証券外務員試験
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- 日本証券業協会(JSDA)の認定資格。
- 国家資格ではないが、金融商品を顧客に紹介して販売するためにはこの資格が必要になるため、事実上の業務独占資格に近い側面がある。
- そのため民間資格とも言い難く、公的資格に分類される。
- 金融業界に就職したら必ず取得しておきたい資格と言われる。場合によっては入社前(大学生のうち)から取っておくように言われることも。
- 金融商品とは、具体的に挙げると、銀行が扱う「預金」や「外貨預金」や「国債」、証券会社の扱う「株式」や「投資信託」、保険会社の扱う「保険」(生命保険や損害保険など)などである。
- なお保険商品を販売する際は証券外務員とは別に保険募集人という資格が必要になる。
- 国家試験でありながら合格しても特に独占業務が発生しないFP検定とは、この点が対照的である。
- 資格の認定制度の歴史が意外と古く、日商簿記検定よりも先に誕生している。
- 外務員試験は1951年、日商簿記は1954年に第1回の試験が実施されている。
- 二種と一種がある。
- 二種では現物のみを取り扱うことができる。具体的に言えば、株式市場での株式の取引や商品市場での商品の取引などである。
- 一種では二種の範囲に加えて信用取引、デリバティブ取引を含めた全ての有価証券に関わる取引を行うことができる。
- さらに一種・二種の中でも正会員と特別会員に分かれるが、これは受験する試験の違いによるものであり、合格してからの会員資格の種類では無い。
- 正会員は証券会社向けの資格で、新株予約権、先物や信用取引など高リスクの商品も含め全ての商品を扱えるため、かなり出題範囲が広く、特別会員に比べて難易度も高め。
- 特別会員は証券会社以外の金融機関(銀行など)向けの資格で、リスクの高い先物や信用取引等を行うことが出来ない。出題範囲が狭く、試験の難易度も正会員に比べて低い。
- 最近では銀行などでも特別会員ではなく正会員の取得を推奨しているのだとか。(将来的に関連会社の証券会社に転籍や出向というケースも想定されているため)
- なおこの会員とは、個人の外務員のことではなく、JSDAに加盟している会社のことを指す。
- 受験資格は特に無いので、別に金融会社に勤めていなくても試験を受けることができる。
- これは正会員の話であって、特別会員の試験は金融機関の職員じゃないと受けられません。
- つまり学生は問答無用で正会員の試験を受けることになる。
- ちなみに昔は二種外務員の資格保有者でなければ、正会員一種の試験を受験することが出来なかった。
- これは正会員の話であって、特別会員の試験は金融機関の職員じゃないと受けられません。
- 一種、二種ともに合格率は50%を超えており、比較的簡単に取りやすい資格であると言える。
- 難易度を日商簿記と比較するなら、日商簿記2級>外務員1種>日商簿記3級>外務員2種というイメージ。
- 試験はペーパー形式ではなく、CBT方式である。
- 問題数は多いが殆どがマルバツ問題で、5択問題が一部混ざっているくらい。記述問題は無い。
- CBT方式とは、会場に設置されたパソコン上で解答を行う試験方式のことである。
- ITパスポートや基本情報技術者試験、日商簿記(1級以外)などと同じ。
- 証券アナリストと名前だけは似ているが、難易度はあちらの方が遥かに高い。
- 証券アナリストの試験では高度な数学の知識になる。逆に外務員試験では計算問題は少ない。
- 難易度は高くないものの、社会的評価はまあまあ高く、コスパが良い資格であると言える。
- 転職コンサルタントの池田佑樹さんも「取れば転職活動で有利になる民間資格」としてTOEIC、日商簿記、販売士と共に証券外務員を挙げていた。
- 何故か国家資格にならない民間資格の一つ。個人的にはITパスポートやFP検定などよりよっぽど国家資格らしいと思うのだが…。
- 外務員試験の受験資格に学歴要件は無いため、最終学歴が高卒の人でも受験できる。
- 「外務」という名前から、渉外担当的なイメージが強いが、支店に訪ねてきた顧客に対して説明する場合も同様に資格が必要になる。
- つまり、窓口(テラー)業務であっても活かせる資格の一つである。
- 銀行員や証券会社の社員なら持っていて当たり前の資格である。むしろ持っていないとかなり恥ずかしい…。
- 不動産業界でも資格保有者が多いとは言えない宅建士や、電気業界でも有資格者が少ない電気主任技術者(電験)などとは事情が異なる。
- そのため、「金融業界の運転免許証」とも呼ばれている。
| 金融 | |
|---|---|
| 金融関係のお仕事 | 銀行員 | 保険業 | 消費者金融 | 証券マン | ファンドマネージャー | FP |
| 金融機関 | 銀行 | 証券会社 | 保険会社 | 消費者金融 | 労働金庫 |
| 組合組織 | 漁協 | 信用金庫 | 信用組合 | 生協 | 政策金融機関 | 農協 |
| 関連施設・団体 | きんざい | 日本FP協会 | 取引所 | 商工会議所 | 経団連 | 日本銀行 |
| アイテム | ICプリペイドカード | 磁気プリペイドカード | ○○Pay | キャッシュカード | 金融商品 | クレジットカード | 暗号資産 |
| 関連資格 | 証券外務員 | FP検定 | アクチュアリー | 日商簿記 | 宅建 | ITパスポート | 銀行業務検定 |
| テーマ別 | ベタの法則 | ○○に言いたい | 理想の○○ | 半沢直樹ファン |
| 資格試験・検定試験 | |
|---|---|
| 資格試験 | 技術系 | 医療・福祉・衛生系 | 食品系 | 法学・経済・不動産系 | 交通系 電験 | 危険物取扱者 | 衛生管理者 | 宅建 | FP検定 | 司法試験 | 税理士試験 |
| 情報処理技術者試験(IPA) | ITパスポート | セキュマネ | 基本(出題内容|分野別) | 応用 | 高度 |
| 簿記検定 | 日商簿記(社会的評価) |
| パソコン検定(パソコン検定/公的試験) | MOS | オラクルマスター | Cisco |
| 英語検定 | 実用英検 | TOEIC |
| 偽モノの特徴 | 偽情報処理技術者試験 | 偽日商簿記 |
| もしwiki | もし情報処理技術者試験が○○だったら |
| ベタの法則 | オススメと言われる資格の法則 |
| バカの法則 | 取る意味がない資格の法則 |
| ざんねんなモノ事典 | IT系|技術系|法律・会計・金融系|医療・衛生・食品系|語学・教育・教養系 |
| 関連項目 | 似たモノ同士 |
| 業務独占資格 | |
|---|---|
| 車両・船舶・航空系 | 運転免許証(種類別) | パイロット | 海技士 |
| 技術系 | 建築士 | 電気工事士 | 電験 | 危険物取扱者 | 整備士 | 測量士 |
| 医療系 | 医師 | 歯科医師 | 薬剤師 | 看護師 | 獣医 |
| サービス系 | 理容師 | 美容師 | 教員 |
| 法律系 | 弁護士 | 裁判官 | 弁理士 | 行政書士 | 社労士 | 司法書士 |
| 経済系 | 公認会計士 | 税理士 | 証券外務員 |
| 不動産系 | 宅建 | 土地家屋調査士 |