ざんねんな国事典/アジア
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全般[編集 | ソースを編集]
東アジア[編集 | ソースを編集]
東南アジア[編集 | ソースを編集]
- 近年の経済発展が目覚ましいというが、先進国の領域に達しているのは国家規模が小さいシンガポールとブルネイだけ。
- 未だにデング熱やマラリアなどが流行している。くれぐれも蚊に刺されないようにご注意ください…。
南ベトナム[編集 | ソースを編集]
- 一時期は東南アジア随一の経済的繁栄を誇ったがあくまでアメリカの支援があってのものだった。
- 独裁が原因の社会不安はどうにもできなかった。
- 社会主義国や左派勢力には徹頭徹尾アメリカの傀儡呼ばわりをされていた。
- ベトナム戦争で北に敗れて滅ぶところが全世界に実況中継されてしまった。
- 亡命政府もあったらしいが関係者の高齢化により自然消滅した模様。
ベトナム[編集 | ソースを編集]
- アメリカと仲が悪過ぎた影響で2014年に入るまでマクドナルドの店舗が存在しなかった。
- しかもハノイに1店舗あるのを除けば、残りは全てホーチミン市内にしか無い。
- 同じ社会主義国なのに中国と仲が悪い。
- 中国や韓国に比べて親日国のイメージが強いが、かつて大東亜戦争(太平洋戦争)で大日本帝国にボコボコにされた苦い記憶から反日感情を持っている人も決して少なくない。
- 未だに共産党による独裁体制が続いている。
カンボジア[編集 | ソースを編集]
- かつてはクメール王朝で大いに栄えたが近現代史はずっと苦難の連続。
- 特にポル・ポトが支配していた民主カンプチア時代は地上の地獄そのもの。
- 内戦の置き土産として現在も国内各地が地雷まみれ。
- 今でも強権的な政権運営や公務員の腐敗が深刻でなかなか民主化が進まない。
シンガポール[編集 | ソースを編集]
- 別名「笑顔の北朝鮮」。
- 国民の生活水準は世界でもかなり高い方に属すが今になっても開発独裁を放棄していない。
- まあ単に私腹を肥やしたいだけの人間がトップにならないだけ他の酷い国々よりは遥かにマシ。
- 選挙で野党候補を当選させた地区を冷遇するのも当たり前。
- 「明るい北朝鮮」とも呼ばれている。
- 国民の生活水準は世界でもかなり高い方に属すが今になっても開発独裁を放棄していない。
- 鞭打ち刑を未だに行っている。
- 人口当たりの死刑執行件数も世界最悪。
- 水のほとんどをマレーシアに頼っているため容易に生命線を絶たれかねない。
- 本当は独立したくなかった。
- マレーシアからの独立を宣言させられたテレビ中継で初代首相が悲しみの涙を流した。
- 教育制度は先進的で、勉強できる子供やその結果のエリート層には有利だが、その裏で落ちこぼれる子供も多い。
- 例えば小学校卒業試験(PSLE)の成績で中学校のコースが決まる。上位約60%(エクスプレスコース=普通科選抜コース。うち上位1/4はIP=中高一貫)に入れなかった人(ノーマルコース=普通科、テクニカルコース=職業科)がジュニアカレッジ(普通科進学校に相当)に入るにはGCE-O(高校入試)の1年前のGCE-N(高校入試の予備試験のようなもの)により準備コースに振り分けてもらい、そこで追加で1年在学を要するなど不利になっている。さらにPSLE受験者の下位数%は中学校に進学できず留年することになる。
- このように、中学校の段階でできるヤツは普通科、それ以外は職業科とはっきり分かれる。またPSLEに合格できなかった人はAPSまたはNLS(職業訓練校のようなもの)に進学して即就職するか、来年再受験するかを選べるが、2回連続で不合格の場合は問答無用で職業訓練校行きとなる。ちなみにここでの義務教育は小学校のみで、義務教育制度が導入されたのも2003年と最近である。また過当競争への懸念からPSLE主席合格者の発表を取りやめたとか。
- ただし、成績により教科を限定しての上位クラスでの受講や試験による転籍も可能である(年次や学校で一部制限あり)。テクニカルコース生が大学に進学することも長期間にわたる複雑な進路をとることになるが不可能ではない。実際テクニカルコースよりITE(職業科高校に相当)とポリテクニック(高専に相当)を経て世界最高峰の大学へ進学できた人もいる。
- また、ジュニアカレッジごとにGCE-A(センター試験に相当)の問題が異なる(例えば南洋ジュニアカレッジはマークシート方式だが、ナショナルジュニアカレッジは記述式問題となっている)ため、それによる進学の機会の格差が懸念される。
- よく「ドイツの教育制度と似ている」と言われる。
- 小学校の成績で中学校以降のコースを決定する点が共通している。異なる点としては、ドイツはAPS・NLSに相当する学校がないこと、国全体として普通科に複数のコースがないこと(ドイツは中等教育学校=Gymnasiumのみ)、職業科は前期中等教育の時点で分かれている(卒業後ホワイトカラーになる「実科学校」=Realschule、ブルーカラーになる「基幹学校」=Hauptschule)ところが挙げられる。
- 例えば小学校卒業試験(PSLE)の成績で中学校のコースが決まる。上位約60%(エクスプレスコース=普通科選抜コース。うち上位1/4はIP=中高一貫)に入れなかった人(ノーマルコース=普通科、テクニカルコース=職業科)がジュニアカレッジ(普通科進学校に相当)に入るにはGCE-O(高校入試)の1年前のGCE-N(高校入試の予備試験のようなもの)により準備コースに振り分けてもらい、そこで追加で1年在学を要するなど不利になっている。さらにPSLE受験者の下位数%は中学校に進学できず留年することになる。
- 一人当たりGDPを見るなら日本より高く間違いなく先進国レベルであり、世界でもトップクラスに裕福と言える国である。
- …が、報道の自由度が失敗国家並みに低い上に、民主主義指数も発展途上国レベルなので先進国として扱われない場合も多い。
- そもそもマレーシアから都会の部分だけを持って行ったような国なので…。田舎を抱えながら先進国でいられる欧米諸国や日本、韓国などとは根本的に違う。
- 国が小さすぎる(と言っても日本の横浜市より少し多いくらいの人口はあるが)せいで、先進国なのにOECDに入れてもらえない。
- 人口が少ない先進国の例に漏れず、徴兵制度が未だに健在である。
- 先進国の中で最も厳しい死刑制度を有していることで有名。
- 日本と異なり死者が発生しない犯罪(麻薬や武器の密輸や製造、所持など)でも死刑になる可能性がある。
- 多民族国家ゆえ様々な言語が話されているが、近年は共通語(及び宗主国イギリスの言語)の英語しか話せない人も増えている。
- その英語は「シングリッシュ」と呼ばれ、かなり訛りまくっているどころか文法も少し変。
- "I can't speak Chinese"が"I no Chinese"になったりする。
- 語尾に-lah(マレー語由来)と付けるのは有名。
- その英語は「シングリッシュ」と呼ばれ、かなり訛りまくっているどころか文法も少し変。
- 世界中から富裕層が集まる裕福な国というイメージが強いが、国民の2割は月収10万円未満の貧困層である。
- 人口500万人台の小さな国であるにも関わらず、かなりの格差社会である。
- しかも生活保護制度や公的医療保険も無いに等しいので、日本を含む他の先進国よりも悲惨…。
- したがって、シンガポールに滞在している外国人は生活が困窮すると強制的に追い出されてしまう。ちなみにシンガポールの人口の3分の1は外国人だそうです。
- しかも生活保護制度や公的医療保険も無いに等しいので、日本を含む他の先進国よりも悲惨…。
- 人口500万人台の小さな国であるにも関わらず、かなりの格差社会である。
タイ[編集 | ソースを編集]
- 日本とは比較にならないほど地域格差が深刻。
- バンコクに限れば新興国を名乗っても恥ずかしくない経済水準だが、それ以外の地域は最貧国に近いレベルである。
- 出生率が日本並みに低い。
- 「子供や老人は家族が面倒を見るのが基本」という風潮であるため、保育園や幼稚園の数が足りないのが主な原因。
- 王室に対して不敬罪がある。
- 映画館でも国王の肖像画が流されている際に起立しないといけない。
- 唯一欧米諸国に植民地化されたことがない・・・のはいいものの、その弊害か英語の通用度が低い。
- まあ英語圏の言語帝国主義に飲み込まれないだけフィリピンとかよりはマシかもしれないが・・・
ミャンマー[編集 | ソースを編集]
- 戦前の日本のような軍部が権力を握っている独裁国家である。
- 失敗国家ランキングでは北朝鮮よりも上位。
- 宝石などの鉱物資源が豊富な国だが富の殆どを軍部が持っているため、一般国民は決して裕福とは言えない。
- しかも宝石採掘の労働環境は最悪であるため、欧米などの人権団体は不買運動を起こしている。
- というか国連の基準では最貧国レベル。
インドネシア[編集 | ソースを編集]
- 日本と並んで地震の多い国である。
- しかもかつては津波警報システムが不十分だったせいでスマトラ島沖地震では亡くなった人が東日本大震災より多かった。
- 火山災害も多く、1883年のクラカタウの噴火では津波被害を含めて3万人以上の死者を出した。
- 世界で4番目に人口が多い国だがその割に鉄道交通が貧弱であり、道路の渋滞が発生しやすい。
- 人口の大半がイスラム教徒であり、少数派のキリスト教徒との対立が激しい。
- 日本から最も近いイスラム教国家でもある。
マレーシア[編集 | ソースを編集]
- 東南アジアの中では比較的治安が良いイメージがあるが、サハ州の東海岸は海賊や自警団が沢山いるので危険。
フィリピン[編集 | ソースを編集]
- 東南アジアの中でも治安が悪い国として知られており、麻薬犯罪や殺人事件が横行している。
- 一応これでも20世紀よりはだいぶ改善されているらしいが…。
- そのため日本では独裁者のイメージが強いロドリゴ・ドゥテルテ氏も治安改善の手腕を認められており、こちらでは英雄扱い。
- アメリカ支配の影響で英語が浸透しているが、浸透しすぎるあまり現地語に混入してくる(いわゆる「タグリッシュ」)。
- フィリピン人のSNS投稿は大抵タガログ語と英語が文単位で入り混じっている。言語的アイデンティティが失われつつありながら国際的にも通用しないというどっちつかずな状態。
- K-POPの世界的ヒットに対してあるモデルが「フィリピン人が自らのアイデンティティを捨てて韓国人になろうとしている」とケチをつけたのだが、その際に「フィリピン人の方が韓国人よりも英語が上手く話せる」と言っていた。つまり彼女の言う「フィリピン人のアイデンティティ」とは「英語が上手く話せる」ことであり、かつてかの地を植民地支配していた国の言語に対する奴隷根性丸出しである。
- むしろフィリピンは戦後に日本語由来の単語を追い出した韓国を見習うべき立場にあるはずだが・・・
ブルネイ・ダルサラーム[編集 | ソースを編集]
- 石油や天然ガスなどのおかげで東南アジアではシンガポールに次いで裕福な国(一人当たりGDPは日本より上)だが、資源への依存度が高いためこれらが枯渇すると一気に貧困国に転落すると言われている。
- ブルネイ政府もそれを見越して金融や観光業に力を入れてはいるが…。
- かつては中央銀行が存在しなかった。2011年にやっとできたが…。
東ティモール[編集 | ソースを編集]
- 元々はポルトガルの植民地だったが1975年に宗主国との関係維持を主張するティモール民主同盟(UDT)と、独立を主張するティモール社会民主協会(ASDT)の間で内乱が起こった。
- さらに東ティモール併合を狙うインドネシアとの三つ巴の戦争になり、最終的にはインドネシアに併合された。
- ちなみに日本などの西側諸国は「インドネシアが同じ反共主義の国であること」を理由にインドネシアの侵略行為を黙認していた。
- さらに東ティモール併合を狙うインドネシアとの三つ巴の戦争になり、最終的にはインドネシアに併合された。
- 1999年にインドネシアからの独立に関する住民投票が行われ独立がほぼ決定したが、これに反対する勢力による暴動が起こった。
- それで多くの難民が西ティモールに流れた。
- 2002年に正式に独立したが、それ以降も治安は安定していない。
- 東南アジアで唯一、ASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟していない国である。
- これはインドネシアとの関係が未だに悪過ぎることが原因と言われている。
- ラオスやカンボジア、ミャンマーと並ぶ東南アジアの最貧国の一つ。
- 意外にも石油や天然ガスなどのエネルギー資源には恵まれているが、反面、食料自給率は低い。
- 主食の米ですら50%を大きく下回るらしい…。
南アジア[編集 | ソースを編集]
- アフリカと並ぶ先進国ゼロ地域。
- それでもインドの経済発展は目覚ましいが…。
- 平均寿命が短い国が多い。
- 赤痢やコレラ、腸チフスなどの伝染病の流行が主な原因。
インド[編集 | ソースを編集]
- 中国と並び世界最大の人口を誇る国だが、治安や公衆衛生などの面では最貧国に近い水準であり、問題点が多い。
- 厳格な階級社会であり、日本とは比較にならない。
- 言語や民族も多彩。
- しかも国土全域を支配できた王朝もない。
- このため、ナルマダー川を境に北インドと南インドで分ければ良かったと思う。
- 狂犬病で亡くなる人が世界で最も多い。
- 実はアメリカ以上の映画大国であり製作本数が多いのだが、その割には知名度が高い作品が少ない。
- アメリカはおろか日本よりも影響力に乏しい…。
- スポーツ以外の娯楽が映画しかない、とも言える。
シッキム[編集 | ソースを編集]
- ヒマラヤの小国ながら戦後まで何とか生き延びていたが1975年にインドに併合され消滅。
- 最後の国王だったパルデン・トンドゥプ・ナムゲルはアメリカ人の若い娘と結婚したこともあり国民からほとんど信頼されていなかった。
- インド併合直前の国民投票では王制存続を求める票はわずか3%にすぎなかった。
ムガル帝国[編集 | ソースを編集]
- インドのほとんどを支配したこともある大帝国だったが終始宗教問題に振り回されていた。
- ヒンドゥーが多数派のインドでイスラム王朝が支配するというのはやはり無理があったのだろうか。
- インド亜大陸全域を支配できたこともなかった。
- 皇帝の代替わりのたびに皇子による大規模な内乱が発生していた。
- 敗者は片っ端から殺されたり追放されたりした。
- イギリスにより滅ぼされる前からペルシャに侵攻されたりマラーター同盟に圧倒されたりと惨憺たる有様だった。
ネパール[編集 | ソースを編集]
- 元々あまり恵まれた国では無かったのだが、王政が廃止されて以降はさらに不安定な国になってしまっている。
- 経済的には最貧国と呼ばれるレベルに属している。
- 中国とインドに挟まれた内陸国であるため、そもそも発展するのが地理的に難しい国。
- 農業が主産業だが、その割に耕地面積が狭い。
- さらに干魃や洪水の影響で食糧難が深刻となっている。
ブータン[編集 | ソースを編集]
- かつては幸福の国と呼ばれていたが近年は実態がバレている。
- かつては外国からの情報を遮断していたが、これを受け入れるようになって一気に幸福度が下がってしまった。
- 国語はシナ・チベット語族のゾンカ語だが、国民の3割ほどにしか理解されず教育などでは英語の方が使われる。
バングラデシュ[編集 | ソースを編集]
- 肥えた土壌と水に恵まれていることから稲作に適した国だが反面、洪水などの災害が多い。
- しかもガンジス川のデルタ地帯に人口の大部分が集中しているため、しばしば甚大な被害が発生する。
- 人口は日本よりやや多く、豊富な労働力を期待されていた時期もあったが、残念ながら最貧国の一つとなってしまっている。
- 洪水の影響で水質が悪くしばしば赤痢やコレラといった伝染病が流行していた。衛生状態改善のため井戸を掘ったのだが、今度は井戸水がヒ素に汚染されており、国民の1/3が中毒になってしまった。
中央アジア[編集 | ソースを編集]
西アジア・中近東[編集 | ソースを編集]
- 旧ソ連構成国についてはざんねんな国事典/旧ソビエト連邦#コーカサスを参照。
- 産油国とそれ以外の国の経済格差が激しい。
- サウジ、アラブ首長国、カタール、オマーン、クウェート、バーレーンあたりは良い。
- だが石油があまり採れない国の経済状況は酷い…。
- 政治体制が酷かったり人権意識が低い国が多い。
- 経済的には裕福なのに先進国と見做されていない国だらけ。
- これを見て「日本も大概だろ」などと言ってくる人もいるだろうが、中東諸国の人権問題に対する意識の低さは日本より遥かに酷い。
サウジアラビア[編集 | ソースを編集]
- 石油が沢山採れるおかげで比較的裕福な国というイメージが強いが、実はかなりの独裁国家である。
- 中国と並び厳しい死刑制度が存在する国として有名。
- 宗教はイスラム教しか認められていない。
- オイルマネーのおかげで税金が無い国として知られていた(今でも所得税は無い)が、現在は消費税と水道税は徴収される。
- しかも消費税率は日本より高い。
- 治安維持に力を入れており、凶悪犯罪が日本並みに少ない国だが、日本と異なり人権を厳しく制限し過ぎているせいで「世界平和度指数ランキング」の順位は悪い。
- 武器の輸入が多い、軍事費が多い、周辺の国々と仲が悪いことなども評価を大きく下げている理由である。
イスラエル[編集 | ソースを編集]
- 約2000年ぶりに誕生したユダヤ人の民族国家だが中東のトラブルメーカーと化している。
- そもそも第1次大戦後にイギリスがユダヤ人・アラブ人・フランスとそれぞれ異なる約束をしてしまったのが原因。
- 建国翌日に周辺諸国から侵攻された。
- 実質的な首都機能はエルサレムにあるが国際社会に認めてもらえない。
- パレスチナ人も結構いるが近年ではユダヤ至上主義的な政策を推し進めている。
- パレスチナ問題のせいで先進国と認められることは少ない。一人当たりのGDPや平均寿命は十分先進国クラスなのに…。
- しかもここは日本以上の格差社会だったりする。
- 自分たちがナチスドイツにされてきたことをパレスチナ人に対して行っている。
- ガザ空爆なんてどう考えてもユダヤ人によるパレスチナ人に対するホロコーストだ。勿論ユダヤ人が加害者でパレスチナ人が被害者。
- 先進国で唯一、移民に頼らなくても人口増加が期待できる国。合計特殊出生率は3.0を超える。
- しかしこれは「かつてユダヤ人が大量虐殺されたため、失った分の人口を取り戻そう」という暗い理由があるからである。
- 福祉政策は日本などと比べても決して充実しているとは言い難い。
オスマン帝国[編集 | ソースを編集]
- 首都は現在のイスタンブール(トルコ)だったためアジアの国として記載。
- 多民族国家の強みと弱みを体現してしまった。
- 最盛期には様々な文化が花開いたが弱り始めてからは各地で独立運動が起きたり国民をまとめられなかったりと散々だった。
- 一時期実態を反映していない「オスマン・トルコ」という名称で呼ばれていた。
- この帝国の崩壊によりイスラム教徒の最高権威であるカリフがいなくなってしまった。
- 結果としてISILのようなカリフを自称し数々の暴虐を行う輩まで出た。
クルディスタン[編集 | ソースを編集]
- 1946年にクルド人悲願の民族国家として独立するも完全にソ連の傀儡だった。
- 現在のイラン北西部にあったがソ連とイランが該当地域の石油を共同開発することで合意したため不要になり捨てられた。
- その後は各勢力の対立もあり現在に至るまでクルド人国家ができる見通しは一切立っていない。
トルコ[編集 | ソースを編集]
- 自国をヨーロッパの一員だと思っている人が多く欧州連合(EU)への加盟を目指しているが、なかなか実現しない。
- 失敗国家ランキングではG20加盟国の中で最も上位になっている。
- タイトルから察する通り、上位であるほど評価が悪い国という意味である。
- 経済協力開発機構(OECD)に入っているのに先進国じゃない国。
- 特にトルコは最初から加盟しているのに…。(しかも日本よりも先にね)
- 日本並みに地震が多い。
キプロス[編集 | ソースを編集]
- ギリシャ系住民とトルコ系住民の対立が激しい。
- トルコ系住民が多い北部は独立を宣言したが、正式に承認している国はトルコだけ。
アフガニスタン[編集 | ソースを編集]
- タリバンによる独裁国家となっている。
- 昔は豊かで平和な国だったが、1978年以降内戦が頻発し、国土が著しく荒廃してしまった。
- 海に面していない国であるため経済発展しにくい。
- 最貧国の一つ。内陸国であるためなおさら経済状況は深刻…。
- アフリカで唯一、平均寿命が60歳を下回っている国。
- これでも50歳を下回っていた時代よりは改善されてはいる。
- 正しくは「アフリカ以外」じゃね…?
イエメン[編集 | ソースを編集]
- 中東の中では石油があまり採れない部類の国であり、最貧国の一つとなっている。
- とうとう失敗国家ランキングでソマリアを抜いて1位になってしまった。
イラン[編集 | ソースを編集]
- アメリカとの関係は最悪。
イラク[編集 | ソースを編集]
- アメリカによって2回もボコボコにされた。
- 1回目は湾岸戦争、2回目はイラク戦争。
アラブ首長国連邦[編集 | ソースを編集]
- 一人当たりGDPでは日本と同じくらいであるが、独裁国家でしかも世襲制の君主国であることから先進国とは見做さないことが多い。
- アラブ諸国の例に漏れず石油や天然ガスの輸出に依存した経済である。
- 一応最近は工業や金融にも力を入れ出したので、アラブ諸国の中ではマシな方ではあるが。
パレスチナ[編集 | ソースを編集]
- イスラエルのうちアラブ系住民が多い地域が独立して誕生した国。
- 平均寿命がイスラエルより10歳程度短い。
- ここを国家承認している国は多いのだが、殆どが発展途上国である。