オラクル

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オラクルの噂

1. 世界的に有名なデータベース管理システム（DBMS）のベンダーである。
2. ソフトウェア会社としてはマイクロソフトに次いで世界第2位の企業にまで成長している。
3. 1977年にアメリカのカリフォルニア州で創業された。
   • 現在の本社はテキサス州に移転している。
4. 創業者、最高経営責任者（CEO）はラリー・エリソン氏。
   • ちなみにAppleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏の友人でもある。
5. 正式な社名はOracle Corporation（オラクルコーポレーション）である。
6. 元々Oracleは製品の名前だったのだが、1983年に社名もこちらに合わせて改称された。
7. 主力製品はデータベース管理ソフトウェア製品であるOracle Databaseである。
   • 世界のデータベース市場においてトップシェアを占めている。
8. 他にもデータベース開発ツール、ERP（企業資源計画）、CRM（顧客関係管理）、SCM（サプライチェーン・マネジメント）に関する製品も持っている。
9. クラウドコンピューティング分野にも力を入れている。
   • 特にSaaS分野では世界第5位の売上高である。
10. プログラミング言語の一つであるJavaは現在はオラクルが版権を持っている。
    • Javaを開発したサン・マイクロシステムズをオラクルが買収したため。
      • また、これによってソフトウェア開発だけで無く、ハードウェア事業にも進出するようになった。
11. 関係データベース管理システム（RDBMS）の一つ、Oracle Rdb（オラクル アールデービー）は元々はディジタル・イクイップメント・コーポレーション（DEC）という会社が版権を持っていた。
    • オラクルがDECを買収したため、DEC Rdbから改称された。
12. 認定資格としてオラクルマスターがある。
13. 成長戦略として企業買収を行っている。
    • 具体的にはERP製品のベンダーであったピープルソフト、CRM製品のベンダーであったシーベルシステムズなどである。
14. 2019年にサンフランシスコの野球場であるAT&Tパークの命名権を獲得した。
    • のちにオラクル・パークに改称された。
15. 日本法人は日本オラクルである。
    • 社員を癒し激励するために社員犬を雇用しているらしい。
    • 昔の社長が小室哲哉とズブズブだったらしく、小室と華原朋美が出ているCMを放映したり、小室ファミリーのイベントを主催したりもしていた。
      • そのCMソングは華原朋美のデビュー曲で、これのタイアップのおかげで日本オラクルが何の会社か知らなくとも社名だけは知っていた人も少なからずいた。
16. オラクル・チームUSAというセーリング（帆走）チームも運営している。
17. 某占いカードと勘違いしている人も多いのでは？
18. 紆余曲折を経てMySQLの開発元になった。
19. 発音が悪いと「小田急」と聞こえることがある。
20. 決して「自分が来る」という意味ではない。

ORACLE MASTER

1. オラクルマスターと呼ばれる、データベースエンジニアのための資格。世界的に有名なベンダー企業であるオラクル社の認定資格である。
   • データベースエンジニアだけで無く、アプリケーションエンジニアやサーバエンジニアにも人気がある資格だ。
2. ブロンズ（銅）、シルバー（銀）、ゴールド（金）、プラチナ（白金）の4つの階級がある。最も難易度が低いのはブロンズで、逆に最難関はプラチナである。
3. 情報処理技術者試験と違って飛び級が認められないため、必ず一番下のブロンズから順番に受験していく必要がある。
4. データベーススペシャリスト試験とは出題傾向が異なるため、データベーススペシャリスト試験の合格者でもオラクル特有の対策をする必要がある。
   • 勿論、オラクル特有のSQLも存在する。
5. ゴールドまでは多肢選択式だが、最上級のプラチナは実技課題も存在する。
   • この実技課題はデータベーススペシャリスト試験より難しいともっぱらの噂だ。
6. 情報処理技術者試験に比べても陳腐化が早く、製品のバージョンが新しくなると昔に取った古い資格は（履歴書に書けること以外では）「ほぼ価値がない」と言われてしまうのが弱点だ。
7. この資格に限らず、ベンダー資格全般に言えることだが、受験料が非常に高額であり、自腹で受験するのはかなりキツい。そのため、多くの人は会社で負担してもらっている。
   • シスコシステムズの認定資格にも同じことが言える。
8. ゴールドおよびプラチナでは試験の合格だけで無く、研修の受講も資格認定のための必須条件になっている。
9. 所謂ベンダー資格の中では参考書が数多く出回っており、一般的な書店でも入手しやすい。
10. データベースエンジニアとして一人前と認められるためには最低でもシルバー以上が必要である。
    • シルバー以上であれば、基本情報技術者よりも高い評価を得られるだろう。
    • ブロンズでも別に履歴書に書けなくは無いが、あくまで新人、データベース初心者レベルである。

関連項目

• IT
• 資格試験
• パソコン検定
• 情報処理技術者試験
  • 基本情報技術者試験

外部リンク

• 日本オラクル