | 獣医
サービス系 理容師 | 美容師 | 教員
法律系 弁護士 | 裁判官 | 弁理士 | 行政書士 | 社労士 | 司法書士
経済系 公認会計士 | 税理士 | 証券外務員
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