ざんねんな世界地理事典

ナビゲーションに移動 検索に移動

※編集される方は「Chakuwiki:お願い/ざんねんなモノ事典」をご覧ください。

[編集 | ソースを編集]

広域自治体[編集 | ソースを編集]

  • アメリカなどの州、中国の省・自治区、南北朝鮮の道などが対象です。

アジア[編集 | ソースを編集]

慈江道両江道[編集 | ソースを編集]

  1. 北朝鮮成立後に誕生した道のため韓国当局には無いことにされている。
    • Chakuwikiでも以前からある道とは異なりページがない。
    • ようやく設置されたが分立前の道のページに統合。
  2. 厳しい気候や貧しさのせいか左遷先や強制収容所の設置場所にも使われている模様。
    • 中国に近いから攻撃しにくいだろうという理由で、いくつもの施設があるのだとか。

香港特別行政区[編集 | ソースを編集]

  1. 水のかなりの部分が大陸頼み。
    • 返還交渉では鄧小平がサッチャーにこの事実を突きつけ脅しに使った。
  2. シンガポールのように独立すべきだと考えている市民が多い。
    • もしくはイギリス領のままの方がまだマシだったと考えている。

マカオ特別行政区[編集 | ソースを編集]

  1. こちらはポルトガルから返還された都市。
  2. こちらもやはり大陸の干渉が年々酷くなっている。
    • でも独立運動は香港ほど盛んでは無い。

台湾[編集 | ソースを編集]

  1. 中華民国と中華人民共和国のどちらにおいても実態がない。
    • 中華民国ではだんだん権限が無くなっていった上現在は名義上存在するだけになってしまった。
    • 中華人民共和国ではこの省に属する土地を一切支配できていないため全人代にこの省の代表がいるだけでしかない。
      • 一応国道の番号は振られている。
  2. 中国とは別に「台湾=独立国」と承認している国家がない。
    • 日本政府ですら「台湾=独立国」と承認していないありさま。
    • そもそも中華人民共和国と中華民国の双方とも「二つの中国」はNGという立場だったので仕方ない。

カシミール[編集 | ソースを編集]

  1. トップはヒンドゥ教徒、市民はムスリムと宗教が異なり、インドとパキスタンのどちらに帰属するか迫られている。
    • 逆にハイデラバードはトップがムスリム、市民がヒンドゥーだった。
  2. パキスタンとインドに加え中国も一部地域を実効支配しているので問題がややこしくなっている。

(過去形)トライバルエリア[編集 | ソースを編集]

  1. パキスタンアフガニスタンとの国境沿いに位置していた自治地域だったが中央政府の目がほとんど行き届かずテロリストの巣と化していた。
    • オサマ・ビン・ラディンが殺害されたのもこの地域。
    • 過去にはアヘンの密造地帯だったこともある。
  2. 結局2018年に隣のカイバル・パクトゥンクワ州に吸収合併され廃止された。

ガザ地区[編集 | ソースを編集]

  1. パレスチナの行政区画だがはっきり言えば「世界最大の難民キャンプ」。
    • 安全な水はほとんど供給されず電気も一日に数時間しか来ない。
    • イスラエルによる経済封鎖のせいで物資は密輸入頼み。

ヨーロッパ[編集 | ソースを編集]

レニングラード州[編集 | ソースを編集]

  1. 州都のサンクトペテルブルクは旧名に戻ったのにこの州の名前はなぜかソ連時代のまま。
    • 事情をよく分かっていない外国人で戸惑った人が確実にいるはず。

カタルーニャ[編集 | ソースを編集]

  1. スペイン第2の都市バルセロナを擁し言語などに強い独自性を持っているがずっと中央政府に弾圧されてきた。
    • フランコ政権時代には自治政府が潰されカタルーニャ語の使用も禁止された。
    • 近年でも住民投票で独立賛成票が過半数を超えたが中央政府に違憲扱いされた。

シチリア自治州[編集 | ソースを編集]

  1. 主な産物:オリーブ、ワイン、マフィア。
    • マフィアはムッソリーニによる大弾圧で絶滅しかけたが第2次大戦中にアメリカ当局の支援により復活してしまった。
  2. 本土との架橋計画もあるが進む気配がない。

南北アメリカ[編集 | ソースを編集]

テキサス[編集 | ソースを編集]

  1. アメリカの褒められない側面を代表する州といっても過言ではない。
    • 全米での死刑執行件数のかなりの部分をこの州が占めている。
    • エネルギー産業が盛んなせいか地球温暖化問題への関心も低い。
    • 銃規制もろくに進まない。

ユタ[編集 | ソースを編集]

  1. モルモン教(飲酒がタブー)の聖地であるため酒が買える場所がまるでない。
    • アムトラックの大陸横断特急でもこの州を通る間はアルコールの販売が停止される。
    • 02年のソルトレークシティ五輪では酒が飲めずストレスをためる大会関係者や報道陣が多かったとか。

ハワイ[編集 | ソースを編集]

  1. かつてはここ出身の大相撲力士が多かったが、今は見る影も無い…。

オセアニア[編集 | ソースを編集]

ノーザンテリトリ[編集 | ソースを編集]

  1. 今もオーストラリアで唯一準州扱いのまま。
    • 西は州に昇格できたのに…。

都市[編集 | ソースを編集]

アジア[編集 | ソースを編集]

世宗特別自治市[編集 | ソースを編集]

  1. 韓国の新しい首都として建設されるはずだったが一部の行政機関しか移転しなかった。
    • しかも整備計画が与野党の対立に翻弄されかけたこともある。
    • 2022年現在、大統領第2執務室の設置が決まった。機能分散は着々と進んでおり、人口が10年で3.5倍になるなど、形になってきたように見える。だが・・・
  2. 市内にKTX専用の高速線が通っているが駅がない。
    • KTXの最寄りは清州市にある五松駅。
    • 市内の在来線の駅(鳥致院駅)もiTX-セマウルは一部通過してしまう。
  3. 首都機能をここに移転しても、北を吸収した後はどうなるのかという問題がある。
    • 現状ではソウルは実効支配地域の北部にあり、ここが中央近くになるが、北を吸収したらここは南すぎる。
    • 北は交通機関や道路が整備されておらず、移動が難しいことを考えると、北の住民にとってここは遠すぎる。
    • 北の住民の感情慰撫、復興や開発の拠点などを考えると、むしろ統一後はソウルより北に一部の首都機能や拠点を持つ可能性が高い。
      • おそらく開城や平壌がそうなるだろう。
    • これらを考えると、北を吸収した後廃止されてゴーストタウンになるリスクがある。

平壌直轄市[編集 | ソースを編集]

  1. 金一族による支配のせいで高麗王朝時代からの古都の面影が消滅してしまった。
    • もちろんその支配により住民の自由も奪われていることは言うまでもない。
  2. 障碍者は市内に住むことができない。
  3. 翔んで埼玉の世界観を忠実に再現し続けている。
    • 市外から入るには、手形ならぬ許可証が必要。しかもなかなか発行してくれないので賄賂は当たり前。
    • 平壌市民であることを誇りに思っている。平壌市外民は草でも食わせておけばいいと思っている。
  4. 平壌市民すら養えなくなってきたので、首都なのに面積を減らした。

開城市[編集 | ソースを編集]

  1. 平壌と並ぶ直轄市だったが、周辺の道に吸収されてしまった。
  2. もともと京畿道だったが、南の国にほとんど取られているので、黄海北道に編入されてしまった。
  3. 朝鮮戦争前には南の支配地域だったのに北に取られた場所では最も有名と思われる。
    • 離散家族にはここの出身者が一番多いとか。
    • 韓国支配のままならどれだけ発展していたことやら…。

新北市[編集 | ソースを編集]

  1. 台湾最大の人口を誇る都市だがどうも寄せ集め感が拭えない。
    • 旧台北県をそのまま市に移行させただけ。
    • 日本でも台北や高雄に比べると影が薄い。

バンコク[編集 | ソースを編集]

  1. 正式名称が長すぎて誰にも覚えてもらえない。
  2. 安全性の問題で名物のトゥクトゥクがだんだん減っている。

ネピドー[編集 | ソースを編集]

  1. ミャンマーの新しい首都だが無駄にスケールが大きく使い勝手が悪い。
    • 幹線道路は驚きの20車線。
    • 国会議事堂が富山県舟橋村と同じくらいの面積。
    • それでも飲食店の数は明らかに足りていない。
  2. 首都移転の動機は一説によると占星術による占いの結果だとか。

ムンバイ[編集 | ソースを編集]

  1. 通勤電車が危険すぎる。
    • 1日平均で10人以上の死者が出ている。
  2. モンスーンの時期になるとどこかのビルが老朽化で倒壊する。
  3. 世界的にはまだ旧名の「ボンベイ」の方が通りがいいかもしれない。

エルサレム[編集 | ソースを編集]

  1. イスラエル政府は首都と言い張っているが一部を除く外国には認めてもらえない。
    • アメリカは認めたが日本など多くの国は認める気配なし。
  2. ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であるため各宗教の過激派による争いが絶えない。
    • イスラエルと国交がないイスラム教国の人は巡礼できない。

メッカ[編集 | ソースを編集]

  1. イスラム教最大の聖地だがサウジアラビア政府のせいで古い建物の破壊が後を絶たない。
  2. 谷底にあるためちょっとした雨でも洪水の危険がある。
  3. 巡礼者が詰めかけすぎて将棋倒しが日常茶飯事と化している。

ヨーロッパ[編集 | ソースを編集]

リバプール[編集 | ソースを編集]

  1. イギリス有数の港湾都市だが繁栄できた理由が奴隷貿易。
    • 最近ではその負の歴史とも向き合うようになってきた。

ボン[編集 | ソースを編集]

  1. 統一前の西ドイツの首都で現在も首都機能の一部を担っているがすっかり影が薄くなってしまった。
    • ノルトライン=ヴェストファーレン州の州都でもない。
    • 最寄りの空港も市内ではなく大聖堂で有名なケルンにある。
  2. というか西ドイツ時代ですらドイツ人にHauptdorf(無理やり訳するなら「首村」)呼ばわりされていた。

サラエボ[編集 | ソースを編集]

  1. ボスニア・ヘルツェゴビナの首都で様々な民族や宗教が共存してきたが20世紀に入ってから不幸に見舞われ続けてきた印象がある。
    • 1914年にはオーストリアの皇太子夫妻が暗殺され第1次世界大戦のきっかけになった。
    • 90年代前半には包囲戦の舞台になりおびただしい犠牲者を出した。
    • 上2つに比べると注目されないがナチスドイツにも爆撃されたことがある。

プリピャチ[編集 | ソースを編集]

  1. ウクライナ北部にある原発の街だったが86年のチェルノブイリ原発事故のせいで今でも住民が戻れない。
    • 市のマークには原子力のマークが誇らしげに入っていたがまさかその原子力に街を滅ぼされるとは…。

ボルゴグラード[編集 | ソースを編集]

  1. 海外では独ソ戦の激戦地としかイメージされていない。
    • そもそも「スターリングラード」と言わないと分かってもらえない。
    • 一応ロシア有数の工業都市で重化学工業が栄えている。

マドリード[編集 | ソースを編集]

  1. スペインの黄金時代から首都であり続け多くの文化財があるがまだ世界遺産はない。

マールブルク[編集 | ソースを編集]

  1. ドイツ中西部にある学園都市。
  2. 1967年にウガンダから輸入した猿によってウイルス性の出血熱が流行した。
    • しかも原因となったウイルスはマールブルグウイルスと名付けられた。

アフリカ[編集 | ソースを編集]

トンブクトゥ[編集 | ソースを編集]

  1. かつては「黄金郷」と呼ばれるほどの豊かな街だったが現在では砂に埋もれかけた田舎町と化している。
    • それでもマリの都市ではおそらく一番の知名度。
    • 井戸もだんだん枯れてきたらしい。

ドドマ[編集 | ソースを編集]

  1. タンザニアの法律上の首都だが、行政機関などの実質的な首都機能の多くは同国最大都市ダルエスサラームにある。
    • 計画が立てられたのは1973年だが半世紀近く経っても動いたのは国会と与党本部くらい。

ラバト[編集 | ソースを編集]

  1. モロッコの首都だが他に有名な都市がある。
    • 首都しか有名ではないというのは国家として寂しい気がするが…。
  2. 港湾都市だが港に泥がたまり機能が失われつつある。
  3. 16世紀には滅びかけていたらしい。

ルアンダ[編集 | ソースを編集]

  1. ルワンダと間違われる、物価が高騰。

南北アメリカ[編集 | ソースを編集]

アンカレッジ[編集 | ソースを編集]

  1. かつては国際航空路の要衝だったが航空機の性能アップにより立ち寄る便がほぼ絶滅した。
    • 日本からは乗り継がないと行けなくなってしまった。
    • 旅客便に限ればスルーされるが航続距離があまり長くない貨物便であれば現在でも国際航空路の要衝である。
  2. 日本並みに地震が多い。
  3. アラスカ州の人口の半分が都市圏に住んでいるが州都は遠く離れたジュノー。
  4. しばしば吊り橋にあるアンカレイジと間違われる。

オタワ[編集 | ソースを編集]

  1. トロントとモントリオールの対立による妥協案の首都。
  2. ノルウェーのオスロとごっちゃにされる。
  3. 大正時代に大火で多くの歴史的建築物を失ってしまった。
  4. 冬には最低気温が平気でマイナス30度を下回る。

デトロイト[編集 | ソースを編集]

  1. かつては自動車の街として大いに栄えたが今では見る影もない。
    • 貧困と廃墟には事欠かない有様。
    • ロボコップでも開発できない限り栄光は取り戻せそうにない。
  2. 7回もオリンピックの開催地に立候補したが当選歴0。

セントラリア[編集 | ソースを編集]

  1. ペンシルベニア州の炭鉱の町だったがゴミ焼却の火が石炭層に燃え移り住めなくなってしまった。
    • 地下の火災で井戸水が枯れ有毒ガスは噴き出し地面は沈みとんでもない被害が出た。
      • 「徒歩や車などでこの地域に立ち入ると有毒ガスや地面の陥没による死亡や大怪我の恐れがあります」という注意書きが立っている。
    • 「サイレントヒル」の舞台はここが元ネタらしい。
    • 火事がなければトランプ政権の政策で少しは利益を得ていたのだろうか…。

ニューオーリンズ[編集 | ソースを編集]

  1. ルイジアナ州最大の都市だが海抜が低いために水害が多い。
    • 2005年のハリケーン・カトリーナでは甚大な被害が出た。
  2. アメリカの都市の中でもワシントンD.C.やデトロイトと並んで治安が非常に悪いことで有名。

リオデジャネイロ[編集 | ソースを編集]

  1. ブラジルの元首都で南米有数の観光都市だが治安が壊滅状態。
    • 強盗発生率は日本の660倍だとか。
    • オリンピック中は警官の大量動員で何とか封じ込めた。
  2. 空路の便は近くのサンパウロの方がいい。

ラパス[編集 | ソースを編集]

  1. ボリビアの首都で首都機能は集まっているが空気が足りていない。
    • 富士山頂とほぼ同じ標高。
    • 空港に降り立った観光客が途端に高山病になることもあるという。
  2. 憲法上の首都は未だに旧首都のスクレから変えてもらえない。

ワシントンD.C.[編集 | ソースを編集]

  1. 首都ではあるが最大都市のニューヨークの前にかすむ
  2. 33年間地元MLB球団がなかった。
  3. 連邦議会にここを代表する代議員を送ることができない。

オセアニア[編集 | ソースを編集]

キャンベラ[編集 | ソースを編集]

  1. ワシントンやブラジリアといった首都のために作られた都市の中で比較しても特に地味な気がする。
  2. ここの空港には国際線が一切来ない。

自然[編集 | ソースを編集]

[編集 | ソースを編集]

白頭山/長白山[編集 | ソースを編集]

  1. 朝鮮半島最高峰だが中国と南北朝鮮による争いの場にされている。
    • 名称も見出しのように中朝間で異なっている。
    • 歴史認識の対立も激しい。
  2. この山が噴火すると東アジア各地にかなりの被害が出るとされている。
  3. 北朝鮮の公式設定では金正日の出生地とされているので生家とされる建物があるが全くの偽物。
    • そもそも金正日は極東シベリア生まれと推定されるので当地と大した関わりはない。

K2[編集 | ソースを編集]

  1. 世界第2の高峰だが未だに仮名称が使われている。
    • 「K2」というのは「カラコルム山脈測量番号2号」という程度の意味合いでしかない。
    • 「ゴッドウィンオースティン」というイギリス名と「チョゴリ」という中国名があるがほぼ使われていない。
    • もともと人跡未踏の地の真ん中にあったのが響いている。
  2. 登頂難度だけならエベレスト以上。
    • 未だに冬季の登頂が達成されていない。
    • この山の頂上を極めた女性5人は後に全員遭難死している。

セント・ヘレンズ山[編集 | ソースを編集]

  1. かつては「ワシントン富士」と称されたほどの美しい山容が自慢の火山だったが1980年の噴火により凄まじい山体崩壊を起こした。
    • 山頂部がスプーンで削ったかのように消し飛び標高が400メートルも下がった。
    • 麓のホテル経営者や火山学者などの生命も奪われた。

湖沼[編集 | ソースを編集]

ロプノール[編集 | ソースを編集]

  1. 「さまよえる湖」とも呼ばれた河川の流路変化により移動する湖だったが20世紀に消滅してしまった。
    • 水源だったタリム河にダムが建設されたことが決定打になったという。
  2. この湖の近くで中国が核実験を行い放射性物質を含んだ砂が大量に飛散した。

死海[編集 | ソースを編集]

  1. とりあえず名前が物騒すぎる。
    • しかし塩分が濃すぎてほとんどの生物が生息できない状態を端的に表した名称なので実態にはピッタリ。
  2. リゾート地として栄え水上で浮かんだ状態で新聞を読むこともできるが塩分濃度の濃さによる危険が高すぎる。
    • 体に傷があるとそこから染みて痛い。
    • 誤って水を飲み込んだら塩分バランスが崩れ最悪死に至る。
  3. 上流のヨルダン川で灌漑用水を取りすぎて水位低下がひどい。
    • 「このままでは干上がって死海が死ぬ」と心配されている。
  4. 対策しようにもイスラエルとヨルダンの仲が悪いので進んでいない。

アラル海[編集 | ソースを編集]

  1. かつては世界有数の大きさ(東北地方くらい)を誇る湖だったが20世紀の間に5分の1まで縮小してしまった。
    • ソ連時代に綿花栽培のため湖の水をくみ上げすぎたせい。
    • 湖の縮小により漁業も湖畔のリゾートも消滅してしまった。
      • 干上がった元湖床に漁船が取り残された光景が衝撃的。
    • 20世紀最大の環境破壊とされている。
      • ソ連時代の地図と現在のものを比べると明らかに湖の形が変わっている。
  2. 湖の真ん中の島では住民がいないのをいいことに生物兵器の研究が行われていた。
    • 湖面の縮小により菌が周囲に漏れ始めたことは言うまでもない。
  3. 湖底で石油が見つかったため、大アラル海復活は絶望的になり2020年には消滅するという。

[編集 | ソースを編集]

ロッコール島[編集 | ソースを編集]

  1. スコットランドの西の北大西洋にある孤島だが国際的には岩扱いされている。
    • 高さは21mあり沖ノ鳥島よりも明らかに大きいのだが…。
    • 排他的経済水域を設定しようとしていたイギリスと反対するアイルランドやデンマークなどがもめたため。
  2. グリーンピースが占拠して独立国家にされかけたことがある。

ディエゴガルシア島[編集 | ソースを編集]

  1. 本来イギリス領だがアメリカの軍事基地として使われアフガンやイラクへの侵攻に使われた。
    • 基地の建設にあたり5000人の島民が悪辣な手段で追い払われた。
      • 兵糧攻めやペット殺しまでされたという。
  2. 国際司法裁判所に「イギリスが支配を続けるのは不当である」という判決を出されたがイギリス当局は無視し続けている。
  3. かつて日本で国内の通話と偽ってこの地域の電話番号にかけさせ多額の国際電話料金をせしめるという手口があった。
    • 一部事業者では今でもオペレーターを通さないとここと通話できない。

グリーンランド[編集 | ソースを編集]

  1. デンマーク領の島なのに北米扱いされることがある。
  2. 入植希望者が多数現れることを願ってグリーンランド(緑の島)と名付けられたが、実際にはアイスランド以上に寒い島である。
    • ちなみにアイスランドは氷の島という名前の割には意外と温暖である。
  3. 独立運動があるが、アイスランドほど工業や金融が盛んでないため独立できていない。
  4. 平均寿命がデンマーク本土に比べてずっと短い。
    • 70歳代前半でありお世辞にも先進国レベルとは言い難い。
  5. デンマーク本土との経済格差が大きく、先進国と言えるかどうか怪しいレベルである。
    • インフラも貧弱…。
    • 本土に対してマウントがとれる点は天然資源が豊富なことくらいか。

グアム[編集 | ソースを編集]

  1. アメリカの準州であるだけあってオセアニアの小さな島の中では数少ない裕福な地域であるが、大きな病院が3つしか無く医療体制が貧弱である。
    • そのうち1つは海軍関係者専用であるため、一般の島民が使える大きな病院は実質2か所しか無い。
    • そして平均寿命が先進国にしては短いのは本土と同じ。

北マリアナ諸島[編集 | ソースを編集]

  1. こちらもアメリカの準州なので先進国並みと言えるレベルの島だが、かつて繊維産業が盛んだった面影は今はもう無い。
    • 最低賃金が本土より安く、しかも入国審査を緩くすることで出稼ぎ労働者を沢山受け入れた。
      • しかし移民の劣悪な待遇から世界から批判が殺到したため、北マリアナ政府から繊維産業の管理権限を剥奪し、本土の管理下に変わったため工場が次々と閉鎖されてしまった。
  2. グアム同様日本からの観光客が大きな収入源だったが、サイパン行きの飛行機が大幅に減便されたため観光業が大打撃を受けた。

その他[編集 | ソースを編集]

ボスポラス海峡[編集 | ソースを編集]

  1. あまりにも小さすぎて日本で発行されてる世界地図の縮尺では存在が確認できない。
    • ていうか実際に幅が1kmほどしかなく、川や運河にしか見えない。橋がかかって道路が渡ってるし。
      • 下手すると荒川や利根川より狭いんじゃ。
  2. アジアとヨーロッパの境界であるのだが、海峡の両側はどちらもトルコのイスタンブール。
  3. そのため世界地図では黒海が湖(または内界)に見え、バルカン半島とアナトリア半島は半島に見えない。

クラ地峡[編集 | ソースを編集]

  1. マレー半島の一番細い部分で古くから運河や横断鉄道の建設計画があるがまだ実現していない。
    • ここに運河ができれば極東とヨーロッパや中東との航路がさらに短縮できる。
    • 70年代には核爆弾で発破をかけて掘るという倫理的にまずい計画まで真剣に検討されてしまった。

アダムスブリッジ[編集 | ソースを編集]

  1. インドとスリランカの間の海峡にある中途半端な浅瀬。
    • 大型船の通行の妨げになっているが歩いて渡れるわけでもない。
  2. 『ラーマーヤナ』にも出てくる由緒正しい地形だが現在はイギリス名の方が広く使われている。
  3. 日本製の地図ではなぜかここを通ってインドからスリランカまで線路が続いているという事実に反する描写をされることがある。
    • 鉄道連絡船ならあるが線路はつながっていない。
    • 日本で例えると宮島口駅から宮島までのフェリー航路がJR線の記号で描かれているようなもの。

ビル・タウィール[編集 | ソースを編集]

  1. エジプトとスーダンの国境地帯にある両国から不要な場所扱いされた地域。
    • ここを支配するともっと広く人も住んでいるハラーイブ・トライアングルの領有権を放棄する羽目になるため。
  2. ここを領土とする国家の樹立を勝手に宣言した人もいるがもちろん実態などあるはずがない。

サルガッソ海[編集 | ソースを編集]

  1. アメリカ東海岸沖にある俗に言う「魔の海域」。
    • 風が弱く海藻まみれで特に帆船は進めなくなるという。
  2. ただしこの海域の特性が原因での遭難はほぼないとされている。
  3. 近所のバミューダトライアングルともよく混同される。

エボラ川[編集 | ソースを編集]

  1. コンゴ民主共和国(旧ザイール)に流れている小さな川。
  2. 1976年に流域で致死率の高い出血熱が流行したことから有名になってしまった。
    • ウイルスの名前はエボラウイルス。

関連項目[編集 | ソースを編集]